みんなの議会

中頓別町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月17日

エゾシカ駆除後の処理対策について

2013年6月17日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「エゾシカ駆除後の処理対策について」質問し、町長 野邑智雄、産業建設課主幹 平中敏志、産業建設課長 中原直樹が答弁しました。

質問者
東海林繁幸 議員
答弁者
町長 野邑智雄、産業建設課主幹 平中敏志、産業建設課長 中原直樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 東海林繁幸

次に参ります。2点目は、エゾシカ駆除後の処理対策について。非常に短い文章で失礼ですが、昨年の駆除実績から見ると本年の駆除目標は大きな数になりました。これは、当初150、今回の追加で350、500頭になりました。これを受けて、今度残滓処理が大変だろうなという思いが先に出て、こういう質問になりました。よろしくお願いします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

エゾシカ駆除後の処理対策について、平中産業建設課主幹に答弁をいたさせます。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

ご答弁させていただきます。エゾシカの駆除につきましては、狩猟者の多大なるご協力によりまして、捕獲頭数は平成23年度で260頭、平成24年度で453頭と大幅に増加しているところであります。国の平成24年度補正予算による鳥獣被害緊急捕獲等対策事業を実施するに当たり、議員もおっしゃられておりましたが、平成24年度当初は150頭を目標にしておりましたが、この緊急捕獲事業を取り組むに当たりまして24年度実績に基づきまして年間500頭の目標を設定したところでございます。捕獲したエゾシカの処理につきましては、平成25年度は従来どおり捕獲者による現地埋却処理対応とさせていただくこととしております。ただ、今後のエゾシカ等の残滓処理につきましては、平成25年度に施設整備に対する検討協議を行い、平成26年度設置というスケジュールで進めていくよう検討しているところであります。施設整備に向けた検討につきましては、4月25日に猟友会や農業団体等による準備会を開催し、検討会の構成員や検討内容、検討スケジュールについて協議を行っており、6月中には検討会を設立し、具体的な施設の整備の方向性や運営方法等について協議を進めることとしております。

質問 4番 東海林繁幸

補正予算にも計上されておりますが、350頭の追加というのは全く妥当な数字だと思います、これまでの実績からいって。それから、繁殖状況から見るとそう思います。これまでの150頭というのが逆に補助制度に基づいた上限の数字だったというふうに聞いておりますので、これもやむを得なかったと思います。どうかエゾシカの被害、農業者の皆さんもさることながら、立木が大変食い荒らされているという実態も私も見ておりますので、特に内陸にある当町としての被害が大きいという想像はできます。そこで、残滓処理の方法ですが、これは私も随分前から言っているのですけれども、調査研究するという過程で今まできております。最近になって枝幸町方式というか、ああいったいわゆる個体を消滅させる、腐らせるというか、発酵等々で個体を消滅させるという方法もあるというふうに聞いて、これまた余り金がかからぬのかなと思いましたけれども、私は駆除ということからすればいなくなればいいのですけれども、やっぱり与えられた自然の恵みというふうに捉えると、何とかこれも加工して、かつ利用できるものにできないのかなという思いだけは持っております。現実には豊富町でそういった加工もしているそうですから、何とかそれをも含めて駆除をし、付加価値を高める方法を考えていただきたいと思いますが、この検討会議の中ではそういったことも出ていましたのでしょうか。その辺伺います。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

議員がおっしゃられましたが、エゾシカ等の加工等の検討につきましては、現時点では検討していないという状況であります。やはり食肉として利用するには非常に条件が厳しい。30分以内の処理が必要ですとか運搬体制をどうするかというところがありまして、現時点では残滓処理の施設というところでの検討としているところであります。

質問 4番 東海林繁幸

私の希望を申し上げたわけですけれども、しかしやはり有効活用というか、処理をしてどうしてもだめなものはこれはやむを得ないと思うのですけれども、そういったことで何らかの利用効果が出てくる方法があるとすればそれを含めて検討していただきたいと思う。これは私の願いですが、それはもう一つは残滓処理の方法が今までの埋設、あの鹿、100キロ以上もある鹿もいるそうですけれども、あれを埋設しているという現実がちょっと考えられないのです。それで、今までは6,000円でした。それが今度は国の制度に基づき、道補助が6,400円、1頭につき1万2,400円、これならやりがいがあるかなとも思うのですけれども、現実に例えば3頭撃った、5頭撃ったで、それをあの個体を埋設するほどの土を掘らなければならないという、それでは重機持っていかなければならないのでないかと、山奥まで。どうも現実的でないと思うのです。それを500頭の目標を立てたのです。これをハンターの皆さんに500頭とって、500個の穴を掘って、ちゃんとやれよと言えるのかなと。この辺を行政指導する側として、これどのぐらいの穴を掘るのですか。1メーター以上は掘らなかったらあの個体埋設できないですよね。山の中であの鹿を埋めるのに1メーター以上の穴を掘ってやれるのか、ちょっと現実的に想像つかないのですけれども、行政指導する側としてはやっぱりそれを求めていかざるを得ないとは思うのですけれども、実態はどうなのでしょう。ぜひそこら辺の苦労をハンター個人に負担を求めるのではない方法も考えてあげていただきたいなと思うのですが、いかがでしょう、最後に。

答弁 産業建設課長 中原直樹(産業建設課長は2016年3月まで)

エゾシカの残滓処理の関係については、先ほど答弁もさせていただきましたとおり、現状においては鳥獣保護法に基づいて埋却、埋設処理の方法で行っていただくしかないのが現状でございまして、ただ聞くところによると捕獲したところに小型のユンボ等を持っていって、掘って埋設しているだとかという話も聞いておりますし、鳥獣保護法上は埋設に当たっては風雨等で捕獲した鳥獣が見えるような状況にならない程度に埋設しなければならないというふうになっておりますし、そういった範疇でハンターさんたちは適切に処理されているというふうに思っているところでございまして、今年度については、今年度についてはといいますか、来年度残滓処理施設ができるまでの間については、そういった対応でぜひともハンターさんにお願いをしていきたいということでございます、今の段階では。そういうことでご理解をいただければと思います。

再々質問 4番 東海林繁幸

再々質問を終わりましたので、これでやめますけれども、私が言っているのは全て狩猟者の負担にしないで、昨年も町が実施した特別期間を設けて、埋設の応援が町がやったということもありましたよね。ああいったことを何回かでもやらなければ、また500頭にふえた目標が達成できないおそれもあるかなと思って、町の役割は考えていますかというのも聞きたかったのです。そういうことで、ぜひ鹿駆除についても本腰を入れてきたと思いますので、効率的な駆除をしていただきたいと思います。終わります。

出典:中頓別町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月17日 議事録 PDF(58ページ) 間違いを知らせる