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中頓別町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月8日

食彩工房「もうもう」の運営について

2009年3月8日、中頓別町議会の一般質問で、西原央騎議員が「食彩工房「もうもう」の運営について」質問し、町長 野邑智雄、産業建設課長 柴田弘が答弁しました。

質問者
西原央騎 議員
答弁者
町長 野邑智雄、産業建設課長 柴田弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 西原央騎

長時間になっていますが、最後の1問ですので、おつき合いいただければと思います。特に議員さん、目がちょっとうつろになってきている方もいらっしゃるので、お願いします。食彩工房「もうもう」の運営についてお伺いします。松音知地区の食彩工房「もうもう」は、なかなか利用者がふえない状況が続いています。春からの運営や課題、問題点について伺います。1、指定管理制度で運営を行ってきましたが、今春からの契約はどのようになりますか。2、現在利用者がふえれば、スタッフの対応や光熱費などがふえるばかりで、利益は上がらない仕組みです。利用者がふえれば、指定管理者が利益を上げる、もうかる仕組みを考えるべきではないですか。3、住民グループが加工施設を使って、商品、特に特産品などの開発を行うことができると聞いています。しかし、実態としては何も開発されていません。担当課としてどのような指導、取り組みをされていますか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

西原議員さんの食彩工房「もうもう」の運営について、柴田産業建設課長に答弁をいたさせます。

答弁 産業建設課長 柴田弘(産業建設課長は2009年3月まで)

議長、1点目の部分について追加で答弁させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

答弁 産業建設課長 柴田弘(産業建設課長は2009年3月まで)

それでは、1点目についてご説明いたします。現在の指定管理者である中頓別町食菜加工研究会は、平成21年度以降の指定管理者の継続を希望しないことから、新たな指定管理者の応募を行ってきました。1月23日締め切りには応募者がありませんでしたが、その後2件の相談がありましたので、3月6日締め切りとして再公募いたしてきております。再公募の結果でありますけれども、1件の応募がありましたので、3月9日、あすの選定委員会を経て、今会期中の議会に提案してまいりたいと思います。2点目についてであります。指定管理者は、町からの指定管理料と利用者からの利用料金収入で管理運営を賄います。利用者がふえることにより収入が上がる仕組みの一つとして、町が定める使用料金を上げることにより指定管理者は町の承認を得て利用料金を上げることができますので、今以上の収入の道が開けることが考えられます。3点目についてであります。ご指摘のとおり特産品の開発は進んでいません。「オガル」で農産物としてヤーコン、菊芋などを栽培し、調理の研究は行われていますが、商品開発までには達していません。担当課としては、農業関係団体を中心に「オガル」、「もうもう」の利用を進めておりますが、十分とは言えませんので、関係者と相談し、対策を講じてまいりたいと思います。

