中札内村議会 平成31年3月定例会 2019年3月8日
案内板の改善について
2019年3月8日、中札内村議会の一般質問で、宮部修一議員が「案内板の改善について」質問し、村長 森田匡彦、総務課長 川尻年和が答弁しました。
- 質問者
- 宮部修一 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、総務課長 川尻年和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 宮部修一
それでは、最初の質問をさせていただきます。道路交通標識、案内板の改善について。2018年の訪日外国人客数が初めて3,000万人を突破し、年々増加傾向にあります。2013年の1,000万人突破から5年で3倍となり、政府も東京五輪・パラリンピック開催の2020年に訪日観光客4,000万人の目標を掲げております。その余波は北海道にも及び、年々道内各地を観光する外国人も増えておりますが、道内の交通インフラは本州と比べると移動手段が限られているためか、自分たちの行きたい所へレンタカーで周遊する外国人も増えているように感じます。そこで、現状の道路標識・案内板を見ますと、国道、道道においては日本語と英語で表記されておりますが、村道での道路標識・案内板は日本語表記のみであり、英語表記も必要な時期にきていると感じます。また、信号機のある交差点での事故は少ないかと思いますが、農村部などの一時停止の標識のある交差点での事故が発生しているように見受けられます。今後、村内及び近郊の主要観光地、施設への接続道路にある交差点の一時停止標識の英語表記も必要と考えます。以上のことから、村としても危険と思われる交差点を調査し、公安委員会と相談しながら交通標識の改善を進めていく考えがないか伺います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
道路交通標識、案内板の改善についてでありますが、全国には一時停止の標識が約170万カ所、徐行の標識は約1,000カ所あります。2020年東京オリンピック・パラリンピックを控え、訪日外国人の増加に対応するため、一時停止を示す「止まれ」の文字の下に「STOP」と英語を併記した新しいデザインの道路標識が、2018年から東京都内で導入されており、徐行や前方優先道路の標識においても、同様に英語を併記した標識が全国各地に順次導入される予定となっております。また、新たな標識は、設置から十数年経過し、更新時期を迎えたものから交換が行なわれますが、特に訪日外国人が多く訪れる観光地やレンタカーを借りることが多い空港周辺では、都道府県公安委員会の判断で優先的に切り替えられてきております。村内においても、一時停止標識について、破損したものや年数が経過して表示が消えているものなどは更新され、既に5カ所、英語を併記した新しいデザインの一時停止標識が設置されています。議員のご指摘のとおり、本村においても年間80万人を超える観光客が訪れておりますが、北海道においてレンタカーを利用した外国人観光客も年々増加傾向にありますので、村といたしましても、英語表記の標識の増設が必要であると考えているところであります。さらに、国土交通省から「道路案内標識改善方針」が示され、観光立国実現に向け、道路案内標識が外国人旅行者にも分りやすいものとなるよう、英語表記の改善を推進する旨通知があったところであります。さて、本村においては、全国交通安全運動期間に交通安全意識の高揚を図ることを目的として、交通安全指導員の協力により、交通安全運動街頭啓発を行ってきておりますが、これと同時に、交通安全パトロールを年4期、延べ20回行い、危険箇所や道路標識等の確認をしており、適時、道路標識の破損等について、中札内駐在所を通して釧路方面公安委員会に修繕依頼をしているところです。ご質問をいただきました村内及び近郊の主要観光地、施設への接続道路において、危険と思われる交差点の一時停止標識の英語表記について、今後も危険箇所の点検活動や住民要望等による必要箇所の把握に努め、中札内駐在所を通して釧路方面公安委員会に要請してまいります。
質問 6番 宮部修一
最近、北海道の主要都市にも格安航空などの乗り入れによりまして、年々訪日外国人の入り込み数も増えてきているわけでございます。そしてまた、2020年には東京五輪・パラリンピックが開催されるということで、国の方でも4,000万人の目標に向けて、いろいろな対策を今打たれているわけでございます。一方で、オリンピックが終わった後は、訪日外国人客は衰退するのではないかと、減少するのではないかというような声も一部にはありますけれども、しかし、過去のオリンピック開催国では、開催後も外国人旅行者の入り込み数が伸びている傾向にあるということもありますので、日本もよほどの大きな災害等がない限りは、観光客が減少するということにはならないのではないかなというふうに思います。近年、自分も道内のいろんな観光地を周ったときに、外国人の方がレンタカーで周遊しているのを目にすることもあります。また、空港のレンタカー会社に勤務している方のお話によりますと、近年、外国人の方がレンタカーを利用する割合も増えてきているということもお聞きしておりますし、また、昨年、私の住んでいる中島地区のある交差点で、外国人の方が運転する車と日本人の方の車同士の事故なども目にしたものですから、今回この質問をさせていただきました。国の方からも、観光立国実現のために、交通標識並びに案内標識の2カ国語標記が示されてきておりますので、近いうちの改善がされていく方向なのかなというふうには、今の答弁の中から伺えました。ここでまず何点かちょっとお聞きをしたいと思います。2018年より、東京都内より新しいデザインのストップ標記併記の標識が導入してきているようでございますけれども、順次全国へ導入予定となっているようですが、何年ぐらいをめどに全国へ普及をされる見込みなのか。その辺示されているのかどうか。それをまずお聞きいたします。
答弁 総務課長 川尻年和(総務課長は2022年3月まで)
宮部議員の質問にお答えしたいと思いますけども、具体的に道路案内標識の改善方針、その中で具体的にいつまでに交換する、そういうことは具体的には示されておりません。よって、その部分については把握していないと、そういうことでございます。
質問 6番 宮部修一
その辺はまだ示されていないということでございます。全国で170万カ所の一時停止あたりの標識があるということで、かなり時間もかかるのかな、特に北海道あたりはまたちょっと遅くなるのかなというような感もするのですけれども、そうは言いましてもやっぱり年々外国人の観光客等も増えてきていますので、できるだけ危険な箇所については把握をされて早く改善をしていっていただきたいなというふうに思います。答弁の中にもありましたけれども、訪日外国人が多く訪れる観光地やレンタカーを借りることが多い空港周辺での都道府県公安委員会の判断で、優先的に切り替えが進んでいるようではございますけれども、中札内村も年間80万人を超える観光客が来ているわけでございます。管内の中でも上位のまちだと思いますので、そういったこともありますので、その中には夏場には外国人の方も増えてきていると思いますので、観光地や施設への接続道路の郊外での交差点で、危険と思われるところだけでも先にストップ併記の標識に交換していただくことができないか。強くその辺要請をしていくべきではないかなというふうに思うのですけども、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 川尻年和(総務課長は2022年3月まで)
今の宮部議員の質問に答えたいと思いますけども、実際に外国人、レンタカーを利用して当村に訪れる外国人は増えてきている。そんな状況は言われているとおりなのですけども、一応、駐在所、それと交通安全パトロールで、村内の危険箇所ということは押さえております。そういった箇所で、いずれにしてもそういったところの箇所につきましても、公安委員会で順次更新していくというようなことで示されております。そういった公安委員会の中でも、その危険箇所の部分は押さえていると思いますので、ほかの止まれの箇所よりは先に更新されるのではないかというような考えでおります。
質問 6番 宮部修一
村内の中でも今現在、5カ所の併語表記の標識が設置されているように伺っております。自分が分かっているところは1カ所しかないのですけども、5カ所もあったのだなというふうに感じております。自分が今、そんなに村内細かく回ったわけではないのですけども、ちょっと危険だなというようなところが、思い当たって4点ほどあります。地域の方々からもちょっと改善すれやというような意見もいただいているところもあるのですけれども。自分といたしましては、中島地区の東5線の38号、リサイクルさんのところの交差点ですけども、あそこは以前にも死亡事故などもあり、また、その後もいろいろ事故も発生しております。今年たまたまそこの交差点で冬の間に、一時停止のポールに多分車がぶつかったと思うのですけども、1本、その一時停止の標識が破損しておりました。2月に入ってからだと思いますけども、その看板が新しくなっていたのですけども、その看板を見たときに、止まれと営業標記のSTOPが入った新しい看板に替わっていました。やっぱりこういう看板があるのだなというふうにそのとき気付いたのですけども、そこで反対側の看板を見に回ったのですけども、反対側の看板はそのままなのですね。今までの日本語表記のみの看板で。なぜこれ両側とも交換してもらえなかったのかなというふうに感じたのですけども、まだ年数があまり経っていないのか。その辺も一緒に本当は交換をしていただければよかったかなというふうに思います。それとあと、もう1点は、33号ですね、中島橋から国道に交差するところですね。ここもやっぱりちょっと危険な箇所かなというふうに感じております。ここも多分危険な箇所だということで、止まれの標識も低いところと高い位置とに2カ所立っているのですけども、その高い位置の標識は、以前、看板自体が点滅するような看板が設置されておりました。しかし、ここ何年かずっと点灯しない看板になっていまして、夜あたり通ってみましても、上の文字が分かるか分からないような感じで、未だに直されていないのが現状でございます。ここも冬の間は雪の防護柵といいましょうか、雪がふぶき込まないように防護柵がずっと立てられておりますので、中札内市街地区の方から来る車が非常に見づらい交差点でございます。ここあたりもやっぱり観光施設につながっていく道路かなというふうにも思いますし、あと2点は、上札内の分岐点ですか、ピョウタンの方へ行くところと、大樹方面へ行く分岐点、ここもやっぱりちょっとおっかないところかなというふうに感じています。あと、東4線の38号、これは北嶋議員の自宅のところの交差点ですけども、ここもやはり観光施設につながるところでございますので、かなり観光客の通る道ではないかなというふうに思いますが、ここもまだ日本語表記のみの箇所かなというふうに思います。あと、村としてもそれ以外に何か危険箇所として改善を要望しているような箇所はあるのかどうか。それをちょっとお伺いします。
答弁 総務課長 川尻年和(総務課長は2022年3月まで)
今、宮部議員が言われた4カ所、そのうちの1カ所、一つ目、村道38号と東4線の交差点につきましては、接触事故等あることから、駐在所のパトロールの中で、そこは危ないところだというような形で報告を受けております。併せて、交通安全パトロールの中でも、ここは危険箇所だというふうにしておりますけども、そこの止まれにつきましては、工夫をしながら、止まれ側の方に工夫がされているというような、英語表記はございません。それと、もう1カ所押さえているところとしては、これ駐在さんから情報を得て、担当者と確認している場所につきましては、上札内に向かう道道と村道51号、こちらから行くと右側に上札内消防会館のある交差点になります。ここにつきましても、接触事故とかそういったことが起きていると。そういったことも情報を受けて、危険箇所というような形で考えているところでございます。
質問 6番 宮部修一
分かりました。日本のこの一時停止の標識というのは、多分、諸外国の一時停止などの標識とはちょっと形や意図なども違って、多分、外国人の方にとっては迷ったり見落とす可能性が高いのではないのかなというふうに思います。信号機ですとほとんど万国共通なのかなというふうに思いますが、赤は止まれというのが大体そういうふうになっているのではないのかなというふうで、信号機のあるところあたりはかなり気を付けられると思うのですけども、こういった一時停止の標識のところというのは、どうしても見落とされがちなのではないのかなというふうに思います。郊外、農村部の道路というのは、比較的真っすぐで幅もある程度広くて、どうしてもスピードも出しやすいと。交通量も少ないがために、意外と注意力が散漫になってしまうのではないのかなというふうに思います。それと、私が今まで見てきたというか、いろんな記事等で拝見してきた中では、夜よりも昼間の事故が、そういった郊外での事故が多いのではないのかなというふうに感じています。これは外国人の方だけでなくて、日本人の観光客のドライバーの方も同様なのでございますけれども、やはりそういった危険と思われる交差点におきましては、2国語標記の看板と併せて、昼間も点滅するような赤色灯というのですか、そういったものも一緒に設置していただくような要請をしてはどうかなというふうに思うのです。この間、ちょうど東4線の38号ですか、北嶋議員のところの交差点を通ったときに、そこの交差点には、低い位置の止まれと高い位置の止まれ、2カ所、片側付いているのですけども、その高い位置に付いている止まれの標識の上に、その丸い赤い点滅する赤色灯が付いていたのですね。これはかなり目立つなと思って。それ、ちょうど昼間通ったので昼間も点灯していましたので、やっぱり夜よりもかえって昼間はここ点灯してくれるような赤色灯を付けた方が私は効果があるのではないのかなというふうに思います。今まで事故があったところですと、赤いパトライトといいましょうか、回転灯が付いているところが何箇所かあるのですけれども、それは多分、今、夜だけの点灯になっていると思うのです。そうではなくて、やっぱり昼間も点灯するような赤色灯が必要ではないかなというふうに思うのですけども、その辺、標識と一緒に、そういった赤色灯の要請もしていってはどうかと思いますけども、いかがでしょうか。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
宮部議員からのご質問、ご指摘のとおり、本当に観光客増えてきておりまして、さらに中札内村としてこれからも観光振興は一層図っていかなければいけない。その中で、人口減少社会の中で、どうやって観光客を増やしていくというと、やはりインバウンド、海外からの観光客の方増やしていくというのが重要な戦略であり、であるならば、先ほどのご指摘のとおり、やはり安全対策、しっかりこれから対応しなければいけないというふうに十分認識しております。ただ、これが残念ながら村の方で独自にやってはいけない、あくまでも公安委員会の了解を得た中でやらなければいけないということで、そういった面ではしっかり我々も危険箇所等把握は今努めております。もしかしたら、先ほど、宮部議員、そして川尻課長から申し上げた箇所以外にも、村民の方の中には危険箇所ということで認識しているところもあるかと思いますので、そういったところ十分把握にこれからも務めながら、中札内村、本当に観光客多く入ってきておりますので、しっかりそういった点、今後の観光立国を目指す上でも重要なインフラであるということで、強く求めてまいりたいというふうに思っております。赤色灯含めてというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
質問 6番 宮部修一
分かりました。ぜひ、その赤色灯あたりも検討していただきたいなと、要望していただきたいなというふうに思います。あと、案内標識についてですけれども、これにつきましては、国土交通省の方から、道路案内標識改善方針が示されたということで、外国人の旅行者にも分かりやすいものとなるよう改善をしていっていただきたいなというふうに思います。また、案内標識には村独自のもの、また、企業の案内看板等もあるのかなというふうに思います。多分、うちの村に来ていただいている企業の中には、あまり大きな看板を出さない、目立たないような看板というような企業の考え方なのでしょうけども、そういったところもあるのかなというふうに思いますので。これも全て英語併記に変えるには、やっぱりいろいろと企業側とも話し合いをしながら、順次環境に配慮されたものに改善をしていっていただきたいなというふうに思います。最後になりますけれども、今日、十勝毎日新聞の記事にも載っておりましたけれども、なつぞら効果が95億円の経済効果と。また、十勝への観光客13%増というような日銀の試算の記事が載っておりました。今年の4月からからこのNHKの連続ドラマなつぞらが放映されるということで、今後、十勝への観光客数も増えるのではないのかなというふうに予想しております。また、中札内にも多くの観光客の皆さん方が来ていただくことを望んでいるわけでございますけれども、しかし、車での移動が多いのかなというふうにも思います。住民の方が事故に巻き込まれないように、また、危険性も増すことも考えられますので、危険と思われる交差点の早期改善を要望いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。