みんなの議会

中札内村議会 令和3年3月定例会 2021年3月8日

住民主体による「ファミリーサポート事業」の立ち上げについて

2021年3月8日、中札内村議会の一般質問で、大和田彰子議員が「住民主体による「ファミリーサポート事業」の立ち上げについて」質問し、村長 森田匡彦、福祉課長 高桑佐登美が答弁しました。

質問者
大和田彰子 議員
答弁者
村長 森田匡彦、福祉課長 高桑佐登美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 大和田彰子

それでは、質問させていただきます。住民主体による「ファミリーサポート事業」の立ち上げについて、お聞きいたします。ファミリーサポートとは、地域の中で、子育ての手助けをして欲しい人と子育てのお手伝いをしたい人が会員となり、一時的に子どもの預かりの援助をする事業で、厚生労働省の子育て援助活動支援事業として位置づけられています。中札内の子育て支援事業計画を見ますと、平成27年度よりこの事業に取組み検討されてきた経緯がありましたが、NPO法人における人員不足などで託児事業者がなく中止となってしまい現在に至っています。平成31年度には、子育て支援事業計画策定のためのアンケート調査を実施しておりますが、その集計結果では、親が仕事や病気などのときに、子どもを預かってくれるところが欲しいとの要望が一番多く挙げられておりました。現在、本村ではファミリーサポート事業を立ち上げ、困っている親の援助をしたいと考えている住民がおられ、その内容についてはすでに福祉課にもお知らせしてあります。今後、必須な事業と考えますが、村が窓口となり対応していく考えはあるのかをお伺いいたします。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

住民主体によるファミリーサポート事業の立ち上げについてですが、子どもや子育て世代を取り巻く環境は大きく変化しており、女性の就労機会の増加やライフスタイルの多様化等に伴い、子育て世代が安心して暮らせる、少子化・子育て支援施策の推進は、重要な課題であります。NPO法人の託児事業は、平成26年春より休止となっており、村内でのファミリーサポート事業の実施の可能性を検討するために行ったファミリーサポート事業の希望調査の結果からは、サポートを希望する側の依頼会員の都合に応じて、その受入れをする提供会員の確保が難しいのではないかといった課題や、NPO法人への事業委託も困難な状況であり、実施を見送ってきた経過があります。大和田議員のご指摘のとおり、令和元年に実施した中札内村子ども・子育て支援に関するニーズ調査結果では、保護者が仕事や病院の受診の際の子どもの預かりのほか、保育園等の送迎の希望なども多くありました。子育て世帯のニーズはあるものの、受け入れ側の体制が整えられなければ、事業を開始し展開する上では、継続性に課題を生じることになります。このたび、村内においてファミリーサポート事業を立ち上げ、困っている親御さんを援助したいと考えている住民の方が複数いらっしゃるとのお話を受けました。前回、事業の検討をしてから5年程経過しており、状況も変化していることから、令和3年度については、管内の他町村の実施状況や課題及び子ども・子育て支援に関するニーズ調査の集計結果や地域の実情などについて、援助をしたいと考えている住民の方々と、情報共有・意見交換の機会を持ち、村内において子育て世代をサポートしていく、持続可能な仕組みのひとつとして、ファミリーサポート事業が村で実現できるかどうかをしっかり検討してまいりたいと考えております。

質問 4番 大和田彰子

前向きな意見をいただきありがとうございました。このファミリーサポート事業ですが、どんなことをサポートできるのかというところを、住民の意見も含めてお話したいと思います。まず、学校が臨時休業、2月にも大雪で休みがありました。そのときに学童もお休みになったのですね。そのときでも仕事は休めなかったという親もいらっしゃいました。それで、子どもを預け場所に実際困ったというわけですね。そのほかに、移住してきた家族、ときわ野などは結構そういう方がいらっしゃるのですけれども、その方は親や親せきが近くにいなく、何かあったときの子どもの預け場所がないと感じているようでした。ほかは、子どもが風邪などの病気が治っているものの、本来の状態ではないという回復期ですね。そういったときに、どうしても仕事が休めないと思っている場合も多くあります。また、仕事が遅くなり、保育園に迎えに行くのに時間がないという方もいらっしゃいました。そういうとき、ファミリーサポート、本当に利用したいという考えの方もいます。用途はさまざまですが、そういった親の手助けをしてあげたいという方が現在いらっしゃって、どんなところでするのかなというところですけども、場所も考えているようでして、現在使われていない上札内保育園を候補にしていて、ここはこの先、入所予定がないということから、現在あるこの施設を有効に利用するのも良いかと考えているところです。先ほどのご答弁で、今後、情報共有や意見交換していくというので答弁いただきましたけれども、ここの部分でも何か意見あれば、今言ったことで意見あれば、お願いしたいと思います。

答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)

今、大和田議員から地域の実情もお伝えいただきました。私も保健師で仕事をしてきたときから、こういう課題が、数多いというわけではないですけれども、実際困られている方がいるのだなというのは把握はしてきておりました。ですが、なかなかそれを受けて側として援助する方たちが、やっぱりたくさんいないと、皆さんの依頼には応えていけないのだなというのが課題でもあるかと思います。今思っているのは、援助をしたいというふうに考えておられる方も疲弊しないような、どんな形で、仮に村でやれるとしたら、どんなふうな形でやれるのかなというのを、ファミリーサポート事業に参加したいという方たちと共有をしていきたいなというふうに思っています。もう一つ、先ほど上札内保育園のことがでましたけれども、上札内保育園につきましては、今、休園という形で、また必要がれば開園できるという状態で、今休園にしているというふうに聞いております。もし仮に、まだ決定ではないですけれども、もし仮にファミリーサポートセンターをしていくというふうになりましたときに、まず一番に考えなければいけないのは、利用されている方にとってどこがいいのかとか、どういう場所でやった方がいいのかというところが大事になるかなと思いますので、それも併せて、検討の中に入れて考えていければいいのかなというふうに考えています。

質問 4番 大和田彰子

上札内は、保育園は今現在使われていませんけれども、使われていないからといって、そこを閉鎖してずっとおくよりは、有効活用という面では、あそこは上札内の自然がたくさんあって、本当にいい環境かなって思っておりました。現在、十勝管内でもそういうようなファミリーサポート事業は帯広市をはじめ、10の町村が取組んでいます。そういう事業です。中札内村でも安心して子育てできる環境をつくるためにも、これから行政の方々と情報交換しながら、少しでも早く実現できるように進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。

出典:中札内村議会 令和3年3月定例会 2021年3月8日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる