みんなの議会

中頓別町議会 平成22年第1回定例会 2010年3月14日

2つのことについて

2010年3月14日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「2つのことについて」質問し、町長 野邑智雄が答弁しました。

質問者
本多夕紀江 議員
答弁者
町長 野邑智雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 本多夕紀江

私は、きょう一般質問で住民の命と暮らしを守ることは自治体行政の責任であるという観点から、2つのことについて質問をしたいと思っています。1つ目の質問ですけれども、病院はどうなるのでしょうか。町立病院の今後について多くの町民がかつてないほど不安を抱き、心配しております。そこで、次の点について町長の所信を伺います。1点目、病院の診療所化を考えていますか。今までは、病院機能を存続するという考え方に立っておられたと思いますが、町政執行方針によりますと個別外部監査で指摘された事項に積極的に取り組むとありますので、考えが変わったのかどうか伺います。2点目ですけれども、医師2名体制は維持できるのでしょうか。院長先生が8月で退職のニュースにたくさんの町民が驚き、信じがたい気持ちでおります。医師不在の事態とならないよう、院長先生の慰留はもとよりあらゆる手だてを尽くしていただきたいと言うよりほかにないのですが、町長のお考えを伺います。3点目ですが、公表された個別外部監査の結果を見ると、診療報酬制度が変わって以来一般会計から病院へ毎年1億数千万円が繰り出されていますが、このうち交付税措置を除く純然たる町の持ち出しは幾らでしょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私からお答えをいたします。病院関係についてでありますけれども、私は3期目の立候補の主要公約で国保病院の存続を町民の皆さん方にお約束をいたしました。この考えは今でも変わっておりませんし、病院の存続は医師の確保なくして存続させることができませんので、あらゆる情報をもとに常勤医師の確保に全力を注ぎたいと思います。なお、つけ加えさせていただきますけれども、外部監査については病院だけの問題を指摘をされているわけでありませんから、それを病院一色にとらえておられるところにつきましては、やはり内容を十分精査をしていただいた中でそういう部分についての発言をいただきたいなと、このように思います。なお、繰出金の関係では、平成21年度1億8,600万程度の予定をしておりますけれども、一般財源としては約6,400万円を予定しているところであります。

再質問 2番 本多夕紀江

再質問をさせていただきます。院長先生ですけれども、町がちょうど大変な時期に赴任されたにもかかわらず、さまざまな病院の改革に取り組まれているのは住民がみんな知っているところです。医療スタッフの充実やレベルアップも図られましたし、理学療法士、作業療法士にも来ていただけて、住民から喜ばれています。地域住民を対象に医療に関する勉強会も何度も開いていただきました。また、肺炎球菌やヒブワクチンの予防接種にもいち早く取り組まれて効果を上げているところです。森林療法も各方面から高い評価を得ています。地域住民のために寸暇を惜しまず働いてくださる先生ですから、院長先生やめないでくださいという声が日増しに大きくなっています。今月初めには各団体の代表の方々、住民の方々が何とか辞職を思いとどまっていただきたいとお願いをしたところです。このお願いは、地域住民のほとんどすべてに共通する願いです。地域住民の願いにこたえて町長もさらに慰留に努力していただきたい、努力すべきと思うのですけれども、いかがでしょうか。次は、病院の赤字の問題ですけれども、経済効率を重視して強調する声も一部にあるのです。不十分ながら病院があることによる地方交付税もあって、1億数千万円が丸々赤字ではないことをできるだけたくさんの人々に知ってもらいたいと思いましたので、あえてこのような質問をいたしました。特に医療とか福祉は、経済効率を優先すべきではないと思うのですけれども、この点についての町長のお考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

再質問についてお答えをいたします。まず、院長の慰留でありますけれども、私は昨年の9月から院長と数回にわたって今後の住友院長の勤務等について打ち合わせをさせていただきました。私は、昨年の9月から院長にこれから2年ほど勤務をしていただきたいという話をずっとしてまいりました。この2年というのは、基本的にはお子さんが学校入るまで何とか中頓別町で頑張っていただきたいと、こういうようなお願いをしてきておりましたけれども、はっきりいるよというお話はずっと聞かれませんでした。私は、基本的には院長をやめてほしいという考え方は持ったことは一遍もございませんし、今お話ししたとおり、これからも勤務をして、町民のために頑張っていただきたいという気持ちは今でも変わっておりません。そういう意味では、私は慰留というよりも継続して働いてもらいたいという、そういう考え方というのは今でも持っておりますし、また院長先生もそれぞれいろんな理由があって今回退職願が出されたのでないかなと思います。さきの1月の末にも話ししまして、もう一度お話し合いをすると、こういうようなことも1月の29日にお話ししましたけれども、その願いもむなしく2月の2日に1日付で退職願が出されたと、こういうような経過がございます。そういう意味では、私も町民の皆さん方も議員の皆さん方も皆同じ考えでいるのでないかなと、このように思っているところでございます。また、病院繰り出しについては、21年度それぞれ地方にある公立病院の赤字が大変だということで総務省のほうで言えば交付税の増額をしてきておりまして、ことしは6,400万程度の一般財源の持ち出しで済んでおりますけれども、しかしながら国のほうもこのような状況をこれからも続けていくという考え方はないみたいでありまして、特に病床の利用割合、言えば3カ年70%を基準にして、早ければ本年度からそれをクリアできていない町村についての1床当たりの病床については交付税を下げるというような考え方もちらほらと出ております。まだ確定ということで私ども通知受けておりませんけれども、そういうような状況になればこの一般財源もまた多くなるのでなかろうかなと、こういうようなことで私たちも早ければ本年度中に病床のあり方について検討していく必要性があるのかなと、こういうようなことを考えているところでございます。

再質問 2番 本多夕紀江

それでは、1問目についてはこれで終わりたいと思います。

出典:中頓別町議会 平成22年第1回定例会 2010年3月14日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる