みんなの議会

中頓別町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月15日

ピンネシリ温泉の経営について

2013年12月15日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「ピンネシリ温泉の経営について」質問し、町長 野邑智雄が答弁しました。

質問者
星川三喜男 議員
答弁者
町長 野邑智雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 星川三喜男

それでは、私より質問させてもらいたいと思います。5番、星川です。私は、今回ピンネシリ温泉の経営について1点質問させてもらいます。ピンネシリ温泉の今期のこれまでの経営状況と今後の見通しということでお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

星川議員のピンネシリ温泉の経営について、町長として私からお答えをいたします。10月末現在の純売上高が2,436万3,000円で、仕入れ高、売店だとか飲料だとか自販機等々を含んでおりますけれども、そういう面を除いた売り上げ純利益は2,037万4,000円となっております。また、一般管理費は2,078万9,000円であり、今期の経常利益、損益になりますけれども、41万3,000円のマイナスということに現在なっております。今後の見通しについては、燃料費の高騰や最低賃金の引き上げによる人件費の高騰などが見込まれることから、昨年同様大変厳しい状況になるのではないかと、このように考えているところであります。

再質問 5番 星川三喜男

それでは、再質問させてもらいます。私がこの質問をした後、広報12月号の地域づくり懇談会の町長がおじゃましますの中でも取り上げられております。その中をちょっと読ませてもらいますけれども、私の聞いていることと全くあれで、ピンネシリ温泉の経営の赤字ということで、これは町長が答えられているのだろうと思いますけれども、前年度売り上げ総額は4,000万円程度、赤字分は町費ではなく株主資本金1,000万円から442万円を補填、指定管理料は870万円、商売は水もので、宿泊、入館者が減れば赤字になるということも答えられて、一番の原因は先ほど町長が答弁されました最低賃金改定による人件費、それと燃料費ということ。また、あと過去5年間の指定管理料を調査し、見直しを検討したいということで、これは町長が答弁しておられると思います。ということで広報紙に書かれておりました。そこで、私から再質問させてもらいます。この答弁もそうですし、町長がおじゃましますの懇談会の中で書かれておりますように、夏期間の10月末で経常利益がマイナスで、これは経営的には全く成り立っていないということです。今まで町が一方的に市街地の銭湯に、前回も臨時議会で議論されましたとおり、銭湯には補助金を出し、その中で温泉の客が減ればお互いに競争すればいいということを町長もしくは担当課長もおっしゃっておりました。その結果指定管理料の増額になるのであれば、過当競争を町みずからつくり上げて、その赤字補填に税金を投入していることになるのではないかと思います。それは、私にすればちょっとおかしくないのかなと感じております。自己資本金が減少し、私も株主でありますので、株の価値観も下がっているところでございます。運営方法が今までのままでよいのか、今後どのようなことを考えているかお伺いしたいことと、また東海林さんの質問の答弁書の中に、おいしい料理の提供、職員の意識改革はもちろん大切であると書かれております。それはごく当たり前のことであり、これからいかに集客、収益を上げるかの具体策を検討すべきでないのか、これも町長といいますか、社長に聞きたいと思います。また、新支配人のことについてお伺いします。いつ前支配人がやめて、いつ今の支配人がつかれているのか、私たち町議は町長からの報告も今回は一切されておりません。以前は報告もあり、書面で通知が来ていたのですけれども、今回はなぜその点が抜けているのかも聞きたい。また、支配人がやめた時点で公募しないで、なぜ今の支配人を職につけたのかについてお伺いしたいと思います。また、私は新支配人とちょっとお話しする機会がありまして、支配人との話の中で、持っているお店、その経営はどうするのですかと聞きましたら、話し合いの中で継続していってもいいということを言いました。支配人が温泉の業務をしながら自分の持っているお店も経営すると、そんな二足のわらじを履いて今の赤字経営の温泉が成り立つのか、そして新支配人として抜てきした意図がどこにあったのか、それも町長にお聞きしたいと思います。それを認めているのかどうかも聞かせてもらいたいと思います。それと、ここにきて職員、従業員5名が今の支配人に辞表を出したと、これは私は2人の従業員に直接会って聞きました。これは社長である町長はご存じなのか、そしてご存じであれば、どのように今後対処していくかをお伺いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

まず初めにお断りしておきますけれども、私は社長としてこの席でお答えをするということはありません。これだけは初めに申しておきます。まず、経営の関係でありますけれども、大変厳しい状況であるということは間違いない。私も報告を受けておりますから。これは、今までの経営状況の中で一番多かったのは宿泊者、これが平成23年度と24年度だけでも900名以上減っている。当然入館者、風呂に入るだけの人も2,000名強減っております。23年、24年の比較です。25年度の報告を受けている中では、10月まで7カ月の間で宿泊数は100名ちょっと減っています。入館者、風呂に入るだけの人も150名ぐらい減っていると、こういう報告を受けております。そういう中で、平成24年度と比較をすると25年度はまだ健闘しているのかなと、こう思います。そういう意味では、私もお風呂が好きですから、月に数回は必ず行っておりますけれども、工事が少ないだとか、または観光客もだんだん少なくなってきている状況の中で、25年度はまあまあの経営状況になっているのかなと、このように思います。そういう中で、これからは宿泊の数もより少なくなる時期であります。3月までの間にいかにそこを埋めていくのか、こういうことでは経費の削減を図っていくほうが経営的にはいいのかなと思っていますけれども、しかしながら何とか単年度収支が赤字にならないように頑張っていかざるを得ないのかなと思います。ただ、委託料も870万円ということでやっておりますけれども、平成21年度に100万円、余剰金として抑えております。これは、経営がよかったということで、全部委託料を出してしまうと法人の所得割がかかってしまうということで、900万円の指定管理料を800万円に抑えていると。ことしは、その100万円を上積みすることは、これはもうやむを得ないなと考えておりますし、また先ほど申し上げましたとおり燃料の高騰、そうして最賃の引き上げ、これが3年間ずっと続いておりますから、こういう面での経費について私ども簡単に、概略でありますけれども、計算すると300万円前後が黙っていても燃料の高騰と最賃の引き上げ等によって負担増になる。こういうことを総合的に勘案していきたいなと、このように考えていますけれども、あくまで予算を計上して議決をいただかなければ私どもも指定管理料の上積みをすることができませんので、ぜひそのときは協力をお願いしたいなと、このように思います。また、支配人の関係でありますけれども、もとの支配人は9月の役員会で唐突にやめたいと、こう出てきたのです。そして、そのときに私は温泉の社長として出ていましたから、定款だとか、それから就業規則だとか、そういうものに合わせると2カ月前に退職の願い出が必要だよと、こういうような話もいたしました。しかしながら、何とか10月いっぱいでやめさせてほしいし、できるのであればその前にやめさせてほしいという話が役員会で出てきて、私どもも急遽支配人の確保をしなければならないだろうと、こういうような考え方をそのときの役員会で決定したと、こういうことであります。ただ、公募の関係でありますけれども、私が社長になってから、十倉支配人、またその後の黒崎支配人等々について公募したという記憶はございません。私が社長で、個人的に社長として当たって、お願いをして支配人をやっていただいてきた経過というものがあります。これが公募するのがいいのか悪いのかということとは別に、そういう形をとってやってきたことであります。行政としては、職員の募集等については支配人等にも公募して募集をしてくださいというお願いをしておりますけれども、そういうことで急遽町民の方々に当たって確保するのが一番いいだろうと、町外から来てもらうとまたいろんな弊害も出てくるだろうと、こういうようなことで今の支配人にお願いをして、引き受けてもらったと、こういうことであります。最後に、ハルの関係でありますけれども、支配人と話したときにハルの経営について、私はどうしてもやるのであればやってもやむを得ないですよと、こういうお話をしました。それは、本人が休暇をとったり、または休日のときにやってもらうと、そういうお話をいたしました。これは、この間の役員会でも、もうハルはやめたらいいのでないですかと言ったら、娘がやりたいと、そういう話もしていました。支配人には、何とか努力をしていただいて経営の改善に努めていただきたいと、こういうお話もさせていただきました。最後に、従業員の退職の関係であります。退職につきましては、担当課長のほうから私も話を聞いております。5人やめると、そしてそのうち何人かに私も個人的に社長としてお話を聞きました。大半のやめる人については、鈴木支配人のときからいろんなことがあって、やめるという考え方を持っていたと、たまたま支配人がかわったこの時点で退職願を出したのだと、こういうお話であります。やめられる人の話が正しいと言ったら語弊がありますけれども、法的にいけばおかしなことを支配人がしていたというようなことも含めて話を聞いておりますから、具体的なことについてはちょっとお話しできませんけれども、今月中に公募して職員の確保を図っていきながら、何とかピンネシリ温泉の運営をしていきたいと、こういう考え方を持っていると、そういうことでご理解をいただければなと思います。

再々質問 5番 星川三喜男

それでは、再々質問させてもらいます。私も辞表を出した職員さんにもお話を聞いて、中身的には余り人には言いたくありません。その中で、12月末をもって5名が全員退職するということですので、1月からの経営が本当に成り立つのか、また今町長は公募して従業員を募ると言っておりましたが、今までの人数と見合った方々が公募で出てくるかどうか、これは定かではないのですけれども、経営としてちょうど過渡期に当たっているのではないかなと私は思っておりますので、この3月、4月あたりに町長には今後の運営方法、要するに温泉としての継続をもっと考えてもらいたいと私は思っておりますし、もし皆さんといろんな案をつくるのであれば、皆さんと協議しながら温泉の存続、今までも私たちも言っておりましたけれども、トイレ、風呂がないような宿泊の温泉は今はもうありません。それに金をかけるのであれば、もうちょっとやり方を考えるべきでないのかなと思っております。それで、町長は今後どのような方向転換を考えているか、また転換も考えないで今のままの経営スタイルでやっていくのか、再度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

従業員の確保については大変厳しいものがあるだろうと、こういう考え方で、今月の7日に私と担当課長と支配人と3人で従業員の確保等々の問題も含めて協議をさせていただきました。そういう中で、支配人ができるものは支配人がやると、経理関係だとかについては私がやってもいいですよという話もありましたから、そういう面での合理化というのですか、そういうものを図っていきながら、まず経費の削減を図っていかないとならない。前回というか、前にお正月は休みにするという話もありましたけれども、支配人は2日の日は営業してみたいと、こういう話でありますから、支配人の意向に沿って1月の2日は営業すると、こういうようなことも決めさせていただきました。ただ、今部屋には浴室もトイレもありません。そういう関係もあって、今は1泊2食つきで6,500円と、こういうような数字で営業しておりますけれども、消費税が上がってもこの分野は上げないで、少しでも低額で、利用してもらう人たちのことを考えて少しでも宿泊者をふやしていくと、こういうような話も今しておりますし、また今月の20日には役員会を開いた中で来年1月以降の経営についての相談もすると、こういうようなこともしておりますので、私は前にもお話ししましたけれども、ピンネシリ温泉の経営があることによって町民の人たちも働く場がありますし、またお店屋さんにしても購買力につながっていきますし、経済的な波及効果というのは結構大きなものがあると、こういうような考え方で、ぜひこれからもいろんな面で知恵を出し合いながら温泉の運営をしていきたいと、こういう考え方を持っているということでご理解をいただければなと思います。

再々質問 5番 星川三喜男

それでは、以上で終わります。

出典:中頓別町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月15日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる