みんなの議会

中頓別町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月1日

グループホーム開設後の実態について

2009年6月1日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「グループホーム開設後の実態について」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 竹内義博が答弁しました。

質問者
東海林繁幸 議員
答弁者
町長 野邑智雄、保健福祉課長 竹内義博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 東海林繁幸

まず、グループホーム開設後の実態についてということでお伺いいたします。4月から開設したグループホームですが、ちょうど2カ月がたちました。そこで、期待どおりの運営がなされているのか、たった2カ月だといいながら、やってみたらおよその内容もわかったのかなと思います。町は当事者ではありませんけれども、少なくとも施設の設置に助成もしている、また開設したところの北海道教育委員会とのかかわりからして一連の事業に関与しているという形はあったと思いますので、今法人にあえて聞くのもなんですので、町に対しての一般質問となったことで、まずお許しいただきたいと思いますが、まず1点目に利用者の就労状況、就労先、何々会社までの名前は要らないですけれども、どんなところだというところでお聞きいたしたいと思いますし、それとわかれば月額給与等の状況も聞きたいと思います。それと、利用者の負担する経費の内容を伺います。2点目には、グループホーム運営経費、これが全体でどういった、これは大まかなところで結構ですから、教えていただければと思います。3点目には、スタートしたけれども、思わぬアクシデントがあったとか、こんな課題があるなとかということが出ているか。本当は出るのが普通ですけれども、出なければ結構ですが、課題があれば伺いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

東海林議員さんのグループホーム開設後の実態について、竹内保健福祉課長に答弁をいたさせます。

答弁 保健福祉課長 竹内義博(保健福祉課長は2010年6月まで)

グループホーム開設後の実態についてということで、ご質問にお答えいたします。まず、1点目につきましては、入居者の就労状況としましては9名全員が一般就労となっております。就労先は、社会福祉法人南宗谷福祉会で7名、商店で2名となっております。一般就労による月額給与につきましては、平均6万円程度となっております。グループホームを利用することでの利用者負担につきましては、応能負担制度による程度区分によりおおむね1割の負担額と特定費用、給食費、それから共益費、家賃負担で約4万9,000円から5万9,000円程度となっております。特定費用につきましては、月ごとの精算制となっております。2点目につきましては、一体型共同生活事業所の運営経費につきましては、本年4月からの運営となったことから、天北厚生園での推計では介護給付費、訓練等給付費、利用者負担等で668万円、特定費用で529万円、年間総額1,197万円程度と見込んでおります。運営経費につきましては、人件費で歳出総体の46%で551万円、事務費では16%で191万円、事業的経費では38%で455万円の運営経費を見込んでおります。3点目につきましては、現在入居されている方につきましては就労先が確保され、現状での課題としては特になく地域移行が行われております。以上です。

質問 3番 東海林繁幸

それでは、1点目から伺いますけれども、月額給与が平均6万円、これはわかりますが、私が心配しているのは、特定費用についても大体5万から6万かかるわけです。それと、障害者年金の取得がこの程度の人たちですと非常に安い、多分6万か7万だと思うのです。そういった実態から、平均6万円はいいのだけれども、最低はまだ相当低いはずなのです。その辺の実態、最低と最高ぐらい教えてくれないと、平均だけではちんぷんかんぷんと言わざるを得ないと思います。それが1点。2点目なのですけれども、運営経費でわからないのが191万円という事務費はどこへ行くのですか、その辺がちょっとわかりません。わかれば教えてください。事業的経費、この経費についても、おおまかでいいですから、どういうところに使うのか。人件費は、わかりますから結構です。事業的経費、どんな事業を行って、そこに455万円というのが行くのか、その辺を教えていただきたいと思います。課題がなければ、まことに結構でございます。頑張ってください。

答弁 保健福祉課長 竹内義博(保健福祉課長は2010年6月まで)

大体6万円程度ということでございます。最低と最高ということでありますけれども、ただ今回お聞きした内容での最低の金額につきましてはちょっと参考にならない金額で、たまたま事情がありまして働いていなかったということであります。これは、4月の給与でいいますと3万円です。それから、最高が7万円という形になっております。それで、大体経費に対してはこの関係で賄われているのかなと思います。それで、障害年金につきましては、2級でいくと月額6万6,000円です。それから、1級でありますと大体8万3,000円ぐらいという状況になっております。それと、経費の中の事務費につきましては、これは内容的にはきちっとした内容は聞いておりませんけれども、預金の管理だとか、そういう事務的なものというとらえ方で私は聞いておりましたけれども、これこれこれという内容はちょっと聞いておりませんでした。それから、事業的経費、これにつきましては給食費、それから光熱水費だとか、それから共同的に使っている日用品、トイレットペーパーだとか、そういうもろもろを含めた形での事務的経費というとらえ方で聞いております。以上です。

質問 3番 東海林繁幸

最低の賃金のとらえ方なのですが、3万円というのはそんな安いわけではなくて、私が聞いている範囲では2万円が随分多いのです、他の事業所の中では。実態としてはそういうことなので、町内の企業も頑張ってくれているのだなと。ただ、ここで一番安心していれるのは、法人の南宗谷福祉会で働いている人が7名いるわけでしょう。だから、一番安心といえば安心なので、本当はそれがなかったらこれ大変な問題なのです。これについては、今後またグループホームを、何人にするかは別にしてもまたやるという予定になっています、福祉計画においても。そうしますと、どうしても就労先というのが大問題になるわけです。それと、課長の話では1級と2級がありましたけれども、この程度の人たちは大体1級、2級と見ていいのか、この9人については。でないでしょう、入っている人たちの級は。(「年金ですか」と呼ぶ者あり)

質問 3番 東海林繁幸

ええ。年金でいう1級、2級というとらえ方でいくと、ここに入っている人は1級、2級の人ですか、全部そうだと言っていいですか。それは、わかりました。それではいいのですけれども、問題はせっかく社会生活移行という立派な目的を持ってやったグループホームですから、そういう意味では入っている人に本当に楽しく社会に貢献しているという実感を味わわせれるようなシステムをこれからも努力してつくっていってやれればと思います。そこで、最後に伺いますけれども、2カ月を経過して、これから冬場にも向かうでしょうし、いろんな面でまた思わぬ経費もかかるかもしれません。町としてこれから福祉計画では、倍増といいますか、それ以上のことになるかもしれませんけれども、検討して、最小限必要な施設はつくるというようなことになると思います。ただ、これは法人が経営するということで、町としてのこのグループホームに対する援助というか、支援というか、その辺はどういう領域でできると考えていますか。例えば財政的なものでもいいのですけれども、そういうことも含めて、今後このグループホームは、これは3年や5年でやめるわけにはいかないと思いますので、相当長い将来にわたって維持していくとして、町としてはどういう面のかかわり方をできるのか、その辺伺って終わりたいと思います。

答弁 保健福祉課長 竹内義博(保健福祉課長は2010年6月まで)

今後グループホーム、ケアホームに対してどのような領域で援助できるのかということにつきまして、かなり難しい面があるのかなと。それで、現在は9名に対しては就労の先がありますけれども、今後予定しております人たちに対しての就労場所が確保できるかどうか、障害程度区分によって果たしてどうなのかということも出てきます。そういうことを考え、町としても、地域移行ということですので、その就労先に対してできるだけの援助をしていかなければならないのかなと。運営経費は別としまして、そういうことで町がまずとりあえずできるのはそういうことになるのかなということで考えております。

質問 3番 東海林繁幸

わかりました。これは質問ではありませんけれども、課長にとっては福祉施設という位置づけで、自分たちの公的な施設ではないという思いはあると思うのですけれども、少なくともこの施設については町の意向ででき上がってきているものですから、私ども議員からもそういう意味では課長に対してどうなっているのと聞くことがこれからもあると思います。そういう意味では、内容を聞いていないからわからないでは困るので、きちっと把握しておくべく準備だけはしておいてください。よろしくお願いします。

出典:中頓別町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月1日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる