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中頓別町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月25日

公共施設老朽化への対策

2013年9月25日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「公共施設老朽化への対策」について質問し、町長 野邑智雄、産業建設課長 中原直樹、教育次長 青木彰が答弁しました。

質問者
本多夕紀江 議員
答弁者
町長 野邑智雄、産業建設課長 中原直樹、教育次長 青木彰

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 本多夕紀江

では、質問の2つ目について一般質問を行いたいと思います。公共施設老朽化への対策はということです。インフラの老朽化が言われていますけれども、当町の道路、橋、水道ほか公共施設の現状はどうなっているでしょうか。特に水道については、総合計画の中に一部地域の配水管の老朽化、浄水場、ポンプ場の機器類が耐用年数に近いとの記述があり、心配です。第7期総合計画の前期の最重点課題の中には、中頓別中学校の耐震化以外盛り込まれていません。公共施設整備等基金は、平成24年度末で5億円に達したようです。以前町長は5億円から10億円を積み立てたいとおっしゃっていましたが、第7期総合計画の中でこの基金をどのように活用して公共施設を整備していくのか伺います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私からお答えをいたします。主な公共施設の現状では、町民体育館が昭和41年建設、中頓別中学校の校舎が昭和43年建設、除雪センターが昭和47年建設、自動車学校が昭和50年建設、火葬場が昭和51年建設、町民センターが昭和52年、53年の2カ年で建設をしております。水道施設については昭和53年から56年の3カ年で建設をしておりまして、建設からそれぞれ30年以上経過しているのが現状であります。当町は、過去に国の三位一体改革による地方交付税の大幅な削減や借金の返済に充てる公債費の増加、行政の肥大化による義務的経費の増加等によって大変厳しい財政状況を経験したことにより、二度と同じ財政状況に至らないようにするため、町民や関係者のご協力をいただき、行財政改革に積極的に取り組み、かつ公共施設整備基金を設立し、将来に備えた積み立てをしているところでございます。第7期総合計画の前期計画の中で、現在のところ公共施設の改築計画はありませんけれども、さきに申し上げたとおり、公共施設の中には築後30年以上経過した施設も多いことから、基金の活用時期は近いものと思いますし、また活用の方法は基本的には地方交付税で財源付与が発生しない町債の借り入れを中止し、基金を充当することを考えているところでございます。

質問 3番 本多夕紀江

答弁がありましたけれども、水道施設の現状についてもう少し伺いたいと思います。総合計画では、水道の長寿命化計画の策定が2016年となっています。2016年にその計画を策定するということになりますと、実際の改修、整備が始まる、でき上がるのは今から5年後くらいになるのではないかと思うのですけれども、今回の補正予算にも水道の補修関係の補正予算が出されております。一部地域の配水管が老朽化しているということですけれども、果たして長寿命化計画が実施されるまでもつのでしょうか、心配ないのでしょうか。それと、一部地域というのはどのあたりのことなのでしょうか、市街地も東西南北いろいろありますけれども、自分の住んでいる地域が果たして老朽化しているのかどうかわからないのですけれども、一部地域、特にこのあたりが老朽化しているというのを教えていただきたいと思います。水道施設というのは、先ほどの細谷議員の質問にもありましたけれども、水は一日も欠かすことのできないものだと思うのです。ほかのもので間に合わせるということもできないと思うのです。ここのように冬になって寒くなる、雪が多い、寒い、そういう冬期間であったり、例えば水道管が破裂したとか老朽化して使えないとかという、そういう状況が冬期間であったり、それから酪農家であったりしたら、そういうときの断水に対応できるのでしょうか。水道のことについて。もう一つは、基金のことですけれども、基金をいかに有効に使うかということについては、どんな基金でもいつでも最大限の努力をされていると思うのですけれども、活用時期は近いということですので、伺います。公共施設はたくさんありますけれども、将来にわたって維持していく施設、または廃止を考えている施設、検討されているでしょうか。今ある公共施設、社会教育施設とかたくさんありますけれども、全部が全部は必要ではないような気がするのです。その検討の状況を伺います。それと、公共施設の中で築47年、間もなく50年になるという町民体育館、それから高齢者の人たちにそれこそここにあってよかったと喜ばれている自動車学校、自動車学校はもちろんバリアフリーでもありませんし、トイレも水洗化されていません。しかし、高齢者の免許取得ということよりは高齢者講習という関係ではなくてはならないものだと思うし、これからも利用者はふえると思うのですけれども、体育館や自動車学校についてはどういうふうに考えていらっしゃるか伺います。

答弁 産業建設課長 中原直樹(産業建設課長は2016年3月まで)

まず、水道施設のご質問についてご答弁をいたします。総合計画の実施計画においては、平成28年度に水道施設の長寿命化計画を実施するという計画をしております。その理由については、まず浄水場や各ポンプ場の電気設備類、また機械設備類についていえば、浄水場については平成8年と9年に機器類を更新をしております。その後松音知ポンプ場等々の各ポンプ場の機器類を新設しているという状況から、設置後15年を経過している状況にありますので、将来的に更新をしていかなければならないということもあって、その時期が平成28年が適切だろうということで現在計画をしているところでございます。一部地域の老朽化した配水管ということでございますけれども、例えば藤井地区だとか、そういったところは布設年度が古いところでございますし、近年特に漏水が頻繁に起こっているというのは旭台地区が頻繁に起こっているというような実態にございます。そこで、そういった配水管があるところについては、長寿命化計画まで待って、それから直しますということではなくて、緊急性があるものについてはその都度対応していくということになります。具体的な例を挙げると、昨年は豊平地区の配水管、送水管についても頻繁に漏水が起こっておりましたので、安全な水を供給するために四百何十万かけて直しているだとか、そういった形で十分点検をしながら対応していく形になろうかというふうに思います。そういったことで、できるだけ断水等には早急に対応して、住民の方々に安心して安全な給水を供給できるような体制をとっていくよう努力してまいりたいというふうに思います。

答弁 教育次長 青木彰(教育次長は2016年6月まで)

私のほうからは、将来にわたって維持する施設と廃止する施設はどうなのですかという中で町民体育館の話があったと思いますので、その部分についてお答えをしたいというふうに思います。町民体育館は、昭和41年に建設をされたということで、かなり老朽化は進んでおります。50年代に一度大規模改修をしておりますけれども、見てのとおり大変老朽化が進んでいるという状況にあります。議員のほうからのご質問の中で、6月にもあったかと思いますけれども、中学校をどうされるのですかというふうなことで、今現在中学校を含めて、町民体育館も関係があるということで教育関連施設整備の基本整備の検討委員会を進めておりまして、その中で10月に提言書というような形で教育委員会のほうに考え方が提出される予定になっております。その中で中学校を今後どうするかということが提言されることとあわせて、中学校の現体育館についての活用についても提言される予定でありまして、その提言の中では中学校の体育館をまず優先的に整備をしながら、将来は町民体育館も現在の中学校の体育館を活用してはどうかというような意見も出ておりますので、現在の町民体育館を今後も継続して使うというふうな考え方については今のところ出てこないだろうというふうに考えております。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

はっきり申し上げて、今ある公共施設、いろいろなものがありますけれども、残すか、廃止をするかという検討を十分しているわけでありません。ただ、先ほど申し上げたとおり、町民体育館から水道施設等については全て今後も公共施設として必要なものばかりであると、こういう認識をしているところでございます。そういう中で自動車学校、木造の建物でありますけれども、できるだけ自動車学校の校舎等々を修繕をしながら長く使っていくと、自動車学校だけでありませんけれども、公共施設についてはできるだけ、抜本的な改修というよりもできる範囲で修繕をしながら長く使っていくと、基本的にはそういう考え方に立って公共施設を利用していくと、こういうことになろうかなと思います。特に自動車学校だけを申し上げますと、来年度はぜひ合併浄化槽にしたいなと、こういうようなことで、技術を担当する職員のほうにどのぐらいの経費がかかるか積算をしておいてほしいと、こういう申し出をしております。こういうようなことで答弁になればと思いますけれども、ご理解をいただければなと思います。

質問 3番 本多夕紀江

水道施設、公共施設について答弁をいただきました。そこで、もう一つ質問したいのですけれども、長寿命化計画というのが出てきていますけれども、はっきり言ってどういうものか余りよくわからないのです。それが一体どういうものなのか。水道施設では、長寿命化計画の計画策定に400万円の予算が今のところ充てられるというような予定だと思うのです。5月末の入札では、公営住宅等長寿命化計画策定業務一式ということで株式会社ドーコンというところが294万円でその計画の策定を落札したというようなことも広報に載っておりました。今後この長寿命化計画というのがどんなものに、どんなことに適用されていくのでしょうか。計画の策定に300万とか400万とか町外の業者に払われるのであれば、何だかちょっともったいないなと、そのお金で不便なところを直せないものかなとか思うのですけれども、地域の状況とかをよく知る役場として自前でそういう計画を策定することは不可能なのでしょうか。長寿命化計画は一体どういうものなのかということと自前で策定できないのか、これを伺いたいと思います。

答弁 産業建設課長 中原直樹(産業建設課長は2016年3月まで)

まず、長寿命化計画というのは、近年国のほうで使い出した言葉というか、計画でありますけれども、議員もおっしゃっていましたように公営住宅であったり、下水道であったり、橋梁であったりだとか、水道もそうですけれども、そういったものの計画を長寿命化計画というふうに言われております。中身については、建物にしろ、例えば橋にしろ、今までは必要に応じて修繕等は行ってきておりますけれども、問題が発生してから修繕だとか改善を行うということではなくて、予防保全的にきちっと計画をして、修繕すべき建物だとか橋だとかそういったことを決める。また、改善すべきものを決めると。修繕や改善をしても将来的に使い続けることが無理だと判断されるものについては、建てかえだとか、橋であればかけかえだとか、そういった計画になると。そういう計画を立てなければ、現在国のほうで補助金、社会資本整備総合交付金と今言われていますけれども、そういった国費がもらえないということに基本的になっています。自前でこういった計画をつくれないのかということでございます。以前も公営住宅の長寿命化計画の予算を提案させていただいたときにも同じようなご質問をされておりますけれども、絶対不可能ということではないのですけれども、現状の分析だとか、またそれを調査した上で今後の計画をつくっていくということになれば、かなり膨大な作業量になっていきますし、今後の計画をつくるに当たっては専門的な知識、専門分野の知識がかなり必要になってきます。例えば橋梁の長寿命化計画については、昨年点検調査を行って、その基礎資料をもとにことし長寿命化計画を策定中でございますけれども、それらについてはコンサルの力、コンサルの専門的な知識プラス大学の先生だとか、そういった方々の意見を聞きながら策定をしていくことになりますし、公営住宅についても、大学の先生まではいきませんけれども、そういった専門的な知識を得ながらつくり上げていくことになります。ただ、最終的な判断は町でありますので、町で最終的な判断をしながら計画をつくっていくということになりますので、確かに委託料は数百万かかりますけれども、そういったことで計画を立てていくということでございますので、ぜひともご理解をいただければというふうに思います。ちなみに、実施計画で予定している水道の400万というのは、今の段階では全くの概算でございます。

質問 3番 本多夕紀江

長寿命化計画といっても、多分業者に計画の全てを丸投げするということではないと思いますので、町民の、それから町の希望ですか、そういうものがなるべく入るような計画にしていただきたいということをお願いして、私の質問は終わります。

出典:中頓別町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月25日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる