中頓別町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月16日
教育委員会職員の退職について
2014年12月16日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「教育委員会職員の退職について」質問し、教育長 柴田弘、町長 野邑智雄が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 教育長 柴田弘、町長 野邑智雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 宮崎泰宗
受け付け番号2番、議席番号1番、宮崎です。それでは、1問目、教育委員会職員の退職について伺います。教育委員会では10月末をもって1人の職員が退職されましたが、その原因は何ですか。また、社会教育主事資格を有する職員を1名募集しておられましたが、決定されたのでしょうか。
答弁 教育長 柴田弘(教育長は2015年6月まで)
教育委員会職員の退職について私からご答弁させていただきます。9月1日に本人から退職願が出されました。理由を聞きましたが、以前から退職を考えていたとのことでもあり、決意がかたいことから、退職を承認したものであります。また、社会教育主事資格を有する職員募集については、1名の応募がありましたので、近日中に面接試験を実施し、採用するか否かの結果を出すこととしています。それで、先週の11日に面接試験を行いました。採用内定をしたところであります。
質問 1番 宮崎泰宗
それでは、まず職員の退職についてですが、今のご答弁からすると具体的な理由は語らなかったということになると思います。実は、退職されたご本人が町を出ていかれた11月1日、町を出る前にお話をさせていただきたいということで前の日に私の会社のほうに寄って伝言を残していかれまして、私はそのときいなかったのですけれども、翌日お会いをしました。聞き漏らし、書き漏らしがないように録音もさせていただきまして、その証拠と証言をもとに再質問させていただきたいと思います。まず、ご本人が退職に至った本当の理由、これは結論から言うと、いわゆる大人のいじめ、職場でのパワーハラスメントによって自分はやめたのだと。退職するときは常に一身上の都合だと思うのですけれども、それは建前であって、それぞれに理由があるわけです。これがきのうきょう入った試用期間の職員ならまだわかるのですが、たくさんの税金を費やして育ててきた、勤めてきた職員ですよね。理由は何としてでも聞き出すのが当然で、それでなければ承認できないと思うのですが、本当に私が聞いたようなことというのは何も言わなかったのか、これが1点。以前から退職を考えていたという、ちょっと理由になるのかなという理由が1つお答えいただいているのですけれども、私もその話を聞いたことがあって、次の仕事が決まっているのだろうと、年齢を考えても当然であって、そうでなければ困るだろうなと思ったのですけれども、ご本人いわく、そんなうわさが出ることを不思議に思うと、精神的に参ってとりあえずやめるだけで、これからのことは何も決まっていないし、探す時間を与えてほしいという話もしたけれども、認められず、図書室勤務を命じられ、最後の1週間はまた役場に戻されるということだったと。次の仕事も決まっていないのに、これまでの経験や年齢を考えても以前から考えていたとは思えないですし、実際そうではなかったということなのですけれども、本当にそれだけは答えたということなのか、次の仕事が決まっていて、以前から退職を考えていたと。もしそうであれば、やめた本人からすればうそをつかなければならないほど追い込まれた状態だったということになりませんかということ、退職についてこの2点。それと、先ほど追加でお答えをいただきました職員募集について、当初1名応募ということでしたけれども、その後変わりなく、1名のまま試験をされて内定ということになったのか、この点についても伺います。
答弁 教育長 柴田弘(教育長は2015年6月まで)
私が9月1日に本人から退職願が出されたときのお話を申し上げますと、本人はあくまでも一身上の都合を通しておりましたし、本当に深く申し上げることができませんと、前々から考えていたことで、ここにきて急に考えたということではないということははっきりと言われておりました。具体的にもう少し、差し支えなければ話を聞きたいのだけれどもと言ったときに、恩師と相談して判断したと、やめることを判断したということは言っておられました。個人的なことも絡んできますので、そういった判断をされた以上、もとの状態に戻って勤めていくということにはならないのだろうなということで、その話のずっと続きの中ではいろんなこともまだ言っていましたけれども、個人的なこともあるので、今後の本人の考え方もあると思いますから、そこの部分は多くはこの場では申し上げられませんけれども、今言ったここにきて急に考えたのではないということははっきりと申していましたので、私もこれ以上引きとめても難しいのだろうなという判断をしたところであります。大人のいじめ、職場のハラスメントという話を本人が多分されたのではないかなと思いますけれども、職場のパワーハラスメントの関係なのですが、厚生労働省で出している職場のパワーハラスメントの概念の中では、同じ職場で働く者に対して職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に業務の適正な範囲を超えて精神的、肉体的苦痛を与える、または職場環境を悪化させる行為という概念がありまして、職場のパワーハラスメントとしてはあくまで業務の適正な範囲を超えるものが基本的には対象になりますということで、受けとめ方によっては不満に感じたり、指示や注意、指導があったとしても、これが業務の適正な範囲で行われている場合にはパワーハラスメントには当たりませんという注釈もついておりますが、そういった部分を含めて業務の適正な範囲を超えた指導等が中で行われていたという判断は私もしておりませんし、本人の受けとめ方や周りの受けとめ方もあると思いますので、そこの部分については私もそういった部分は業務の適正な範囲を超えていないのだろうなという、5月の23日に就任してから退職願が出されました9月1日までの状況での判断であります。それから、社会教育主事が2名体制になっているのですけれども、どうしても勤務の都合上、今現在1名ということになっておりましたので、そういう面を含めて本人にはやめるまでの間満足のいく形での対応がとれていない部分もはっきり申し上げてございました。先ほど言いましたように、図書室勤務に行ったり、役場に戻されたりとかという、これはどうしても業務を最終的に処理していただくこともありますから、そういう面では本人が満足いくような形での取り扱い方ができない部分もあったことは、それは事実でございます。それから、職員の募集の関係ですけれども、1名が締め切り日、その日に来ておりまして、17日に締め切って、足りないというか、少ないものですから、そのときは電話での報告等がありまして応募に来たのですけれども、少ないものですから期限を30日まで延ばして再度募集をかけたのですけれども、その1名以外に来なかったものですから、最終的に試験に踏み切って進めてきたということです。
質問 1番 宮崎泰宗
まず、職員募集については最終的にも1名だったということで、わかりました。職員の退職については、再度伺いたいと思います。今教育長にたくさんお答えをいただきましたけれども、後半のほう、本人の思うような勤務はできなかったということだけれども、パワハラに当たるような業務内容ではなかったというふうに感じるというお答えだったと思います。ご本人も同じようなことをおっしゃっていたのですけれども、私に話したことというのは自分の主観であって、お互いに言い分はあるだろうと。私も第三者ですから、客観的にお話を聞かせていただいたつもりです。ただ、先ほどパワハラのガイドライン等の話もマニュアル等の話もされていましたけれども、今特にたくさんの職員を抱える職場ではメンタルヘルスというものの講習会に積極的に参加をしているようで、福祉関係の知り合いから講習の内容を聞くことができたのですけれども、確かにパワハラと一言で言っても判断は難しいだろうと私も思いました。ただ、今はパワハラを受けたとか、または受けていると感じる本人の主観がどちらかといえば優先される。そういう世の中になってきているということなのです。ただ、それもその事例によると思うのですけれども、何もないのに騒ぐ人がいるかもしれないし、どういうことがあったかということも重要だと思います。今回退職された方は、主に仕事ができないという理由から、膨大な仕事量が与えられ、慢性的な残業を余儀なくされてきたと、それで同僚と口論では済まないようなトラブルになったりしたということがあったようなのですけれども、その点ご存じだったかどうか、また彼がそういう状態であったという認識はあったでしょうかということが1点。パワハラに当たるような業務内容ではなかったというお答えだったのですけれども、また仕事ができる、できないの判断というのは当然あるものだと思うのですけれども、人間ですから、それぞれ短所がありますし、ただ採用された以上はそこを責める権利は誰にもないと思います。気をつけるように注意するというのは必要だと思うのですけれども、短所なんて完全には直りませんし、人間ってそんなに簡単に変われないですよね。だから、大事なのは長所を生かすことであって、短所があるのと同じように、長所のない人間もいないと思います。なので、仕事ができないと思う人に仕事を蓄積させているのだとしたら、それは間違いではないですかということで、できることをまずやってもらえばいいと思うのです。彼は、話をほかから聞くところによると、一部の中高年の方々には人気があったようで、プライベートでも高齢者の方々と一緒にクラシックコンサートに行ったり、温泉などの観光地に連れていったり、それも私は社会教育への貢献になるのではないかなと思うのですけれども、つまり職員1人で全町民のために何かできるわけではないと思います。職員全員で全町民をカバーするのですから、町職員どなたも誰かにとって必要な存在であって、こういうことで休職者、退職者を出してしまうというのはもったいないことだと思いませんかということが2点目。あと、これは私が感じていたことなのですけれども、野球場、ふれあいスポーツ広場と今は言うのですか、そこでのサッカーゴールの設置というのがありまして、ことしでいうと組み立てから片づけまで、やっているのはサッカー協会の方と今回おやめになった方と私の3人だけなのですよ。ことし最後の片づけなんて、また3人です。近くで遊んでいた子供たちが見かねて手伝ってくれたぐらいなのです。これがどういうことなのかという、この3点。最後、4点目は、これは町長にお伺いしたほうがいいと思うのですが、彼が私と話をしたときは、精神的にも少し落ちついたということで、それでも納得のいかないことはいろいろあるけれども、今でも納得のいかないのは6月議会で私の一般質問に答弁された町長のお答えであったと。委員会内でのいじめ等の報告は受けていないというご答弁だったのですけれども、報告されたことをいじめと認識されるか、されないかは個人差があると思いますが、少なからず委員会内でのトラブルや自分が置かれていた状況というのは知っていたはずだと。その点について町長はいかがか、いじめやパワハラと判断するか、しないかに町長のお考えがあるかと思います。ただ、そのような報告自体は受けておられたのか。また、今任期で見ても町長のこれまでの在任期間のお話を聞いても、定年前にやめられた方が多くないですか。また、その中でも、今回のような件に限らず、退職願を受理するかどうかというご判断が少なからずあったと思うのですけれども、その基準って何かあるのか。皆さん大切な人材ですから、おとめになるならどなたも分け隔てなく必死におとめになるべきではないでしょうか。また、退職者が多いということは、やはり職場環境に問題があるということではないでしょうか。公務員って一番やめたくない仕事だと思いますので、その点も伺います。
答弁 教育長 柴田弘(教育長は2015年6月まで)
1番目の業務内容なのですけれども、特に社会教育主事としての業務内容は皆さんご承知かとは思いますけれども、計画の立案、企画、それから実行という形で大きくそういったものにかかわって町民の指導をしていくということでありますけれども、そういった部分についてどのぐらいの範囲でやめられた職員が対応できたかというところは、私も全て全部を掌握しているわけでありませんが、今までいろんな方から少しずつ聞いているところをお話ししますと、余り広範囲な形で業務をこなすという部分は、若干ではありますけれども、失礼な言い方になるかもしれないのですが、2人でやる場合助けてもらっていることが多かったという話は聞いております。ですから、一番仕事の中で大事にしていることも、それぞれ業務を停滞させないために報告、連絡、相談は、これはみんなしっかりやっていきましょうという方針でやった場合、そういった報告とか連絡、相談がまるっきりなくて単独でやっていたようなこともある場合がありましたので、そういった部分ではそういった指導、あった場合はその都度指導するということをとっております。それから、やめるまでの間、宮崎議員さんのところに行って話した職員間同士、同僚同士のトラブル関係については、本人と実際に業務の中でうまく進まなかった部分がありまして、そういったトラブルは聞いております。その原因は何なのかというところも本人からちょっと聞きましたけれども、そこの部分は自分が十分そこの調査資料などの出し方を含めて足りなかったのも一つかなという捉え方もされておりましたが、そういったトラブルは一度私のほうには報告、やめた職員からの報告は受けております。それから、それぞれいろんな長所がありますので、宮崎さんが言いましたように、高齢者の方に対しては、私も見る範囲ではかなり高齢者の方は来て、親しくと言ったら変ですけれども、きちっとした形で受け答えしていた部分もあるのは私も承知していました。そういう長所もありますので、そういった部分は当然、高齢者ばかりではなくて子供から全部を対象としておりますので、そういった部分はもう少し、高齢者ばかりではなくていろんな方とのかかわりも深く持っていただきたいという気持ちもありました。こういった部分で11年間勤めていただいた職員が退職するというのは非常に残念なことですし、私もそう思います。先ほどから言いましたように、今回本人が急に考えたことではないというところをお話ししたのですけれども、職場に入ってからいろいろな資格等も取りながら、自分に合わないところ、多分この町でやっていく部分での合わないところとかをほかの方向に向けている部分もあったようには聞いていますし、最後の話し合いの中でもそういった資格を取るのだという気持ちもまだ持ちながら、進んでいきたいという気持ちも言っておられましたので、そういった部分では向上心を持って、今後も目標があればそういう目標に向かうべきだというお話を私もしたのですけれども、そういうことです。それから、ふれあいスポーツ広場の関係なのですけれども、私もサッカーゴールの組み立ての仕方だとかは把握していなかったので、どういうふうになっているのかと聞かれたのですが、承知していなかったものですから、あそこのふれあいスポーツ広場自体は振興公社に指定管理している施設なものですから、そういう部分で指定した業務とその関係について詳しく承知していませんので、そのような状況がどういうふうになっているかはまた後で調べて、ご報告させていただきます。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
最後の質問について私からお答えをいたしますけれども、6月定例会でお話ししたとおりでございまして、本人から私のほうに、いじめられたとか、また仕事の関係で私のほうに申し出があっただとか、そういうことは一切ありません。そういうことで、内容的には今回の退職の関係については今教育長が話したとおりだと認識をしております。たまたま、やめられることになって1回だけ私本人を呼んで、就職先は決まっているのかだとか、どこへ行くのだという話はしたことはありますけれども、それ以外の話をしたことはありませんので、私からこうだ、ああだということはちょっと申し上げられません。ただ、先ほど最後に、私が町長になってから職員の退職が多いのでないかと、こういう質問がありました。特に病気で退職をされるだとか、それから家族の介護で退職をされるだとか、また町としては勧奨制度を持っていましたから、それに基づいてやめさせてほしいと、こういう申し出については当然それなりの優遇措置があるわけですから、私は勧奨によってやめさせてもらいたいという希望者についてはそのとおり実施をしてまいりました。そういう関係もあって退職者が多かったのでないかなと思います。ただ、宮崎議員も思っているとおり、職員1人採用すると定年まで2億円を超えるだけの給与を払うわけです。そして、なおかつその間に研修等にかなりの期間出すわけであります。そういうことでは、投資をしてきた職員がやめられるということについては長くなればなるほど町に与える損失は大きくなると、こういうような認識も私は個人的に持っておりますから、できるだけやめる場合については退職願が来ても必ず1回は私のほうで慰留をして、2回目出てきたところについてはもうやむを得ないと、恐らく2回目やっても3回目また出てくるだろうと、そういう認識を持っていまして、先ほど申したとおりの理由に基づいて退職をされている職員が多かったと、こういうことであります。
質問 1番 宮崎泰宗
先ほどのお答えについてなのですけれども、教育長がトラブルと認識できるようなことは一度はあったということで、町長は変わらずそういう報告は受けていないと。前は、トラブルのようなことは何もなかったというような印象を私前に質問したときは受けたのですけれども、教育長のほうはあったということで、町長にそれは伝わっていないということにはちょっと問題があるのではないかなと思うのですけれども、現時点ではそういう認識であるなら、町はまだ救われているほうなのかなと思うのです。今のままだと今後どうなるかわからないですけれども、彼は話を聞いてほしいと言って私のところに来たのですけれども、遠慮しながら語っていた部分もあったと思います。話していないこともまだたくさんあるでしょうし、私も話していただいた内容の全てを今伺ったわけではありません。また、彼は、トラブルになった同僚のことを一つも悪くは言っていなかったです。同僚も残業続きで、同じようなストレスを少なからず抱えていたからだと。つまり今回のようなことがパワハラに当たるのではないかと少しでも認識されていないとしたら、私はそれが一番問題だと思うのです。だから、町長、教育長には早急に職場環境の改善をお考えいただきたいというふうに思います。また、そのためには、私はもちろん、議員の皆さん、議会としても協力は惜しまないと思いますので、ぜひご相談いただけたらなというふうに思い、1問目を終わらせていただきたいと思います。