中頓別町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月10日
すが、長寿園施設整備の計画
2013年3月10日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「すが、長寿園施設整備の計画」について質問し、町長 野邑智雄が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 東海林繁幸
東海林でございます。今回3点のことについてご質問申し上げます。まず、1点目ですが、長寿園施設整備の計画はということでお尋ね申し上げます。昨年12月の定例会一般質問で、私の今後財政が好転したときは町長は何を手がけたいのかとの質問に、町長は老人福祉対策、これは医療費の助成等々のことを言っているわけです。それと、長寿園施設整備等を考えていますというお答えでありました。特別養護施設については改良整備が急がれると考えますが、この予定はあるのでしょうか。また、将来的にこの町の生きる道は、基幹産業の酪農の振興とともに福祉施設を拡大することや新たな福祉領域の施設設置などに期待する声は多く、大変町民は期待しております。また、これが重要と思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
東海林さんの長寿園施設整備の計画についての質問につきまして私からお答えをいたします。特別養護老人ホームの改修につきましては、南宗谷福祉会において平成25年度に事業計画策定に着手することになっており、平成26年度までに基本設計や実施設計がまとめられると想定しているところでございます。町としては、このようなことから平成26年度に見直しを行う介護保険事業計画、平成27年度から29年度の3カ年の計画でありますけれども、その計画に改修事業を登載し、総合計画との整合性を図り、平成27年度と28年度の2カ年で施設整備が行えるように現在準備を進めているところでございます。また、福祉施設の拡大や新たな設置につきましては、今後の課題として関係機関や関係者と可能性について協議を進めてまいりたい、このように思っているところでございます。
再質問 4番 東海林繁幸
それでは、再質問をさせていただきます。まず、この計画があるというふうなお答えだったと思うのですが、その辺については福祉法人関係者との協議は現実的にどういった段階でされているのか、具体的な協議がされているのか、私は余りされていないというふうに聞いていたのですが、今のお答えでは南宗谷福祉会において既に計画策定に着手することになっているということでございますし、町長の執行方針では関係機関と協議するというふうになっております。関係機関というのは、当然施設関係者もあるでしょうけれども、さらには補助申請等々に向かっていく宗谷総合振興局等々の協議も進めているのかとも思うのですが、その辺の実態です。ちょっと施設の関係者に聞きましたところ、町長のお答えと同じようなことで25年度で検討を進め、26年度で補助申請等を行い、27年度ですか、27、28でやりたいのだという意向は聞いていますけれども、それが町とのきちっとした具体的な話し合いができているようには聞いていなかったのですが、だとすれば私の聞き間違いだと思いますので、その辺どの程度の協議が担当者同士、または理事者同士でされているのか、その辺を伺いたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
まず、補助金の関係でありますけれども、お答えをしますけれども、特別養護老人ホームの改修については補助制度は私はないと認識しております。今まで参酌標準というのがありまして、それに基づいて増員をするような場合については補助制度があったり、それから改築をする場合に1人部屋というのですか、そういうような基準を設けなければならないだとかといろんなことがありましたけれども、今回の長寿園の施設整備については定員を増するわけでありませんし、施設を改修して、どういう形になるのかちょっとわかりませんけれども、私は一般的には補助制度はないと、こういう認識をしておりまして、そういう認識のもとに平成24年度の補正予算で2億円を長寿園の施設整備拡張基金に積ませていただきました。そういうことを踏まえてお答えをいたしますけれども、理事長からは、非公式でありますけれども数回にわたって、特別養護老人ホームの改築をしなければならない状況になっていると、東海林議員もご承知だと思いますけれども、昭和51年に建設をされたと私は認識しておりまして、それから三十数年もたっているわけでありまして、特に入所されている方々の部屋を見ると大変狭く、そうして複数の人たちが入居している状況でありますから、できるだけ早く改修をしたいと、こういうような考え方を理事長から私も数回聞いております。また、施設長等も私と話している中では、こういうような計画を持って進めたいのだけれどもという話を聞いています。それを私のほうがこういうぐあいに、こういうぐあいにという話はしていませんけれども、しかしながら総合計画の中でも町民の方々が特別養護老人ホームの改修を手がけるべきだと、こういうような話も出されて、計画にも盛り込んでいるところでありまして、ただ先ほど申し上げたとおり介護保険事業計画にこの部分が記載をされているわけでありませんから、少なくとも介護保険事業計画に記載をして、そうして総合計画と整合性を持って初めて町も事業を応援すると、こういう形になるのが一番建前でなかろうかなと思いますから、私の知っている範囲ではそういうことでお答えをいたします。担当のほうで何か聞いていることあるの。(「ないです」と呼ぶ者あり)
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
担当のほうでは特別担当同士で協議をしているという中身はないそうでありますから、今の私の答弁でご理解をいただければなと、このように思います。
再質問 4番 東海林繁幸
町長のお答えではいわゆる改修、現施設の内容を変えるという程度の話なのですが、私の考え方としては、それもあるでしょうが、改築も必要になるのではないかと、言うならばユニット式の部分も必要になってくるのでないのかと。そうなると、社会福祉施設整備計画を出して申請しなければならない。町単独でやるということであればそういった書類手続も必要なくなるということであれば、これは道の認可で改修の内容で認可があればいいだけになるとすれば、まだ積極的に早くできるのかなと思う節はあります。ただ、55の定員を今の改修だけで乗り切れるのかどうか、私はちょっと無理ではないのかなと、法的な規制もされますけれども、9人のユニット方式も1つは設けなかったらできないのでないかなという思いがありましたので、補助ということも考えてみたわけでありますが、その辺の考え方も施設とまだ十分協議されていないというふうに認識いたしますので、その件についても町長、始めから決めつけないで、施設側の意見等も聞いて、よりよいものにしていければと私は思うのですが、いかがでしょうか。それと、再々質問になりますので、もう少し続けますと、これはこれで第1段階の施設整備だと思いますが、将来は施設拡大の方向に持っていくのがこの町が存続する一つの道だと思うのです。ここであと何の事業所が企業として設置されるかは、本当に難しい問題ばかりでして、期待できるものはそうありません。福祉の町を標榜した本町としては、せっかくある福祉の根源をさらに拡大するという方向性を見出さなければならないのではないかと思いますので、ぜひそういった方向を。今の老人福祉施設を拡大するとともに、ほかの福祉施設の誘致も大事な町の使命として受け取る必要があるのではないかと思うのです。それで、今管内の動きとしては、稚内市で特養の増設を検討しております。30名で始めた増設が40名になったというふうに聞いております。それは、市民から30ぐらいで何になるのだという話があって、急遽40になったという話も聞いております。これらの増員を考えているのは、これは私も施設長の話を聞いてきたのですが、運営形態からすると55というのは規模としては非常に効率が悪いのだと、やっぱり80という数字の前後が経営上は一番効率的であると。ただ、問題はマンパワーです。定員をふやすとなると、その半数のマンパワーが必要になってくる。それの確保が大変厳しいと、こういうふうな言い方を聞いております。それは、いろんな免許を持っている介護福祉士等はどうしても都市に流れてしまうという現実は聞いております。ただ、前の一般質問で町長も言っていましたけれども、中頓別町の若者たちがいろいろ学業を終えてもなかなか帰ってこないという現実がありますよね。この考え方をまず福祉を目指す子供たちがたくさん出るようにし、条件のいい職場としての長寿園をつくっていかなければならない。知らないよそのまちの若者がたまたま来てくれて助かっているという状況よりも、ここの町の子供たちが率先して町を発展させるためにそういった施設関係の免許を取り、帰ってくるというシステムをまずつくらないとだめだなと。そういうための知恵を私ども議会議員の一人としても考えたいと思います。その辺についてもお答えいただきたいと思いますし、さらにお願いでありますけれども、ここで他の福祉施設の誘致、例えば老人のグループホームだとかいろいろあるわけですから、そういった可能性も真剣に考えていただきたいものだなと思います。ぜひこれを機会に事務担当者同士の具体的な協議を進めるよう努力いただきたいと思います。以上です。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
まず、特養のユニットの増築のお話が今出ましたけれども、私が聞いている話では、なかなかユニット方式は難しい、専門職員の確保だとか何かで難しいのだと。ただ、改修だけでなく増築、2人部屋をふやすだとか、そういう増築は今回の計画の中に入ってくるという認識を私は持っておりますけれども、完全なユニット方式というのはなかなか難しいだろうと。これは、前々からそういうユニット方式は難しいという話を施設から聞いておりますから、それはどうなるかわかりませんけれども、今後の事業計画策定の中でどういう判断がされるのかなと思います。今お話ししたとおり、施設の改修だけではなく、少なくとも増築は今回の計画の中に入ってくるものと、こういう認識をしております。また、1つは、新たな福祉施設の拡大等々については、これは大変難しい問題があります。町民の人たちが多くいろんな施設を使うことによって間違いなく保険料が上がっていくと、そういう面。それから、今は地元の人がグループホーム等に行く場合についても必ず住所特例ということで住民票を中頓別町に置いたまま行く、そうすると中頓別町で全部介護保険料から支払いを9割しないとならないと、そういう問題も出てまいります。また、もう一つは、これは将来介護保険に入る、今から中頓別町から転出したときに介護保険は使わないけれども、将来その施設に入ったことによって介護保険を利用できる、そういう人たちが転出した場合については中頓別町が介護保険料を払うと、そういうことにもつながっていくと。そういう場合にこの小規模な町で住民の人たちが耐えられるかどうかと、そういうものも十分検討していく必要性はあると、新しい施設をつくる場合です。ですから、そういうことを踏まえて関係機関と可能性について協議をしてまいりたいと、こういう認識を持っているということでご理解をいただければなと、このように思います。また、介護福祉士、働く人たちの専門職の育成等については、前にも説明したとおり検討を十分していきながら期待に応えていく準備を進めてまいりたいと、このように思います。また、担当者同士の十分密な連絡を今後させますから、そういう面でご理解をいただければなと、このように思います。