中札内村議会 令和2年9月定例会 2020年9月11日
2番目の地域包括支援センター事業について
2020年9月11日、中札内村議会の一般質問で、大和田彰子議員が「2番目の地域包括支援センター事業について」質問し、村長 森田匡彦、福祉課長 高桑佐登美、副村長 山崎恵司が答弁しました。
- 質問者
- 大和田彰子 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、福祉課長 高桑佐登美、副村長 山崎恵司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 大和田彰子
次に、2番目の地域包括支援センター事業について質問をさせていただきます。地域包括支援センターは、高齢者が可能な限り地域社会で自立した生活が送れるよう、保健・医療・福祉などの専門知識を持った職員が一体となり、まる元運動教室や、介護カフェ、認知症ケアなどのサービスを行う組織です。コロナウイルスの影響で外出を控え、自粛生活を送っている現状では、運動不足から筋肉が低下し、歩行が困難となるなどの健康二次被害が心配されていますが、本村では、健康ポイント事業であるウオーキングのほか、まる元運動教室に取り組まれております。まる元運動教室はとても好評であり、定員オーバーで参加できない方もいるとお聞きしております。希望者全員が参加できるように対策は検討されているのかお伺いいたします。②です。地域包括支援センターの体制についてお伺いします。実績報告書を見ますと、要支援及び要介護認定者は村全体で198人おり、そのうち129人が要介護認定1から5を受けていることが分り、また、何らかの在宅サービスを受けている方が月平均286人いることが分りました。高齢化率が上がっている中、今後、地域包括支援センターは高齢者を支える重要な機関であり充実した体制が必要と思いますが、職員配置やボランティアの協力など、村として現体制をどのように評価されているのかお伺いいたします。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
それでは、二つ目のご質問の地域包括支援センター事業についてお答えいたします。1点目の、介護予防教室まる元についてですが、平成30年度から事業を開始し、登録者数は現在68名となっております。現在、中級クラスにおいて参加枠がなく、5名程お待ちいただいている方がいらっしゃいますが、参加数に空きがあった際には、順番に参加していただけるようにお声掛けしております。昨年度実施した体力測定では、継続して参加されている方は、下肢筋力が維持できているとの結果で、事業の成果もでてきております。まる元は、参加者の健康状態の把握の機会にもなっており、健康に心配なことがある場合は、個別の支援につなげるなど、高齢者の健康維持に効果的な事業であることから、参加者の状況により、クラスを増やすことも検討していきたいと考えております。2点目の、地域包括支援センターの体制についてですが、介護保険法及び村の条例に基づく職員の配置基準は、保健師、社会福祉士、主任ケアマネの職種の中で、二人を配置し、内1名は専任としており、今年度は再任用職員を含む3名体制で業務にあたっております。高齢者が住み慣れた地域において自立した日常生活を営むことができるよう、介護予防事業や高齢者にかかわる相談対応をはじめ、認知症施策、医療と介護の連携事業など、その業務はますます重要となっております。今後、高齢者人口の増加等により業務量の増加が見込まれる中で、状況に応じた人員配置が必要であると考えております。地域包括支援センター業務は、個人情報を含むものが多く、ボランティアの直接的な協力は難しい部分がありますが、地域の民生委員と連携した高齢者等の支援や、社会福祉協議会等と協力して業務を進めてまいります。
質問 4番 大和田彰子
それでは、1番目の介護予防教室について再度お聞きいたします。先ほどの答弁で、中級クラス、まる元運動教室の中級クラスでは、5名の方が待機しているとのことですが、それは順番待ちということなのでしょうか。そうであれば、現在参加している方が辞めない限り空きは無く、いつ空くか分からない状況で待たせているということになるのでしょうか。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
今、5名程度お待ちいただいている方がいらっしゃるということでお答えしたのですけれども、その中には初級クラスの方に参加していただいて、中級のクラス、空くのを待ってらっしゃるという方も何人かいらっしゃったりですとか、ちょっと今しばらくお休みが続いている方については、参加の意思を確認をして、とりあえず1回お休みをするということで違う方にお声掛けをしたりしている方も現在いるような状況です。あと、また、本当に空いていないので、別のポロシリ大学ですとか、ほかの事業に参加をしてお待ちいただいている方もいらっしゃいます。
質問 4番 大和田彰子
事情はどうであれ、5名いることは間違いなくということなのですけども、定員25名ですよね。25名に対し、30名では事業できないということの理由について教えていただきたいと思います。その枠が25名でなければならない理由、待たせている人は特に急がない方なのでしょうか。それとも、本当は運動したい5名の中でも一人でもそういう人が、本当に待っているような人いると思うのです、やはり。なので、定員25名という枠はどこから出てきて、なぜそういう枠なのか、後の5名がなぜ入れないのかも具体的に教えてください。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
このまる元の運動講座は、委託をして実施をしておりますけれども、あちこちの町でいろいろこの事業展開をしていて、1クラスの人数がある程度25名以上とか多くなってしまうと、効果的な運動のプログラムを提供できないということで、25名というふうな枠を設定したというふうに聞いております。お待ちいただいている方は、空き状況があれば随時声はかけていくということで、待っていただいている状況ではありますが、答弁の中にもありましたとおり、クラスを増やすことなども少し考えていきたいということは、担当の方では考えているところです。
質問 4番 大和田彰子
参加状況により、クラスを増やすことも検討すると言っておりますけれども、どういった状況のときに増やすのか、具体的に教えてください。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
今25名を超えてはクラスできないということですので、現時点で何名か待機していらっしゃる方もいるという状況ですので、次年度に向けてはクラスを増やすという方向で、今、検討しているということです。お待ちいただいている方がいらっしゃいますし、実は、もうちょっとおすすめしたい方というのも担当の方では捉えておりまして、そういう方も含めると、クラスを増やしてもいいのかなというのは、担当の方としては考えているところです。
質問 4番 大和田彰子
クラスを増やすということは、健康運動指導士を一人また増やすということになるのでしょうか。その運動指導士が、定員25名でお願いしたいということなのでしょうか。それをお聞きいたします。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
全く違う時間帯ですとか違う曜日にそのクラスを実施するという形で、やる回数を増やすというふうに捉えていただければと思います。同じ先生だったとしても、違う時間帯に実施する、違うメンバーを集めて実施するという形になると思います。
質問 4番 大和田彰子
この後、今5名待機しているというところで、何名増えるか今後分かりませんけども、待っている人はいるということは間違いない現実なので、やはりさっきも言いましたように、空きがないとは入れない、いつ空くか分からない、高齢者というのは、今運動の筋肉量というのは本当に高齢者になると低下していくのが早いのですよね、若い方に比べて。なので、老人クラブに行っているから何とかなるとか、そういう問題ではなくて、ここの指導者はやっぱり筋肉を強化するための特別な指導士を持っている方だと思いますので、そういうのんきなことを言っている場合ではなく、やっぱり健康二次被害というのは本当に心配です、これから。そこを私が強調するのは本当、ボランティアでふれあい広場のふれあいサロンに行って、社協があるのですね。そのときのサークルというか、ちょっとゲームをしたときに、まず座っているときは分からなかったのですけど、立って5、6歩歩くときに、まだ若いようなお年寄り、そんなに高齢でもないお年寄りが、やっと5、6歩なのですけど歩いて、膝が辛そうで、そういう方が、本当にたくさんいてびっくりしたのですよね。こんなに高齢者、高齢者というほど高齢者でもないのに、膝が痛い人がいるのかという現実があって、やっぱり動かさなければとか、筋肉を付けなければそうやって弱っていくのだなというような、実際見て、本当に実感していますので、これ5名を待機というか、そこを30名にできないのかとか、もしくはその先生の都合、もし30人でも良いよということになったら、職員を少し、そこにもう一人充てるとか、そういった検討もしていただけないのかということをお聞きいたします。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
まずは30名でできないのかというところの確認なのですけども、今までもやっぱりそれができないかどうかというのは確認をしてきていて、ちょっとそれは対応が難しいということだというふうに聞いています。お待ちいただいている方についても、決してそのままにしているわけではなくて、初級のクラスに参加していただいて、少しつながりを持ちながら中級のクラスにアップすることをお待ちいただいている方もいらっしゃいますし、中級のクラスですので、もちろん他の授業に参加したり、老人クラブですとか、ポロシリ大学ですとかに参加されていたりということで活動されているということもあります。福祉課としては、高齢者の事業はまる元だけではなくて、ポロシリ大学や老人クラブに出向いて行って、筋力を付けるような体操を少しお伝えしてきたりだとか、あと、このコロナの状況では健康二次被害のところも心配されましたので、リーフレットを送付したりですとか、そういったほかの活動もしてきていますので、併せて総合的に支援はしていきたいなというふうに考えております。
質問 4番 大和田彰子
初級と中級とあるのはチラシで見ていますが、初級の方は空きがあるのですね、ということは。分かりました。先ほども言いましたけども、コロナ禍もあり、運動を意識して取り組むという、取り組もうとしている方々が増えてきてるというのは本当に良いことだと思うので、そこで待ってくださいでは、行政として、超高齢化社会に本当に遅れてしまうなというのも思いますので、どうやったら希望者全員が参加できるか、30人なら30人を15人ずつ分けて、曜日を変えて開催するとか、そういうふうにして前向きに考えていただきたいと思います。それでは、2番目の質問です。地域包括支援センターの体制について、再度お伺いいたします。答弁では、包括支援センターに担当している職員は3名ということで、少なく感じますけれども、この状況に応じた人員配置も必要と書かれておりますけれども、どういった状況になると人員配置を考えているのかお伺いいたします。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
答弁の中でも申し上げておりますとおり、当然業務量が高齢者の増加により業務量が増えていく状況が見えれば、配置人員は確かに今のところ兼務も含めて3名ということでございますが、ほかに人員が全くいないわけではありませんので、保健師含めて。その協力体制によって対応するというのも一つありますし、もう一つは、保健師の今休職等をしている、育児休業でですね、そういった職員の復帰も今後見込まれていますから、そういった中で、新たな人員体制を組むというのは可能であろうというふうには考えているところではございます。
質問 4番 大和田彰子
福祉課の中身のことはよく分かりませんが、ほかの人員が協力体制を取っていただけるとか、産休から来年春には二人が戻ってくるのでしょうか。復帰されるということで、その方が本当に包括支援センターでスタッフとして、やっぱり忙しいとなると働いていく、そっちの方に配属されるのかどうかもお聞きいたします。そういうような体制になっているのか。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
今、私の方で説明させていただいたのは、あくまでも人事上のことでございます。戻ってくることが当然想定されるということは、福祉課自体に配属、戻るという形になります。その配置につきましては、3月の段階での人事で十分そのときの状況を考えて検討するということでございます。確実にその時点で在宅介護士、包括支援センターの方に配置をするという考え方を今持っているわけではございません。あくまでも人事上、そのことを頭に入れながら人事を実施するという考え方でございます。
質問 4番 大和田彰子
分かりました。そのほかに、ボランティア、ここにも書いてありますけど、ボランティアについてですけども、個人情報のこともあり、ボランティアの協力は難しいとの答弁でしたけれども、私が考えているボランティアというのは、例えばですけれども、2016年に行った認知症サポーター養成講座ということを受けた方が結構いるのですけれども、これは認知症の人や家族に対して手助けや支援をするボランティア活動で、そういうところに積極的にかかわりたいという方が受講したと思われますけれども、その養成講座を受けた方のその後の村のかかわりはどうなっているのか知りたいのですが、お伺いいたします。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
ただいまの認知症サポーター養成講座を受けた方のその後の村のかかわりということですけれども、なにかこの受けていただいた方を組織化してなにかとか、ボランティアに参加していただいてということの働きかけというのは、村としては行ってはきていないところですけれども、このサポーター養成講座を受けることで、認知症の方の理解というか、認知症の理解ができる方を増やしていくということですので、まずその、受講していただいた方を増やしていくというところに力を入れているところかなというふうに思います。
質問 4番 大和田彰子
今ちょっと残念な回答というか、そこからつながる活動は無かったということなのでしょうね。本当に認知症サポーター養成講座というのは、各市町村で本当に盛んにやっていて、帯広市なんかも、そういうボランティアさんも巻き込んだ活動なんかもしているのですけれども、村内にも介護が終わった方で、今、介護を頑張っている人に何か手助けをしたいとか、でもどうしたら良いか分からないと言っている人もいます。住民と行政がつながる場がないということで、そういうような声も聞いております。ぜひ、そのような方々の参加のきっかけになるアクションを起こしてほしいと思います。個人情報が足かせになってるということですが、当然、守秘義務を課しての参加であると思いますが、そうでなければこの認知症サポーター事業は成り立ってはいかないと思っていますが、中札内村にもそういった住民力というのでしょうか、ある人がいるということで、住民を巻き込んで高齢者支援をやっていかなければならないときがきているのではないかと思いますけども、そこはいかがでしょうか。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
ちょっと私の説明が誤解を招いてしまったかなというふうにもちょっと思って聞いていたのですけれども、この講座に参加していただいている方は、ボランティア活動をやってくださっている方とか、認知症とか高齢者の方に関心のある方が参加してくださっていたと思いますので、講座を受けていただいたことで、一つ皆さんの知識として、あるいは認知症の理解が深まる活動になっているのかなというふうに、まずは思います。あと、数年は中学生の方にこの講座を受けてもらっていますので、そういう中学生のときから高齢者のことを理解できるような働きかけもしてきていますので、まずは認知症の方の理解を深めていくというところの目的が、この講座ではあるのかなというふうに思っています。
質問 4番 大和田彰子
それも大事なことだと思いますが、認知症サポーター養成講座はそれに加えて、さらに外で出て活動の幅を広げる、そういう少しでも手助けするというところが大事なのではないかなと思います。実際に知識だけはあっても、何も行動に移さなければなんにもならないではないかなと。何でも講座ってそんなものだと思いますけれども、外に向けた支援、手助けが、保健福祉課の方と一緒にやって、どういう形でなるのか全然まだ私もぼやっとして分かりませんけど、そういう方を巻き込んだ支援体制、ボランティアの方も使った、そういうのをお考えになったことはありませんか。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
認知症サポーター養成講座を受けていただいた方は、本当に貴重な方たちだというふうに思います。地域包括支援センターとしては、答弁にもありましたとおり、民生委員さんですとか、社会福祉協議会、ボランティアさんの事務局的な役割を担ってくださってもおりますので、社会福祉協議会の方とも連携をしつつ、講座を受けていた方、受けていただいた方が少しそこの活躍ができるような、ボランティア活動につなげていただけられるような働きかけも、村としてはやっていきたいというふうに思います。
質問 4番 大和田彰子
そこは、分かりました。本当に、要介護、要支援を受けている人が手厚いというか、手助けをきちんといただいているのかなという、村内のたくさん、198人、そのうち129人が要介護1から5受けているのですけれども、職員3名でそれだけのサービスができているのかなというところがちょっと不安になりますので、今回こういうような質問をしたのですけれども、本当に村長もさっき言ったような、高齢者対策は最重要課題って言われておりますので、民生委員と連携した支援、それから社会福祉協議会、ここもどのぐらいの協力しているのかなというのは疑問に感じておりますが、調べていないので私はこの場では分からないのですけれども、そういう高齢者の支援には本当に力を入れてやっていっていただきたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
地域包括支援センターなのですけれども、あらゆる福祉業務をそのセンターでやるということではなくて、あくまでもコーディネート役というか、いろいろの組織をつなぎ合わせて、それをうまく機能的に回す、そういったところが非常に大きな役割ではないかなというふうに思います。なので、支援センターでたくさん人を抱え込んでやるというようなイメージではなくて、先ほど福祉課長からも申し上げたとおり、民生委員さんですとか社会福祉協議会、もともとそうやって機能しているところに、しっかりさらに機能をより効率的に図っていただく、そういった面でしっかりコーディネート役として機能させるということが非常に重要であります。なので、まだまだ本当にこれから高齢者社会、特に健康二次被害等々で、この高齢者対策というのは非常に重要であります。そういった面で、村としてもまだまだ本当に情報収集で不足している面もございますし、まだまだ至らぬ点も多々あるのですけれども、そういったことは十分認識して、今、取り組みを進めてまいりますので、今後ともなにかお気づきの点がありましたら、遠慮なく福祉課の方に、こういった議会の場でなくても、福祉課もしくは私のところに本当に直接お話に来ていただいても結構ですし、どんどんそういった声を挙げていただいて、これから中札内村で暮らすご高齢の方が安心してこの村で暮らせるように、そういったことで一生懸命取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 4番 大和田彰子
よろしくお願いいたします。