みんなの議会

中頓別町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月12日

中頓別町のスポーツ人口の拡大をという質問事項につきまして

2011年9月12日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「中頓別町のスポーツ人口の拡大をという質問事項につきまして」について質問し、町長 野邑智雄、教育長 米屋彰一、こども館次長 遠藤美代子が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 野邑智雄、教育長 米屋彰一、こども館次長 遠藤美代子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 細谷久雄

それでは、2点目の質問に移りたいと思います。2点目の質問は、中頓別町のスポーツ人口の拡大をという質問事項につきましてお伺いをいたします。私は、中頓別町でだれもが健康で安心して暮らし、生きがいがある人生を営むためにはスポーツを通じての体力づくりが重要な課題と考えています。ことし8月に行われた自治会連合会主催の町内会対抗スポーツフェスティバル大会などは、年代層に応じた競技があるので大変よい交流事業であると思います。しかし、以前に比べると参加する個人、団体とも減少傾向にあるのではないかと思います。本町のスポーツ人口の拡大を図るためにも指導者等の養成とだれもが気軽に参加し、快適な運動ができる環境づくりに努めるとともに、本町にしかない魅力あるスポーツ事業が必要と思いますが、町長の考え方を伺います。また、町内小中学生の体力、運動能力が低下していると聞いています。低学年から長期的視野で運動に親しみ、体力づくりを日常化させていくことが課題であると思いますが、町内小中学生の体力、運動能力の実態を教育長に伺います。また、なぜことしのこども館の運動会を日曜日ではなく7月2日土曜に行ったのか、こども館園長に伺います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

細谷議員の中頓別町のスポーツ人口の拡大についての答弁につきまして、前段については私から、後段については教育長に答弁をいたさせます。本町においては、平成元年にいきいきスポーツ推進の町を宣言し、町民の皆さんが何がしかのスポーツを楽しんでいただくよう現在まで教育委員会と連携を図りながら取り組みを進めてまいりましたが、人口の減少や少子高齢化が一段と進んでおり、スポーツを楽しむ方たちも以前に比べハードなスポーツから軽スポーツへ、そして競技性から健康づくりに重点を置いたスポーツを楽しんでいるのではないかと考えています。今後も町民の皆さんの意向を踏まえ、教育委員会のスポーツに対する方向性と連携を図りながらスポーツ人口の拡大に努めてまいります。また、この以降につきましては教育長に答弁させますけれども、私どもは教育委員会が主体的にスポーツ人口の拡大や中頓別町に合ったスポーツをこれからも推進していくことになれば、それ相応の連携を図りながら努力をしていくと、こういうことを申し上げておきたいと思います。

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

それでは、町内小中学校の体力、運動能力の実態について私のほうから答弁をいたします。後段のこども館の運動会の曜日につきましては、遠藤次長のほうから答弁いたさせます。まず、本町の小中学生の体力、運動能力の実態を一概に表現することは大変難しいものがありますが、参考までに文科省が実施した平成21年度の調査で申し上げますと、種目によりばらつきはありますが、体力合計点では、小学生では男女とも北海道の平均値を上回ったものの、全国の平均値を下回っています。また、中学生では男女とも全道、全国の平均値を下回った結果となっております。その中で、運動、スポーツが好きという子供たちの体力合計点が高い傾向にあることが見られる結果となっております。学校での体育授業の取り組みにおける生徒、児童の理解向上も必要と感じていますが、そのために家庭、保護者の方の我が子に対する働きかけが大切と感じております。

答弁 こども館次長 遠藤美代子

こども館の運動会は、昨年まで日曜日の1日開催を慣例として実施してきておりましたが、昨年より午前中のみの開催について父母の方からのご意見をいただき、運動会の開催曜日も含め検討を重ねてきた結果、本年度については土曜日の午前中のみの開催とし、運動会までの幼児の疲れも考慮し、日曜日をゆっくり休息に充てていただくとしたものです。今年度の実施後に父母の方のご意見や不都合がなかったかなどを検証し、次年度の開催方針を検討することとしておりましたが、運動会終了後のPTA父母と先生の会役員会においては土曜日開催について賛成をいただいており、現時点ではその方向性で進めていきたいと考えております。

再質問 2番 細谷久雄

それでは、再質問させていただきます。ただいまの町長、教育長のご答弁につきましては内容的に理解できましたが、これからの私の再質問で再度答弁をお願いしたいと思います。また、こども館の運動会の内容も私なりに理解できましたが、公務員と違い民間の企業ではまだ毎週土曜日に会社が休みのところが余りないのが実情である。今回の運動会も土曜日のため仕事があり、かわいい孫の走る姿を見られなかったじいちゃん、ばあちゃんもいるのではないかと思うので、私の意見として来年の運動会の役員会で検討してほしい。これからがきょうの私の一番お願いしたい再質問なので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。さて、町長、教育長、ことしの7月18日月曜日の朝、日本で何が起きたかわかりますか。震災に苦しむ日本に大きな勇気と力を与え、また日本じゅうの人々に感動を与えた。そうです。なでしこジャパンがワールドカップで世界一になった日です。サッカー王国ブラジルのメディアは、3月の自然災害、東日本大震災で打ちのめされた国に喜びを与えるのにスポーツ以上のものはないとの書き出しで詳細に報道を伝えました。私もこの日ほど日本女性が強いと思った日はありません。日本女子代表チームは、ドイツフランクフルトで行われたワールドカップ決勝でアメリカと対戦し、延長2対2からPK戦を3―1で制し優勝、ワールドカップ出場6大会目で初の世界タイトルを手にしました。日本はアメリカに2度リードを許したが、81分にミッドフィルダー、宮間あや、延長117分に澤穂希がそれぞれ同点打を決めて追いつき、PK戦ではGK、海堀が相手のキックを2本とめるファインセーブを見せて日本の勝利に貢献しました。主将の澤は今大会のMVPと得点王5点に輝き、海堀が試合のMVPに選ばれ、チームがフェアプレー賞を受けました。私もこの試合をリアルタイムで見ていましたが、延長後半残り3分のところで澤が足1本で合わせてゴールをしたのが奇跡のゴールだと思います。体格差をはね返すわざとスピード、粘り強いプレー、最後まであきらめないということがどれだけ大切なことか、現実として目の前で知らされました。また、私はチームが一つになっていたと思います。PK戦の前にアメリカとは対照的にみんなが笑顔だったのが印象的でした。あれでもう勝利が決まったような感じがしました。恵まれていない環境で、勝つことで注目され、勝つことで環境を変えることができる、そんなハングリー精神がパワーになっていたと私は思います。この試合をテレビで見ていた中頓別町の小中学校の生徒の中でも私はなでしこを目指したいという生徒が出てきたと思います。陸上に取り組む士別市、ラグビーの北見市とともに稚内市などは合宿に訪れたチームに地元の小中高生を指導してもらうことに力を入れています。また、かんぽ生命が6月、小中学生の子供を持つ30から44歳の父母を対象にアンケート調査を実施し、1,860人から回答を得た結果によると、理想の子供像は思いやりがあって勉強より体が丈夫な子という結果が出た。調査によると、どんな子供になってほしいかとの質問に対し父母は、思いやりのある子との回答が55%で最多、体の丈夫な子が47.8%、心の強い子が42.8%、勉強ができる子は13.5%にとどまった。また、子供は運動不足と感じている親は52.7%と半数を超え、不足の理由としては体を動かせる場所がなくなった、体を動かすことに興味がないという小中学生が多かった。どうですか。町長、中頓別町でスポーツ誘致推進協議会などを設立し、道内各地の指導者に話をかけ、地元の小中学生を指導してもらい、地元の指導者の養成と未来の中頓別町を背負う子供たちの競技力の底上げを図ってはいかがですか。町長は、6月の定例議会で今年度の町政執行方針を説明したとき、豊かな子供を育てる環境づくりということで、未来を担う子供の健全育成と教育の基金を創設し、教育委員会が独自に政策を立案し、実現できる環境整備の政策を示しましたね。そういうこども教育基金を利用してこういうことは現実にできないものなのか。この私の再質問に対し、どのように町長は考えますか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

ただいま細谷議員から提案がいろいろありました。私も中頓別町の子供たち、全国においてそれぞれいろんな面で活躍をしていただきたいと、こういう気持ちを持っております。そういう中で、昔は中頓別町の子供たちもこの小さな町から全道大会に出場し、それなりの成績をおさめてきた、こういう実績もあると、こういうことも承知をしているところでございます。教育委員会と連携を図りながら、今回6月に設置をした基金を使うのか、または独自にこのような子供たちのためにいろんなスポーツを指導する指導者を年に数回呼んで子供たちのスポーツに対する意識の高揚や、または技術の向上のために進めていくのか、教育委員会と連携を図りながら、また協議をしながら取り組んでみたいと、こういうぐあいに考えているところでございます。なお、そのほかのことにつきましては教育長より答弁をいたさせます。

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

スポーツの人口なのですけれども、中頓別町は確かに以前から比べると人数がかなり減ってきているのが現状でございます。今現在小学校でいいますと、スポーツ少年団がございますが、スポーツ少年団の加盟状況も全小学校の人数の約半分の方がそれぞれ活動をしているわけでございますが、先ほど来出ていた指導者の養成、それから基金の関係もございますけれども、基金の関係につきましてはここをどうするかということはじっくりと考えていきたいと考えております。そしてまた、スポーツ少年団も各少年団の指導者がいろいろご尽力いただきまして、子供たちのためにいろいろやっていただいておるわけですけれども、今議員の言われるように底上げ、競技の実力をつけるとか、いろんな底上げの部分もございますけれども、それらについても先ほど町長がおっしゃいましたけれども、指導者を誘致してやるだとか、いろんな方法があると思いますので、その辺については今後考えていきたいと思います。

再々質問 2番 細谷久雄

それでは、再々質問をさせていただきます。さて、先ほど述べました自治会連合会主催の町内対抗スポーツフェスティバル大会は、町内のスポーツ交流事業の中で大変よい事業だと思いますが、私はPDCAサイクルの徹底を今後図ってほしいと思います。まず、Pはプラン、計画、Dはドゥーということで実施、計画の実施、Cはチェック、評価、問題点の引き出し、Aはアクション、改善、次の計画に生かす、このイベント事業も毎年同じ競技の繰り返しではなく、アクション、改善を起こして少子高齢化が進んでいるこの中頓別の町でだれもができる競技をどんどん考え、取り入れていってほしいと思います。私は、このPDCAサイクルがうまく回ることで、このスポーツ交流事業も中頓別町の一大スポーツイベントになるのではないかと思います。今までの中頓別町のイベント事業は、計画して実施するのはいいが、問題点を引き出し、アクション、改善、次の計画に生かしていないように私は思いますが、町長はどう思いますか。また、小さな町のこぢんまりとしたスポーツイベント事業も大切だと思いますが、私は今後の中頓別町のスポーツの底上げを図るには、大学の箱根駅伝ではありませんが、中頓別町の地域と地形を生かして近隣町村と秋の紅葉が大変きれいな知駒峠、標高419メーターを使ったマラソン大会、駅伝大会や毎年持ち回りの町村対抗大運動会などを計画して他町村と地域スポーツ交流を図り、中頓別町のスポーツの底上げを図ってほしいと思うが、町長はどう思いますか。また、最後にサッカー元日本代表で日本フットボールリーグ、JFL、松本山雅FCの松田直樹34歳が急性心筋梗塞の犠牲になった。倒れたグラウンドにはAED、自動体外式除細動器が設置されていなかった。炎天下で運動する場合は心停止を起こす可能性が高まるため、スポーツの指導者は注意が必要であると言っているが、中頓別町のAED、自動体外式除細動器の設置箇所は何カ所あるのかと使用方法を習得した指導者はどれだけおられるのか伺いたい。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

1点目の町内対抗スポーツフェスティバル大会の関係につきましては、議会でこういう意見があったと、こういうことを自治会連合会のほうに伝えて、自治会連合会のほうで今回の実施したフェスティバル等々のことについて議論をしていただくと、こういうようなことになろうかなと思います。そういう意味で、ここにも会長さんおりますけれども、聞いていますから、私どもも事務局を通して自治会連合会のほうにこういう話があったことをお伝えをして議論をしてもらうと、こういうことでご理解をいただければなと思います。また、2点目の町民のスポーツの底上げの関係でありますけれども、町が主体的に今のお話あったようなことを取り組むのか、または教育委員会が主体的に取り組んで行政と相談をしていくのかと、こういうようなことがあろうかなと思いますので、将来の課題としてお聞きをして検討を進めてみたい、こういうことでご理解をいただければなと思います。また、AEDの関係につきましては、それぞれ学校やこども館、それから体育館、町民センター、それから道の駅、保健センター、パークゴルフ場、それぞれのスポーツや運動をする施設または多くの人が集まる場所、役場にも設置しておりますけれども、それぞれ所管が希望するところにはほとんど設置をしたと、こういうような認識を持っておりまして、またそういうことでほかの部署でどうしても必要だということであれば購入をして設置する、それによって町民の人たちが緊急に体調が悪くなったときに対応できるシステムをこれからも構築をしていくと、こういうような考え方を持っているということでご理解をいただければなと思います。

再々質問 2番 細谷久雄

それでは、再々質問も終わりましたので、最後に案ずるより産むがやすしという言葉のように目標を達成するためには、私は行動することが大切だと思います。思い切りのよさと大胆さが必要だと思います。私も議員という職責をいただいたからには、今後中頓別町のスポーツ人口拡大のために私なりに頑張っていく覚悟でございます。以上で一般質問を終わりたいと思います。

出典:中頓別町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月12日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる