中頓別町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月24日
特別職報酬見直しの時期で
2014年9月24日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「特別職報酬見直しの時期で」について質問し、町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄が答弁しました。
- 質問者
- 星川三喜男 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 星川三喜男
受け付け番号5番、議席番号5番、星川です。それでは、まず第1点目の質問事項に入ります。特別職報酬見直しの時期ではということでございます。町長、教育長を初め、各種行政委員会委員の報酬は管内一低いのではないか。人口も減少し、特別職や各種委員のなり手がなかなかいない状況になりつつあると私は考えています。これまでの町長の行政努力により財政状況も好転してきたので、来年度に向けて特別職の報酬を初め各種委員報酬の引き上げを実現できないか、町長にお伺いいたします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
星川議員の特別職報酬見直しの時期について私からお答えをいたします。当町の特別職等の報酬額は、管内的にも今星川議員が指摘されたように最低の基準にあるとの認識を持っておりますが、私の町長としての任期も残すところ7カ月になりました。今の時点で特別職報酬審議会等を開催して、来年度に向けての特別職等の報酬改定を諮問することは考えておりません。
再質問 5番 星川三喜男
それでは、再質問させてもらいます。ただいまの町長の答弁を聞きますと、これは私の捉え方が悪いのかどうか、ちょっとあれなのですけれども、町長は来年度の町長選に出馬しないのでないかなというような捉え方も今この答弁を見てとれました。まずは、そのような答弁をした中で、新しい町長にお任せしたいととれるわけですが、これはいかがでしょうか。仮にそうだとしたら、新しい特別職、要するに町長がみずから自分の報酬を上げろと報酬審議会に諮問できますでしょうか。先ほど町長も言ったように、町長が平成11年度についてから私は調べてきたのですけれども、平成8年度、要するに町長が11年に席についたときには78万円、それから平成14年から4回に分けて今日まで下げてきております。平成14年度には75万円、それから平成18年4月1日から70万円、そして平成20年4月から56万円、そして21年、54万5,000円ということで今日まできております。それにあわせて教育長も同時に下げておられます。これは、現町長は4回にわたって大幅に下げていられます。平成8年度から比べて23万5,000円と、そして管内一低い、そして私も全道の資料を見比べましたら、宗谷管内はもちろん、上川、留萌でも最下位です。そして、全道の中で下から3番目です。報酬を上げればいいというものではないのかもしれませんけれども、それなりの報酬をいただき、それなりに一生懸命やってもらうというのがトップだと私は思いますので、時期が時期ですので、今の現町長のもとで報酬審議会にかけてもらい、審議してもらうのが筋ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
私が町長になって約15年と半年であります。そのうち4回ぐらい下げている、それも事実であります。また、星川議員が今回上げたらいいのではないかというお話もされていましたけれども、平成20年度だと思いましたけれども、町長の給料を下げたほうがいいのでないかと、こういう質問もされました。そのとき私は議員が下げれば私も下げますと、こういう答弁をいたしまして、議員が下がったので、私も下げたと、こういうのもあるわけです。それぞれ特別職等々の給与というのは、そのまちまちの財政状況も大きく影響するわけです。それで、今私の考えている範囲では、昨年が交付税約1億2,000万円近く減りました。ことしも普通交付税だけで約2億6,000万円近く、特別交付税も減るだろうと思います。25年、26年の2年で約4億円の交付税が減ると。そして、来年度の27年度の国の概算要求に総務省が交付税を要求しているのは5%減であります。そういうことを勘案したときに、今特別職等々の報酬を上げて、次になった人が、私がなるかもしれませんけれども、なった人が財政運営に支障を来すようなことになる心配もあるわけです。私個人はです。そういうことを勘案して、もう私は残り7カ月しかないのに報酬を上げてしまって、来年の地方統一選挙で誰が町長になるかわかりませんけれども、その人に万が一、私がなるかもしれませんし、違う人がなるかもしれませんけれども、迷惑かけるようなことは今の時点ではできない、こういう考え方を持っているということをまずご理解をいただければなと思います。ただ、私は、中頓別町の特別職または行政委員会の委員、議員も含めて、町が大変なときにそれぞれ減額をして努力をしてここまでこれたと、こういうのは大きく私も評価をしているのが実態であります。そういう意味では、特別職も議員も、そして行政委員ももう少し報酬を上げて、それなりに頑張って町のために働くと、これが基本でなかろうかなという考えを持っているということでご理解をいただければなと、このように思います。
再質問 5番 星川三喜男
町長の答弁は全くそのとおりだと、さすが町長だなと思いますけれども、確かに今年度も財源が2億5,000万円減らされております。その中で、来年度は現町長が出馬するのか、新しい町長が出るのかはわかりませんけれども、その苦しい中ででもやはりやっていかなければならないという特別職が生まれるのです。そこで、幾ら上げろとか幾ら下げろという話ではないのですけれども、万が一報酬審議会に諮問して、もうちょっと上げてやろうことになれば、それはそれで私はいいと思います。そして、5月ですか、新町長、今の現職が出ればあれですけれども、新町長になった場合その新町長が、報酬審議会で前回の町長よりか上がったから、それをもらえるわとは思わないと私は思います。今までどおりの報酬で私もやっていきますと多分言うと思います。そういう町長が出てもらいたいと私は望んでおりますので、そうであれば、もう一度報酬審議会に諮問して今の野邑町長が答申してもらうのが私は最後の筋だと思いますけれども、再度お願いしたいと思いますが、どうでしょうか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
来年の選挙は誰が出るか、はっきり言ってわかりません。そういうことは別にして、中頓別町の特別職も含めて議会も行政委員会の委員も管内的、全道的に安い報酬でそれぞれが努力をしていると、こういうことであります。私も報酬額にこだわっているわけではありませんけれども、今上げて、来年の5月に就任する人に何で上げられたのかなと、こういう気持ちを与えることはやぶさかでありませんけれども、またやっぱり上げないでもらったほうがいいという人もいるかもしれませんし、それはそれぞれの考え方であります。私は、星川議員の質問に応えてあげたいという気持ちは持っていますけれども、それだけでは報酬審議会を開くというわけにもいかないので、もう少し私の気持ちも考えていただいて、今回は報酬審議会を開かないと、こういうことでご理解をいただければなと、このように思います。
再質問 5番 星川三喜男
わかりました。確かに前回町長の報酬を下げろと言った私たちが悪いのかなと今痛切に反省しておりますけれども、でもやはり今後財源の苦しい中でもトップとしてやっていかなければならないのです。それにむち打つような形、報酬で管内平均は多分65万円ちょっとだと思います。そこまで上げろとは言いませんけれども、それなりに見合った町長の給料を私は望んでやみません。そういったところで、再度町長が検討してもらえば幸いかと思いますけれども、それもないようですので、2点目について質問させてもらいます。防災対策についてでございます。先ほど町長の行政報告もありましたけれども、8月23日から24日にかけて大雨による土砂災害により、礼文町で死者2名が出るなど管内市町村でも甚大な被害が発生しました。本町でも農地等の冠水、床下浸水、町道の路肩の崩落があったと聞きました。この大雨の際、町としてどのように対処したのか、また対策本部を設置したのか、それと防災上の問題点はないのか、町長に伺いたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
防災対策について、初めに和田総務課長に答弁をいたさせます。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
それでは、ご答弁申し上げます。8月23日から24日にかけての大雨で、行政報告でもありましたが、住宅の床下浸水1戸を初め、広範な農地の冠水、町道2路線で路肩、のり面等の崩壊などが発生をしたところでございます。本町に大雨、土砂災害及び洪水警報が発令されたのは8月24日午後2時47分でしたけれども、これより先に注意報段階で消防支署、産業建設課職員が町内巡視を行いまして、頓別川の樋門を閉鎖するなどの対応をとっているところであります。警報発令直後に、地域防災計画に基づきまして、情報収集、連絡のため第1非常配備というのがありますが、これをとりまして、副本部長である教育長以下関係課職員が招集をされているところであります。また、床下浸水をした住宅に総務課の職員2名を派遣いたしまして、家財を2階へ上げる、移動させるなどの手助けをするとともに、その住人に自主避難の勧告を行っております。雨足が一層強まった午後6時に第2非常配備態勢をとりまして、全職員を各課長を通じて自宅待機をさせ、いつでも出動できるようにいたしましたけれども、稚内気象台と綿密に連絡をとった結果、これは稚内気象台が持っております各町村と結ぶホットラインというのがありますが、それを利用しまして綿密に連絡をとった結果、午後8時過ぎに雨が下火になるということで非常配備態勢を解除したところでございます。幸いにも災害対策本部を設置するまでには至りませんでしたけれども、防災上の問題点といたしましては、この日は日曜日で不在の職員も多く、また礼文町と同じように現地の見回りや支援に課長クラスがみずから出動していたということもございまして、ともすれば避難判断のおくれにつながるおそれもあったのかなというふうに考えているところでございます。
再質問 5番 星川三喜男
それでは、再質問させてもらいます。ここにも新聞記事がありますけれども、礼文町では災害時に町長が不在だったということも新聞にでかでかと出されて報道されておりました。それと、ただいまの答弁の中で、本町では副本部長、要するに教育長ですか、以下関係課職員も招集されたとありますが、これは本部長は町長ですよね、町長はいたのかどうか伺います。災害対策に立つトップとして、本町で同じような災害が発生した場合、町長としてイの一番にどのように行動するつもりか伺います。また、本町でも礼文町のような土砂災害警戒区域があるのか、ないのか、これも伺います。また、土日の災害、新聞にも出ておりますけれども、行政だけでは限界とも礼文町長も言っておられますし、答弁の中で町も職員の不在が多かったとあります。そうであれば、協力隊といいますか、私も役場と消防署あたりにも連絡をとりながら、現地をあちこち車で見回って歩いたわけなのですけれども、その中で消防団員、それとか地区地区の自治会を使うことができないのか、再度あわせて伺いたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
初めの質問で町長がいたのかどうなのかと、この質問については私からお答えをいたしまして、残りの質問については総務課長に答弁いたさせますけれども、私ははっきり申し上げて24日の日は不在でありました。25日の9時から、2週間前から旭川の病院に通っておりまして、予約が25日の9時ということで、24日に出ていきました。当時その2週間前にも旭川の病院に行って検査をして、体調が余りよくないということで検査をずっと、今も通っているわけでありますけれども、そういうことで不在であったと。ただ、中頓別町からバスで行ったときに、結構水が出ている、こういう認識を持ちながら向かいました。特に敏音知の藤山の近くの橋の桁の近く、バスから見たのですけれども、桁まであと50センチあるかないかぐらいの水の量になっていると、こういうようなこともバスの中から見て行きましたけれども、今お話ししたとおり25日の9時に予約をしていたものですから、不在だったということ。礼文の小野町長も大変メディア等にたたかれておりましたけれども、中頓別町でも大きな災害が起きた場合については同じような状況になったのかなと強く反省をしているところであります。今後万が一そういうような状況になれば、事前に病院等に連絡をとって予約を中止するなり延期するなりの対応をするべきでなかったかなと、こういう反省もしております。1点目については、そういうことでご理解をいただければなと思います。その後の質問につきましては、総務課長のほうで答弁をいたさせます。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
適切なお答えになるかどうかわかりませんが、今町長も触れましたけれども、当日につきましては確かに町長不在ではございましたが、注意報段階から綿密に町長とは連絡を携帯でやりとりをしておりまして、常に指示を仰ぐ形で防災体制は動いていたということだけつけ加えさせていただきます。それから、あと土砂災害警戒区域とおっしゃいましたか、さっき。(「はい」と呼ぶ者あり)
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
土砂災害警戒区域は、本町では今のところはございません。これは、土砂災害防止法に基づいて指定されるものですが、これは今のところはないのですが、危険箇所と呼ばれるところ、土石流の危険渓流、それから急傾斜地の崩壊危険箇所、それから地すべりの危険箇所と呼ばれるような土砂災害の危険箇所、これは町内で14カ所あるというふうに報告を受けております。そのうち13カ所については、これは人家がありません。ただ、1カ所だけ、議員のお住まいの小頓別市街地、ここに1カ所だけ急傾斜地、大体ご想像がつくかと思いますが、背後に崖を背負うようなところが1カ所あるということです。ただ、警戒区域の指定は受けていないということでありまして、ちなみに危険箇所につきましては、うちは14カ所でありますが、災害があった礼文町では239カ所あるということで、桁違いに島のほうは多いということでございます。そういうことでございまして、警戒区域はないのですが、危険箇所はありますので、今後は災害が発生しそうな場合は重点的に見回りをしたいというふうに考えております。それから、行政だけでは限界があるということでありますが、これにつきましても、当日もそうでありましたが、私どものほうから直接郡部の消防団員、この中には星川さんも入っていたと思いますが、直接電話を携帯に入れさせていただいて状況を伺いながら警戒に当たったというふうに記憶しております。それから、今般の防災訓練でも参加をいただきますが、自主防災組織、これは町内会単位でつくられるのもあれば、個々が集まってつくるのも含まれますけれども、そういったものを活用していって、少しでも多く行政の手助けに回るといいますか、自助、共助、公助の考え方、ここに位置づけられていくべきなのかなというふうに思っているところであります。以上でよかったですか。
再々質問 5番 星川三喜男
それでは、再々質問させてもらいます。町長が当日いなかったということです。確かに病院ということですけれども、町長の反省の中で、やはり行かないで何とか現地へとどまってということも聞かれました。そこで、災害時にトップがなすべきことということで、私ちょっと資料を見つけましたので、読みたいと思います。まず第1、住民の命を守るということが最優先です。避難勧告をちゅうちょしてはならないということです。それと、判断のおくれは命取りになる。何よりもまずトップとして判断を早くすることが防災に対しての第1番目の町民に対しての指導ということが言われております。今後10月2日でしたか、自治会、1町内、2町内を対象にした防災訓練を行うわけなのですけれども、1町内、2町内は昨年度も多分同時にやっていたと思いますけれども、できる限り防災訓練時にあわせて全町あわせてやるべきではないかと思いますけれども、その点を町長はどう考えているかお伺いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
町長として住民の命を守る、これは最優先事項であることは間違いない、このように思いますし、またこの判断を早くしないとならないということ、特に8月の初めにもちょっと大雨が降った経過がありますけれども、そのときも床下浸水に近くなるような家がありました。そのときも、できるだけ早く避難をするということも考えておいてくださいよということも連絡をとったような記憶を持っておりますから、そういう意味で避難勧告、自主避難は一秒でも早く対応していくということが住民の命を守ることにつながっていきますので、そういうことを心がけて本部長として今後やっていきたい、このように思います。また、10月2日の防災訓練については、おととしからスタートしていますけれども、あかねだけ、去年はあかねと1町内、ことしはあかねと1町内、2町内、自主防災組織の編成というか、形を整えているところを対象にことしはするということをまず初めに決めてありましたので、今星川議員が言うように、今後は少しずつ規模を大きくして、全町民が防災訓練に参加できるような体制、特にことしは平日でありますけれども、土曜日か日曜日に実施をしていくと、そういうようなことを視野に入れて考えていくことも大切でなかろうかなと思いますので、そういう意味も含めて今後規模を拡大していくと、こういうことでご理解をいただければなと思います。
再々質問 5番 星川三喜男
ありがとうございました。先ほどの答弁の中で災害場所が小頓別地区1カ所、床下浸水も私たちの消防の担当する地区でありましたので、今後10月に入って秋の演習がありますので、その中で私たち消防団員も組織化をもっと強化して、早急にそのときは立ち向かっていかなければならないのかなと今痛感したところでございます。それでは、私の質問を終わらせてもらいます。