みんなの議会

中頓別町議会 平成22年第4回定例会 2010年12月19日

「それと、2点目の関係について、地域力というのを最大限生かした…」

2010年12月19日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が質問し、まちづくり推進課長 小林生吉、町長 野邑智雄が答弁しました。

質問者
東海林繁幸 議員
答弁者
まちづくり推進課長 小林生吉、町長 野邑智雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 東海林繁幸

それと、2点目の関係について、地域力というのを最大限生かした活用ということを言っております。この町の地域力というのは何なのか。これは、たくさんあるだろうとは思いながら、この町としての特色ある他にない地域力、これは一体何をとらえているのか、その点伺います。できれば2つ、3つくらい教えていただければと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

まず、1点目のご質問でありますけれども、常任委員会の中でも山村留学センター方式のご議論がありました。これにつきましては、地域の懇談会等でもご提言があったということで、新たな今策定を始めようとしている第7期の総合計画の中でも議論するというふうに町長も答弁しております。その中でたくさんの意見をいただきながら、自然学校の活動も含めて検討を進めてまいりたいというふうに思います。それと、生活塾のお話でありますけれども、これも今のお話に絡んでいくところもあるかと思いますけれども、自然学校の今現在の日常の活動の中でもかつて地域の方たちが持っていた地域の中で生活する力、そういうものを伝承していくという取り組みについて大人、子供とも含めて展開をしていこうという議論をしているところでありまして、生活塾というような形に整うかどうかはともかくといたしまして、自然学校の活動としてそういった視点で取り組んでいくというふうにしていきたいというふうに考えております。それと、2点目の地域力ということでありますけれども、ここでは前段のほうで述べました豊かな自然、人、そしてネットワーク、つながりという、こういうものが総合して地域力というふうに高まっていくというふうに考えております。これが最大の魅力というふうに他との比較において言えるかどうかわかりませんけれども、やはりこの厳しい自然の中で培ってきた暮らす力、そしてそういう暮らしをされてこられた人、こういったところが今この自然学校として一番活用させていただきたい資源であるというような考え方に立っております。

再々質問 3番 東海林繁幸

再々質問にいたします。この施設の性格がどうもちょっとわからない、私かれこれ社会教育何十年かやってきてもなかなかわからないのだけれども、生涯学習という観点の施設として考えたときに、これが教育委員会の所管であるとかいうような言い方をするつもりは毛頭ありませんけれども、逆に生涯学習であるから一般行政のかかわりは大いにこれを本来取り入れなければならないというふうには考えています。ただ、そこでこれが形として教育長が学校長という形で、運営が町長部局のほうでやっているというような不思議さもちょっとありますので、その辺もう少し整理していかなければならないのかなというふうな思いも私はあるのですが、このそうや自然学校に対する一応の責任は教育委員会にあるのか、または一般町長行政のほうでの、何かの責任があったときの対応はどちらでするのか、その辺だけちょっと後で確認させていただければと思うのです。それと、2点目の地域力の中で人を挙げています。人というのは、住民のことも含めてだと思うのですが、私はもう少し直接的に施設運営に当たる人、特にそうや自然学校の教育指導をする直接的な人について申し上げますと、これは3年間道教委の派遣で社会教育主事の先生、石田先生が来ていただいて、もう間もなく3年になる、石田先生の任期はもう終わる、石田先生の場合は学校現場から来てくれた方で、本当は社会教育は初めての体験だと思うので、この施設運営をする上においての準備段階を非常にうまくやってくれたと、こう思います。現実に研修においでの人たちや研修内容のカリキュラムをつくる、そういったことについては、既にもう3年を経過している中では、今まで見た限りにおいては、これはやってきておりながら全く今まで準備行為かなと思われるような段階だったと思うのです。いよいよこれからそうや自然学校としてのねらいというか、本質にかかわった事業が展開されるべく、今度23年度について石田先生にかわる人がいない、この現実でどう対応しようとしているのか。そこで、地域力として人を挙げてきている。私は、古くから社会教育をやってきた立場でいうと、人が一番大切なのです。施設は、そこそこぼろでもあればいいのです。そこで運営する人、指導する人が非常に魅力のある人、力のある人、そういう人たちがいるところにリピーターは来るのです。これは、どこの施設でもそういうことになっています。ですから、ここで地域力に人を挙げるのはごく当然だし、的確だと思って見るのですが、その人の体制をこれからどうしようとしているのか、今1人専門的な方がいなくなるという状況でどういう対応をするのか、この辺を伺って終わりにしたいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

施設運営に関する責任ということにおきましては、現在基本的には町長部局まちづくり推進課のほうで行っております。ただ、その中で展開する教育活動におきましては、教育委員会社会教育領域と連携をして、教育長を含めてご指導、ご指示を受けながら運営しているというのが現状というふうに整理をしております。それから、先ほど申し上げました地域力における人というのは、専従スタッフだけではなく、むしろ地域の人々というところを中心に申し上げたところであります。ただ、議員がおっしゃるように、専従スタッフの存在というのも大変重要であるというふうに考えております。この点、今お話がありました道教委派遣の社会教育主事の任期が切れるということにおきまして、この体制を引き継げるべく新たに人をふやすということではありませんけれども、既存の職員体制のやりくりの中で現状の人的スタッフを機能として確保できるように今検討を進めているところであります。そういうふうに検討を進めているところでありまして、今までの取り組んできたことがしっかり継続し、さらに高められるような体制を構築していきたいというふうに考えております。

再々質問 3番 東海林繁幸

それでは、頑張っていい施設にしていただければと思います。次の2点目ですが、野邑町長のこれまでの成果と今後の課題ということで伺いたいと思います。町長は、3期12年余りにも及びさまざまな施策を通じまちづくりに寄与されてまいりました。厳しい財政状況のもと、下水道などの社会基盤の整備を初め、長寿園の改修など福祉の充実にも尽力されてきましたが、早期健全化団体からの脱却や天北厚生園の移転整備など、さらなる町政の課題も数多く残っております。これらの課題に対し今後どのように挑んでいくのか所信を伺いたいと思います。以上。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

2点目の野邑町政の成果と今後の課題について私から答弁をいたします。数ある課題の中で今最優先に取り組まなければならない課題は、道内179市町村の中で最下位に近い位置にある財政基盤の強化であります。財政基盤の強化なくして各種課題解決にはつながらないと私は考えております。本年第1回定例会の中で中頓別再生のキーワードは、財政の健全化と答弁を申し上げました。また、さきの第3回定例会においてもお答えをしたとおり、次世代の方が財政運営に支障が出ないような財政状況にすることが私の当面の仕事であると考えており、これからも最大限の努力をしてまいりたい、このように考えております。

再々質問 3番 東海林繁幸

町長は、財政問題が一番ということで、これからも取り組むと言っております。私も町長のこの12年の軌跡を見ると、本当に財政的に大変な時代に町長に就任して、だがしかしそれなりに効率的な仕事をしてきたと思うのです。町長のよさは、はっきり言うと、住民の皆さんは町長は本当にけちくさいなと、何やっても金がないのだ、金がないと言うという言い方をされています。でも、それは本当のことであって、お金がないだけに少ない金をどう効率的に使うかというのが町長の知恵だと思うのです。それはそれで、私は大変効率的な仕事をしてきたと思うのです。では、まさに財政の健全化をするための努力をずっと今もしているわけです。その効果は、どんどん出てきております。これは、私が言うより町長が一番知っていると思うのですが、そういった町長の、町長のというよりも町民すべての努力にもなるのだけれども、町職員の皆さんを引っ張ってこういった健全化計画に向けて着実に実績を上げてきているということは、私は認めたいと思うのです。この実績で、では町長はさらに次世代の方が財政運営に支障がないような財政状況をつくってやりたい、これあと3カ月でできるのでしょうか。これがちょっと不思議なのです。それで、前回の9月の第3回定例議会の一般質問で私は、町長、もう一期やる考え方ありませんかと聞いたら、まだその環境にありませんというお答えでした。これはこれで、時期でそうなのでしょうけれども、あえて私はまだ財政状況を健全化し、この町の次世代の方が安心できる財政運営にするにはまだまだ財政状況をきちっとする必要はあると思うのです。そういう意味では、財政通の町長の野邑さんの出番でないかと、こう思うのです。という気持ちで、あえてもう一度聞きます。町長、もう大分体の状況もいいことを聞いておりますし、9月から3カ月たちました。どうですか、そろそろ去就について、どうしてもできないということになれば、これまたどうしようもないのですけれども、これからまだ財政効率をよくする、財政状況をよくする、まちづくりのためにも来年度町政運営をする意識が大分盛り上がってきたのでないかと期待しているのですが、いかがでございましょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

再質問にお答えをいたします。東海林議員も町職員でありましたから、中頓別町の財政状況については詳しいと思います。私も昭和54年度に財政係長になって、それからずっと財政に従事をしてきたような職種ばかり歩いてまいりました。しかしながら、その間もう財政的には、収支的には赤字ぎりぎりの町の財政運営がずっと続いたわけであります。そして、私も11年に町長に町民の熱い支持をいただいて就任をいたしました。当時本当に財政的には大変な状況、それぞれ特別会計が赤字の中で私は財政の健全化をうたって行政をやってまいりました。しかしながら、平成13年からは三位一体改革で交付税がどんどん減らされてまいりました。中頓別町で約5億円5年間で減ったわけであります。また、それ以降合併等の問題も出てまいりまして、それも破綻になりまして、そういう中で町民の方々15名にお願いをして中長期の行財政運営計画をつくっていただきました。その結果、それに基づいて行政、それから財政の運営をして何とか今先の見通しが見えるような状況になりつつあります。そういう中で、今東海林議員から話がありましたように、次の出馬についてお話がありましたけれども、本当に私はこれから中頓別町が決して財政状況が好転するような、町税がふえたり、そのようなことはまずないだろうと思います。そういう意味では、交付税によって町の財政が左右される状況にあると、そういう中で何とかある程度お金を残していろんな施策が安心してできるような、そういう状況にしたい、こういう思いが物すごくあります。そういう中で、ことしも割かし交付税が伸びました。思ったより多くの基金を積むことが恐らく3月ではできるだろうと、そういう見込みを持っております。そういう中で、それで町の財政の健全化が達成できるのかどうなのか、まだ公債費比率も本年度22%前後ということで非常に高いのであります。このような中頓別のような町であれば、恐らく公債費比率も15%以下にしなければならないだろうと思います。また、天北厚生園の増改築の問題、種々課題はあります。そういう中でもう少し時間をいただいて最終的な決断をしてまいりたいと、このように考えているところでございますので、今後もいろんな面でご支援をいただければなと、このように思います。

再々質問 3番 東海林繁幸

町長の今の答弁で、何かいろんな課題をまだ残しているので、解決するためにもう少しやりたいなというような言葉までいかないのだけれども、そういう感じでは受けとめられるのですけれども、少なくてもここで私が伺いたいのは、立起表明が今できないとしても、前向きに検討しているのだというふうにとらえていいのでしょうか、よろしくお願いします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

まだ課題は残っておりますけれども、そういう方向で検討中であるということでご理解をいただければと思います。

出典:中頓別町議会 平成22年第4回定例会 2010年12月19日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる