中札内村議会 令和2年9月定例会 2020年9月11日
新型コロナウイルス感染症対策について
2020年9月11日、中札内村議会の一般質問で、船田幸一議員が「新型コロナウイルス感染症対策について」質問し、村長 森田匡彦、福祉課長 高桑佐登美、住民課長 髙島啓至、副村長 山崎恵司、教育次長 阿部雅行、総務課長 川尻年和が答弁しました。
- 質問者
- 船田幸一 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、福祉課長 高桑佐登美、住民課長 髙島啓至、副村長 山崎恵司、教育次長 阿部雅行、総務課長 川尻年和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 船田幸一
私の方からは、新型コロナウイルス感染症対策についてお伺いいたします。まず1点目は、これから間もなくインフルエンザ流行の季節を迎え、コロナウイルス感染症との重なりが取り沙汰されていますけれども、今後、村内で新たな感染者が確認された場合の対応について、お伺いいたします。併せて、マニュアルの作成、村内外への公表、情報の公開、検査の費用、入院治療費、風評被害を防ぐ取り組みなどについてお伺いしたいと思います。続いて、村の事業、行事や催事のほとんどが規模縮小や中止を余儀なくされました。これらの助成金や交付金の現状の執行状況と今後の執行見通しについて、お伺いいたします。続いて、体力増進や交流の機会が無くなり、多くの地域や行政区の活動が無きに等しい状況にあります。基礎となる社会活動の維持と継続推進のために、助成金や交付金の増額について検討されていますか、お伺いいたします。続いて、コロナ禍で予想される税収の見通しについて、現時点でどのように判断されているのか、お伺いいたします。続いて、コロナ禍にあり、コロナ後の村民の生活や経済、社会状況等に大きな変化が予想されます。これらを見据えた行政改革について、見解をお伺いいたします。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
新型コロナウイルス感染症対策などについてでありますが、1点目の村内で新たな感染者が確認された場合の対応でありますが、患者情報の公表につきましては、感染症法等に基づき、行政上の対応が必要な場合に、北海道においてご本人から、公表内容に同意を得て、市町村へ情報提供されることになっております。村では、道と連携し、同意が得られた内容を十分に踏まえ、個人情報の保護に配慮した上で、感染拡大防止のために、住民への情報提供や注意喚起と理解活動を行うこととしております。また、感染者が発生した場合に備え、初動時の対応マニュアルを作成し、中札内村新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、共通認識を図っております。次に、検査や入院治療費についてですが、新型コロナウイルス感染症は、指定感染症として定められており、行政検査として実施する検査や入院療養に係る費用の負担はありません。さらに、感染者等への差別や偏見についてですが、国において感染者や家族らへの差別や中傷に関する対策を議論する新型コロナウイルス感染症対策分科会にワーキンググループが発足するなど、社会的に大きな問題になっていると認識しております。村においても感染予防の注意喚起に合わせて、情報無線等により、感染者等への理解や配慮について、今後も継続して呼び掛けてまいります。2点目の村からの助成金等を受けて行う行事等の執行状況でありますが、各課等の代表的な事業で中止したものは、総務課が所管する中札内村・川越市中学生交流事業交付金72万円、事業中止としリハーサルのみを実施した六花の森イベント事業補助金720万円、産業課が所管する桜六花公園花見イベント120万円、やまべ放流祭140万円、教育委員会が所管する中札内村青少年国際交流派遣研修事業補助金365万8,000円、子どもアートプロジェクト補助金250万円などであります。また、今後における執行の見通しについては、現在、決まっているところで、産業課所管の道の駅フェア2020、教育委員会所管のファツィオリピアノ&ヴァイオリンコンサート及び村松健氏のファツィオリピアノリサイタルについては実施する予定であります。ほかの事業についても、感染症防止対策を取った上で、できる限り実施に向けて取り組む考えであります。3点目の社会活動の維持と継続推進のために助成金等の増額についてはということでありますが、それぞれの地域や行政区で新型コロナウイルス感染防止対策を取った上で縮小しながら、必要最小限の地域活動を実施していただいているところでありますが、さらなる地域活動等を展開する場合、村からの支援が必要であれば検討してまいりたいと考えます。村が実施する健康増進等対策といたしましては、これまで補正予算に計上した子どもから大人までを対象とした感染症対策を講じた上での運動教室の実施、七色献立プロジェクト健康ポイント事業における3町村合同の歩数対抗イベントの実施にも取り組んでまいります。4点目の税収の見通しについてでありますが、令和2年度については、現時点においては大きな影響は生じておりませんが、新型コロナウイルス感染症が終息するまでには複数年かかるとの見通しを示す専門家も多く、飲食や観光面で今後も影響が続くことが懸念されております。景気の動向は不透明さが増しており、収納率にも影響する可能性があると推測しているところです。特に事業者等においては、国や道、村の各種経済対策を活用いただきながら、事業継続に向けて取り組んでいただいておりますが、当年度の売上額への影響を受け所得減少も見込まれることから、翌年度の住民税や国民健康保険税に少なからず影響があるものと判断しております。5点目の新型コロナウイルス感染症の終息後を見据えた行政改革に対する村の見解についてでありますが、現在の感染症終息の見通しが立たない中では、政策をどのように見直すのか、どのような政策が求められているのか判断が難しい状況にあります。しかし、行政改革は各種政策を実施する上で必要な視点であると認識しておりますので、国や道における今後の取り組みの方向性を注視するとともに、住民のニーズなどに関する情報収集に努力しながら、毎年度実施しております政策評価、まちづくり計画実施計画のローリング、予算編成の中で、課題の解決や政策の推進に取り組んでまいる考えであります。
質問 6番 船田幸一
ありがとうございます。一応5点ほどお話をさせていただきましたけれども、1点目に関してであります。現在、コロナ治療薬ワクチンが国内外ともに開発段階にあるとされています。臨床試験中のイギリスのアストラゼネカ社は、脊髄への後遺症が出ることを公表しています。アメリカは医療品メーカー8社は安全性が確認されるまでワクチンを供給しないことをすでに発表していますが、日本は国民向けにオリンピック開催を念頭に、1億2,000万本のワクチンを確保したと伝えました。しかし、専門家には懐疑的な見方が多く、有効な安全性の高いワクチン開発には1年以上かかることをすでに公言しています。このような国内状況で、本村において、コロナとインフルを論ずるのはいささか無理な面もありますが、村民がコロナとインフル、インフルとコロナを同時に発症した場合は、行政検査として実施されるので公費負担となります。これでよろしいでしょうか。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
ただいまの船田議員からのコロナの感染症とインフルエンザが同時に発生した場合の検査の状況はどうなるのかというご質問になるかと思います。まず同時に発症した場合、鑑別は必要にはなってくると思うのですが、何か分かりませんので、医療機関の方に相談をして必要な検査を行うということになります。その医師の判断においてコロナが疑われるということで検査が行われた場合は、これは行政検査になりますので、費用の負担はないかと思いますが、インフルエンザに関しての検査については、通常の保健医療の治療検査というふうになりますので、自己負担はあるかなと思います。いずれにしても、初めて発症したときはどちらかかが分からないので、先生の指示を仰ぐということになろうかと思います。
質問 6番 船田幸一
今、高桑課長からお話がありました。これらについて、やはり村民向けに、ガイドラインと申しましょうか、国からの委任事務業務でもありますけれども、やはり村民の心配されている向きがかなり伝わってきていますので、村民の皆さまに、今の事柄が伝わるような取り組みをされていっていただきたいと思いますがいかがでしょうか。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
議員のおっしゃられるように、これから心配となるような風邪症状というのは多く出てくるかなというふうに思います。そういうときの相談窓口等の周知も含めて、今後取り組んでいく必要あるかなというふうに認識しております。
質問 6番 船田幸一
よろしくお願いをしたいと思います。関連ですが、コロナ感染症の陽性から陰性反応までの平均的な入院日数はどのくらいですか。国・道からは、実は感染者とか、それから重傷者とか何人亡くなったとか、そういうようなお話があるのですけれども、現実問題として、感染された方が陽性が確認されて入院処置を取られ、最終段階の陰性反応まで、実際にどれだけ皆さんが入院しているのか。実は私理解ができていないのですね。そもそも、道も保健所の方も、それらについての公表がされていないということでありますので、その辺についてはどのように捉えているのか、もしお分かりでしたら教えていただきたいなと思います。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
ただいまのご質問ですけれども、まず、陽性となって入院をされて、退院までどのぐらいかということで理解してもよろしかったでしょうか。恐らくその方によって症状は違うと思うのですけれども、PCRの検査を2回ほど実施をして、症状が無くなって陰性になった時点で退院をしていくというような経過になっていると理解をしています。ちょっと期間については人それぞれかというふうに思いますけれども、当初、検査に時間をかかったりしていましたので、以前よりは少し短くなっているのかなというふうに思いますけれども、いずれにしても検査の結果をもって退院というふうになると思います。それと、管内の入院者の状況ですとか感染者の状況の資料については、ちょっと今手持ちありませんので、ここではちょっとお答えできないかなと思います。後ほどということでよろしかったでしょうか。
質問 6番 船田幸一
ありがとうございます。私ちょっと知りたいことは、コロナによって、コロナも風邪の一種と言われていますけれども、合併症あるいは肺炎と併発したり、持病を持っている方が重症化されると、重篤化されるという表現になっているのですけれども、コロナ発症して関連する病気にかかったとき、これについても国がコロナ感染症対策の一環として費用を負担していただいているのかと、いただけるものなのか。その辺についてはいかがでしょうか。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
ちょっとこちらの方で把握しているのが、コロナに対する治療について、入院については医療費はかからないということですので、その方によって、基礎疾患で出てくる症状のところの治療については、ちょっと把握しかねますので、ちょっとその状況についてはお答えできないということでご理解いただきたいと思います。
質問 6番 船田幸一
ありがとうございます。その辺についても、役場に問い合わせたり、保健所に問い合わせたりして、それぞれ皆さんが個々に対応しているのかなと思いますが、やはり行政として、国の委任業務を受けている、下請け機関でありますけれども、村民に向けてさまざまな形で情報を提供していただけると非常にありがたいのかなと思います。よろしくお願いします。コロナ禍で新規や通院患者が激減し、医療機関の経営が苦境に立たされていると言われていますけれども、本村の診療所への影響は見られますか。今後も安心して通院できる状況にありますか。その辺についてお伺いいたします。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
コロナで入院される場合のうちの村の診療所の状況ということで理解してよろしかったでしょうか。ただいま管内では感染症の専用病床というものがある程度確保されていて、それの中に中札内村の診療所は入っておりません。なので、村の診療所においてコロナの方が入院するということはちょっとできないという状況になっております。もう一つ加えてお答えさせていただければ、診療所の方では、ちょっと感染対策をしっかりして診療するという体制に今ちょっとなっておりませんので、基本的には症状のある方は電話で相談を受けて、必要な治療につなげるというふうにお聞きをしておりますので、そのことをお答えしたいと思います。
答弁 住民課長 髙島啓至(住民課長は2023年3月まで)
経営状況、流行してから半年ぐらい経過しますけども、この間、経営が行き詰ったというような話はお伺いしていません。ただ、先ほど高桑課長の方が申したとおり、いきなり行って具合が悪くて発熱していきなり行くという患者さんは、実際的に減っている。電話でまず確認してということで、多少の影響はあるかなというふうに考えております。
質問 6番 船田幸一
関連ですけども、そういうことで指定病院の方に皆さんが回っていくということになるのだと思いますけれども、例えば、一人暮らしの方が万が一感染した場合、どうやって連絡を取るのかなというふうに感じています。例えば、一人暮らしですから、今の時代、隣近所にどうこうということになるのかどうか分かりません。しかし、ご本人としては、119番をかけて、私コロナかもしれないねと。熱もありますと。どうやって病院の方に、あるいは検査を受けるために足を運んだらいいのでしょうかというようなことが起きた場合、起きうる可能性は十分にあります。そういった場合、中札内にある救急車を利用することが適切なのか。あるいは、冷たい言い方ですけども、自分で何とかタクシーで行ってくださいよというようなことになるのか。その辺の細やかな点については、どういうふうに捉えたらよろしいでしょうか。ご質問いたします。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
ただいまの一人暮らしの方が疑わしい症状になったときにどうしたらいいかというようなことだと思います。まず、風邪症状というところでスタートするかと思いますので、その時点で必要な受診といったところは、基本的にはご本人ですとかお手伝いいただけるのであればご親戚とか周りの方のご協力をいただいてということになろうかと思います。そこでもしどなたもいないということであれば、ある程度福祉課の方でも対応する必要があるのかなというふうには思いますけれども、基本的にはまず周りの方でというふうなところでございます。もしその方が受診して陽性というふうに判定がされましたら、そこからは感染防止対策を徹底した状態での搬送となりますので、それは保健所での対応か、もしくは救急の方の対応にはなっていくかと思います。
質問 6番 船田幸一
ありがとうございます。ただやはり、村民にとって医療体制が細やかに行われているというような証のご説明、ご答弁だったと思います。その辺も含めて、いろんな事例が今後起こりうる可能性があります。それに柔軟に対応できる村の体制であっていただきたいと願うものであります。続きまして、2点目に関してでありますけれども、財政調整基金は年度間の財源の不均衡を調整するための積立金であります。実態は黒字となった年度に決算剰余金を積み立てておき、景気の悪化や災害などで赤字となった年度に取り崩して財源とするいわゆる自治体の貯金であります。このことを念頭に再質問いたします。残念なことに、幼児から大人まで村民が楽しみにしていた記念すべき行事や催事がなくなりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の一言で区切られてしまいました。コロナ禍でも令和2年度も現在進行中ですが、非常時の危機管理を統括する場合、執行状況を仮決算し、事業を再調整するのが一般的です。未執行予算の扱いは財調基金に回るのですか。その点についてお伺いいたします。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
船田議員の2点目のご質問で、事業が未執行になったその執行残ですけれども、通常、年度末を迎えて途中の補正予算で減額補正をして、減額補正をした分については基金に積み立てるという、歳出を新たに検証して、積み立てることもありますし、船田議員が質問の中でおっしゃったように、最終的に余剰金として翌年度に繰り越すお金の中から、半分以上については地財法の中で積み立てるということになっていますので。繰越金が固まった段階の半分以上については、その財政調整基金または減債基金、借金を返す基金ですけども、そちらの方に回っていくという考え方です。通常ですと、そういった形で途中で積立金を計上して、特定目的の基金に積み立てるということもできますし、それが叶わないようであれば財政調整基金または減債基金という流れになろうかと思います。ただ、今回の余剰分というのはあくまでもコロナの感染症によって実施ができなかった事業でありますから、当然今後も、翌年度以降も継続していることは当然想定されますし、財源として他の用途に使ってしまうわけにはいかないというふうには思っています。ということになると、一般財源として使える財政調整基金またはその基金を使途として今回の中止になった事業をやっているのであれば、当然それの特定目的基金に積み戻しをするという行為をする形になるのかなと。その2系統がちょっと考えられるのではないかなというふうに思っているところであります。ただ、村としましても、これまでイベントを実施してきて、中止をせざるを得ない、それが主催が村または観光協会、実施団体それぞれ違うわけですが、そういう判断をされていることについて、するようにということを指示してやっているわけではございません。実際、コロナ感染症対策が取れるのかどうか、それが可能なのかどうかという点に着目して、その事業の中止等を決めているということになります。ですから今後の、中止はしたけれども、今後、秋口、冬期間、ある程度代替の事業が可能であれば、その組替えをするなりでその実施をすることが可能なものについては、できるだけ前向きに検討できないかどうかと、やることができないかどうかということは、十分考えておく必要があるだろうというふうに思っているところでございます。ですから、今後やるというふうに答弁の中で、村長の答弁の中でありました事業についても、当然それなりの感染症対策をやった上で、すべてやっていこうと、すべてが中止ではないぞという考え方をもって進めていく考えでございます。
質問 6番 船田幸一
ありがとうございます。副村長から村の基本的な考え方、取り組みについて柔軟に対応をしていくのだというご回答だったというふうに捉えさせていただきます。ありがとうございます。改めまして、子どもたちやご家族のためにも、記念として残してあげられる方策を検討されていますか。また、知恵を絞って成人式をやれますか。このことについてお伺いしたいと思います。また、このコロナ禍の苦境にあっても、道の駅フェアやファツィオリピアノに集いが見られることに感謝したいと思います。今、私、成人式も含めて記念行事のことについてご質問させていただきましたけども、お答えいただけますか。
答弁 教育次長 阿部雅行(教育次長は2022年3月まで)
ただいま成人式についてご質問ありましたので、私の方から説明させていただきます。当年度につきましては成人式を行う予定でいます。ただし、これまでのように、来賓等を迎えて開くかどうかは今検討中です。来賓ない形の可能性も十分あるかなと考えています。それは今後のこの新型コロナウイルス感染症の状況によると思います。
質問 6番 船田幸一
ありがとうございます。ほかの町村では、今までコロナがあったかなかったかは別として、夏場に、あるいは子どもたちが帰省している折に、時期をとらわれないで開催している道内各市町村があるというふうに新聞報道等を見させて、ああなるほどなと思いました。そういった中で、やはり今回も卒業式、あるいは修学旅行、あるいは家族のそれに伴う団らん、あるいはその思い出づくりが失われていきました。しかし、このことを十分いい意味で反省材料として、これから迎えるであろう成人式に向けて、画一的な考え方ではなく、柔軟な対応を捉えて、成人式を迎える方々にいい思い出となるような、そういう計画を立てていただけるかと思います。よろしくお願いいたします。4点目についてお伺いいたします。4点目については、実は模範解答、ありがとうございますという表現に私はならざるを得ないのでありますけども、私が求めているのは、今年度への影響はありませんが、次年度に影響が見られます。それは承知しています。次年度は、村長選挙の年であり、骨格予算百も承知であります。今年度内のコロナ関連対策、関連交付税がどうなのか。ふるさと納税の税収見通しはどうなのか。これについて触れられておりませんでしたので、ご質問させていただきます。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
先ほどの村長の答弁の中で明確にお答えできなかった点についてはちょっとお詫びを申し上げたいと思いますが、交付税については、当然憂慮しているところです。令和3年度以降。なぜかと言いますと、国の国税収入自体が落ちることが見込まれる中で、地方交付税の原資自体が地方財政対策の中で確保ができるのかということになろうかと思います。国の総体のその地財対策の中でも地方交付税交付金、おそらく16兆円平均ぐらいで最近は推移していると。大体うちの本村の普通交付税の額が16億円。大体そういうような、人口等から言うとそういう流れになっています。ただ、16兆円が国に集まらないということになれば、14兆円だったら1億4,000万円なのか、11兆円だったら1億1,000万円なのかという話になろうかと思います。ただ、それはたまたま地財対策の国税収入が16兆円であったことから、うちの交付額が16億円だったということになっているだけであって、その根拠は全然違うところにありますので、基本的に地方がどれだけのお金を交付税として交付すれば、地方自治を今後も続けていけるのかという視点で国はお金を用意をするということになります。ただ、国税が集まらなかったらその分は吐き出せないではないかということになりますが、今現時点でも国は集めきれない部分については、臨時財政対策債という特例債を措置して、その足りない部分については国も借金をします。市町村もその分は借入を行ってください。ただし、その分についての償還金については、後年度の地方交付税の中で償還財源は確保しますのでという流れになっています。だから単純な発想で言うその財源の枯渇という部分では、それほど大きな影響はないのではないか。ただ、これは国がどういうふうに政策の方向転換をするかによって変わるというのは当然ありますので、そこは着目していかなければなりませんが、今の段階でそれを語るわけにはちょっといかないなというふうには思っています。政府のその状況を見ながら、経済状況も加味して年末に向けて国が立てる地方財政対策等も見ながら、新年度予算に向かっていくという形になろうかなというふうに思っているところであります。さすがに明確なお答えにはなりませんが、そういうことで頭の中で思っているということでご承知おきしていただきたいと思います。それともう1点、ふるさと納税の寄附金の関係でございますが、さすがにこれはうちの村頑張ってほしいということで寄附金が、先ほど村長の答弁の中にもありましたが、8月の段階で3億5,000万円強ぐらいの寄附金が集まっていると。これから、昨年で言いますと年末に向けてすごい申請件数が多かったことがありますから、同様の伸びをすれば、単純な推測でしかありませんが、7億円の去年の部分については確保できるのではないかというふうには単純に思うわけではありますが、これはそれぞれの寄附をしてくれている皆さんのその状況によるというふうに当然思いますので、その辺に対する影響が現実問題どの程度あるかというところは、今の段階でちょっと推測は不可能かなと。なにしろ今年度についても、今の段階ではそれほど大きな落ち込みもなく、春先の段階では、その前の年、つまり7億円に初めて達成した年よりも多い申請件数が、そのときにはあったのも事実でありますから、実際どういうような申請がされるのかというのは村としては、村がお贈りしますその返礼品ですとか、そういったところにいろんなパターンを考えながら、喜んでいただけるようなものをお出しをして、村に頑張ってほしいという思いを持ってもらうというのがまず最初かなと。お金の部分については、ちょっとやっぱり推測は難しいというふうに判断しているところでございます。
質問 6番 船田幸一
ありがとうございます。今、見通し等について、それから村の大きな財政状況についてお話をいただきましてありがとうございます。ちょっと戻ってみたいと思います。3点目に関してですけれども、さらなる地域活動等を展開する場合、村からの支援が必要であれば検討したいとありました。ちょっと残念であります。申請や要請がなければ検討しないとの趣旨ですか。お疲れになっての上から目線のご答弁かなと、私は皮肉っぽく言うことになってしまいましたけれども、その点についてはいかがですか。私の質問の趣旨ですけれども、住民自治の行政の基礎単位は住民をして構成する行政区がすべての始まりではないのかなと、そういうふうに捉えています。だからこそ、コロナ禍にあっては、地域内のつながりや一人暮らしの方への声掛け、通院へのお手伝い、健康増進活動、環境整備などさまざまな取り組みや活動が今まで以上に求められているのではないでしょうか。コロナ禍にあっても、助成金額増の検討さえもしていただけないのでしょうか。その辺についてお伺いします。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
船田議員のご質問にお答えいたします。求めがあれば助成等していくという話なのですけども、船田議員もご存知のとおり、今年については各行政区の行事がかなり縮小、また中止しているもの等々あります。それで、どの程度の予算が各行政区で余っているのか。状況としては行政区ごとにかなり違いますし、恐らく去年より厳しいということはないだろうというのは推測できるかなというふうに思っております。その中で、余った予算の中で、それで行政区で考えて、まさに今公助というのはもちろん大切なのですけれども、それは行政としてしっかりお支えするのはこれは当然のことで、それを前提として、行政区の中で必要なことは何かというのをぜひいろいろ考えて、持っている予算を使ってやっていただきたい。ただ、なお持っている予算でことが足らないのであれば遠慮なくご相談いただいて、それはお手伝いしたい。それ以外にも、単に行政区への補助金、助成金をさらに増やして送りますよということではなくて、活用できる、もともと中札内村が持っているまちづくりの補助金やそういった事業ございますので、そういったものについては、いろいろ情報提供しながらやっていきたいなというふうに考えているところであります。基本的には、必要なことは村としてはやっていきます。特にコロナについては健康二次被害、いわゆる行動自粛による健康二次被害というのが非常に問題視されておりまして、報道等ではかなり認知症がこれから増えるのではないかというふうな推測もされているわけです。なので、できる限り外に出ていただく機会、それは可能なイベントはどんどんしっかりやっていく。そして健康づくり対策についても、これは去年よりもはっきり回数等増やして取り組んでいるわけです。そういったことをしっかり訴えながら、議員の皆さま、そして住民の皆さまのご協力もいただきながら、元気な持続的な村づくり、取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、これは本当にもう、コロナ対策はもう今年度については最優先の最重要課題、何年も先を見据えた対策が必要だというふうに考えておりますので、そのあたりは積極的に取り組んでまいりたい。そういうような考えでございます。
質問 6番 船田幸一
ただ、やはり行政として各行政区、区長会議等々を通じて、このコロナ禍において地域活動がどういう状況にあるかご確認をしていただくということと、今、村長あるいは副村長がおっしゃられたようなことを問いかけていただきたい。そうすることによって、さまざまな意見を改めて頂戴することになろうかと思いますし、今後のコロナ対策、そして今後の村政に反映される意見が出てきたり、あるいは、お互い助け合える部分、協力しあえる部分が生まれると思いますので、その辺についてはいかがでしょうか。
答弁 総務課長 川尻年和(総務課長は2022年3月まで)
区長会議につきましては、例年12月を予定しております。ただ、こういう新型コロナウイルス感染症の関係で、今、船田議員が申されたとおり、早めることも少し内部で検討しながら、その辺の対応を図ってまいりたいというふうに考えております。
質問 6番 船田幸一
その点について含めまして、よろしくお願いしたいと思います。最後ですが、5点目についてであります。今までの手法で政策評価、まちづくりのローリング、予算編成、課題の解決、政策の推進に取り組むとありました。今世界では、国が、国民が、すべてが過去に経験したことがない現状に置かれていますが、のど元過ぎれば何とやらと思っている方々もいらっしゃるのかなというふうに捉えさせていただいておりますが、これは余談であります。それぞれが、現在、過去、未来を自問自答し、未来への洞察力に磨きをかけた充電期間を経験されたことかなと思っております。公共放送のチコちゃんに叱られないような行政改革に取り組んでいただけるものと願い、私の質問を終わらせていただきます。