みんなの議会

中頓別町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月13日

管理職の希望降格制について

2010年9月13日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「管理職の希望降格制について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉が答弁しました。

質問者
星川三喜男 議員
答弁者
町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 星川三喜男

私は、2点質問させてもらいたいと思います。まず、1点目は、質問事項等で出した後、これは管理職にはちょっと失礼な質問かなと思いながらも、質問させてもらいたいと思います。それでは、管理職の希望降格制についてお伺いしたいと思います。最近病気や職場での悩みなどから長期休暇をとる管理職がいると聞き及んでおります。職員本人の病気やけが、高齢化社会の進展で親の介護など、家庭の事情で職務を十分にこなせない職員がいるとしたら、行政上大きなマイナスだと私は思っております。現行では、大きなストレスを抱えた職員は、そのまま無理をして仕事を続けるか退職するしか道はないと思います。定年前の退職もここ数年ふえておりますが、管理職としての資質の備わらない職員は別として、有能な職員がこうした事情でやめていくのは町にとっても大きな損失かと思います。このような場合、職員の希望を尊重し、給料の引き下げと連動した降格制度を導入することについて町長の所見をお伺いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

星川議員の管理職の希望降格制度について私からお答えをいたします。私は、町の職員は町民の財産であるという認識から、町民の期待にこたえてもらうために、採用時から職員でいる間、研修などに参加させ、職員としての資質や仕事上の知識などの向上に努力をさせています。また、職員みずからも町民の期待にこたえるために努力をする必要があると考えております。このような職員が病気や介護で長期間にわたり休みをとることは、私はやむを得ないものと、このように考えており、現在降格制度を導入することは考えておりません。

質問 5番 星川三喜男

ただいま町長からのご答弁ありましたけれども、町長の言うとおりかとは思いますけれども、これは私の主観というか、これが民間企業ならばということで、人事に不満があれば退職を迫られることになりますが、公務員は分限処分を受けない限り降格されることはありません。そのようなことから、降格制度はある面では責任回避やより楽な道への駆け込み寺にもつながりかねないのかなという見方もありますが、道内では深川市ですか、それと多分釧路町あたりでこの制度も取り入れて行っておりますし、全国的には岐阜県の多治見市などがありまして、その多治見市では人事評価や管理職の昇任試験制度も組み合わせて、組織全体のやる気、それと向上、活性化に効果を上げているということを聞いております。私も職員、とりわけ若い職員に対して、こういう制度を取り入れれば資質の向上、やる気、根気につながるのでなかろうかなとつくづく思っております。私は、この制度をいち早く取り入れてもらいたいと思っておりますが、再度町長のご答弁をお願いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

初めに質問がありましたけれども、管理職としての資質の伴わない職員は、私はいないと思っています。私は、管理職はみんな、管理職だけでありませんけれども、職員は有能な職員がほとんどであって、本当に町民から給料をいただいて、町民のために日夜努力をしている職員がほとんどだろうと、このように思います。しかしながら、そういう中にあって、私どもの職員、本当に少数精鋭主義でありまして、私は年功序列的な職務職階制の昇格はしないつもりで今もいるわけでありまして、若い職員であっても有能な職員、そして頑張る職員についてはそれ相応の職務についてもらって頑張ってもらうと、こういうような考え方を持っております。しかしながら、病気や、または家族の介護のためにどうしても休まなければならない職員については、制度があるわけでありますから、それを使って、一日も早く病気の場合は回復をしてもらう、または介護の場合については家族の人が健康になってもらうために努力をしていただいて、そして一日でも早く職場復帰をしていただいて、休んだ分以上の努力をしていただいて、町民に自分の仕事で還元をしてもらうと、こういうような考え方を持っております。そういう意味では、全体の職員、大変少ない中でありますけれども、私は降格制度よりも、休まなければならないときは十分休んでいただいて、そして病気等が治れば休んだ分合わせて町民のために頑張って仕事をしてもらうと、こういうような形をとってもらいたいと、そういう願いを持っておりまして、今現在降格制度を改めてつくって、そして降格をすると、そういうような仕組みは全く考えておりません。そういうことで、星川議員からも、そういう制度よりも職員がより働きやすい、また頑張れる環境づくりに町長も頑張れと、こういうように言っていただければなと、このように思います。

再々質問 5番 星川三喜男

再々質問させてもらいます。町長の言わんとすることは私も思って、いいこととは思いますけれども、これ町民目線です。行ったけれども、課長がいない。休んで休暇とっている。どうしたのと言ったら、病気だとか介護だということで、いつの間にかそれが退職してしまったというようなことを聞いて、それも現実的にありましたけれども、そういうようなことになれば、その部下たちのやる気がなくなる、仕事がはかどらない、やっぱりこれは課長がいなければわからないとかというようなことにもつながるのでなかろうかなと思いますので、確かに町長いわく、そういう制度を取り入れないで、若い方々、職員の能力主義で上がっていくというようなのも1つありますけれども、まずは職場内の、先ほど来柳澤議員さんも東海林議員さんも言いましたけれども、グループ制、それの導入をした以上、もっともっと職員としてのプライド、やる気、根気を見せてもらいたいと常日ごろ思っている次第でございますので、答弁は要りませんけれども、今後降格制を取り入れないのであれば、町長の口からもっと職員に檄を入れてもらいたいと思いますので、お願いいたします。それでは、2番目の行政評価で事業の見直しをということで質問させてもらいます。中長期行財政運営計画の策定から5年が過ぎようとしております。事務事業の廃止、休止などを決定する行政評価制度の導入が急がれていると思います。行政には、一たん事業が計画され、あるいは着手されるとそれが無用、無駄、形を変えるべきとわかっていても継続されることが多々あろうかと思います。行財政改革を進めるとともに、行政の透明性を高め、住民への説明責任を果たすためには行政評価は欠かせません。最低でも外部評価委員会を備えた行政評価制度を早急に整えることが必要だと思いますが、町長の見解をお伺いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

行政評価で事業の見直しをという質問に対して、まちづくり推進課長の小林からまず答弁をいたさせます。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

それでは、私からご答弁を申し上げたいと思います。行政評価制度については、内部においては平成21年度、すべての事務事業の個別評価を実施しており、おくれてはいますが、間もなくその取りまとめを終える予定となっております。外部評価については、総合開発委員会がその役割を代替することで進めており、予算編成の作業に入る前に評価会議を行っていく予定としています。今後は、この行政評価を踏まえた事務事業の見直し、予算編成、総合計画のローリングを行っていけるような仕組みづくりに取り組んでまいりたいというふうに考えております。

再々質問 5番 星川三喜男

それでは、再質問させてもらいます。本来であれば、決算と同時に個別評価等も終わることが普通だと私は思っております。それにあわせて、12月ごろから始まる予算編成に加味されていくのではなかろうかなと思っております。これも、要するに外部委員がいないからこういうような形になるのでなかろうかと思っております。その中で、答弁の中で外部評価委員は総合開発委員が役割を代替すると書いておりますが、私は逆に外部評価委員は町民から公募で募集したほうが、委員を定めたほうがいいのでなかろうかと思っております。それのわけといたしましては、総合計画や事務事業などの見直し、要するにそれを評価委員としてやってもらえればなと。総合開発委員がその評価をするのでなくて、外部の違う、一般公募をしてもらって、その中から委員を10名ないし、そういう形で委員を募るのが私は一番よいのでなかろうかなと思っておりますが、どうでしょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

外部評価委員会というのについては、いろんな考え方があろうかなと思います。今まで総合開発委員会がその役割を代替するよと、こういうようなことで、いろんな審議会だとか委員会をつくらないで、いかに既存のある審議会、委員会を活用するかと、こういうような話もいろんな時期に議会等でも話があったような気もいたしております。そういう意味では、外部評価委員会の委員を総合開発委員会にお願いをしたらどうかと、こういうようなことであります。特に総合計画をつくっているわけでありますから、それの中身を熟知した人たちが外部評価をするということは一つの形としては筋が通るのでないかと、こういうようなことで現在まで進めてきたところであります。星川議員から、公募してある程度したらいいのでないかと今お話がありました。参考にしていただいて内部で検討した中で、総合開発委員会プラス公募の委員を数名加えた中で外部委員会をつくるのがいいのかどうなのか検討させていただければなと、このように思います。

再々質問 5番 星川三喜男

今答弁町長からもらいましたけれども、私も公募プラス総合開発委員さんとあわせて、総合開発委員が策定した総合計画を開発委員が自分で評価するのでなくて、それはやっぱり一般公募からの町民が評価すべきだと私は思っております。そうであれば、総合開発委員プラス町民からの公募で私は進めてもらいたいと思います。これも来年度の予算もありますので、早急にこの件について委員を募集してもらえればなと思っております。以上で私の質問を終わらせてもらいます。

出典:中頓別町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月13日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる