中札内村議会 平成30年12月定例会 2018年12月14日
3番目の質問をさせていただきます。質問項目は、配偶者対策の取り組み強化策
2018年12月14日、中札内村議会の一般質問で、宮部修一議員が「3番目の質問をさせていただきます。質問項目は、配偶者対策の取り組み強化策」について質問し、村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、総務課長 川尻年和、副村長 山崎恵司が答弁しました。
- 質問者
- 宮部修一 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、総務課長 川尻年和、副村長 山崎恵司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 宮部修一
それでは、3番目の質問をさせていただきます。質問項目は、配偶者対策の取り組み強化策はということで質問をさせていただきます。各自治体も深刻化する人口減少や少子化対策に頭を悩ませているわけですが、中札内村においても基幹産業である農業も、配偶者がいないなど事業継承に不安を持たれている事業者もおります。比較的、中札内村は農業経営が安定しておりますので、後継者は順調に戻ってきておりますが、配偶者問題については悩んでおられる家庭もあります。配偶者においては農業だけではなく、商工業、職場勤務の方も晩婚化傾向にあるのか、25歳~39歳くらいまでの方で、未婚の方々も何割かおられるのではないかと思います。このことがゆくゆく人口減少や、少子化問題、ひいては事業者数の減少につながってゆくことになり、深刻な問題と考えます。そこで、3点ほど質問をさせていただきます。1点目、村では農業者の配偶者対策として農業担い手育成センターを中心とし、担い手対策の一環で婚活パーティーを実施しておりますが、どのような成果がでてきているのか。2点目、村内で25歳~39歳の未婚者数は何割程になるのか。男女別に。3点目、今後の配偶者対策の取り組みは婚活パーティーだけなのか、新たな取り組みを模索してゆく考えがないのか伺います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
配偶者対策の取り組み強化策についての3点のご質問についてお答えさせていただきます。1点目の農業担い手育成センターの婚活パーティーの取り組み状況と成果についてですが、婚活パーティーについては平成26年度から行っております。参加者の年齢は年度毎で若干違いはあるものの、昨年度は男性が26歳から39歳まで、女性は23歳から38歳までとなっており、男性13名、女性17名が参加しております。これまでの婚活パーティーでは、平成26年度は4組、平成27年度は2組、平成28年度は3組、昨年度は5組のカップルが成立しているところでありますが、結婚まで結びついたカップルはいない状況となっております。2点目の村内における25歳~39歳の未婚者についてですが、直近の調査である平成27年国勢調査のデータによると、25歳~39歳における未婚率は、男性が52.3%、女性が36.1%、全体では44.3%となっております。3点目の今後の配偶者対策の取り組みについてですが、農業後継者対策としては、引き続き担い手育成センターの婚活パーティーを中心に出会いの場をつくる取り組みを行ってまいりますが、昨年度より、出会い時から交際中のコミュニケーション術や婚活に向けたセルフチェックの講習会を行っているほか、広域の取り組みとして、南十勝の各市町村の農業担い手センター及び南十勝農業委員会連絡協議会で開催している研修会や南十勝夢街道農業青年交流会を行っております。今後も講習会の内容等に工夫を凝らしながら、結婚を望む方が交際から結婚まで結びつくためのきっかけづくりに取り組むとともに、フォロー可能な体制づくりを研究してまいります。また、農業者も含めた全村的な結婚支援の取り組みとしては、広域的な結婚支援を行うため、平成28年に北海道と管内市町村による十勝管内結婚支援協議会を設置し、連絡調整の場を設けるとともに、北海道が設置したサポートセンターを中心に、結婚に関する相談対応や婚活イベント情報などの提供、結婚希望者向けの各種セミナーなどを開催しております。引き続き各種事業の情報発信に努めるとともに、情報収集や課題把握を行い、関係機関とも意見交換しながら、今後の配偶者対策に必要な取り組みを模索してまいります。
質問 6番 宮部修一
1点目の答弁についてなのですけれども、平成26年からこの婚活パーティーを開催して4年ほどやっているわけでございますけれども、カップルまでは成立するけれども、なかなか結婚まではたどり着いていないというのが現状のようでございます。今は事前研修等で、コミュニケーション術やセルフチェックの講習会などを行って、それから婚活パーティーに臨んでおられるということなのですけれども、その後、カップリングが成立した後の交際中の相談やら経過状況の確認など、担い手センターの方でそういった後の対応ができる体制になっているのかどうなのか。そこをまずちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
担い手センターでの、カップリングパーティー後のフォローアップの体制についてですけれども、現段階では、完全なるフォローアップ体制までには今至っていない状況にはあります。聞き取りの中で、その後どのぐらい交際といいますか、会ったりする機会を設けたのという質問ぐらいは現状しているところなのですけれども、例えば、その後具体的なアンケート調査をしているですとか、あと、フォローアップに向けて体制が整っているかというと、現段階ではまだちょっとそこまでには至っていない状況にあります。
質問 6番 宮部修一
できれば、その後のフォロー体制というものがやっぱり今後考えていく必要があるのではないかなというふうに思います。あと、以前一度やられたのかどうか分かりませんけれども、農協青年部と一緒になって婚活パーティーを開催したこともあったのではないのかなというふうに思うのですけど、私もそういった方法も良い方法ではないかなというふうに思うのです。農協青年部の既婚者の方と一緒になって、やっぱりやっていくことが、そこに参加された方々もその後相談したいことなどがあったときあたり、やはり同じ仲間同士での相談というのはしやすいと思いますし、そういったことで、できれば青年部あたりと一緒になってタッグを組んで、婚活パーティーあたりを開催するのであればやっていくのも一つの方法ではないかなというふうに思いますけど、その辺はどうお考えになりますか。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
農協青年部との連携についてですけれども、その部分につきましては、今現在も、毎年ではないのですが、2年に1回、農協青年部さんにも協力していただいて、一緒に青年部の方にも参加していただいた中で、イベントの例えば、中のプログラムを一緒につくってやっていただくとか、そういった作業は現在も行っております。また、先ほどフォローについてのアンケート調査は行ってはいないということでしたけれども、今年度、農協青年部の方にもお願いして、結婚に関する意識調査ですとか、あと、婚活パーティーをどのような形で実施していったらいいだろうかというようなアンケートは取っておりますので、今後も農協の青年部とは連携を取りながら、婚活事業の方は進めていきたいというふうに考えています。
質問 6番 宮部修一
ぜひ、そういった形で一緒にやっていっていただきたいなと思います。青年部同士ですと結構会う機会もあると思いますので、やはりそういった相談に乗るですとか、そういったこともできると思いますので、ぜひそういった進め方をしていただきたいなというふうに思います。あと、2点目の答弁についてなのですけれども、村内での25歳から39歳の未婚者の割合がどのぐらいいるのかという質問に対しての答弁ですけれども、村内の中でも全体では4割を超えて、未婚者の率が4割を超えているということで、自分も以前他の町のこういった未婚率の数字が新聞等で報道されていたのですけども、そこの町もやはり4割ほどの未婚者がおられると。その中でやはり男性においては5割を超えているような数字ということで、自分としては中札内村はもっと少ない数字だろうなというふうに思っていたのですけれども、実際調べてもらうと、やっぱりほぼ同じような数字が出てきているということで、かなりうちの村でも未婚者の方も多いのかなというふうに思います。ただ、この年齢の範囲が25歳から39歳までということで、多分30歳くらい以上になればもうちょっと割合的には下がるのかなというふうには思うのですけれども、しかしやっぱり村内でもかなりの割合で未婚者の方がおられるということでございますので。今後は、今、農業者も配偶者対策としては担い手センターさんの方で行っているのですけども、やっぱり村内全体で、農業者だけでなくて、商工業者、そしてまた、勤められているサラリーマンの皆さん方もやっぱり対象として全村で考えていく必要があるのではないのかなというふうに私は思うのですけども、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 総務課長 川尻年和(総務課長は2022年3月まで)
宮部議員のご質問に回答したいと思います。全村的に44.3%、これは国勢調査の数字でございます。今現代、ライフスタイルの多様化など、より男女がすぐには結婚しない、そういうような状況があります。その背景には、普段の生活にそもそも出会い自体がないと。それとか、出会いは欲しいけども婚活する時間がない。そういったような背景があると思います。そこで、企画サイドで今後進めて、検討といいますか、そういった模索の中で、今、帯広信用金庫でおびしんキューピットというものをやっています。そういった十勝全域でやって、昨年の6月からやっているものがあります。少し紹介させていただきますけども、十勝でお住まいの方、そして、結婚したいという明確な意思のある方、そして、入会につきましては20歳から50歳までというような方が対象となっているものであります。それで、システム的なものといたしましては、相手の希望に沿ったプロフィールもしくは写真、そういったものが提供が必要になりますが、実際にお会いしてみたい人が、そういったような形で了承が得られれば、お見合い形式でやるようなシステムになっているものでございます。それで、お見合い後に交際の希望の有無を確認するなどやっているものでありますが、こういったものが昨年からやって、すでに300名以上の登録がなっているというようなことで報道されていました。そういったものを今後研究していくとか、そういったことに努めていきたいなというふうには考えております。
質問 6番 宮部修一
私も後で、この帯信さんの結婚相談所についてお聞きしようかなと思っていたのですけども、今、管内の方でも2町ほどが一緒にタッグを組んで進めるというような状況になっていると思うのですけども、私もこういった民間の力を借りて一緒になってやっていくというのはいいことではないのかなというふうに思います。その中で、いろんな情報などを取得していくことが、また良い方向につながっていくのではないかなというふうに思います。この帯信の相談所の方も、会員の7割から8割ほどが帯広市と近郊3町内に偏っているということで、広い地域からの会員の取り込みが課題になっているということも書かれておりました。そういったこともございますので、やっぱり十勝全体の中で、本当に必要になって取り組んでいっていただければなというふうに私も思います。あともう一つは、昔はと言いましょうか、自分たちの若かったころのことになってしまうのですけども、昔は高校卒業して18歳ぐらいから25歳ぐらいまでの方で青年会というのがあったのですよね。そこでいろんな若い人たち、村内の若者、農業だけでなくて、商工業、それから勤め人の方々もみんな入って、そういった組織活動をやっていたのですけども、その中でいろいろとつながって結婚されたという方もかなり多いのではないのかなというふうに思います。今最近、やっぱり若い人たちの行動を見ると、どうしてもそういった団体行動というか、組織活動に対して抵抗があるのか、やっぱり自分たちの個人的な遊びといいましょうか、そういった方向性に以外と進んでいってしまっていて、そういった団体活動を意外と嫌う傾向があるのかなというふうにも思います。そういう団体をつくれという意味ではなくて、まずは村内の中で、異業種間の人たちとの交流の場をやっぱりセッティングするというか、設けるのも一つの方法ではないのかなというふうに思うのですよね。農業青年であれば、農協あたりの若い方々と交流を持つこともあるかと思いますけれども、村内の中にも役場ですとか商工会に勤めている方、そしてまた、いろんな施設等にも勤めている方で若い方々も結構おられると思うのですけども、まずはやっぱりこの村内の中でも一度見直して、そういった交流の場をつくっていくことも一つの方法ではないのかなというふうにも考えるのですけども、その点はいかがでしょうか。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
ご意見のとおりだというふうに思います。私もそういうふうに認識しております。ただ、そういう異業種交流を企画するかどうかは別として、例えば、そういう交流の機会というのは、村内でやっていますイベント、言ってみれば例えば村民スポーツ大会にしろ、いろんな場面でそれが合わさって、それが行政区なのか団体かは別として、そういった交流の場自体は現実的にはいっぱいあるわけで、飲み食いだけではありませんので。実際そういったところに参加をいただける方がやはり少なくなっているのだろうというふうに思います。問題はそういう意識付けをどのように付けていくかというところが重要ではないかなと。それぞれ縦の団体を見ますと、それぞれ団体の中での交流は実際には存在していますけれど、そこから一歩出てというところがなかなか出てこないと。例えば、スポーツ大会であれば、そこの団体として出る、いろんな団体から出る、そこで交流の場がある、面識が出てくる。そこからもしかしたら交流が実際始まるかもしれない。そういった場をやっぱりアピールしていくというのが非常に重要かなというふうに思います。本当にまさにそういった、昔ってどこまで昔かという問題はありますけれども、実際そういう異業種、業態が違うところ同士の交流というのは実際にいっぱいありましたから。そういったところに参加することで、それぞれの顔を覚えていくというような状況だったというふうに思います。できるだけというか、そういった動きを顕著にするためのPRも含めて、ちょっとやっていかなければならないのかなと。これは結婚支援の一つということだけではなくて、そういった動きが地域を活性化する一つの要因にもなるということでありますので、そういった動きはきちんと考えていかなければならないのかなというふうには思っているところでございます。
質問 6番 宮部修一
今、副村長言われたとおり、地域の活性化にも本当につながっていくことだと思いますので、ぜひ考えていただきたいなというふうに思います。今年、村の盆踊りも開催されたわけですけれども、その盆踊りの実行委員の中に、農業青年の若い方々も何人か入れていただいたりして、盆踊りを手伝わせてもらったという経過もございます。その後、終わった後、既婚者の年配の方々の配慮で、農業青年の未婚の方と役場職員の女性だったのかな、一緒に焼肉をしながら交流するといったような場を設けたという話もちょっと聞いております。本当にそういった交流からまたいろいろとつながっていくことも多いと思いますので、ぜひ、そういった異業種同士の交流についてもちょっと考えていっていただきたいなというふうに思います。あと、今、南十勝の育成センターやら、また、北海道が設置したサポートセンターの結婚相談対応やイベント情報の提供などについて、村内の青年あたりがこれについて利用されているのか、参加状況あたりがどうなのか。ちょっとその辺分かれば教えていただきたいなというふうに思います。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
広域の取り組みの部分で、研修会につきましては、各市町村の農業委員さんが、担い手センターの研修には参加しているという状況ではあるのですけども、南十勝広域の取り組みとして、南十勝夢街道農業青年交流会というのを年に1回開催しております。こちらの方につきましては、基本的に各町村大体2名ずつぐらいを出して参加を呼びかけをしておりまして、男性大体10人ぐらいになるぐらいの形で、カップリングパーティーの方を開催しているところなのですけども、過去、3年ぐらいの状況でいきますと、平成27年は中札内からは一人、28年は二人、29年が一人ということで、今年度につきましては、今3月に開催予定となっておりますけども、こちらの方も2名参加するということに予定でなっております。なお、こちらの交流会の方も、実績としましては、カップルの成立というのはちょっとないということで話を聞いております。
質問 6番 宮部修一
分かりました。南十勝の方はあまりそんなに多くの人数の方は参加されていないということで。今後また、さらにPRをしてもっと多くの方に参加をしていただければなというふうに思います。あと、先ほど言いましたように、農業者の配偶者問題だけではなくて、やっぱり全村的なことで考えていく必要があるのではないかなというふうに思いますので、これはやっぱり産業課だけの問題ではなくて、全庁的に、やっぱりワーキングチームをつくるなり、そしてまた、村民の皆さん、どなたからかサポーター、村民のサポーターなどの協力をいただくなどして、やっぱり全村的な情報の共有機関を立ち上げていくべきではないのかなというふうに私は思うのですけれども。村長も公約の中で、配偶者対策、そしてまた、担い手対策なども公約に挙げられておりますけども、もしその辺、村長のお考え、もし何かあればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
今、宮部議員からご質問ありました。本当に全村的な取り組みが必要ではないかというようなご提言、私も全くそのとおりだなというふうに思っております。本当に今、人口減少社会、清水町にせよ士幌町にせよ、やはりこのまま手をこまねいていては人口減少社会に小さな自治体は立ち行かないということで、そういうことで立ち上がったというふうに報道で伺っております。言ってみれば中札内村もしっかり、まずはそういった組織を立ち上げるかどうかということは別にして、いろいろと知恵を絞って、帯広信金のようにノウハウのあるところと手を組むこともそうでしょうし、十勝管内だけではなくて、十勝管外にそういった交流の場の活用ということもしている自治体もございますので、そういったことも研究しながら取り組んでまいりたい。また、最初の方の質問でもございましたフォローアップどうされているのかということで、そういった面で不十分な点があったということもありますし、しっかり、結婚についてはそれぞれの価値観がありますので、こちらの働きかけでどうこうということではないですけれども、でき得る方策については、あらゆることを考えて取り組んでまいりたい。あとは、やはり中札内村自体の魅力もしっかりPRして、中札内村で暮らしたいな、中札内村で結婚して暮らしたいなというようなそういったその気持ちになっていただけるような、農業の魅力であったり、中札内で商業をするそういった魅力についてもしっかりPRしていかなければいけないなというふうに考えております。本当に総合的に取り組んでいかなければいけないというふうに認識しております。
質問 6番 宮部修一
昔ですと仲人さんみたいな方がいて、いろいろお世話を焼いていただいた方もいたのですけども、今なかなかそういった状態ではない。結婚については個人の問題だということで、なかなか突っ込んでお節介を焼けるような状態ではないのですけども、やっぱり今村長の言っていましたように、フォロー体制といいますか、そこもちょっと考えていただいて、やはり全村的に幅広く農業だけにこだわるのではなくて、街場の方々の配偶者問題等にもやっぱり前向きに考えていっていただきたいなというふうに思います。以上で私の質問を終わらせていただきます。