中頓別町議会 平成22年第4回定例会 2010年12月19日
天北厚生園の移転改修、これを新設を主張すべきで
2010年12月19日、中頓別町議会の一般質問で、藤田首健議員が「天北厚生園の移転改修、これを新設を主張すべきで」について質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 石川篤が答弁しました。
- 質問者
- 藤田首健 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、保健福祉課長 石川篤
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 藤田首健
私は、1点に絞って今回質問いたします。天北厚生園の移転改修、これを新設を主張すべきではということでお伺いしたいと思います。天北厚生園は、来年度旧中頓別農業高校生徒寮への移転を目指しております。実現すれば、道から無償譲渡される生徒寮を改修し、新築よりも安価に施設整備が図られるわけですが、消防法の改正でスプリンクラーの設置が義務づけとなり、その補助金がつかない可能性があると伺っております。これは、生徒寮を既存の福祉施設とみなしての考え方ですが、現在の厚生園が既存の学校施設の改修でありながら福祉施設として新設された経緯と同じように、生徒寮の改修も補助金申請の際には新設の施設とする解釈が成り立つのではありませんか。この解釈が成り立てば、補助金の額も相当見込まれることから、国や道への働きかけを強力に行うべきと考えまして、町長の所見を伺います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
天北厚生園の移転改築、新築を主張すべきではという質問につきまして、初めに石川課長から答弁をいたさせます。
答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)
お答えいたします。スプリンクラーの設置につきましては、当初補助対象ということで進めておりましたが、最終的に国は補助の対象にならないという回答でありました。宗谷総合振興局との協議は、協議書進達が本年6月29日に始まり、8回程度協議を重ね、その後8月30日、北海道庁でのヒアリングを受け、その時点までは施設、現生徒寮ですね、の所有者が法人であれば、スプリンクラー設置は補助対象になるという道の見解でありましたが、その後道と国との協議の中で補助の対象にならないというものでありました。北海道庁からも中頓別町の考え方に基づき改めて国に照会したところですが、国は要綱上の既存施設とは現在利用している知的障害者施設を既存の施設としてとらえるというものでありました。町としては、これまで廃校により利用しなくなった生徒寮にスプリンクラーの設置をした場合、補助の対象とするよう道に要望していたものであり、生徒寮を新設という考え方で進めていたものではありません。なお、天北厚生園の施設整備に関して政治的配慮により、少しでも補助金の増額が図られるよう各方面に現状を訴えておりますので、その結果を待ちたいと考えております。以上であります。
再質問 7番 藤田首健
再質問させていただきます。現在までの経過につきましては、ただいま課長が申されたとおりであるというふうに思います。私もスプリンクラーに関する補助金交付要領を担当からもらい、読ませていただきました。要綱には、火災発生時に自力で避難することが困難な者が多く入所する社会福祉施設等について、入所している方々の安全を確保することが目的であるというふうに書かれております。入所をしている方々ということになっておりますので、これは現在社会福祉施設として使用されている既存施設への補助金であるということは明らかであろうと思います。ですから、現在社会福祉施設としては使われていない旧中農高の生徒寮は、既存施設ではなく、新設に当たるという反対解釈が成り立つのではないかということを申し上げたいわけであります。端的に伺いますが、これまでの経緯は別にして、町側として天北厚生園が生徒寮に移転した場合、新設という解釈が成り立つと思うのですが、町長のお考えはどうでしょうか。もし成り立つのであれば、補助金の額も相当ふえるのではないかと、特に財政力の乏しいこの町の議員の一人として期待を込めての再質問であります。ぜひ最後まであきらめることなく国あるいは道と協議、要望をしていただきたいと、その結果を後日ご報告いただきたいと思いますが、いかがでしょうか、お伺いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
大変難しい事案でないかなと思います。まず、新設というのは、新たに建物をつくった場合、これはもう当然新設であります。今、旧中頓別農業高等学校の寄宿舎については、一般的には遊休施設なり保有施設と、そういう位置づけになると、こういうようなことでありまして、そういうような施設についてある程度改修する場合については2,000万円の補助制度がありますよと、道のほうが私どもにそういう指導をしております。ただ、私どもは、一番は今既存の施設として利用している施設が老朽化したり、また利用者の人とかが狭隘の中で本当に大変な状況のもとで生活をしているのだよと、こういうふうな中でたまたま中高の寮がまだ平成10年に建った新しい建物であるから、それを活用したいと。そういうようなことで再三道のほうにそういう実情を話して何とかスプリンクラーの設置、大体今の予想では2,900万ぐらい、スプリンクラーの設置で経費がかかる予定になっておりますので、何とかそれを補助をつけていただきたいというお願いをずっとしてきたわけであります。しかしながら、二転三転として、つく、つかない、つく、つかないというようなことが繰り返されてきましたので、最終的には北海道の保健福祉部長も国のほうに働きかけをしていただきましたけれども、難しかったと。そういうようなことで私どもも先月の16日には石神議長が東京へ出た折に代議士のほうにお願いをしたり、または先月の28日には自民党の第12区の移動政調会があった中でも私どもがその要請をしたり、いろいろ政治的にお願いをしてきております。ただ、47年の天北厚生園が兵安の小中学校の廃校跡を利用した場合についても、既存の施設はやはり改修で、新築ではなかった。ただ、利用者が入所している部分については増築をして、500平米ちょっと、これは新設で平家のブロックで補助金をもらっております。そういうことからすると、やはり遊休施設なり保有施設を新設として認めていただくことは、まず200%難しいと、私はそう思います。しかしながら、違う面で何とか少しでも補助金の額を増額をしていただけるような、そういうような要請を今後も続けてまいりたいと、こういうことでご理解をいただければなと思います。
再質問 7番 藤田首健
わかりました。しかし、これは見解の相違といいますか、考え方によってそういういろんなあれがあろうかと思います。あくまでもこちらへ移転するとはいいながら、そういう形で設備をきちっと整えて入れるということであれば、先ほどから申し上げているとおり、新設でも解釈できるのではないかなというふうに、これは私が強く主張したいところであります。大変難しいかもしれませんが、少なくとも今までの努力してきた経過と、それから今私が申し上げた新設の考え方、両面で進めていただいて最良の結果となるような努力をしてほしいということで、この旨を強く申し上げまして、私の質問を終わります。回答は要りません。