みんなの議会

中頓別町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月10日

1つ目、タクシーチケット枚数の見直しを

2010年6月10日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「1つ目、タクシーチケット枚数の見直しを」について質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 竹内義博が答弁しました。

質問者
本多夕紀江 議員
答弁者
町長 野邑智雄、保健福祉課長 竹内義博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 本多夕紀江

2点について質問をしたいと思っています。1つ目、タクシーチケット枚数の見直しを。公共交通機関が未整備の当町で福祉ハイヤー助成事業が行われていることは本当にありがたいことです。しかしながら、今の枚数では通院でほとんどなくなってしまう。この枚数では足りないとの声もあります。一方で、全体としての利用率はそれほど高いわけではないようです。また、小頓別方面には週2回通院の送迎があり、大変喜ばれています。年をとってからも住みなれた地域で生き生きと暮らせるよう、必要な人にはタクシーチケットの枚数をもう少し多く支給するわけにはいかないでしょうか。また、病院の送迎を将来的に他の地域、方面にも広げる考えはありませんか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

本多議員のタクシーチケット枚数の見直しについて、竹内保健福祉課長に答弁をいたさせます。

答弁 保健福祉課長 竹内義博(保健福祉課長は2010年6月まで)

本多議員さんの質問に対し答弁させていただきます。福祉ハイヤーの交通費助成事業は、身体障害者の肢体不自由者等で1、2級の方、それから70歳以上の高齢者を対象として医療機関等への交通手段を確保するためタクシーチケットを交付しておりますが、平成21年度では205名にタクシーチケットを発行しており、利用率は73.9%となっております。特定の方に対し枚数をふやす条件等が難しく公平性を欠くおそれがあることから、現在考えておりません。また、病院の送迎範囲等の拡大については、高齢化が進み自力での受診が難しくなる方がふえる傾向にあると思われますので、検討が必要になると考えております。

質問 2番 本多夕紀江

205人がチケットを受け取っていらっしゃって、利用率が73.9%ということは、約4分の1が使われなかったということになると思うのです。全部使い切らないというのは、お年寄りとして何かあったときのためにといって大事にとっておく、それから夏場はいいのだけれども、冬に使いたいからというふうに大事にとっておこう、そういう人がいらっしゃるのかもしれません。でも、ぐあいが悪くて定期的に通院する、2週間に1回、4週間に1回とか、本当にそういう定期的な通院で済めばいいのですけれども、ちょっとぐあいが悪かったので、何日間か点滴に通ったらもうほとんど券がなくなってしまった、困ったなという人もいらっしゃるわけです。205人中、全部使い切った人、ほとんど使わなかった人はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。タクシーチケット枚数の追加発行、追加配付ですけれども、通院のためだけに使うのであれば一定の枚数を追加発行してもいいのではないかと思うのですけれども、具体的に条件等が難しい、公平性を欠くおそれがあるということですけれども、具体的にどういう問題があるのでしょうか。この実施要綱によりますと、日常生活を容易にする、それから中頓別町内で使うというようなことが定められているので、それから外れなければ、多少1割なり2割なりの枚数を必要な人に追加してあげても、それほど不都合ないのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 竹内義博(保健福祉課長は2010年6月まで)

まず、1点目の利用者につきましては、205名のうち約80%ほどが利用しております。ただ、この方につきましては、1枚でも使った場合の数を入れておりますけれども、全部の枚数を使ったという方につきましてはほんの数%というとらえ方をしております。本当に5%いるかどうかということであります。また、発行はしていますけれども、未利用者、完全に一枚も使わなかったという方につきましては約20%、19%の方が使っておりません。また、公平性に欠くということでありますけれども、基準としましてはまだどういう基準ということではございませんけれども、大きな内容としましては、例えば在宅者でだんなさんが車を持っていて奥さんが車のない方に対しては12枚の発行だとか、そういうことも発行しておりますので、こういう方たちが本当に車はあるけれども、奥さんのために送迎できるかどうかということもございます。また、低所得者と高所得者の公平性の関係も出てきます。また、対象者に対して同居している方もいらっしゃいます。また、扶養家族になっている方もいらっしゃいます。そういうことも考えると、今後そういう枚数をふやすとなると、こういう内容を理解して十分検討をしていかなければ公平性に欠くのかなということで考えております。そういうことから、通院のために、例えば先ほど言いましたように急遽病院に行くだとか、そういうために枚数がないということから、そのためにタクシーを使うというための発行ができないかどうかということに対しても、これらの関係、公平性の関係を十分検討しなければならないのかなということで考えております。そういうことで、この追加発行につきましては現在のところは考えていないということでご了承をお願いいたします。

質問 2番 本多夕紀江

今のお話わかりましたが、未利用、零枚、一枚も使わなかった人が19%もいらっしゃるということはちょっと驚きというか、そんなにたくさんいらっしゃるのだなと思うのですけれども、それでもやっぱりこの方々も申請してチケットをもらうということは、何かあったら困るからという、そういう本当に自分の生活、先のことを考えて、いろいろと考えていらっしゃるのだと思います。公平性を欠く条件等が難しいと、ここの理由ですけれども、だんなさんが車を持っている人が全部使ってしまった、それでも足りないから下さいと言うのかな。果たして本当にそう言うのだろうか。同居家族が車を持っていて運転する人もいると、そういう人も券がなくなってしまったから下さいと言うのかどうか。これがちょっとその場になってみないとわからないのですが、あと所得の問題もあるとおっしゃいました。車が家にあって、だれか運転する人がいる場合は追加の発行はいたしませんだとか、そういういろいろ公平性を欠かないような仕組みをやっぱり考えていただきたいと思うのです。所得の問題ということも言われましたけれども、やっぱりお年寄りの世帯で車のない世帯がありますよね。それでいて年金収入を頼りに生活をしていると。年金が極端に少ない場合に、やはり病院に通ったときに病院代そのものは通常であればそんなに何千円もかからない、検査でもしなければ。その病院代よりも交通費、チケットがなければ、やはりちょっと何キロか離れたところだったら往復のタクシーの料金が何千円にもなると思うのです。例えば国民年金だけで生活しているとしたら、1回の通院で数千円もかかるということ、これは大変なことではないかと思うのです。ですから、やはり所得、収入ということも大変な、その辺で公平性を欠くということをおっしゃるのであれば、その辺も基準を設けて、それこそ低所得の方が病院にかかる交通費のために苦労するようなことのないように仕組みを考えていただけないかと思うのです、その公平性の問題ではですね。ここはもう車がないと本当に生活するのに不便な地域です。宗谷バスの無料乗車券はもらえますけれども、第一宗谷バスの乗り場まで出ていくのに遠いです、みんな。ちょっと行ったら乗れるなんていうところにはなかなか住んでいらっしゃいません。冬道の運転というのも、やはり高齢者にとっては、これは厳しいものがあると思うのです、夏場はまだしも。加えて、介護保険制度のもとでヘルパーが通院や買い物の送迎ができなくなったということも、これはやはり本当に送迎だけしてもらえればということを希望している人にとっては、これはもう本当に不便なことだと思うのです。住みなれた地域と住みなれた家で安心して暮らせるように高齢者の日常生活の足を、通院とは限らず、買い物もその範囲に入ると思うのですが、そういう高齢者の日常生活の足を今後どのように確保していかれるのか。病院の受診、買い物なんかで高齢者が悩まなくていいようにすべきではないかなと思うのですけれども……

質問 2番 本多夕紀江

追加の発行ができないとなったら、今後高齢者の足というのを、日常生活の足をどのように確保していかれるのか、考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私からお答えをいたしますけれども、まず最後に日常の足の確保というお話がございました。日常の足の確保ということで一時タクシーの運転というか、タクシーをする人がいなくなりました。そういう中で、町民の人から何とかタクシーの復活をしてほしいと、こういう要望がありまして、私どもそれに全力で確保するために頑張った時期がありました。言えばタクシーを町が買って、そして運転手を確保して、その人にぜひやってもらいたいというお願いをさんざんして何とかやっていただいた。または、今も年収320万円を少なくても確保できない場合については、下回った分を町が補てんするだとか、そういう対策をとりながら日常の足を確保してきたわけです。そういうことをやっぱり理解をしていただいて、今現在タクシーが運行されている。こういうことで、私は日常の足の確保がされているものだと、こういうぐあいに考えております。タクシーのチケットを何枚が妥当なのかという、この判断はなかなか難しいと私は思います。それぞれ利用の頻度割合が違うわけでありますから、それを一人一人が満足をするということはなかなか難しい。ただ、この24枚を交付をするということは、私は当時そこに参画していたわけでありませんけれども、基本的には月に2枚、年間24枚と、こういうような方向で決められたのでないかなと思います。今現在それがいいのかどうなのかということは、申しわけありませんけれども、判断がなかなか難しいと思います。ただ、これから高齢者の人たちが私は少しでも健康寿命として延ばしていただいて、健康で寝たきりにならないようにしてもらいたい。そういう意味からして、いろんな面で健康に気をつけてもらう施策、そういうものが必要でないかなと思うのです。ただ、今お話ししたとおりハイヤーのチケット枚数をふやせばいいだけでなく、いろんな面で町が高齢者のために温かい手を差し伸べていく、こういうようなことを少しでも前進させる、そういうことが可能になる時期が恐らく私は近いうちに来るのでなかろうかなと思います。それは、先ほど星川議員から言われたとおり、早期健全化団体を脱却をして、そして将来にわたって同じ過ちを起こさないような財政運営をすると、こういうようなことを基本にしながら高齢者対策についても総合的に考えていく必要性があるのかなと思いますので、ことし1年間、担当課の中でこういうものの福祉施策について検討するように指示をさせますので、こういうことでご理解をいただければなと思います。

出典:中頓別町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月10日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる