みんなの議会

中頓別町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月10日

自動車学校整備の考え

2013年3月10日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「自動車学校整備の考え」について質問し、町長 野邑智雄、自動車学校長 浅野豊、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。

質問者
東海林繁幸 議員
答弁者
町長 野邑智雄、自動車学校長 浅野豊、まちづくり推進課長 遠藤義一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 東海林繁幸

それでは、2問目に移ります。自動車学校整備の考えはということで、自動車学校は町内の事業所として、規模は縮小しながらも貴重な存在であると思います。主に町外の人々を迎える施設としては、ふさわしいとは思えません。これは施設を見たらわかるのですけれども、私も何回か行って、見ております。整備計画はないのでしょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

自動車学校整備の考え方について質問がありました。浅野自動車学校長に答弁をいたさせます。

答弁 自動車学校長 浅野豊(自動車学校長は2013年3月まで)

自動車学校の整備の考えについてお答えいたします。ご指摘のとおり築後約37年になる校舎等は、現在まで屋根のふきかえと玄関ドアの交換をした程度で、老朽化が著しいのが現状です。また、近年高齢者講習を実施するに当たって、校舎内段差の解消、トイレの整備等の要望を受ける機会がふえております。したがいまして、校舎内のバリアフリー化、トイレの水洗及び洋式化などを初め、細かいものを含め整備課題は山積しております。しかしながら、何分にも多額の改修費用が予測されることから、現在の経営状態から見て大規模な整備は困難と考えております。現時点では、指定自動車教習所として運営していくために必要な基準維持のための整備とあわせ、予算的に何が実現可能か精査し、可能なものから計画的に進めていきたいと考えております。

再質問 4番 東海林繁幸

再質問いたします。まず、町として自動車学校をどう評価しているのでしょう。少なくともあの施設は、経営上いろいろ赤字もあったのだけれども、内容的にいうと貴重な外貨獲得の場であるわけです。自動車学校という、免許を得る夢を持ちながら他町村からたくさん来ているわけです。そういった施設にふさわしいとはどうも思えないのです。これは、一昨年でしたか、私も高齢者講習を受けましたけれども、そこに来ていた方からの意見を聞きますと、何といってもトイレがまずいと、これは人を迎える施設ではないよと言われました。非常に恥ずかしい思いをしました。それがまた、ほかのまちへ行ったときにそういうことを言う方が何人かいまして、ますます気になっていたところであります。少なくとも玄関一つとって、入って夢があるような内容になっていませんよね。今は自動車学校はあちこちにありますけれども、精神的なサービスというか、そういったものも含めて、免許取得という夢を抱いて来ている方々をきちっとした受けとめ方をしてやる施設内容が今は求められているのです。だから、少なくとも学校の施設の内容をそれに近いものに、部分的ではあっても、例えば職員室はそのままでもいい、校長室もそのままでいいけれども、教室はきれいに明るくしてやりたいな、塗装するとか内装するとかということだけでも考えてやりたいな。それ以上に言われているのはトイレなのです。私は、トイレを早急に直さなければならぬだろうと。赤字になっている施設だから言えないとかなんとかというのは、それは勝手な職員の考え方で、町長に言うべきことは言って当たり前ではないですか。よそのまちから来る人に好感を持って勉強していただきたいということであれば、それは受け入れ側として玄関、トイレぐらいはきちっと使いやすいようにしていただきたいということを理事者に申し入れるべきです。校長さんが答えてくれたから、余計言うのだけれども、そういうようなことを常に施設管理をする側として考えるのが一般的なわけですから、37年そのままになっていいなんて思わないで、問題があるとしたらきちっと、場合によっては投資でもあるわけですから、やるべきことはやってやるという町長の考え方を引き出すぐらいのつもりでやっていただければと思うのです。どうですか、玄関とトイレぐらい何とか近いうちにやるという考え方になりませんか。

答弁 自動車学校長 浅野豊(自動車学校長は2013年3月まで)

先ほども申し上げましたとおり、やればいいのは非常によく理解しておりますけれども、何分にも費用がかかります問題ですので、簡単に言い出せないのが本音です。自動車学校として運営していくための指定の維持、これなんかも非常に今指摘されておりまして、これも多額な費用が予定されております。したがいまして、今すぐトイレ改修、水洗化はなかなか現時点ではできないというのが現状です。

再質問 4番 東海林繁幸

できないというのは、予算がないから、予算が認められないからだという管理者側の考え方は当然だと思います。ただ、私が聞いているのは、町長が自動車学校という存在をどう評価し、どのような施設にしたいという思いを描いているのか、その辺聞きたいのです。ですから、町長からお答えいただきたい。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

南宗谷に1校しかない自動車学校でありますけれども、東海林議員もご承知のとおり教習生は年々減少してきております。そういう中で、この自動車学校は本当にあと何十年もつのか、そういうこともあろうかなと思いますし、先ほど校長が言ったとおり、今現在4点ほど25年度中に維持改修整備をしなければならない部分が出てきております。そういうことをまず25年度中にクリアして、そしてその後トイレなり玄関なり、校長と十分協議をした中で計画的に進めていくと、こういうことになろうかなと、このように思います。

再質問 4番 東海林繁幸

これは質問ではありませんけれども、今の町長の受けとめ方は私はよかったと思っています。25年度でやるべきこと、当面のやるべきことがあるとするならば、それはそれでやって、しかしもうける施設だからよくするとか、もうけない施策だから吹っ飛ばしていいと、そんな理念での経営は適当ではないと思います。財政的にいえばそういう形が一番いいのだろうとは思うけれども、こういう市町村としては独特な施設ですから、これを大事に評価してあげて、夢を得ようとする人たちにいい環境の提供をしてあげていただきたいと思って、ぜひ今後こういったことも検討の中に入れておいていただければと思います。では、次へいきます。商業者の支援拡大をということで、どっちかというと私自身もとぼけた言い方をしているなと思いながら、黙っていられないので、出しました。このままでは町の商店がなくなるのでは、そんな心配をしている町民がたくさんいます。町長もおわかりだと思うのですが、これはどうしたらいいのでしょう。少なくとも町として農業振興並みの支援を考えるべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

商業者の支援拡大をの質問につきまして、遠藤まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。

答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一

ご答弁申し上げます。商業者への支援に関しましては、第7期総合計画、経済振興・雇用創出プロジェクトにおいて商業者の第三者継承や空き店舗の活用について話題となったところであり、本定例会におきまして起業化を初めとする事業規模の大きな活動にも支援できるよう、中頓別町地域づくり活動支援補助金条例の一部改正条例を提案させていただいておりますので、議決いただければ、それによりおおむね農業振興並みの支援につながるものというふうに考えているところであります。

再質問 4番 東海林繁幸

町長の執行方針の商工業の振興の中で言っているのは、中小企業融資の継続や商工会の補助金のこと、2つだけなのです。これは、悪いけれども、ここ何十年も同じことなのです。これで商店街を活性化させるとか、シャッターのおりた商店街をこじあけるとか、できるわけないでしょう。ここでまた地域づくり活動支援補助金条例ができるから、それでやろうというのであれば、それはそれでまた1つ発展だとは思うのですけれども、問題は支援をする組織づくりというか、形態をきちっと整えてやらなければだめだと思うのです。酪農のほうは随分町長も力が入っているのだけれども、言っては悪いけれども、商店経営、そういったことについては余り力が入っていないと私は思うのです。そこをこのままでいったら、また閉じる商店が出てきます。私もこの間どのぐらいシャーターをおろしているところがあるかなと思って数えてみました。そうしますと、シャッターをおろして新しい店舗をつくったというところが2件ほどありますけれども、シャッターがおりている現実はその商店も含めると13ありました。そして、あと何年もつかなという商店、はっきり言うと経営者が老齢化している、そういったおそれのあるところが4件か5件はあるのかなと思わざるを得ない。黙っていたら、やめることになってしまうのです。これをその人たちに何とかして継続してもらうということも大事なのだけれども、後継者といいますか、身内の後継者を期待しているのではもうこれは全然だめだと思うのです。新しい若者たちが継続してみようかな、あそこを貸してくれるのならやってみるかなと思うような制度をきちっとしてやらないとだめだと思うのです。こんなことは本当は商工会あたりが一生懸命やらなければだめなのだけれども、町にだけ言うことではないけれども、町も商店街とはもう言えなくなってきたような現実を見ているわけですから、ここで例えばある料飲店といいますか、食堂がやめるというときに、あの食堂、私が後継いでみるわという、そんな人に500万円とか何ぼとかというような、家を買い取るのか借りるのかは別にして、継続する資金を出すとか、何かかにかあっていいと思うのです。私はある人に聞いてみました。あなた、あと何年やれるのだと言ったら、3年だろうか、やったって5年だなと言う人がいましたけれども、1,000万円ぐらいでここを明け渡してやらないのかと言ったら、考えてみるかというような人も中にはいます。場合によっては、そういう制度があったら私が後がま見つけて歩くと、浜頓別町でも枝幸町でも行って見つけて歩くみたいな、そんな冗談っぽい答えもありましたので、町長、身内の後継者だけを頼りにしている時代ではなくなってしまって、新規就農のような形の制度や、それから支援体制、商工会などと十分協議していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

初めにちょっとお断りをいたしますけれども、酪農家も助成をしていますけれども、それぞれ新規就農に入る人は4,000万円ぐらいの借金を目に見えないところでしているのです。町が1,000万円なり1,200万円を助成していますけれども、5年後に元金を返すようになったら、これは大変な経営状況になる。酪農家の議員さんもいますから十分知っていると思いますけれども、そういう状況に新規就農者もあるということだけはまず間違いなくご承知おきをいただきたいなと、このように思います。空き店舗等の活用等については、私どもも大変苦慮していることでありまして、ただ人口が減少することによって、空き店舗を町がある程度購入して無償で貸したり、または購入する人に助成をして、ある程度取得をして空き店舗を活用すると、こういうことも可能なのかもしれませんけれども、一番心配されるのは、それを運営していく、そういうことがかなり厳しい状況にあるのでないかと、その一番はやっぱり人口減少だと思うのです。だから、そういう部分をまず解消を同時にしていくということも考えないとならないだろうし、商工会としてもそういう面がある程度克服できなければ、なかなか応援をするということも難しいと思います。また、商工会が会として新しい店舗を持つ人に助成をするということはまず私は不可能だと、こういうぐあいに思いますから、そういう面では町が主体的になって金銭的な支援をするということについては、町がそういうことを決めていかなければならないことだと思います。そういう意味で、東海林議員から今話がありましたことも踏まえて、担当者と商工会の役員、または商工会の職員と十分協議をしていきながら、どういう方向がいいのか、またどういうことに可能性があるのかということを模索してまいりたい、このように思います。

再質問 4番 東海林繁幸

まさに私もそのことを望みたかったのですが、空き店舗と、それから継承についてどういう制度や手当てをしたらいいのかということを関係者、関係機関、場合によっては消費者も交えてぜひ検討機関を設けて早急に対策を立てることを望みたいわけですけれども、再々質問のような形になりますけれども、町長がそこまで言っていただけましたので、そういうような具体的な協議機関を早急に設けていただきたいということをお願いして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:中頓別町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月10日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる