中頓別町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月24日
有害鳥獣処理施設の運営について
2014年9月24日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「有害鳥獣処理施設の運営について」質問し、町長 野邑智雄、産業建設課参事 平中敏志、総務課長 和田行雄が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、産業建設課参事 平中敏志、総務課長 和田行雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 東海林繁幸
4番、東海林が質問いたします。私は3点について質問いたしますが、自分で質問通告しながら、何てぶっきらぼうな質問だったかなと思って今反省しておりますので、若干肉づけしながら質問いたしたいと思います。まず、1点目の有害鳥獣処理施設の運営について、運営体制はどうなるのかという質問ですが、これは前回6月定例会において私がどうするのだと言ったら、直営でやると、こういう話だったのです。それは決まったのだと、町で決めているのだと。私は、それはおかしいのではないかと、こういうことのために町も出資して第三セクターの振興公社をつくっている。新たな事業でこういったことをなぜ委託できないのかと言ったところ、言うなれば直営方式にするということについては相手がやらないと言ったから、やらないのだろうと思って直営にしたというような言い方をしていたので、ボタンのかけ違いではないのかと町長に聞いたら、町長もそんなようなことの答えだったのですけれども、担当者としてはそういう答えでなかったです。そういうことがあったから、まず運営体制はどうなるのですか、私は変わったことはその後一切聞いておりません。それから次に、もし運営体制が直営でないとすると、町のかかわり方はどうなっていくのですかというのが次の質問になります。いろいろこの運営を聞くと、ハンターの皆さんの意見も大分聞きましたけれども、介在する問題があるように聞いております。そこで、町としても当然運営するに当たっての今から推察できる課題を検討していると思っておりますので、その辺をまずお聞きしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
東海林議員の有害鳥獣処理施設の運営について、平中産業建設課参事に答弁をいたさせます。
答弁 産業建設課参事 平中敏志(産業建設課参事は2016年3月まで)
私のほうからご答弁申し上げたいと思います。まず、①点の施設の管理運営体制につきましては、第2回定例会での議論及び常任委員会報告を踏まえ、町振興公社との業務委託について協議を進めてまいりました。9月1日に正式に町から振興公社へ業務委託に係る要請を行ったところ、9月5日に取締役会での協議の結果、有害鳥獣等処理施設の業務を受託する旨の回答を得たことから、町振興公社へ業務を委託することとして進めてまいりたいというふうに考えております。2点目ですが、施設の管理運営業務を委託した場合においても施設の運営が軌道に乗るまでは捕獲個体の回収対応や菌床等の管理状況の確認など、委託先と連携を密にして施設運営に当たっていく必要があると考えております。また、捕獲者と委託者間の連絡調整などについても、町としてかかわっていかなければならない点であると考えております。3点目ですが、現時点で課題と考えられるものは、施設の業務を行う作業員の確保や捕獲が集中した際の処理対応と連絡調整等が挙げられると思われますが、実際に施設を稼働した後にはその都度問題点を確認し、速やかな対応が図れるよう、関係者と十分に協議しながら進めてまいりたいと考えております。
質問 4番 東海林繁幸
まず、1点目なのですが、私も希望していた振興公社への業務委託がかなったということで、その辺の努力は私はよしとして承りました。ただ、この問題は6月18日、19日の定例会でのやりとりから始まっているわけです。それから3カ月たっていますよね、それでやっと9月に正式に申し入れて、5日に返答が来た。この3カ月の間の期間は何だったのですか。こんなことはもう少し早くきちっと処理をして、その結果を、少なくとも私は質問しているわけだし、その検討経過、結果を議員の皆さんにお知らせする。これは、重大な政策の変更ですよね。9月1日に正式に言って、5日に回答を得た、この辺がちょっとわからないのです。この辺の理由をまず知らせていただきたいことと、経過報告、それから議員が一般質問して課題が出てきたときに3カ月もほっておいたという、その理由は何だったのでしょう。それをちょっと聞きたいと思います。それと、これは私も2年くらい前に言ってありますけれども、議会からいろんな質問があって、説明者は検討する、検討すると言ってきた。私は、検討した結果をきちっと報告してくださいよと、こう言いました。町長は、そうしたいというふうに言っていました。でも、それも1回か2回で終わっています。その後継続して検討した結果の報告、検討した結果がこうなった、ああなった、だめだったというようなことは全然ありません。きょうの一般質問でも、例えば細谷議員の土曜授業のことについては教育長は検討すると言ったのです。だから、これは検討した結果をまた知らせなければならない。そういう宿命を背負ってしまっているわけ。また、宮崎議員の質問についても検討するというお話がありました。人口問題については、雇用確保の問題で関係機関と十分協議を行いというようなことで取り組みますと言っているのです。だから、そういうことを口先だけで言ったってしようがないことで、その結果どうなったのか、どういう取り組みをしたのか、そういうことをきちっと言ってもらわなければ困るわけです。ですから、私が伺いたいのは、6月18日、19日で問題にされたこの受託先を今まで、9月1日に初めて正式に申し入れたという、この実態はどうだったのかということをまず聞きたいと思います。続きまして、町としてのかかわり方ですが、いろんなかかわり方が出てくると思うのです。でも、第三セクターが引き受けてくれるということですから、担当課はそれなりのきちっとした、これはかかわりという言い方をしておりますけれども、やっぱり第三セクターに対する指導、助言だと思うのです。担当者にとっては、お願いします、お願いしますでお願いしてきたからという姿勢ではこれはだめなので、きちっとした行政指導、助言をすること、そういう覚悟を持ってやっていただきたいということをここで申し添えておきます。次に、まだ推測する課題はたくさんあるだろうと思うのです。私も心配なことはたくさんあります。ただ、ここで関係者と十分協議してという関係者ですが、この関係者というのはどういう方を指しているのか、その辺を伺いたいと思います。以上です。
答弁 産業建設課参事 平中敏志(産業建設課参事は2016年3月まで)
まず、振興公社に対する正式な要請につきまして9月になったということでありますが、それまでには振興公社のほうと3回ほど打ち合わせというか、協議をさせていただいております。それ以外に捕獲者との協議も2回ほど行っておりまして、その中で捕獲方法ですとか回収方法等を協議しながら、こういう方向性で振興公社に受けてもらえる可能性があるかどうかを含めて協議をずっと進めてきました。ある程度振興公社のほうで担えるかどうかを取締役会で協議したいという話がされたのが8月の末でしたので、その時点で9月1日に正式な文書で振興公社へ要請書を提出したということでの期間になっているということであります。2点目ですが、施設運営に対しての町とのかかわりですが、当然私たちも業務を委託したからといってそれで終わりという考えではありません。一緒になってこの施設をどう運営していくのか、軌道に乗せていくのかについては振興公社のほうを含めて一緒に協議しながら、時には指導しながら進めていきたいというふうに考えております。3点目でございますが、関係者と十分に協議しながらという点でありますが、これについては運営する会社と、それと捕獲者、猟友会も含めた捕獲者の方と十分に協議しながら、私たちも間に入り、一緒に考えながら問題点を解決していくように努力していきたいというふうに考えております。
再々質問 4番 東海林繁幸
再々質問いたしますが、簡単に申し上げます。まず、委託先との協議は、それは簡単にいかないことはわかります。それは日数もある程度見なければならないでしょう。しかし、それだって一月でしょう。7月中には結論を出さなければおかしいです。町長だっておかしいと言っていたのだから、ボタンのかけ違いでなかったのではないかという。そんなものを7月中ぐらいに解決しないで、結論を出さないで、そういうふうに政策の違いがあったのなら、議員たちに対してこういうことになりましたということの報告を早目にしなければだめではないですか。これだけは、今後のこともあるからきちっと言っておきます。町長、先ほど私言いましたけれども、検討します、検討しますの結果、今後どう対処してくれますか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
前にもこの話が出たような記憶を持っておりまして、そのときに検討結果を報告しますよと、こういうようなお話をさせていただきました。検討すると言った答弁につきましては、少なくとも検討した結果を質問者にお知らせをすると、こういうようなことをやってまいりたいと、このように思います。
再々質問 4番 東海林繁幸
町の公共施設マネジメントの取り組みの必要性ですが、これは町長としても十分考えていることだと思いますが、60年代を初め、70年代ぐらいに建てた公共施設がもはや40年経過しているわけです。当時の人口が今の約3倍、6,000人程度だったと思います。こういったいろんな規模の施設があるわけですが、現況の町有施設を今後とも維持できるのだろうかという疑問が1つあります。次に、これらをさらに古くなったから新しくするのか、また改修して残すのか、統合するのか、廃止するのかという、そういったことで十分にマネジメントを考えなければならない時期に各地方公共団体が立ち入っているわけですけれども、これらの検討の必要性を町はどう感じておりますか伺いたいと思います。さらには、道内では公共施設マネジメントの先進市としては釧路市や滝川市等が先行して行っております。これらについては、学校施設や公営住宅施設をも含めて非常にきめ細かにそれなりの大学の指導を受けながらつくっております。私もこの内容を見たときに、これは小さいとはいえ当町もやらなければならないのでないかなというふうな思いを持ったものですから、今後これらは検討すべき課題と私は思うのですが、町長はいかがかなと思いまして、質問させていただきました。よろしくお願いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
町の公共施設マネジメント取り組みの必要性の関係につきましては、公共施設の総合計画を策定しなければならない関係から、まずは総務課長に答弁をいたさせます。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
それでは、お答えをしたいと思います。まず、大変申しわけありませんが、1から3につきましてまだ具体化をされておりませんので、総合的にご答弁をさせていただきたいと思います。あと、東海林議員のご質問のタイトルであります公共施設マネジメントの言葉が抜けておりまして、それをつけ足していただきたいと思います。公共施設マネジメントを含む公共施設等の総合的かつ計画的な管理の推進につきましては、今年度に入りまして公共施設等総合計画を平成28年度末までに策定するよう全国の自治体が指導、要請されておりまして、今後関係各課で協議をいたしまして、人口減少時代に沿った既存施設の更新、統廃合、長寿命化対策などについて総合計画と整合性を図りながら策定をしてまいりたいというふうに思います。
再々質問 4番 東海林繁幸
言葉としては新しいものなのですけれども、各自治体における一番の困難な事象が今出ていると。ちょうどバブル期に建てたような施設が規模と人口と合わなくなってきたということと、ちょうどそういった建物が改修、取り壊しの時期に入ってきたという、そういったことがあるわけです。そういうことからすると、これは当町に当てはめても全く同じような状況がうかがえるものですから、これをどちらかというと議会も町長、理事者も施設はできれば新しいのを建てたかったとか、新しい施設をつくりたかったという思いで今まできたのですけれども、これからの社会情勢を見ると、これらの施設をどう効率的に使う方法を見出すのかということになると、例えば壊すとか、統合するとかという大胆なことまで立ち入らなければ、これは子孫に債務を残すことになるのと同じであるわけです。大学の研究なんかでも言っておりますのは、今はつくった当時の3倍の管理費がかかっているそうです。そういうことになりますと、これからかかる経費を考えるとまだまだ大変な時期に入るわけですから、真剣に施設管理を考える時期が到来したなと私は考えております。そこで、1から3まではまだ具体化されておりませんでは私は納得できない。具体化はしていなくても、どうするのかということだけは押さえておいていただきたいなと思うのです。それで、これから総合計画とのマッチも考えなければならないのですが、1つここで言っておきますのは、公共施設マネジメントの計画自体がスパンが30年とか40年スパンで考えているのです。5年とか10年ではないのです。そうでないととてもではないけれども、更新も何もできないという、それと年度がかたまってしまうということがあって、非常に無理があるということで、そういった長期のスパンで物事を考えなければならないだろうというのが通説であります。そこで、そういったことも含めて、学校だとか公営住宅については部門別にそういったマネジメントが計画されておりますが、一般の公の施設、それから職員住宅、教職員住宅も含めて今後の計画を何とか具体化させるようにしていただきたいと思うのですが、その前提となる施設台帳、全ての公共施設の台帳は内容的に完備しているのでしょうか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
横断的にそれぞれの課の考えをまとめていかなければならないことだと、このように思いまして、まずは公共施設等の管理、これをどうするのか、一番よく言われるのは長期的視野に立った老朽化対策の推進をしないとならないだろう、また適切な維持管理、修繕の実施をしないとならないだろう、またトータルコストの縮減だとか平準化を図る、そして計画の不断の見直しをやらなければならないと。今この施設の台帳をつくるためには、町の管理をやっている建設グループ、これが町の施設台帳を管理、整備をする担当課でありますから、まず総務課長にはそこと十分協議をした中で町の公共施設をどうするのかということの計画をつくり上げていかないとならないだろうと。それとあわせて、それぞれ所管をする担当課とも協議をしないとならないだろうと、そういうことで、今お話ししたような視点に立って、町の公共施設をどうして維持管理をしていくのかと、こういうようなことを進めていかないとならないだろうと。特にこれから老朽化対策等々については、国土強靱化法がことし国の法律として整備されましたので、今後優先的に国土強靱化に該当するものから手をつけることができるだろうと、予算措置されるだろうと、このように認識していますから、そういう面も含めてぜひ早い時期に町の公共施設等の管理計画をつくって、整備、または改修、修繕、取り壊し等を進めていきたいと、このように認識をしておりますから、もう少し時間をいただければなと、このように思います。
再々質問 4番 東海林繁幸
町長にそう言っていただくと非常に言ったかいがあったなと思うのですが、この問題を取り上げているところは、はっきり言うと全国的に少ないのです。全道的にも少ないのです。でも、振り返ってみたらみんな該当するというまちばかりになってしまっている。そういった特殊性もありますが、一番研究開発しているのは北大の公共政策大学院です。ここで私もちょっと学習させていただきましたし、資料もいただいたりしておりますので、どうか機会があったら北大の公共政策大学院との協議も含めて指導いただくようにしたほうがよいかなと思っております。以上で終わります。次、3点目、これは町長の任期最後の年で、町の将来をどう思うかという言い方をしておりましたけれども、これは町長はまだ去就をはっきり申し上げておりません。おりませんが、町の人は町長さん、どうなるのかなと、まだ何も言わないけれども、どうなるのかと心配していますよということを言いたかったのです。町長は、やめる時期ぐらい私に適当に考えさせてくれよと、一番いい時期にやめるかやめないか言うという思いでしょうけれども、町の人はもうそろそろ、町長はまだ頑張ってやってくれるのか、体調が悪くてどうしようもないというのか、非常に興味を持っているということを言いたかっただけの話ですので、ひとつよろしくお願いいたします。次に、町長は任期はもう7カ月しかないわけですけれども、そのことは全くの現実ですからいいのですが、町長が仮にやらないとしても、やるとしても、理事者としての責任、この町に対する責任をどのような内容のことを次の人に託すのかな、自分に託すのかな。町長の今までの考え方からすると大体聞いてはいるつもりでありましたけれども、町長はこの町にとってこの後の任期は何が一番視点になるのかという考えがあれば、お聞かせいただきたいなと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
町長任期最後の年で町の将来をどう思うかという質問につきまして私からお答えをいたします。私は、自身の体調や4期16年間の町政運営を振り返り、総合的に考えながら、自分の進退を判断しております。私個人的には方針は決めておりますけれども、最終的には大変お世話になった後援会と協議をして、本年度中、12月までには公式に発表したい、このように考えているところであります。また、理事者として、今後終わるとしたら何を次の人に託しますかということでありますけれども、私も第7期の総合計画を町民の方々に策定をしてもらって、まだまだ第7期の総合計画前期分の最重点事項や重点課題の実現に至っておりませんので、新しい人がなったとしたら、第7期総合計画の最重点事項、または重点課題の実現に努力をしていただきたいと、このように考えているところであります。
再々質問 4番 東海林繁幸
2点目だけちょっとつけ加えて質問させていただきます。町長は、すんなりと基本的には第7期総合計画の最重点事項を尊重して重点課題としてやっていきたいと、これは誰がやってもそうだろうということになるでしょう。それはそれでいいのですけれども、私は従来から言っているようにこの町の雇用の問題、それから将来の人口問題を考えたときに、確かに第7期の重点事項は大事なことがたくさん書いてありますけれども、具体的に言うとこの町は長寿園と厚生園がなかったらやっていけないですよね。あれがあるから病院もあるし、床屋もあるでしょう、燃料屋もあるのではないですか。そういう意味でいうと、私が従来から言っているようにこの町が福祉関連施設でもっているとすると、雇用の場としても非常に大きな存在意義がある福祉施設ですから、私はできれば長寿園なり厚生園のような福祉施設の拡充、拡大をしていく施策を本当に重点として考えるべきではないかということを再三申し上げておりますけれども、この件について最後に一言、町長の考え方をお聞かせいただいて終わりにしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
先ほど人口問題でもお話ししましたけれども、南宗谷福祉会で職員の採用をする場合にできるだけ今は有資格者の確保というのが大切だと思っております。1番は介護福祉士の雇用を推進したいという考え方を持っていますけれども、なかなかこの地域まで来てくれる職員、有資格者がいないと、来てもすぐ数年で退職をして都市のほうに行かれると、こういうような話も聞いておりますから、そういう問題を解決できるような方策、先ほど申し上げましたけれども、資格を取りたいという人に支援をするだとか、または看護師と同じように資格を持った人が来てくれる場合についてある程度の今までかかった経費を助成するだとか、そういうような対策をぜひ制度をつくり上げて応援をしていきたいと、こういうことでご理解をいただければなと思います。
再々質問 4番 東海林繁幸
終わります。