中札内村議会 令和3年9月定例会 2021年9月17日
今後の配偶者対策への取組みについて
2021年9月17日、中札内村議会の一般質問で、宮部修一議員が「今後の配偶者対策への取組みについて」質問し、村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、総務課長 川尻年和、副村長 山崎恵司が答弁しました。
- 質問者
- 宮部修一 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、総務課長 川尻年和、副村長 山崎恵司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 宮部修一
それでは、最後の一般質問をさせていただきます。質問項目といたしましては、今後の配偶者対策への取組みについて、お伺いいたします。中札内村農業の生産高も堅調に推移し、それに伴い農業後継者も順調に戻られているように思われます。しかし、後継者がいなく、今後農業経営を断念される方々もおられることから、農家戸数の減少は避けられないのが現状です。一方で、農業を継承され後継者として頑張っている青年も多くみられますが、近年では晩婚化・未婚化の影響もあるのか、配偶者に巡り合えていない青年も見受けられます。これは農業青年だけではなく、商工業者、サラリーマンにおいても同様に思われます。配偶者問題は個々人の考え方もあり難しい面もありますが、少子化・人口減少・行政区・産業衰退につながる大変重要な問題と私は考えております。村も8月4日に帯広信用金庫と「出会いの場創出の連携に関する協定」を締結され、「おびしんキューピット」の利用促進が期待されますが、村としては利用促進に向けてどのようにかかわるのか。さらに今後、村独自の配偶者対策に取組む考えはないのか伺います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
今後の配偶者対策への取組みについてということでご質問いただきました。まず、農業後継者への配偶者対策については、この間、中札内村農業担い手育成センターが中心となり、独自の配偶者対策に取組んできております。平成26年度以降、カップリングパーティー方式で、出会いの場づくりと交際のきっかけづくりの場を設けているところであります。この間、カップリングパーティーでは、毎年、数組のカップルは成立しているものの、結婚までには至っていないのが現状でありました。飲食の場のみの交流になってしまっているという反省から、令和元年度からは、パーティー方式を見直して、農業青年との交流だけではなく、収穫体験や枝豆工場見学、農家の奥様との座談会など、村の農業にも関心を持ってもらい、友達関係から交際へとつながるよう内容を見直し取組みを行ってきているところであります。友だちとしての出会いの場を次の交流につなげることや、参加される農業青年の結婚観に合ったアフターフォローなどに難しさを感じたところではありますが、新方式では前向きな女性に参加していただきやすい傾向を感じられたことは大きな収穫でありました。残念ながら、昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により開催を中止し、今年度についてもコロナ禍の収束は見通せず、交流や体験といった内容での開催は難しいと判断しているところであります。しかし、女性の方に農業に関心を持ってもらいつつ、農業青年との出会いの場をつくり、交際のきっかけづくりに向けた取組みは、今後も必要と考えております。コロナ禍が落ち着いた段階で、改めて令和元年度に実施した内容を基に工夫を凝らしながら、婚活の取組みを実施したいと考えております。一方で4月に開催された担い手育成センターの役員会の中では、農業者の委員の方から真に結婚を望む方が、交流会方式にこだわらず婚活ができる環境づくりが必要というご意見もいただいております。こうした意見を踏まえ、村では、先ほど議員からもお話ありましたとおり、8月4日に中札内村商工会と共同で帯広信用金庫との「中札内村出会いの場創出事業」の連携に関する協定書を締結したところであります。この事業では、帯広信用金庫の結婚相談所が個人のプライバシーに配慮しつつ、相手の紹介やお見合い、その後の交際フォローまで対応しており、結婚を前提とした交際や入籍につながっている実績があります。村としては、農業青年に限らず、商工業を含めたあらゆる職種の方にこの事業を利用していただけるよう、今後は積極的なPR活動に努め、結婚したいという前向きな意思のある方が、安心して婚活ができるよう環境づくりに努めてまいりたいというふうに考えております。
質問 7番 宮部修一
実は、私、3年ほど前にもこの配偶者対策への取組みについて、一般質問をさせていただいた経過がございます。担い手育成センターの婚活パーティーを平成26年から実施してきておりますけれども、なかなか結婚までに至らないと、結び付かないという現状をお聞きいたしまして、飲食の場のみの交流となっているような状況でございましたので、今後、違った形での取組みを模索するべきではないのかというような質問をさせていただきました。そしてまた、確かこのときにも帯広信用金庫さんの結婚相談事業のおびしんキューピットも始まっておりましたので、そことの連携を考えてはどうですかというような提案もさせていただいたと思いますけれども、検討いたしますという答弁だったというふうに記憶をしております。今年8月4日にようやく連携協定を締結されまして、今後の利用促進を期待するところでございます。昨年からコロナの関係で、担い手育成センターの今まで取組んできた交流やら収穫体験、また、奥様との座談会等も実施できない状況にあるわけでございますけれども、令和元年度から趣向を変えた方式で、前向きな女性に参加をしていただきやすい傾向を感じることができ、大きな収穫であったということも言われております。この前向きな女性についてということで、ちょっとこの辺がもう少し何か具体的にご説明をいただきたいなというふうに思いますのと、また、農業青年の結婚観にあったアフターフォローの難しさを感じたことも、もう少しこの点、具体的にどういったことなのか、もう少しわかりやすく説明をいただきたいというふうに思います。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
それでは、私の方から、令和元年度に実施しました担い手センターの婚活事業の概要について、説明をさせていただければなというふうに思っていますが、まず、前向きな女性の方の参加という、答弁書の方でそういう表現になっておりますが、今回、最初は、当初5名の方が参加ということで話がありました。うち2名の方については札幌の方と。札幌から中札内に来られるということでしたけれども、なかなかちょっと都合がつかなくて、結果的に札幌の方は当日来れなかったということがございます。そして、3名は十勝管内の方だったのですが、うち1名が、当日ちょっと仕事が入ったということで、急遽キャンセルになりまして、最終的には2名ということになりました。しかし、今回、そのプログラムについては、枝豆工場を見学し、その後、農協青年部の方と一緒に枝豆の収穫体験をしたり、農家の若い奥さんの話を実際に聞いたりということで、その後のアンケートについても、非常に有意義な時間だったということで評価をいただいているところです。また、終了後も、今後も実際に参加された農家の青年方と連絡を取っていければという意向があったということで、非常に農業に対して前向きに、もともとの趣旨が友だちからというところですので、本当に農家の若い青年の方と友だちになりたいという意向で参加されていたのかなというふうには思っております。さらに、2点目のアフターフォローの難しさというところなのですが、どうしてもこれまでの婚活事業というのは、その場その場、いわゆる飲食の場だけの交流になっているというところがあります。一方で、今回のようなパターンだと、女性の場合は、これまでの飲食の場のようなパーティー方式ですと、参加する女性もその場限り、ちょっとその場限りではない場合もありますけども、どうしても飲食の場中心になってしまうと。ただ、令和元年度に実施したようなパターンですと、かなり女性の方は前向きに、友だち付き合いから始めたいということで参加されることが多いですので、そういったところも踏まえて、うちの参加される農業青年側の方への、例えば、今後、友だちからやっていくのか。あるいは、それとも、なかなか友だち付き合いもちょっと難しいと考えられるのか。あるいは、最初からそのパーティーといいますか、交流会の参加の向き合い方というのも、やはり事前に農業青年の方に伝えていく必要もあるのかなというふうに感じています。そういったところで、アフターフォローも含めて、ちょっと前回難しさを感じたかなというふうに思っております。
質問 7番 宮部修一
私、この配偶者対策については、一般質問でもお聞きしたり、また、普段、担い手センターなどのことにつきまして、結構今までも、産業課長からいろいろと協議をさせていただいております。なかなかこういったパーティーをやっても、本当に飲食の場だけで終わって、半分女性の方も、冷やかしと言ったら申しわけないですけど、そういった飲み食べが目的で来られるような方も中にはおられるのかもしれませんけれども、今、令和元年から始めました趣向においては、若干、飲食のみだけではなくて、いろんな対話の場ですとか収穫体験ですとか、そういった違った取組みをすることによって、少し本気度が見えてくるのかなというふうな感じも受けました。令和元年度については、最終的には女性が2名しか参加できなかったと。そのとき、こちら側の中札内の男性側は何名ほど参加をされたのかということを1点お聞きいたしたいのと、また、今後も開催が可能になった場合、新しい方式で、さらに新方式の内容をもとに工夫を凝らして、また再開していきたいというようなことも書かれておりますけれども、何か前回やったこと以外に、何か違ったいいアイデアというか、そういったものも何かもしあるのであれば、その点についてもちょっとお聞きしたいなというふうに思います。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
はじめの1点目の男性の参加者ですけども、中札内側からの参加者は4名ということになります。現在、今コロナ禍の状況で、交流をメインとした婚活事業やれていないのですが、今後に向けては、それぞれ前回、1回目、令和元年度に開催し、それぞれ反省点、先ほどの事前に農業青年へのレクチャーですとか、そういったところも必要だというふうに考えていますし、また、終わった後から、事務局の中で協議をした中では、最初から、例えば、継続して、2回ですとか3回といった形で交流のプログラムを最初からもし組めるのであれば、そういった形で、ただ参加者が2回目はいいよということになれば、また話は別ですけども、継続してちょっと交流できる場を設定するということも必要ではないかというご意見もいただいておりますので、そういったことを踏まえて、今後、来年度以降、開催する場合は中身を検討していきたいというふうに思っております。
質問 7番 宮部修一
令和元年度については、比較的男性も女性も参加者が少なかったのかなというふうにお聞きしました。以前行った婚活パーティーですと、もう少し参加者が多かったのかなというふうにも思っていたのですけども、できればもう少し多くの青年、女性が交流できるような場があればよかったなというふうに思います。今後もぜひいろいろなアイデアを出して、またさらにこういった交流の場、出会いの場の機会を設けていっていただければなというふうに思うところでございます。先日、新聞記事見ていますと、JA帯広川西さんの方でも、おびしんキューピットを活用して、組合員の婚活を支援するというような報道記事が出ておりました。やはりどこの市町村でも、やはりこういった配偶者問題で悩んでおられるのかなというふうに思うところでございます。これ配偶者問題は農業者だけではなくて、商工業、サラリーマンの方も共通しているものではないかと思いますけれども、しかし、農業というのはやっぱりなかなか一人でやっていける職業ではないのではないかなというふうに私は思います。一人でやられている方もおられますけども、なかなか厳しい面があるというふうに思います。そんな中で、JA帯広川西の組合長さんも、人生で一番大切なパートナーを求める組合員らの背中を押し、後継者の育成と強い農業づくりを進めたいというようなことも語られておりました。中札内村も農業が基幹産業でございます。今後、農家戸数の減少を抑えるためにも、また、農村部の行政活動が衰退しないためにも、やっぱりこの配偶者対策というのは大変重要な問題ではないかなというふうに私も捉えております。そこで今回、おびしんキューピットの活用方法でございますけれども、積極的なPR活動に努めますとのことでございますけれども、どのように農業、商工業含めたあらゆる職種の方に登録をしてもらえるように進めていくのか。その辺もう少し具体的な点をお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 川尻年和(総務課長は2022年3月まで)
宮部議員の質問にお答えしたいと思います。まず、連携協定につきましては、村広報9月号にも紹介をしてきているところでございます。今後につきましては、両村、更別と中札内村、さらには、両商工会ですね、そういった中で、村民、会員、事業所への広報活動を中心に連携して、結婚へとつなげていきたいというような考えではありますけども、両村で国が進めている結婚新生活支援事業補助金というものがあります。引っ越しとか家賃とかそういう補助、最大30万円というものでございますけども、そういったものの活用、さらには、今後、村内の団体等にも連携を行って、そういう出会いから結婚までの構築というか、そういった形で進めてみたいなというふうに思っております。
質問 7番 宮部修一
わかりましたけども、主体となるのは広報活動といいましょうか、村の広報等でも載っておりましたけれども、今、おびしんキューピットの方でも、現在390人ほどが登録をされているというような状況でございます。男性が172人、女性が218人ということで、女性の方が多いのですけれども、その中で男性会員の方の19%ほどが農業者であるということでもございます。8月末現在で29組が結婚され、このうち農業者のカップルについては4組の方が結婚されたというような記事も載ってございました。JA帯広川西さんの方では、この後継者対策専任職員を配置して、広報誌などで事業の周知を図るようでございますけれども、中札内村としても、やっぱり担い手センターの中で、村か農協職員の方あたりが、やっぱりその専任職員を配置して進めていくような考えはないのかどうなのか。ただ、なかなか広報だけでこういった協定結びましたので登録しませんかと言ってもなかなか名乗り出てきてくれる方もそんなにはいないのかなというふうに思いますし、多分、各職場やらそういったところで、そういう未婚の方々に対して、いろいろと声掛けはしてくれると思いますけれども、やっぱりそういった専門性を持った人がなかなかいないと、ただどうですかではなかなか集まって来ないというか、難しい面もあるのではないかなというふうに思いますけども。その辺、担い手センターあたりで、さらに一歩進んだ取組みをするような、専任職員を置くような、置くといいましょうか、考えみたいなものは持っておられませんか。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
現状、今回の出会いの場創出事業連携協定を活用したPRについては、担い手センターを、実際今事務局は農協さんの方で事務やっていただいていますけども、当然、産業課も事務局に参画して、この間事業にかかわってきているという部分もありますので、今後は、センターとして農協青年部の方にも、この信金結婚相談所を活用していただけよう、例えば、利用方法の周知ですとかパンフレットですとか、そういったのを配布する機会をどこかでつくっていきたいなというふうに思っております。また、これは農協青年部さんとか関係機関との調整も必要な部分ではありますけども、実際に信金の結婚相談所の職員に来ていただいて、制度のPRという機会もつくれれば、関係機関の状況が整えば、そういったところもしていきたいというふうに考えておりますし、また、今後、9月に発行される農業委員会広報の方には、ちょっと掲載はなかなか難しかったのですけども、来年度の3月に発行される農業委員会の広報等でも掲載して、農業者には伝えられるのかなというふうに考えております。また、もう1点、担い手センターの事務局体制については、今後の事業の在り方等を考えた上で、今事務局をどうするかというのは一応考えなければならない。担い手対策もそうですし、婚活事業といいますか、そういった部分も考えていかなければならない時期ですし、全体的な担い手対策というのも、やはり今後少しずつ考えていかなければならない時期にはなってきたのかなというふうに考えておりますので、担い手センターの事務局体制についての在り方については、ちょっと今後検討させていただければなというふうに思っています。
質問 7番 宮部修一
ぜひ、そういったもう少し踏み込んだ事務局体制といいましょうか、ただ来るのを待っているだけではなくて、やっぱりこちらからも何か、若干おせっかいでのお話をしていくような感じで、もう少し事務局側からのアプローチというものを少し強めていってはどうかなというふうに思います。以前、私3年ほど前に一般質問したときに、村内で25歳から39歳ぐらいの未婚者数は何割ほどになるのかという質問もさせていただきました。そのとき、村の方で、国勢調査のデータをもとに、平成27年度のデータですけども、未婚率を調べてくれました。そのときのデータでいきますと、男性が52.3%、女性で36.1%、全体では44.3%との未婚率ということで、自分が想像していた以上にやっぱり晩婚化が進んでいるのか、また、巡り合うチャンスがなかなかないのか、結構未婚率が高いのだなということをそのとき感じたところでございます。皆さん方もご存知の方が多いと思いますけども、清水町さんでもいろいろとこの配偶者対策といいましょうか、婚活活動について、かなり町を挙げて取組まれているような現状があると思います。清水町さんでは、役場職員の10名のワーキングチームメンバーと、町民12名の出会いサポーターがタッグを組んで、出会いを求める町の独身男女の背中を後押しする活動をされているということで、結構テレビやら新聞等でも報道されて、見られた方もおるのではないかなというふうに思いますけれども、以前に比べてなかなか縁を取り持っていただけるような方が、今現在非常に少ないということで、清水町さんのように、町と住民がタッグを組んで、素敵なおせっかいで男女の出会いをサポートするのも一つかなというふうには思いますけれども、結婚を本気で望む町の独身男性の写真入りの図鑑を掲載したり、また、その図鑑等をいろいろな、信金さんですとか管内の図書館ですとか、いろんなところにその図鑑を配布して、少しでも清水町の男性をPRするような取組みも行われております。私も、同じような活動をしてくださいということは言いませんけれども、やっぱり村内の中でもいろいろな職場があって、そこで若い方々が働かれております。まずは村内の中で、もっと交流の場といいましょうか、出会いの場を考えてのそういった催しといいましょうか、そういったことをできないものなのかなというふうに、以前に申し上げたかもしれませんけれども、村内の中での取組みも私あっていいのではないのかなと。今、どうしても婚活パーティーですとかそういった交流というのは、多分帯広市かどこかでやられていて、令和元年は村でもやったのかな、かもしれませんけれども、まず村内の中でも目を向けてもいいのではないのかなというふうに思いますけど、その点どのようにお考えになられますか。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
確か3年前のご質問のときも同様にお答えをしたかなって思います。基本的にやっぱり村内でできるだけ出会いの場をつくる、でも、婚活をメインとしてということになれば二の足を引くというケースも当然ありますから。その方々だけではなく、いろんな職種、仕事に就かれている方がある程度一堂に会すような事業を進めていく。その中から出会いを生まれさせるみたいな。問題はそういったところにいかに出てきてくれるようにするかという。そうなってくると、職場であったり、職場でなければ、いろんな組合関係、組合というのは例えば青年部さんだとか青年会だとか、そういった場面でもそういう話ができるような状況をつくるというのが非常に重要なのかなと。ちょっと一緒に行ってこないかという一つの声掛けでそこに参加する。それは七夕でも盆踊りでも、それは村が企画しているロッカノヨルとかの実行委員会に参加してみようだとか、そういったところに出て行くことによって出会いの場は広がっていくのだろうと。ただ、問題はそこに出ていこうという意識を生まれさせるかどうかというところが問題なので、そういったところについては、今回、このおびしんキューピットについても、やっぱり自分が結婚しようと思うところがやっぱり大事なので、そういったところをできるだけ広げていく、周知する中で、そういった出会いの場というのは村内にもあるよねという話もやっぱり広げていかなければならないのかなというふうに思います。どんな新たな場面設定ではなくても、そういった機会があれば、出てきやすいような体制を整えるというのも一つ、方法なのかなというふうに思うところであります。
質問 7番 宮部修一
ぜひそういった交流、出会いの場というのも本当に、村内の中での何か考えていただければなというふうに思います。今こんな時代ですので、なかなかそういった交流の場を持つことはできませんけれども、やっぱりある程度収束してきた段階で、ぜひ考えていただきたい。農協青年部さんあたりも本当に男性ばかりの集まりでございますし、そこで集まっていろいろまたどこか飲み屋さんへ行ったりだとか、女性と巡り合うこともあるわけですけれども、なかなか村内の中でのそういった場というのは少ないのではないのかなと。昔のような青年団活動があったときには、もう少しあったと思いますけれども、そういったことがなかなか減ってきているという状況にもあると思います。ただ、村内同士でもし結婚されたとしても、なかなか人口の増加にはつながらないのですけれども、長い目で見れば、将来お子さんが生まれるですとか、そういったことで若干の人口の増加にはつながっていくと思いますし、村内にも大変すばらしい男性、女性がおられますので、ぜひ前向きに検討をしていただきたいなというふうに思います。それから、農業も以前は3Kといいましょうか、給料が安いやら、休暇がないですとか、格好が悪いですとか、あとはきつい・汚い・危険などと、3Kというよりも6Kに近かったのかなというふうにも思いますけども、いろいろ言われていた時代もございました。しかし今では、農業もそこそこ儲かる産業になってきているのではないかなというふうに思います。そしてまた、機械化やらICTの発達で労働時間もかなり昔から見たら減少してきていると思います。そしてまた、子どもさんやら消費者の皆さん方も積極的に受け入れて、かなり昔のイメージと変わってきていると思いますので、その辺、村長も中札内村の基幹産業は農業ですということを言われていると思いますけれども、今後の中札内村の農家戸数の減少ですとか、配偶者問題など、今後の農業推移をどのように捉えられているのか。もし何かお考えがあれば、お話をいただきたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
なかなか非常に難しいというか、宮部議員おっしゃるとおり、中札内村の基幹産業農業であることは間違いありませんし、農業の発展なくして中札内村の発展がないというのは全く同じ思いであります。本当にそういった面で、後継者対策、配偶者対策という面では、非常に価値観が多様化していて、逆に本当に生活が非常に便利になっている。また、先ほどお話ありましたとおり、機械化されて、非常に農作業が楽になって、結婚しなくてもやっていけてしまうみたいな、農業が非常に本当に6Kではなく、本当にKがどんどんなくなって、逆にそのことが結婚への意欲を減退させているのかなという気もしておりまして、そういった面で、個人の価値観にどうかかわっていくのかというのは非常に難しい問題だなというふうには思っております。ただ、我々として、もしできるということであれば、先ほど宮部議員がおっしゃられたとおり、農業のイメージは昔とは全く違うのだということ。稼げる産業だというお話ありましたけれども、そのあたりの理解ってまだまだ一般の方には浸透していないのではないのかなというのは私も全く同感であります。非常に、今本当に、農家にお嫁さんに行った方々が、もう毎日朝から晩まで延々と農作業しているみたいな光景はもうほとんどありませんし、本当に非常に幸せな女性が多いなという、私の個人的な主観ですけれども、そう感じておりますので。そういったことをしっかりPRしていくというのは重要なのではないかなと。また、農業については、非常に中札内、十勝全体もそうですけれども、非常にこれからもまた発展性がある、本当に将来有望な産業ですし、そういったこともしっかりPRする。農家の女性ってすごくゆとりがあっていいのだよというところもPRしていく。そういったことを努めていきたいなというふうに思います。そういった中で、令和元年に交流会方式にしたというのは、そういった農家の今の本当の実態を知らせるという面ではすごく効果があるのではないかなという、農村女性から実際の体験談を語っていただいて、幸せを肌で実感してもらうというのはすごくいいのではないかなというふうに思いますので、そういった事業が再開できることになりましたら、一人でも多くの方に参加していただいて、農家のイメージをしっかり刷新していただくような、そういった取組みを進めていきたいなというふうに思います。本当に難しい課題なのですけど、いろんなアプローチが大切だなというふうに思いますので、知恵を絞って、皆さま方のお知恵もいただきながら、取組んでまいりたいなというふうに考えております。
質問 7番 宮部修一
ありがとうございました。個々人の若い方々の考えにもよりますけれども、なかなか、今、先ほど村長おっしゃったように、以外と若い青年自体はあまりあせっていない方もおられるのかなというふうに思います。かえって親の方が誰かいないかとか、いろいろ探しているような方々もおられますけれども、ちょっと非常に難しい面もあるのですけれども、今後、こういったおびしんキューピットさんに登録される方が増えていくことを期待するところでもございますし、ぜひ、担い手センターなのか村の方でも、ただ待っているだけではなくて、少しおせっかいながらも声掛けをするような、そういった体制もぜひ考えていっていただきたいなというふうに思います。また、先ほども言いましたように、村内の若者の交流、出会いの場、そういったものについても、少し検討されて、村内同士での若者の出会いのきっかけを何とかつくっていただければなというふうにお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。