再質問 1番 西原央騎

それでは、再質問させていただきます。資料としてこれを使ってもよろしいでしょうか。

再質問 1番 西原央騎

ありがとうございます。考え方を私も、自分自身も整理しながらやりたいので、見えるかどうかは微妙な大きさかもしれませんが、ちょっとこのフリップを使ってお話を進めていきたいと思います。今アグリパークと呼ばれる施設、食彩工房「もうもう」と「オガル」の施設でアグリパークですが、今回特に食彩工房「もうもう」についての質問なので、「もうもう」についてと思います。まず、18年度から指定管理者制度のもと行われていまして、なぜ指定管理を行っているかというと、いろんな要件はあるのですが、大きく項目を4つ立ててみましたが、まずメリットとしてはサービスの向上、あと利便性、利用者が利便性を向上できる、そういった面の利用者としてのメリットが1つあるのではないかと思います。また、直営でないということで、経費の削減等、こういう努力が民間の力でされるであろうということのメリットがあると思います。また、デメリットとしては、現在そのような状況なのかなと思うのですが、適正な、適切な管理者がなかなか見当たらない、特にこういう地方にあっては、管理を引き受けてくれる団体が見当たらないというのが大きなデメリットの一つになっています。また、継続性がない。今回は3年度の契約でしたが、4年目から、では我々ではないかもしれないねということが必ずやってきます、この制度には。そこに継続性がなく、雇用への不安も生じるということです。また、こういった雇用の不安は、人材の育成には大きなマイナスになります。指定管理者制度で行っているメリット、デメリットはこのようなものがあるかと思います。その上で今現在どうなっているか、現状についてですが、平成18年、19年度、指定管理者となってからの2年間についての確認なのですが、利用料は「もうもう」は300円です。冬はもうプラス100円暖房料が加わりますが、おおむね300円でやっているという計算で考えてください。18年度は、14万750円の利用料の上がりがありました。19年度はどうなったかというと、13万150円と1万7,000円落ちています。これ指定管理を受ける前、17年度はどうだったかというと、実は17年度のほうが利用料は多いです。15万あります。15万3,000円ほどの利用料がありまして、大体毎年1万5,000円程度の利用料。利用料にすると小さい額に感じますが、利用者で割ると、この利用料金で単純に割ったのですが、そういう計算を行うと、年間毎年50人ずつが利用しなくなってくる、利用率が少なくなっているというような現状があります。そういう意味では、指定管理になってから人は離れていってしまっているのではないかという、大ざっぱな、ちょっと数字だけを見ると、そういう判断もできるのではないかと思います。それで、19年度についてこの利用料金で人数を出してみると、13万円だと433人の利用があったということになるのですが、大体毎日営業日が250日だとして1日に1.7人の利用にとどまっていると。毎日2人来ないかなというぐらいの状況で運営を行っている施設である、そういうことを現状として皆さんにも認識していただきたいと思います。ちょっと赤ばかりで書いてしまったら、かえって目立たなかったですね。収入はというと、平成19年度、昨年度についてなのですが、全体の収入としては494万9,950円です。大ざっぱに言えば500万円ほど。「もうもう」だけです、これ。「オガル」はまた別でして、「もうもう」では500万ほどかかっています。そのうち収入としてあるものは、こちらの現状で言った13万150円の利用料、これがあります。あと、その他ほとんどの部分が町からの委託料です。どれぐらいの比率かというと、これちょっと小さくてわからないのですが、数字としてわかりやすく言うと、全体500万円近いお金の中の2.6%が利用料です。残り97%が町からの委託です。これは、まるっきり町の持ち出しで運営していると。公の施設、町民、住民、あと地域の方のための楽しみである施設ということで、町が97%のお金を出して運営しているという状況です。ここまで数字を踏まえていただければ、柴田課長から答弁いただいていますが、2番についての答弁で、町が定める使用料を上げることによって今以上の収入の道が開けることが考えられますとありますが、仮に利用料300円を500円にしたところで、ほとんどが町の持ち出しなのです。95%ぐらいの持ち出しになるのかなと、それぐらいの話で、本当の意味で利用率をこれ100人、200人の単位ではなく、1,000人、2,000人にできなければ、利用料から何か収入をもたらそうという話にはならないと思います。商品の開発や、それを販売という方向にひとつ持っていく、そういうことでなければ、利用料でどうにかなるというのは全くの詭弁であって、重要なのはやはり持ち出しているお金に対して収入がない、その上でどういう目的を持った施設だと考えるかだと思います。それで、現在はもうかる仕組みでない「もうもう」なのです。もうからない、もうからない仕組みで「もうもう」、こういう状態かなと思います。それで、この21年度、指定管理者ということで一度応募して、締め切りをした上で、いなかったと。その上でもあえて指定管理ということを目標に探したというような状況だと思うのですが、直営より指定管理をしている、そういった21年度からもしていくということに当たって、判断としてはどういうものを判断基準として指定管理がいいと判断されたのかと思います。経営としてでは、平成17年度のほうが利用者もあり、全体の収支についてもそれほど大きな差は見当たりませんでした。それなのに、さらに指定管理を続けようということはどういう判断があったのか。指定管理を判断した場合、現在雇用されている方に不安が生じています。自分は本当に雇用されるのだろうか、また雇用のグループはどういう方なのだろうとなるわけです。こうなった場合、雇用への不安まで行うということで、直営と指定管理、この辺の判断がどうだったのか、その点についてお伺いしたいと思います。判断の材料としてどういったものを基準にしたのか、また雇用へ対してのどういうような考えがあるのか、この2点についてお伺いしたいと思います。

答弁 産業建設課長 柴田弘(産業建設課長は2009年3月まで)

直営した場合の経費の見方によって若干考え方は変わるかと思いますけれども、例えば直営やって、職員がそこにかかわっていくとなりますと、かなりの人件費のウエートが現在より上がってしまいます。どういった形が一番適正なのかというところは、それぞれの施設によっては考え方が変わりますが、この指定管理者制度のできたそもそもの目的は、大きくは職員がかかわってその施設を運営した場合の人件費と、要は民間の活力を利用した場合の人件費の積算がかなり違っている状況があります。こういった部分を含めて、人件費の部分からすると、非常にメリットが大きいということが言われています。また、雇用の不安、今言われたように指定管理者を受ける側の団体の考え方によって雇用の安定不安というのが出てきますので、要はそういったことを踏まえて、指定管理者に応募していただきながら、運営していただくことになろうかと思います。また、町としては雇用の場の一つとして、そういった形で「もうもう」、「オガル」を運営することによって、雇用の場ができるというとらえ方はしております。

再質問 1番 西原央騎

ちょっと今の答弁で指定管理と直営の雇用の部分について明確ではないような気がするので、もう一度確認させてください。

答弁 産業建設課長 柴田弘(産業建設課長は2009年3月まで)

指定管理料の積算の仕方で、町が直営でやった場合に当然職員が採用されて、そこで携わっていくと、こういうことが基本であります。では、その職員をどういった形でそこに配置するかによっての考え方によっては経費のかけ方がそれぞれ変わってくると思いますが、例えば正規職員で採用した場合についてはそれなりのまた正規の人件費がかかってきますし、例えばそこに臨時職員という形で置くことによってその職員よりも安い経費の積算ができます。そういった意味では、民間の活力を、民間の指定管理者によって、民間で運営していただくところでのメリットとしては、この人件費の部分がかなり出てくるのでないかと、こういうことであります。

再々質問 1番 西原央騎

それでは、再々質問させていただきます。現状として直営のほうがお金がかかるだろうという判断をもとにしたということですが、実際平成17年を見る限りはそういった数字上は形になっていません。17年度に比べて18年度、19年度のほうが明らかに経費がかかっているということではありませんでした。そういう資料をもとにすれば、見えない職員の動きというのが出てくる可能性はもちろんありますが、かえって職員はかかわらないようにしながらの直営ということも、臨時職員を置いての直営という形もあり得るでしょうし、そのほうが今回のような雇用の不安というのは生まれないような気がします。その上で改めてお伺いしたいのですが、この春から委託者を決めまして、指定管理で行うということであれば、町内の雇用、97%が町のお金の持ち出しです。この施設にあって、町内の雇用を今2人、2人工、その上夏の間畑の作業の従業員として夏の夏期間だけ1人工について2.5人ほど年間で雇用があるのですが、この雇用を町内の雇用として守れるのかどうか、守る意思があるのか、その辺について明確な答弁をお願いします。

答弁 産業建設課長 柴田弘(産業建設課長は2009年3月まで)

指定管理者の今応募が1件ありまして、これから庁内の選定委員会にかけて議会の開催中にご提案申し上げますので、まだ具体的に選定されておりませんので、今後の進み方については今後の議会の中でご説明申し上げたいと思いますけれども、そういう答弁ではだめでしょうか。

答弁 産業建設課長 柴田弘(産業建設課長は2009年3月まで)

雇用を受ける側の、指定管理者を受ける側については、十分その旨はお伝えしたいと思います。

再々質問 1番 西原央騎

終わりなのですが、ちょっとその答弁では納得できないので、町長にもお伺いしたいですが、雇用を守れるのかどうか、その点について再々質問としてもう一度お願いします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

食彩工房「もうもう」の指定管理に伴う雇用の関係でありますけれども、どこが指定管理されても、そこで働く人が必要でありますから、私はもしか町民の人を雇用しないで、町外から来るというようなことがあったとしても、それは住民票持って中頓別町に来てもらって、中頓別町の住民になると、最低条件そういう必要性があると私は思います。ですから、町外の指定管理を受けた業者がいわばその町外から通いで来て、地元の住民にならないようなことのないように少なくともしていきたいと、このように考えておりますし、また地元の人たちでそこの「もうもう」で働くというような人がいるとしたら、それを紹介するというのも私どもの仕事でないかな、このように考えます。

再々質問 1番 西原央騎

ありがとうございます。

出典:中頓別町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月8日 議事録 PDF(62ページ) 間違いを知らせる