みんなの議会

中頓別町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月12日

「4番の東海林ですけれども、1点だけ伺います」

2011年9月12日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉、保健福祉課長 石川篤、教育次長 青木彰、産業建設課長 中原直樹、産業建設課参事 小林嘉仁が答弁しました。

質問者
東海林繁幸 議員
答弁者
町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉、保健福祉課長 石川篤、教育次長 青木彰、産業建設課長 中原直樹、産業建設課参事 小林嘉仁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 東海林繁幸

4番の東海林ですけれども、1点だけ伺います。一般質問、きょうももう2人お済みなのですけれども、いろいろこれまでも答弁後の検討するといった話がわからないことがありましたので、その点についてだけ1点質問させていただきます。これまでの定例議会において一般質問の答弁では、そこに示しておりますが、下記のように質問の意向を踏まえて今後検討するとの答弁が多いと思います。これまでのやりとりでは、その後の状況がわからないまま具体化されないことも、実現できないことがあってもなぜできなかったかを説明する責任があると思います。行政としてこれらの答弁に対する姿勢はどうあるべきと考えていますか。これ以前にも検討するとしながら結論を聞いていない事項がたくさんあります。これまでのやり方では、町と議会との信頼関係を高めることに障害がありますので、改革の必要性を感じます。町長の考えを伺いますが、例えばですが、3月定例会での検討をするとした答弁では、1つには厚生園の新体系移行後就労の場の検討をすると。または、スクールバスの町民利用に関し、国保病院の通院の実態を検討する、そしてタクシー運行者の利用実態を検討する。3つ目には、こども館の幼児期からの体系的な教育の実施を目指し、教育的効果を高めるとし、運営の方向性の検討をすると、こういうふうに示しております。このほかにもあります、いろいろな議員の質問に対して。6月定例会での例で言いますと、1つは、これは私が言ったことですが、ピンネシリ温泉周辺の廃屋の撤去推進の検討をしますと言っております。2つ目には、これは細谷議員のシカ駆除対策の検討だったと思います。私は、これを一つずつどうこうと言うつもりはありませんが、こういう例もありましたということでまずご答弁をお願いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

東海林議員の一般質問に対する答弁後の検討はどうなったかと、これの質問につきまして私のほうから全般お答えをいたします。一般質問に対する答弁後の検討につきましては、短期間の検討で結果が出るもの、または長期間の検討が必要であるものなど、それぞれの課題によって変わりますけれども、今後は検討の方向性が出た時点で報告するように努めてまいりたいと、このように思います。なお、3月定例会、6月定例会のそれぞれの質問事項の検討という答弁に対して、担当課長等に答弁をいたさせます。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

3月定例会の1点目、厚生園の新体系移行後就労の場の検討に関してご答弁申し上げます。天北厚生園が新体系に移行した後における就労の場については、南宗谷福祉会が検討されておりますが、町も3月に答弁させていただいたようにふるさと雇用再生特別対策事業を継続して委託し、支援させていただいているところであります。現在は、ことし4月に設置され、農園事業を中心に展開している多機能型事業所「DO」の充実を図っていくことを中心に新体系移行に向けた体制づくりが進められているところであります。

答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)

2点目でありますが、第1回定例会で星川議員から質問があり、その後保健福祉課においてこれまでバス路線以外の住民の方々の通院状況などについて聞き取り調査、それからタクシー運行者からの聞き取り、ハイヤー券などの地区別利用状況などを調査いたしました。調査の中では、さまざまな意見や要望がありまして大変難しい課題であり、今後関係する課、関係する課は病院と私のところとまちづくり推進課でありますが、連携の上どういう対策が効果が上がるか、また検討をしていきたいと考えております。

答弁 教育次長 青木彰(教育次長は2016年6月まで)

こども館の幼児期からの体系的な教育というところですけれども、こども館を教育委員会が所管する意義は限定的に申し上げる難しさはありますが、従来の少子化対策からくる子育て支援の一つとしての保育に欠ける乳幼児を保育するという考え方から、乳幼児が生涯にわたる人間形成の基礎を培う重要な時期であるとの考えで、生きる力の基礎となる心を育てるということが従来にも増して重視されてきているところにあります。また、近年全国的には小学校入学時点において注意欠陥多動障害を疑われる児童が多くなってきていることも問題視されてきており、本町においても例外ではないのかなというふうに考えております。本年4月以降こども園、そして小学校とそれらのことを共有し、対応を検討してきておりますが、さらに今後こども園での保育の様子を見てもらうなど情報交換を行い、こども園における保育、幼児教育と小学校との円滑な接続に向けて具体的に進めていくこととしております。また、あわせて親としての保護者の子育てという意味での理解と責任が欠かせないことから、これからの次代を担う子供たちの人間性、心を育てる努力を親、保護者と一緒に取り組めるよう働きかけを強めてまいります。

