中頓別町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月24日
健全化判断比率と特別職の給料等の見直しについて
2008年9月24日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「健全化判断比率と特別職の給料等の見直しについて」質問し、町長 野邑智雄が答弁しました。
- 質問者
- 星川三喜男 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 星川三喜男
私は、今回大きく1点のみ質問させてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。健全化判断比率と特別職の給料等の見直しについてでございます。自治体財政健全化法に定める本町の健全化判断比率のうち平成19年度の実質公債費比率は、先ほど言われましたとおり28.8%と報告されました。公債費負担適正化計画上は、平成24年度をもって25%以下になると予定されていますが、来年度から普通交付税が減らされる可能性もあります。病院への繰出金を初めとし、基金の取り崩しや新たな借金により町財政がさらに逼迫するおそれがあります。そこで、平成20年度決算でも実質公債費比率は25%を超えることは確実な情勢ですが、その場合早期健全化団体として健全化計画の策定を義務づけられます。健全化計画は、議会の承認が必要であり、財政悪化の原因や早期健全化の基本方針、基準以下の比率にする方策など求められますが、今後の見通しや対策をどのように考えているかお伺いいたします。また、一つの考え方として、今からでも特別職を初めとした常勤、非常勤、議員も含むと書きました。その給料や報酬を下げる努力が求められると思いますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
星川議員さんの健全化判断比率と特別職の給与等の見直しについて、私からお答えをいたします。実質公債費比率は、平成18年度にピークを迎えましたが、当町では平成17年度から公債費負担適正化計画を作成し、各種使用料、手数料などの改正、退職者の不補充などによる人件費の削減、事業全般に向けての見直しや公共事業の削減により借入金の抑制等、財政運営の健全化に向け毎年度見直しをしながら実質公債費の低減に努めているところであり、今後も今までの方針を続けてまいります。また、特別職を初めとした常勤、非常勤、議員を含む給料や報酬の引き下げでありますけれども、特別職については昨年の10月に削減をしたところであり、現時点では引き下げを考えておりませんけれども、今後議員報酬等について議会からの引き下げの要請があれば、その時点で特別職や各種委員会委員も含めて諮問機関に図ってまいりたい、このように考えているところでございます。
再質問 5番 星川三喜男
それでは、再質問させてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。町長が答弁なされましたように、公債費負担適正化計画に基づき、実質公債費比率を下げる努力が今後も必要なことは理解いたしました。しかし、公債費負担適正化計画は、議会の議決を必要とするものではありませんが、一方先ほど言いましたように、健全化計画は首長がつくり、議会の議決が必要であります。そこで、早期健全化の段階から議会が責任を持ってかかわる仕組みですから、私は今から来年度のことを申し上げるわけですが、公債費については交付税で補てんされることはある程度理解できても、今後町の人口減少による収入減などで単年度収支が赤字となり、基金の取り崩しや新たな借金を背負うことを心配しております。そこで、教育長の身分等に関する条例も新たに公布されました。今後誕生する教育長は、常勤であれ、非常勤であれ、特別職として位置づけられておりますから、町全体の財政状況を考え、勤務条件を決めていく必要が私はあるのではないかなと思います。常勤の特別職のみならず、私ども議員も報酬を削減する努力は必要だと思うし、少なくとも私自身、その努力はしていきたいと考えております。仮に常勤の教育長が誕生した場合、退職金を含む任期4年間で受け取る給料は約3,500万となっておりますが、例えば夕張市のように退職金に影響が出ないように、条例の附則で当分の間、月額報酬を下げるような方策を検討すべきでないかなと考えておりますし、先ほど同意案でも言いましたが、大森東大名誉教授が学校も減り、教育委員会は楽になったと、教育行政は見直されるべきと発言しております。そこで、行革の一点といたしまして、今回の条例以後、教育委員会の人員体制はどのように考えているかもあわせてお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
まず、前段の質問にお答えいたしますけれども、今回教育長がどうなるかは、私の権限の範囲外ですからお答えすることはできませんけれども、今新しく教育長になる人について、だれがなるか、今言ったようにわかりませんけれども、ただ一般職を退職して教育委員になる。その一般職の職員が今まで一般職としてもらっていた給料、私は大体700万近いお金でないかなと思います、年収がですね。それが一般職を退職をして、その退職をした職員を補充しないとしたら、仮定の話でありますけれども、私は4年間で2,800万円の削減につながっていくと、こういう気持ちもしております。そういうことで、私どもが一番今やることについては、大森先生が言っていましたとおり、職員1人当たりが1.5倍の仕事をするのだよと。そういうことで、私は平成11年に町長に就任してから、事務職員は一人も採用しておりません、はっきり申し上げて。欠員補充はしていない。そういう中で、職員に頑張ってもらって、町民の負託にこたえていただきたい。この気持ちは今後も、あと任期2年ちょっとでありますけれども、変わらないでいこうと、こういうような考え方を持っています。そういう意味では、一部分だけとらえると、今星川議員がお話ししたとおりになるかもしれませんけれども、町全体の人件費等を考え合わせると、今9月いっぱいで1名、自己都合でやめますし、また今1人が教育委員になって一般職を退職すると。また、来年の3月にも定年退職を迎える職員等について補充をしないで、言えば人件費の削減を図っていきながら、少しでも不足額に不足を伴わないようにしていく。そして、財政の健全化に向けて努力をしていくと、こういうようなことが必要であろうと。そういうことで、今後についても今までの取り組みの方針を継続していくと、こういうお話をさせていただきました。特に公債費だけ申し上げますと、当初17年に計画をした公債費負担適正化計画、本年度見直しをいたしました。言えば20年度の公債費、当初の予定では27.8%。ことしの見込みは、単年度で27%と計画にのっていますけれども、本年度借入額を予定よりも減らしておりますから、恐らく少なくても26%台になるだろうと。こういうような推移で21年度の事業についても、計画よりも借入額を少なくするということで今各課に話をして、そういう方向で進めております。そういうことで、私は何とか22年度決算で25%を切れるような計画というか実績をつくっていきたいということで、今取り組んでいる最中でありまして、交付税が小泉内閣になって約5兆円下がりました。言えば標準財政規模が小さくなれば分母が小さくなりますから、どうしても公債費比率が上がる、こういうようなジレンマもありますけれども、私は財政の健全化に向けて今後残りの期間、最大限努力をするということでご理解を賜ればと、このように思います。議員の関係については、私は立法の関係について行政が手を突っ込むべきでないと思っています。それは、今までもそういう慣例できておりますので、前回、平成14年度の報酬の見直しのときも議長から私どものほうに報酬等の見直しの要請があって、初めてそれを諮問機関に諮問をしたと、こういう経過でありますから、今後もそういう方針については変わりなく、今までどおりの形で取り組んでまいりたいと、このように思いますから、まず議会の議員さんの中で十分協議をした中で方向性を出していただければ、このように思っているところでございます。
再質問 5番 星川三喜男
町長の答弁もありましたけれども、22年度には25%ということを考えて推移して頑張るということですが、先ほど1点のみ、教育委員会事務局の人員体制を今後どう考えているかという質問をしたのですけれども、そこら辺ちょっと再度お聞きしたいのですけれども、
再質問 5番 星川三喜男
それだけ、1点。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
教育委員会の関係については、私が余り口を挟むべきものでもないのです、はっきり申し上げて。ですから、私がこうだ、ああだと言えませんけれども、今後教育委員会とも連携をとりながら相談をしてまいりたいと、このように考えております。
再々質問 5番 星川三喜男
それでは、再々質問ということで、今言いましたけれども、町長は教育委員会の事務局体制には口を突っ込まないと言っておりますが、行政委員会の総合調整権は町長にあるのでなかろうかなと私は思っておりますので、今後本当に風通しのよい、要するに先ほど私が言ったように、大森先生が言ったように、教育行政を見直すべきでないかなと私も思っております。そこで、1点のみ、常勤教育長を多分置くのでなかろうかと。これは、町長が発信するわけでないのですから、教育委員で発信するのですけれども、そのとき今後常勤教育長を置くということならば、私の考えとして次長を減らすべきでないかなと。その分、要するに教育長が頑張ってやってもらいたいと思うのですけれども、その点について1点のみお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
再々質問にお答えをいたしますけれども、私は教育委員会だけでなく、役場全体も、やはり今のこういうような財政環境でありますから、今までと同じ人数で今までの仕事の量をやるのでなく、少なくても先ほどお話ししましたとおり、今の職員が今の仕事の量の1.5倍の仕事を評価してもらうと、こういうような考えで教育委員会も町長部局も同じような目線で改革を進めていくと、こういうことでご理解を賜ればと思います。特に教育委員会についても、今後教育委員会等々と十分協議をした中でそういうことが可能なのかどうなのか含めて、全体的に頭数が少ないわけでありますから、役場みたく頭数が多ければ、そこを1人減らしてこっちへ持ってくるよと、こっちを減らしてこっちへ持ってくるよということは、それでも所属長は抵抗すると思いますけれども、抵抗されてもやっぱりやらなければならないことはやっていくと、こういうような方針で今後も取り組んでまいるということで、個別の答弁にはなりませんけれども、町全体の答弁でご理解を賜ればと、このように思います。
再々質問 5番 星川三喜男
わかりました。今後常勤の教育長か非常勤の教育長が10月1日からなりますけれども、その人に期待をして、質問を終わらせてもらいたいと思います。どうもありがとうございました。