中札内村議会 令和3年9月定例会 2021年9月17日
公衆電話台数が減少している状況について
2021年9月17日、中札内村議会の一般質問で、船田幸一議員が「公衆電話台数が減少している状況について」質問し、総務課長 川尻年和、教育次長 阿部雅行、副村長 山崎恵司、村長 森田匡彦が答弁しました。
- 質問者
- 船田幸一 議員
- 答弁者
- 総務課長 川尻年和、教育次長 阿部雅行、副村長 山崎恵司、村長 森田匡彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 船田幸一
どうもありがとうございます。若干、質問をさせていただきたいと思うのですけれども、その前に、村長から総務省の通達等についての概略説明がありました。私の方で調べた関係で申し上げさせていただきます。2020年3月末時点における日本国内の公衆電話総数は15万1,313台と。これの前回の年、私は定かではありませんけれども、前回年の15万5,214台から3,401台、つまり2.5%の減少があったそうです。これは、NTTが設置する公衆電話は、発信規制や接続規制が行われた際にも、優先して通話が行える優先電話と同様の扱いを受けているためであります。2020年8月28日に総務省が発表した情報通信白書から確認ができます。電気通信事業法施行規則によれば、公衆電話は社会生活上の安全及び戸外での最低限の通信手段を確保する観点から、市街地では500メートル四方に1台、つまり国勢調査結果による人口集中地区、つまり何を言わんとしているかと言いますと、これは大都市、大きな都市を中心とした基準であります。それ以外は1キロメートル四方ごとに1台は設置することが求められているとあります。公衆電話台数が減少している状況については、総務省は、高齢者の利用度が高い、緊急時において必要となるとの理由から、減少傾向は避けられないけれども、最低限必要数は維持されることが確約されていると説明がなされています。2021年4月26日のNHKニュースでは、国の設置基準緩和で、台数が、今後約4分の1に減る見込みだと報じておりました。災害時の通話手段確保のため、避難所などに事前に配備する災害時用公衆電話の普及を進める方針としていました。そういう報道がなされていました。そして、国の中で、有識者検討会議で、本年の6月末をもって、国は指針を示す、国に対して助言をし、指針を示す段取りになっておりましたけれども、このコロナ禍、あるいは、電話各社の携帯電話の料金が高いなど、社会情勢の変化に基づいて、いまだかって答申はされていません。そういった中で、大都市絡みの設置基準と、各ローカルな地方都市、あるいは、地方の市町村において、この設置基準が本来あるべき姿なのかどうかという部分を、やはりいろいろと疑念を持たざるを得ない。そういうようなところにあると思われます。よって、私の方で質問、若干させていただきますけども、本村において、役場庁舎がこちらの方に、新庁舎に移転したことによって、あの大通り、あの商店街の人通りの流れがどうなったのか。どのように把握されているのか。それから、この東1条通りについて、通学路でもあります。そういった中で、人の流れはどうなったのか。まず第1点は、人の流れ、人の集中度についてご質問をさせていただきます。
答弁 総務課長 川尻年和(総務課長は2022年3月まで)
船田議員の質問にお答えしたいと思いますが、人の流れにつきましては、所管している私どもの方については、ちょっと把握していないというような状況であります。庁舎がこちらに移ってというようなことも含めて、把握していないという状況でございます。
質問 6番 船田幸一
私は、この答弁書で、新庁舎周辺への公衆電話ボックスの設置はなかなか難しいというふうな結論がありきのご答弁をいただきましたので、人の流れはまずどうなのか。その上で判断をされて議論をした上で、答えを導いていくのかどうなのかということで、質問させていただきました。それで、次は、公衆電話ボックスの維持費ですね。これについては、中札内村に負担はありますか。
答弁 総務課長 川尻年和(総務課長は2022年3月まで)
公衆電話ボックスの自治体負担ということでございますけども、公衆電話、中札内4台ございます。こちらの方につきましては、負担はございません。国で付けている部分もありますけども、当村においては負担はございません。
質問 6番 船田幸一
何点か質問後に、改めて総体的に質問させていただきます。お答えいただきたい部分は、道道中札内停車場線の、以前、公衆電話ボックスがございました。これがある事情によって撤去されました。この経過についてご存知であれば、報告願いたいと思います。
答弁 総務課長 川尻年和(総務課長は2022年3月まで)
誠に申しわけございません。そちらの部分については把握してございません。
質問 6番 船田幸一
それでは、もう1点お伺いします。高齢者、特に私たちも高齢化社会ということで、段々年を取ってまいります。そういったときに、やはり携帯電話がなかなか使いづらい、スマホが使いづらいという方々がどんどん増えています。なおかつ、今もらくらくホンを使っている方も十分に使いこなせていない状況にあります。そしてまた、地元の商店街の方からお話を聞きましたところ、旧役場前の電話ボックスを結構利用者いるのですよと。ところが、最近、電話が故障していて、掃除している人は見かけるのだけど、みんな電話ボックスから出てくるのだよということであって、その情報がありましたので、ある時期にそのことについて、では、電話ボックスどうしたらいいのかなという、そういう方々と相談した結果、役場の前にどうしてないのだろうねと、新しい庁舎の前に。そういうような話がありましたので、この質問をさせてもらった経緯があるわけです。役場前ということは、多くの人が集まる場所ということになりますね。そうなってきますと、いろんな方々が、電話忘れてきた人がいれば、何かの用事で携帯電話使えなくて公衆電話に駆け込むといったケースも散見されていたようであります。もう1点、こんなことが社会現象として語られたときがあったと思いますけれども、公衆電話が犯罪の防止に役立っていると。それはどういうことかといいますと、子どもたちや不審者等が何かあったときに、公衆電話にかけ込む、このことによって、公衆電話に犯罪者、そういう危害を加える方かどうなのかちょっとわかりませんけども、入りづらい。それから、中に入った人は、押さえて人が入れないようにできる。そして、周りの方々から監視されているものですから、犯罪の温床にはならないのですね。そして夜については、電気が点いていますから、夜でも安心して誰でも電話が使えると。あるいは、そういう状況になっているということが、以前、お話が伝わっていたかと思います。そういった中において、僕は残念なことに、人の流れ、そして、中札内村、これも新庁舎が災害の防止拠点だよと、司令塔ですよということでありましたので、役場の前に公衆電話ボックスができるものと、そういうふうに思っていたのですが、これが私だけの考え方なのかなということで掘り下げてみますと、どうやらそうでもなさそうなのですね。それで、先ほど申し上げた高齢者の観点、それから、防犯上の観点からして、あと、人通りの流れからしても、この必要性はどうなのかなということであります。それで、これは、この答弁書につきましては、各課で相談された上で答弁書ができあがっているものだと私は理解いたします。改めて確認をさせてもらいます。教育上の観点から、この公衆電話、通学路に位置する公衆電話の設置について、必要ないと思われていますかどうか、お答えいただきたいのと、もう1点は、社会福祉行政を担う担当部署として、公衆電話の必要性、高齢者にとって必要性がないと判断されているのか。内部で協議されていると思いますが、再確認の意味でご答弁をいただきたいと思います。
答弁 教育次長 阿部雅行(教育次長は2022年3月まで)
教育関係ですけども、公衆電話の必要より、まず、子どもたち、生徒たちに教えているのは、子ども110番の家、それに駆け込みなさいというふうに教えていますので、公衆電話については必要ないと考えております。電話の場合は、もし、原則、小中学生は持ち込み禁止にしておりますし、必要であれば子ども110番、そのほか、公共施設の活用というふうになってございます。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
福祉的な見地からということで、高齢者も含めてということであれば、携帯電話の利用率ということがありますけれども、公共施設、警備員も含めて、在中している施設は現実問題ありますので、そういったところで、駆け込むというか、必要があれば申し出ていただければそれなりの対応はさせていただくということの方が、逆に公衆電話よりは良いのではないかというふうに感じているところでございます。基本的にはそういう、通学路と同様の、110番ではないですけど、体育館であるとか役場であるとか、文化創造センターであるとか、そういったところ、警備、平日であれば事務局員おりますので、そういったところへの申し出の方が理にかなっているのではないかなというふうには思っているところでございます。
質問 6番 船田幸一
私は必ずしもこうしなさいという意味での提案をしているわけではありません。携帯電話の普及によって、社会生活がかなり変わってきているという部分と、その狭間にいる子どもたちや高齢者にとって、どういう対応が望まれるのかという観点から、議論をしていただきたくてご質問をしているわけであります。そういった中で、何点か気が付いたことを改めて質問させていただきますが、子ども110番ののぼりですね、これについて、村内を車で歩いて、数を数えたり、どこにどうなっているか見てみました。すると、このとおりこの1点、まちの中のこちら側ですよね、東側についてはかなりきちんとされていると思います。ほかの部分では、もうポール自体がなくなっているところ、あるいは、そののぼりがもう機能していない姿形になっている箇所もかなり見受けられます。これらについて、これあるから、子ども110番の家があるからいいではないかというご答弁でしたけれども、これらについて、今どのような状況になっているのか、把握されている状況をご報告いただけますか。
答弁 総務課長 川尻年和(総務課長は2022年3月まで)
子ども110番の家ののぼりなのですけども、一冬越すと、雪等で破損等が出てきます。そういった場合につきましては、しっかりと春先に交換等を行って、見えるような形でこれまでも取り進めてきたところであります。そういったような中で、しっかりとそういったわかるような形で取り進めていきたいと思いますが、ただ、強い風等があって破れていたりとか、そういったポールについてはあったりします。そういう場合につきましては、通報等を受けた場合にはすぐ取替えるような努力に努めているところでございます。
質問 6番 船田幸一
今、ご質問によって、多くの方も今の現状がどうなっているのかということがご理解できたと思います。そういった中で、やはり中札内村において、役場新庁舎の前に公衆電話ボックスが必要ないと、全体の皆さんが判断されているのであれば、またそれも一つの考え方であると思いますし、また、そうでなくて、もうちょっとまだ先に議論を先延ばしして、議論が出ている状況があって、また社会情勢が変遷に伴って、どういう電話の在り方がいいのかという議論のできる時代が来たら、また議論をさせてもらいたいと思います。そういうことで、この公衆電話ボックスについての質問をさせてもらいましたけれども、ただ、NTTとの交渉状況等についてはどのようになっているのか。全く交渉もしていない。あるいは、交渉してみたけれども、窓口でお引き取り願いませんかと言われましたとか、そういうような状況になっているのかどうか含めて、経過等を含めてお話いただければと思います。
答弁 総務課長 川尻年和(総務課長は2022年3月まで)
公衆電話の設置につきましては、新たに設置するということでは確認をしておりませんので、しておりません。
質問 6番 船田幸一
私これで質問は止めることといたしますけれども、ピンク電話に関して申し上げれば、ピンク電話というのは、中に設置されているものですね。それで、なかなか利用者でなければ、ピンク電話は利用なかなかできないものですね。これは実態としてそうなっていると私は理解していますけれども、それともう一つは、全体的に見て、公共施設に電話等、常に開放していますよ、あるいは、土日祝祭日でもそれなりに関係機関の窓口は開いていますよと。だから、何かあったときには、ぜひとも駆け込んでくださいと。それでかなりの部分が、防犯上の観点からも、子どもたちの生活安全についても配慮できていると、概ねできているというようなご回答だったと思います。ただ、先ほど申し上げましたように、社会通念上の観点からして、はたしてどうなのか。そういう部分で、今後とも議論をしていただきたいと。内部でも議論をもっともっとしていただいた上で、今後の在り方について、ご提案をしていただければと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
最後のまとめということで、ちょっと私の方からも答弁させていただきます。船田議員からのご質問、本当に中札内村の防犯、地域安全をどう確保するのかということでのご心配いただいての提案だったなというふうに考えております。本当にそういった面では、子ども110番の家、旗立っております。そういったところで、その旗に不備が生じている部分も見受けられるということのお話ですね。そういった面で、しっかり我々も子ども110番の家の設置すること。また、その旗を立てることを目的とするのではなくて、その子ども110番の家を本当にしっかり使っていただいていいのだよということをしっかり広報するということ。そういったことについて、しっかり取組んでまいりたいということ。あと、村内全体の防犯上の観点から言いますと、これまで役場庁舎がなかったときには、だだっ広い空き地で、防犯上あまり良くなかったところが、今回、電話ボックスは国道にそのまま置かせていただいて、役場庁舎ができることで、実は防犯上の観点からいくと、管理人が常にいる、そういった施設があるものですから、そういった面で村全体としては地域安全力は向上しているのかなというふうに考えておりますので、そういった面では、いろいろな目をこれから見据えながら、しっかり防犯上で機能させている部分をちゃんと機能させるような。それと、村民への広報という面でもしっかり努めながら、地域の安全については、これからも向上に向けて、維持に向けて努力してまいりたいというふうに考えております。
質問 6番 船田幸一
どうもありがとうございます。最後に、旧庁舎、役場前にある電話ボックスの在り方についても、ご検討をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。