答弁 産業建設課長 中原直樹(産業建設課長は2016年3月まで)

ピンネシリ温泉周辺の廃屋の撤去推進の検討でございますが、ピンネシリ温泉周辺の家屋の所有者に対し、解体していただくよう要請したところ、所有者も解体する意思があるとのことなので、できるだけ早い時期に解体されるようお願いをいたしました。

答弁 産業建設課参事 小林嘉仁(産業建設課参事は2012年3月まで)

6月定例会の2点目でございます。南宗谷でエゾシカの最終残滓処分ができる焼却施設の建設に関しましては、南宗谷4町村の理事者の了解が得られました。このため、早急に南宗谷鳥獣担当課長会議を招集し、今後一般廃棄物処理担当者を主体とした具体的な施設整備の検討を進めることといたしております。

質問 4番 東海林繁幸

私が期待した以上にここに答えをいただいたので恐縮なのだけれども、町長、この一般質問のあり方で少し反省しなければならないところが大分答弁者側にも質問する議員側にもあるのではないかと。このやり方がいいのかどうかというのもまた検討する必要があるなと思いながら、その理由は1つには一般質問は3回までだよと決められているのです。その1回目は事前に通告して、その答えも返ってくるわけです。それが1回目です。すると、議員は2回、3回、再質問、再々質問まで改めて準備しているような、そんなやり方というのは本来おかしいので、1回目にみんなさらけ出して、それに対してきちっと検討して、1回で終わるような答えを出すのが本来一般質問のあり方だと思うのです。ですから、私は思ったのは一般質問を昨年の12月にやって、それがどうなのだかさっぱりわからないから3月にやって、また6月にやったなんていうやり方ではなくて、少なくても定例会ごとに行政報告なりで、これはこう検討しているのだけれども、こういう理由でなかなか実現が難しいなら難しい、おまえさんの言っているのは無理だというのだったら無理だっていいから、まだ結論が出ないものは経過を報告することも含めて定例会ごとに、または解決したものは臨時議会にでも行政報告する、そういうシステムを……システムと言うまでもなく、お互いの思いとしてこういう形をとろうではありませんかという意味の私は質問なのです。ですから、町長の答え方として、いや、そういうことで質問された議員にもきちっと報告もなかったし、議会への経過報告もしていなかったということがもし認められるとしたら、今後議会ごとにできるだけ検討事項については経過報告も含め結果報告をしますと言ってくれれば、私はこれで1回で終わってしまうのです。再質問は要らなかった。細々と例として挙げたものにまで答弁をいただきまして本当に恐縮なのだけれども、そういうこともありましたものですから、こういう例がありましたよと、その前にもこういうことがありましたよみたいなことの言い回しでこの質問をさせていただきました。要は、今まで何か議員の側にも問題があったと思うのは、何か内容の本質を隠したような、皆さんとして受けとめられないようなものが中に介在しているのに、それを出さない質問があった事例もあったかもしれません。それはそれで、これから我々もきちっと反省しながら、大体質問をして再質問、再々質問を事前に用意しておくなんていうこと自体は一般質問のやりとりの中では余りいいことではないし、本来はあり得ないことなのです。初めにきちんとみんな出して、それに1回答えていただいて、それで終わりにしなければ、そしてさらに言い忘れたこと、ちょっともう少し突っ込んだ意見を聞きたいことについて再質問する、そういう内容のものにしなければならないのでないかと私は思うのです。これは、私の反省も込めての質問ですので、この一般質問のやりとりのあり方自体を今後議会としても検討する必要があると思いながら、できるだけ一般質問の中で検討すべき事項とお答えしたことについては、定例会ごとにやるか、臨時議会も含めてやるか、先ほど申し上げたように解決したものは臨時議会で、定例議会ごとにまだ経過としてはこうだ、いつまでには解決の予定であるとか、どう考えも問題あるからこれだけはちょっと勘弁してくれというのなら、それはそれでいいと思うのです。ひとつその辺町長、何かルールとして、ルールというかな。申し合わせとして、議会との信頼関係を重ねる意味で何かいい考え方はありませんか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

検討事項の内容等についての結果報告、そういうことでなかろうかなと思いますけれども、先ほども話したとおり検討の結果が一定の方向性が出れば、その時点で報告をするといったことをもう少し中身を濃くするとしたら、今後は検討の方向性が出た時点で議会で報告をしていくと、こういうようなことに尽きるのかなと思うのです。ただ、その報告がなければまだそれが重たい事項として検討した結果、方向性が決まらないと、こういうことになろうかなと思いますし、また定例会でも臨時議会でも行政報告をした中で、その方向性が出たものから随時報告をしていくと、こういうような方法論がそれぞれ一般質問をした人だけでなく議員全員がだれだれの一般質問に対してどういう方向になったかということの理解がしやすいのかなと、こういうような気もします。それは、当然町民にも議会だよりで知らせていくと、こういうことになろうかなと思いますので、今後検討の方向性が出た時点では議会で私のほうから報告をすると、こういうようなことでご理解をいただければなと思います。

再々質問 4番 東海林繁幸

取ってつけたような再々質問ではなく、町長の答えに敬意を表して、私もそうしていただければ一番いいなと。職員の皆さんには悪いけれども、検討がいつまでも肩にのっかかっているのだよと、検討を進めないと、結果を出さないといつまでもまだのっかかっているのだよという重みを感じていただきながら処理していただければなと思います。ですから、決して議員が思うような結果でなくてもこれはこれでいいのです。だから、きちっと決まりをつけられるものは適当な期間を置いてやると。少なくとも定例会と定例会の間には3カ月あるわけですから、その間やっぱり検討してもらうと。だから、この私が例に挙げた中では、例えば小林参事がおっしゃってくれたエゾシカの問題、これは相当検討を進めてきたのだなとわかるのだ。ただ、小林参事、わざと出したのだけれども、せっかくだからこの担当者課長会議を招集しという、これいつやるかぐらいの答え方をしておいたほうがすごくいい答えになると思う。せっかくだから、そこまで言ったのだったら。そういうやり方をしてもらえればなと思いますし、こども館の問題で答えてくれたからまた私もちょっと申し上げますが、ここでは運営方針を検討すると言っているのです。運営方針を、もうことし始まって半年になるのですよね。その方針がきちっと今の答えで出てこないと、運営方針ですからやっぱりこれ教育長おかしいのだ。運営方針、これはいわゆる運営のモットーでありますよね。これは、当然町民と共感できるもの、共有できるものにすべきで、わかりやすい言葉で箇条書きでもいいから運営方針はきちっと今まで数カ月検討すべき時期があったわけですから、そういったものはもう出せる時期ではないかと思われてしまうのです。ですから、この辺についても今後、これ一々答えを私いただこうとは思わないのだけれども、そういうことについても疑問を感じるものだから、先ほど町長がお答えいただいたように、そういう姿勢を保っていただければなと思います。もし何かコメントあったら、私きちっとした質問でなかったと自分で反省しているのだけれども、今私が言った再々質問でもしお答えできるものがあったら言ってください。

答弁 産業建設課参事 小林嘉仁(産業建設課参事は2012年3月まで)

日程等を入れないで大変申しわけございませんでした。最終的に理事者協議の部分の了解が得られましたのが9月の上旬、9月の5日となっております。それから今日程調整しまして、9月中に南宗谷鳥獣担当課長会議を実施したいというふうに考えております。

再々質問 4番 東海林繁幸

何か答えを強要したようなことで、強要したわけではありません。こういった思いがあったものですから聞きました。いずれ私ども議員としても質問のあり方、これをみんなでまた反省しながら検討会も研修会もしたいと思っておりますが、答弁する皆さんも再質問が何かまた別な質問が出てくるような、再々質問には全く関係ないようなことが出てくるようなおそれは感じなくてもいいような、そんなような信頼関係を持って一般質問ができればいいなと思いましたので、1点だけ質問させていただきました。町長、どうもいい答弁ありがとうございました。

出典:中頓別町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月12日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる