中頓別町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月20日
町広報掲載の個人情報のインターネット公開はやめるべき
2012年6月20日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「町広報掲載の個人情報のインターネット公開はやめるべき」について質問し、町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄が答弁しました。
- 質問者
- 本多夕紀江 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 本多夕紀江
それでは、3点目の質問に移らせていただきます。町広報掲載の個人情報のインターネット公開はやめるべきということで質問いたします。町の広報は、毎号全ページがインターネット上で公開されていますが、最終ページのうぶこえ、えんぐみの欄、これを住所、氏名ともに公開することは問題ではないでしょうか。今までのところこのことで犯罪等の被害者になった例はないかもしれませんが、住民の個人情報の扱いは慎重にしていただきたいと考えます。今後の対応を伺います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
町広報記載の個人情報のインターネット公開はやめるべきという問いにつきまして、総務課長に答弁をいたさせます。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
ご答弁を申し上げます。これまでも窓口では出生、婚姻、死亡についての情報を広報紙に掲載してよいかご本人、親権者等の了解をとった上で、これは先ほどお話がありましたが、個人情報保護条例の11条による承諾のことだと思いますけれども、これをとった上で掲載してまいりました。今後も広報紙のうぶごえ、えんぐみ欄に掲載された内容をホームページに掲載してよいか可否をお聞きした上で続けたいというふうに考えております。
質問 3番 本多夕紀江
今のお答えですと、了解をとった上で広報紙に掲載してきたということですけれども、そしたら今までは広報に掲載してよいかという了解をとっただけで、インターネット上でも公開してもいいのですかということを聞かなかったのかどうか。その広報掲載の了解をとっただけでインターネット公開もしていたのですか。その点を伺います。それから、今後の対応として可否を聞いた上でインターネットに掲載するということなのですけれども、この個人情報、住所、氏名、年齢もわかってしまいます。そういう重要な個人情報をわざわざ可否を聞いてまでインターネットに掲載しなければならない必要性とその理由を伺います。個人情報保護条例では、住民の個人情報の保護は大変重要だということがうたわれているのですけれども。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
端的に申し上げますと、広報紙に載せるということはその可否を承諾を得て載せるということをとっておりましたので、それは既に一般化された情報ではないかなということでインターネットに載せるかどうかという可否までは聞いてはおりませんでした。つまり一般のお宅で配布された広報紙を自分でパソコンの中に取り込んで載せるということもこれはインターネットの世の中ですから十分可能なのだろうなと、どなたもやり得ることなのだろうなということもあろうかと思います。それで、念のため今後はインターネットにも載せてよいですかどうですかと、その2つの承諾をいただいた方の分を載せていこうかということであります。今本多さんから言われましたけれども、個人情報保護法については保護と利用をうたっているわけでありまして、いささかその保護に偏った過剰反応があるのではないかなというのは先ほど非課税証明のところで本多さんが申されたことではないかなというふうに考えております。ただ、この慶弔等の事柄を載せるというのは、今言われたとおり一方で個人の秘密を載せるのだという指摘もあろうかと思いますけれども、地域の話題としてこれはどこどこでだれだれが生まれたと声をかけ合う、あるいはそういったコミュニティーのきっかけとなるという声もありますので、確かに廃止をしている自治体もふえてはきているわけでありますが、両方のことのバランスをとってといいますか、本町としてはそういった慶事については地域の話題としてコミュニティーの形成に役立つのではないかなというような理由を重視いたしまして載せているということでご理解をいただきたいというふうに思っております。
質問 3番 本多夕紀江
私も広報紙に地域の話題としておめでたいことであるとか、お亡くなりになった方だとかお名前を町の広報紙に載せて町民に配るということは、それはよいことというか、それは構わないと思うのです。本当にご答弁のとおり町民の一人としてお祝い事があったらよかったねと喜びたいし、お悔やみ事があったら町民の一人として残念だねとご冥福をお祈りしたいと、そういう気持ちみんな持つと思うのです。地域の話題としてコミュニティー形成のきっかけとなるし、重要であると。そしたら、インターネットに公開しなくても、町の広報紙は全世帯に配られるのですから、その範囲で十分だと思うのです。インターネットではるかかなた、地球の隅々、それから東京やら九州の人がインターネットで見てもそれが地域の話題とは結びつかないと思うのです。インターネット公開は、全く今のお答えでは必要性がないと思います。十分本当に必要なのかどうか検討していただきたいと思います。それから、大変矛盾という点では先ほどの非課税通知、これは住民のためになることなので、やってはどうかなと思うことなのですけれども、そういう住民が必要としていることをやらないで、特に住民からインターネットに掲載してほしいという強い要望もなければ、住民の方もおっしゃっているのですが、インターネットにまで公開されているというのは知らなかったともおっしゃるので、そのあたり何か非常に個人情報の保護の取り扱いということで矛盾があると思うのですけれども、この点いかがですか。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
昔ですか、多分平成17年ぐらいまでなのでしょうか、広報紙については町外の方にも送ってくださいという、中頓別の出身者とか、あるいはえにしのある方、ふるさと会の方たちもそうなのでありましょうが、送っていたという経緯があると思うのです。それが行革等の関係で送らなくなったと。それと、インターネットの発達もありましたので、このようなことをしたのではないかなというふうに考えております。矛盾があるかどうかということについては、これはやはりできるだけ広い方に知ってもらいたい。それがたまたま全世界の方が見れるということでありますから、決してそういうことを目的にして始めたわけではないと思うのですけれども、多少見解が異なるところかなというふうに考えております。
質問 3番 本多夕紀江
回数の制限もあることなので、これに対して答弁は要りませんけれども、全世帯の方に知っていただきたい、これは中頓別町の町内に住んでおられる方で十分ではないでしょうか。町外に住んでいる方にまで全部知っていただきたい、町広報掲載の全部、個人情報に関することまで漏れなく知っていただきたいという必要性はないように思われるのですけれども、その点インターネットというのは便利な点もあり、なかなか思いもかけない事態に巻き込まれるという事態にもなるものだと思いますので、検討をいただきたいと思います。これで私の質問を終わります。