みんなの議会

中頓別町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月8日

返還措置について

2009年3月8日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「返還措置について」質問し、教育長 米屋彰一、町長 野邑智雄、国保病院事務長 青木彰が答弁しました。

質問者
星川三喜男 議員
答弁者
教育長 米屋彰一、町長 野邑智雄、国保病院事務長 青木彰

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 星川三喜男

私は、今回大きく3点ほど質問事項を用意しておりますので、よろしくご答弁のほどお願いいたしたいと思います。それでは、1点目、町文化協会への委託料の返納、返還措置について伺いたいと思います。監査委員の随時監査、また行政監視機関である議会の特別委員会が指摘した町の文化協会への委託料37万6,000円の返納、返還の状況について伺いたいと思います。

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

お答えいたします。平成21年2月2日付にて平成15年度以降の委託料余剰金及び利用料収入合計36万1,747円と平成14年度委託料余剰金1万5,000円を合わせ、合計37万6,747円について平成20年度中に自主返納、返還を求めておりますが、現在文化協会に対し、全額返還していただくよう協議中でありますという内容の答弁書を提出したところでありますが、その後進展がありましたので、追加答弁をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

この返還措置につきましてでございますが、教育委員会の契約事務等において不備な点があり、契約の相手側である文化協会に対し、大変ご迷惑をかける結果となったところですが、ご理解をいただき、平成19年度までの委託料余剰金及び利用料収入の全額返納と、あわせて平成20年度分の解約に基づく戻し入れを終えたところでございます。

質問 5番 星川三喜男

ただいま教育長から答弁がございましたので、わかりましたけれども、これは公金が全額返還されるということは当然のことと私は思っておりますし、それで問題が終わったわけではないと思います。こうしたことがなぜ起こったのか、原因の究明と再発防止、責任の所在を、確かに教育委員会のほうがちょっと不備があったということも言っていますけれども、本当に明らかにしておかなければならないと思います。監査委員、特別委員会からの指摘もあるように、行政は最少の経費で最大の効果が上がるようにならなければならない。まして直営よりも委託料が高くなることは、通常ならば考えられないことが長年まかり通ってきた。原因は、予算審査時にチェックが不十分だったのではないかと思っております。少なくとも委託料予算を審査する場合は、委託料の詳細や積算根拠と契約書の案を添付してもらう必要があると思います。これから再質問させてもらいますが、これは平成20年度一般会計決算などにかかわることなので、契約者でもあります町長より答弁してもらいたいと思いますので、4点ほどお願いしたいと思います。それでは、まず1点目といたしまして、契約書案には契約の根拠となる条例のほか口約束が生じる余地がないように詳細な取り決めが必要ではないかと思っております。また、町長査定の際も、議会における審査の際もこれらのチェックが必要だと思うが、新年度予算の審査の際どのように対処されたか伺いたいと思います。また、この原因ですけれども、監査意見が発見していなければ、違法な状態はさらに続いていたと思います。平成14年、18年当時にこうした過ちを発見できなかったのは議会としても責任はあると思いますが、契約書以外にも調査した中で口約束があったことを職員からも聞いております。公金を使う上で言語道断であろうと思います。担当者に町民の税金という意識が欠如しており、公金を私物化するものだと私は思います。研修などで職員の意識改革を正常化にさせるとともに、責任の所在を明確にすべきではないでしょうか。それとまた、行政が公共的団体の事務局などを引き受けることで委託料の実質報告がなされなくなり、やっぱりこれが委託料、つまり要するに補助金にされてしまうと思いますが、委託料を契約終了時にチェック強化として公共団体との関係を全庁的に見直す必要があるのでなかろうかと思いますが、これも今後どのような対策をとるのか伺います。最後に、教育長が答弁なされましたけれども、20年度の委託料についても契約が解除後差し戻されたとのことでございますが、その時点からその活動施設は直営となり、水道光熱費などの管理費は教育委員会が直接支出されていると考えてよいでしょうか。また、まちづくり活動支援センターも同様の措置がとられているか。4点ほど伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

町政の執行の中で契約者が町長であっても、執行権は教育委員会に委任をしている部分が多々ありますので、その部分については教育長のほうから答弁させますけれども、全体的な考え方について私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。まず、責任の所在を明らかにすべきということでありますけれども、我々行政としては職員に日ごろよりいわば給料を支払っているのは町民であると、そういう考え方になって町政を執行してほしいと、こういう話を日ごろから私のほうでしているところでありまして、条例または契約、そういうものについては細心の注意を払って、やはりいろんな面で指摘をされないように、またその契約に基づいて行政を正しく執行すると、これは基本的なことでありまして、今現在教育委員会の問題、または町のほうもまちづくり活動支援センターの問題もあります。そういう意味で契約の解除をしたものについては、直営として電気料から水道料、または係る経費について支出をしていくと、こういうことになるわけであります。私どもこれからも職員研修または常識として町民の人たちに疑義を持たれないような町政の運営をしていくと、これは基本でありますから、今後とも職員の皆さん方に研修を通じてこういう問題だけでなく、どんな業務の中にあっても町民から疑義を持たれないように町政の運営をしていくと、こういうことを改めて職員の皆さん方に私のほうからもお願いをしていきたいなと、こういうぐあいに思います。全体的なお話をさせていただきましたけれども、それについて補足あれば教育長のほうから答弁をしてもらうことにいたします。

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

契約書の関係でございますが、契約書につきましては新年度から直営とすることで進めさせていただきたいと思います。また、事務局につきましても既に事務局については辞退、返還するということで協議済みでございます。ただ、時期につきましては事務整理等の引き継ぎがございますので、協会の総会を終えた後にと考えているところでございます。それと、20年度の契約解除により直営となったことについて、管理費の電気代等の支払いでございますが、これは教育委員会がやることになってございます。ただ、3月の5日付で戻ったわけで、その手続はこれからというか、支払いについては今後やっていくということでご理解いただきたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

補足をさせていただきます。新年度予算等の査定の質問もございました。大変ボリュームのある予算、29億一千数百万円の予算の中、私が全部査定をしているわけではありません。それぞれ担当課長等もやっておりまして、私のほうは特に臨時的な事業等について内容説明を受けて、そしてなおかつ収入と支出のバランスをどこまで新しい予算にそういう事業を反映できるかと、こういうようなことをやっているわけでありまして、個々委託料だとか、または一般的な経常経費についてはそれぞれ所属の担当課長等で査定をしておりますので、私のほうからこうだ、ああだということはなかなか申し上げられませんけれども、しかし今まで指摘をされた事項等も含めて、財政の担当課長のほうで中身を詳しく精査をしながら査定をしたものと、このように考えているところでございます。

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

本件に対して責任の所在を明らかにするということで、特別委員会の中でもご指摘を受けたところでございます。これにつきましても経過等検証をもとに結果がおおむね出ておりますので、何らかの責任等をとるべく対応をしていきたいと考えているところでございます。

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

原因の究明というところでございますが、教育委員会におきましていろいろな部分で事務局等を担い続けていたという点、そしてまたその事務局、文化協会の自立性を後押しすべきだった点だとか、教育委員会の業務、それと文化協会の業務を明確にすべく区別して対処すべきだった等々の問題点をある程度検証をしたところでございます。

再々質問 5番 星川三喜男

それでは、再々質問させてもらいたいと思います。これまでになったのは、やっぱり職員のマンネリ化、要するに緊張感がなかったからでなかろうかと思います。この事件から今まで教育委員会の中で話を聞いておりましたら、管内、要するに、教育委員会の中でこの問題について何か本当にお互いに教育委員長もしくは教育委員さん、教育委員会と合同で、何回も本来であればこういうことに対して原因の究明、それとか今後についての検討ということで協議を開催されているものだとは私も思っていましたけれども、それも大した会合も開かないで、教育委員さんのほうには報告ということで協議事項を済ませているようなことに関しまして、いかがなものかなと思っております。このようなことがまた二度と起こらないよう早急に原因の究明、そして職員のモラル、いろいろな研修等を重ねて、正常化にされることを切に願っております。その点について今後教育委員会の中での取り扱い方を再度確認したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

教育委員会の報告等でございますが、これにつきましても3月の5日にそれ全額返還ということで、結果が5日段階で一応集約をいたしましたので、それを得て、それを踏まえて、再度検証した結果も踏まえて、どうするかということを教育委員会の中でまた再度諮っていきたいと考えているところでございます。そしてまたさらに、職員のモラル等につきましても十分今後気をつけていくようにしたいと考えております。

再々質問 5番 星川三喜男

これでこの質問に対しまして再々まで終わりましたので、次の質問にいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。公立病院改革ガイドラインによる改革プランについてお尋ねいたしたいと思います。病院改革プランについて、例えばベッド数の削減はあるのか、病院の再編、ネットワーク化の方向性、15対1基準に向け、看護師の採用は確実なのか、経営はどのように見直され、効率化されるのか伺います。また、同プランによる今後の病院経営で、自治体財政健全化法により早期健全化団体となることが確実な町財政にどのような影響が出るのか伺いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

公立病院改革ガイドラインによる改革プランについて、青木国保病院事務長に答弁をいたさせます。

答弁 国保病院事務長 青木彰(国保病院事務長は2011年6月まで)

私のほうから答弁をさせていただきます。不採算地区病院に対する将来にわたる国の交付税措置等による支援の考え方が不透明な状況をかんがみ、現実的には大変厳しい目標となりますが、現状のベッド数を削減しない計画とする考え方です。また、病院の再編、ネットワーク化については、名寄市立総合病院をセンター病院とした上川北部地域医療圏域に属しており、今後議論の推移を見ながら方向性を見つけることとしています。平成18年度の診療報酬改定により大幅な医業収益の減を余儀なくされてきましたが、新年度において2名の看護師確保にめどが立っているほか、中途においてさらに採用の可能性があるため、看護の質の向上につなげるのとあわせ、経営的には遅くとも本年11月から15対1入院基本料に格上げし、収益増につなげることができると考えております。財政的には、自主財源に乏しい本町において大変厳しい状況が続くことに変わりはありませんが、国からの交付税措置等に大幅な変更がなければ、これまでと比較して大きな影響はないものと考えております。

再々質問 5番 星川三喜男

それでは、再質問させてもらいたいと思います。今事務長からの答弁もございましたけれども、診療報酬制度の抜本的改正がない中で経営に努力されている住友院長とスタッフに本当に心から敬意を表したいと思いますし、また新年度からの取り組みに対しても期待しておるところでございます。ですが、ここで私が2点ほど再質問させてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。3月3日の病院会計補正予算の説明で平成20年度の決算見込みが示され、昨年度に比べて収益的収支で約3,700万円ほどの赤字となっている。この分町の一般会計から持ち出しがふえ、早期健全化団体となることが確実な町は、財政再建の足かせとなることを心配しております。来年度予算は基金を取り崩さず財政をやっていくことになっておりますが、これは問題は決算時にどのようになっているかであると私は思います。今定例会で院長の給料アップの条例が提案されていますが、確かに管内的にも町の院長の給与等は管内最低ではないかと思いますが、病院経営上、財政再建上からも私は簡単にこの給料アップは賛同できるものではないと考えています。といいますのは、一昨年、19年の12月定例会におきまして、職員の給料改正条例を否決しました。その一人といたしましても、あのとき私は若い職員の給料アップさえ断腸の思いで反対をせざるを得なかったのでございます。今は職員、議員、そして全町民がひとしく耐え忍ぶ時期だと私は思っております。特に経営上に携わる幹部はなおさらだと思います。病院スタッフの人件費を今以上に上げれば、経営はさらに難しくなってくるのでなかろうかと私は思っておりますので、どのように考えているか、これは町長にお伺いしたいと思います。また、2点目といたしまして、先ほど来議員さんからも出されておりましたけれども、地域活性化・生活対策臨時交付金、来年度に向けて4,000万円の基金としてありますが、21年度に使われることになっております。この使い道のことなのですけれども、私なりの考えを述べさせてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。これは、新たな使い道を考えることは私は避けたいと思っております。といいますのは、新年度予算計上上、事業の中から福祉や教育などの生活対策に対する財源に振り向け、一般会計にゆとりを今後残して、国保病院の繰出金に備えたほうがいいのではないかと思います。来年度は予算が立ったとしても、世界的に景況は悪化でどん底の中でございます。今後国からの交付金が大幅に減少する可能性もあると思います。早期健全化団体となるこの町は、来年度という、この財源の保障はありません。基金についてこのような使い方をすべきでないかと思いますが、この点も町長に対して質問させてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私からお答えをいたします。まず、1点目の関係でありますけれども、病院の経営の状況であります。まず初めに、今回の条例で院長先生の給料月額のアップをお願いをしてありますけれども、私はまずその部分からお話をさせていただきますけれども、この約5年近くの間中頓別町の病院の院長として頑張ってこられた、この努力についてやはり報いないとならないだろうと、このように思います。そういう意味では、ほかの町村は職員の人件費を削っている部分でも、院長またはお医者さんの人件費を削っているという町村はほとんどありません。そういう中で私どもの町については、今まで職員と同じような削減についてお願いをしてきておりますし、今までの頑張り、努力についてやはり報いると、これも町の責任者として当然のことだろうと、このように思います。また、病院の経営の問題につきましては、大変人口が減少している中で、患者さんの動向については余り大きな減少をしていないと。これもやはり私は、院長先生のご努力のおかげだろうと、このように認識をしていますし、確信をしているところでございます。そういう中で病院の経営については20年度を19年度と比較をして、不採算部分では3,000万円ほどふえておりますけれども、しかしながら今回の3月の3日の補正予算の中で不足分については減債基金から2,700万円を取り崩して収支を合わせると、こういうような一般会計の補正予算をお願いをしておりますけれども、私は本年度の特別交付税1億6,800万円予定をしておりますけれども、この特別交付税の交付割合によって現在2,700万円組んでいる減債基金を取り崩すか、取り崩さないかという判断につながっていくだろうと、このように思います。そういう意味では、20年度いわば貯金を繰り入れすることなく、何とか病院の不足分についても持てるだけの財政状況にあると、こういうような認識を持っております。また、21年度は総務省が公立病院を持つ自治体に対する交付税の上積みを決定をいたしました。1つは、不採算地区病院のいわばベッド数1床当たり現在68万円の交付でありますけれども、直近の公立病院が19キロ以上離れた部分の病院については1床当たり120万円、いわばオーバーに言えば40万、50万ぐらいですかね、1床当たりふえると。また、普通交付税でも公立病院の1床当たり48万円が59万円に増額されます。それから、救急病院、中頓別町の国保病院も指定をされておりますけれども、この救急病院の1病院当たり中頓別では2,530万ほど交付されていますけれども、これも予算額で5割ほど増額になっていると。こういうようなことをかみ合わせますと、中頓別町の国保病院では国からの交付税が3,000万から4,000万ぐらいふえるだろうと、こういう見込みをしております。また、入院基本料については15対1を11月からとれたとしたら、恐らく2,000万近く収入がふえるだろうと、こういう見込みもしております。そういう中でこれからも住友院長先生のご努力をいただいて、病院経営を少しでも収支のバランスがとれるようにご努力をしていただくと、こういうようなことを考えております。そういう意味で来年以降将来にわたって私は選挙公約でもあります病院を存続させると、こういうような方向性を持って今後も運営をしていきたいと、このように思います。そういう意味でぜひ今後も叱咤激励をしていただいて、病院経営ともどもご努力、ご協力をいただければな、このように考えているところであります。また、地域臨時交付金の関係でありますけれども、ご提案をいただいたということで心にとめておきたいなと。今後の協議会の中で検討するときに、そういう意見もあったということでお話をさせていただきたいと思います。

再々質問 5番 星川三喜男

町長からの答弁をもらいまして、病院の運営状況と今後に対しての運営状況等がわかりました。けれども、やはりここに院長さんがおられますけれども、今まで町民のためにやってくれていることは本当に感謝しております。それは心から、心から本当に深く、深く感謝しておりますが、今このような町の中でやっぱり町民のこともちょっと考えてもらわねばなと思っておりますので、この問題につきましてはここで終わらさせてもらいたいと思います。今後とも院長さんにおかれましては、町民のためにも長年、ここ5年、10年とも言わず、一生涯中頓別町の国保病院で努力してもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、3点目の町職員の雇用と仕事の分け合いについて質問させてもらいます。現在数多くの自治体において深刻な経済危機を認識し、町なかに失業者が出ない対策を講じているところがたくさんあります。100年に1度の、これ首相が言ったようにミゾウユウではなくて、未曾有の事態に対し、町職員、要するに役場の仕事を分け合い、雇用の場を確保することができないか町長にお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

町職員の雇用、仕事の分け合いについては、私からお答えをいたします。今世界的な金融、経済危機の影響が北海道内においても派遣労働者や期間従業員の解雇により、本州で職を失うといった労働者が少なからず北海道に帰ってきていると聞いております。本町においてこのようなことで職を失い、当町に帰ってきた出身者については、再就職できるまでの期間雇用の場の提供を検討したい、このように考えているところでございます。

再々質問 5番 星川三喜男

それでは、再質問をさせてもらいたいと思います。現在はどこも、ここも本当に自治体において生活保護世帯がふえており、失業者が出ない対策を講じています。食うや食わずの人々がこれからも急増し、都市を離れて出身地へ戻られるというのがこれからだんだんと出てくる現象が続いていくのではないかと思います。これが本町のような小さな町では役場、農協、長寿園といったようなところしか働く場がないわけでございまして、中でも役場は行政の責任として雇用の調整役、要するに調整弁を担う役割があるのでなかろうかと思います。そこで、役場の職員と民間の給料との格差を考えてほしいわけでございます。高いものを引き下げろとは言いませんが、少なくとも今共働き世帯で年間1,000万円を超える給料は役場の職員しかいないのでなかろうかと私は思っております。真の雇用者である町民の目線から見ますと、明らかにこれは異常でなかろうかなと思っております。過去にも数名質問されておりますが、雇用の場を確保するためにも町長をして一方の職員をお願いすることはできないものかと今も思っております。また、これまでこれらの職員と話し合った場所があったのか、またあったとしたらそこでそういう職員の方々と話が実らないままきているのかをお伺いしたいと思います。また、仮に今退職しても管理職なら高額な退職金を受け取ることもできます。退職者を補充しないではなく、職を持たない若者たちに役場の職を分け与えるような政策をとる必要がないか伺いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

直接今現在の派遣労働者や期間従業員の雇用の関係につながるような答弁になるかどうかは別にしまして、私もハローワークに中頓別町出身者でいわば雇用を喪失した人が稚内のほうに来ているかどうかお話をお聞きをいたしました。2月で23名の稚内のハローワークに求職の申し込み、いわば雇用喪失をした人がいるそうであります。しかしながら、中頓別町の出身者は一人もいない、こういうようなお話を聞きました。そういう中で今回このような質問が出てきて、私は直接は今言ったような人たちが中頓別町に帰ってきたときに再就職できるまでの期間できるだけ雇用の場を設けてあげたいなと、こういう気持ちを持って、さっき答弁をさせていただきました。そういう関係もありまして、また国が雇用創出という事業を平成21年から取り入れていました。その事業についても本町から事業を申し込んでおりまして、午前中の議会でも小林課長から答弁ありましたとおりその申請が承認をされたと、こういうこともありますから、そういう面での雇用の場の掘り起こしは可能だろうと、このように考えているところであります。また、今再質問でいわば職員の夫婦共稼ぎのお話がありました。法的には、星川議員もご承知のとおり男女雇用機会均等法、または地方公務員法、労働基準法等にあって、夫婦共稼ぎだから、片方をいわば解約というか、離職してもらうというような法的なことはまずできないだろう。そういうようなことで私どもも平成17年に勧奨退職制度を創設をいたしまして、20年以上勤務をした職員、45歳以上の者については、4月に全員に勧奨制度、こういう制度があるので、やめる場合については申し出くださいと、こういうことをやって、今現在もそういう対象者についてはやっております。しかしながら、ご承知のとおりそういうことでやめられた方も数人おりますけれども、しかしながら夫婦共稼ぎの割合が減っているわけでありません。私も気持ち的には星川議員に近い気持ちを持っておりますけれども、しかしながら強制をするということもできませんし、またそれはそれぞれの職員の考え方によるものだろうと、私はそういう認識をしております。そういう意味では勧奨制度、今現在4年目に今度入るわけでありますけれども、そういう制度を改めて職員の皆さん方に周知徹底をした中で、判断をしていただければという考え方を持っているということでご理解をいただければなと、このように思います。

再々質問 5番 星川三喜男

わかりました。確かに17年度から勧奨制度を取り入れて、行っていることはわかっておりますし、法的にどちらをやめさすというわけにもいかないのもわかっておりますが、これは職員にも聞いてもらいたいことなのですけれども、さきの質問でも私も述べましたが、この町は財政健全化法で早期健全化団体となられる。その中で人件費の抑制をしなければならない一方で、役場は貴重な雇用先としての役割も果たさなければならないと思います。ぜひ町長におかれましても、この職員さんとの話し合い、勧奨制度を先頭にして、職を町民に分け合うような施策を円満解決で進めていただきたいと思いますが、何とかこの制度を生かして、職員ともう一度話し合う場を設けて、わかってもらうような方向を進めてもらいたいと思いますが、再度質問させてもらいます。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

星川議員の思いは、十分私もお受けをいたしました。そういう意味を込めて、来月以降の勧奨制度の周知徹底を図っていきたいと、このように考えておりますので、ご理解をいただければと思います。

再々質問 5番 星川三喜男

わかりました。これでまた役場の職員さんの奮闘を期待しながら、質問を終わらさせてもらいたいと思います。どうもありがとうございました。

出典:中頓別町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月8日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる