中札内村議会 平成30年9月定例会 2018年9月14日
自律決意した村と村民との村づくりの意気込みについて
2018年9月14日、中札内村議会の一般質問で、北嶋信昭議員が「自律決意した村と村民との村づくりの意気込みについて」質問し、村長 森田匡彦が答弁しました。
- 質問者
- 北嶋信昭 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 北嶋信昭
それでは、許しをいただきましたので、質問させていただきます。自律決意した村と村民との村づくりの意気込みについて、伺いたいと思います。住民投票で自律を決意して十数年が経ちます。農協は枝豆を中心として全国に中札内村を売り出しています。しかし、村としての活発な動きは残念ながら見えません。基幹産業の農業を中心として、他町村よりも中札内村はいろいろな面で注目されています。道の駅も70万人前後の人が訪れています。しかし、賑わっている道の駅とは対照的に、中心街はシャッターが降りたままの商店が相変わらず目立ちます。自律を選んだ以上、議員も理事者も職員も新たな気持ちで考え直すときではないでしょうか。そのためには、村づくりに直接携わる職員が住民と密に接することが大事だと思います。年に数度の地域担当制で住民と接して、意見を聞けているとは思いません。褒められない、叱られない、評価されないでは、一所懸命やっている職員はやる気をなくす反面、そうではない職員はいつまでもそのままで仕事を続けると思います。そこで職員を統率する新村長は、どのように職員に指示をし、どのようにやる気を出させ、どのように職員個人の評価を伝えているのか、新村長に伺いたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
村と村民との村づくりの意気込みについてですが、自律した村づくりを進めていくためには、まちづくり基本条例で定める村民、議会及び村の適切な役割分担による協働のまちづくりが大変重要であると認識しており、職員それぞれが担当している業務だけでなく、まちづくり基本計画で示す今後のむらづくりの方向性や村長公約を理解した上で、村民に分かりやすく説明できることが必要と考えております。まず、課長職については、毎月開催する定例庁議や経営戦略会議などで情報交換や政策的な指示、意見交換の機会が数多くあります。しかしながら、課長補佐職及び主査職以下の職員とは、全体的な村づくりについて、意見交換する場が少ないことから、個々から直接聞き取りする機会を設けるため、昨年6月30日に村長就任後、課長補佐職及び主査以下の職員と個別に、私自身が直接対話する機会を設け、職員の思いや提案、村政の現状や課題等聞き取りを行うとともに、意見交換を実施してきております。その中で、職員が普段のさまざまな地域との関わりの中で得た、村民の村政に対する疑問や意見、職員自身の村政に対する提案など、率直な意見を聞くことができました。また、職員の政策形成能力の向上とやる気を引き出すため、平成30年度予算編成時に新規事業等の提案を募集し、自主企画研修事業や他業種能力育成事業に対して助成する提案を受けて、今年度予算に計上させていただきました。さらに、新庁舎建設、七色献立プロジェクト、地球温暖化対策実行計画の策定などにおいて、組織横断的な庁内検討委員会を立ち上げ、各課で把握している職員の知恵を出し合い、村の事業に対して、一丸となって取り組むように執り進めております。職員と村民との接点につきましては、自分の住んでいる行政区の役員や子どものPTA活動、少年団の指導など、地域や学校、保護者とのつながりなど、積極的に村民との関わりを持っている職員もおります。また、スポーツや文化などの趣味活動で村民と懇談するなかで村政に対する多くの意見を聞き取り、業務にも反映しております。さらに、現在実施している地域担当制につきましても、自分の住んでいる行政区以外の行政区を担当しておりますので、村民との関わりの場を広げる意味で役立っていると思います。平成21年度から管理職、平成29年度から主査職を対象に本格実施している人事評価制度においても、年に3度の面談を行うことで職員のやる気を引き出すためのひとつの手法と考えております。今後も、さまざまな機会を通じて、職員の仕事に対するやる気を醸成するよう努めてまいります
質問 1番 北嶋信昭
この質問、過去にも1回同じ質問をしたことあります。それで、過去の質問書といろいろ比較しましたけども、やる気とかそういう部分に対しては、結構あるようなことは両方とも書いてあります。その中に、なかなか実行されないこともたくさんありました。再度質問したのは、新しく村長になったときに、今までと違う何かがあるのではないかと。そういうことを質問させていただきました。それで、いろいろ積極的にいろんなことに取り組んでおられると思います。それで、昨年の6月30日に村長就任後、職員との個別的にいろんな話をしたと。職員の中に、過去にはいろんなもの出すたびに、上の方から押さえられて、なかなか職員にやる気がないという話も聞いたことがありますけども、今、村長になってから、そういうことをどういうふうに感じたのか、伺いたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
私就任してから、先ほどの答弁でも申し上げさせていただきましたが、一人ひとり、職員と膝を突き合わせてお話させていただきました。職員によっては、非常に長くなってしまって、30分以上も話し込んでしまうようなところもあったのですけれども、非常に職員一人ひとりが、この中札内村のまちづくり、この中札内をいかに盛り上げていくかという熱い思いを持っているということが非常に改めて私も実感させていただいた次第です。そういった面では、いろいろな意見いただきましたことは、先ほども申し上げましたとおり、予算に反映しているものもありますし、予算に反映できなくても、内部的に改善等できた部分もあります。また、一つの例を挙げますと、職員から、公共施設で使われている車椅子、このタイヤが随分状態がよくないというような提案を受けまして、それも実は、私はちょっとなかなか実感していなかったことも提案を受けて、すぐに専門家の方に見ていただいて、メンテナンスをやっている次第です。そのようなことで、今、本当に職員一人ひとりの意見、できることもできないこともありますけれども、大切にしっかり受け止めて、反映できるものは反映していきたいということで取り組んでいるところであります。
質問 1番 北嶋信昭
聞きたいところはそういうところなのですよね。職員がいかにやる気があるのか。それから、村長はいかにそれを受け入れて反映するのか。この辺が一番大事なところでないかと思います。それと、あとは村民との接点。役場村であってはいけないのですよね。役場は住民と一体となって村をつくっていくという形にしていかないと。過去には役場村ってよく言ったのですけども、役場の人間だけ孤立しては良いことならないのですよ。村民ともっともっと接点を持ちながら、村のいろんな意見を聞いて、そして村民が何を考えているかということを重点に取り入れて、それを村の中の行政の中に取り入れていく。そういう形が一番良いのではないかと思います。いっぱい過去と比較しながらいろいろ書いてくれましたけども、前向きにかなりの部分があります。それで、これを前向きな部分でなくて、過去のこういう、見たのですけども、意気込みを書いたり、こういうことをしますと言うけども、なかなか進んでいないことがたくさんあるのですよね。今、村長がこうやって細かくいろんなやる気だとか、いろんな目標みたいの書いていただきました。その中で、やはり今後、村長としてやっぱりこういうことを確実に前に進んでいくような形の中の村政で行ければ、誰も何も言うことがないのですけども、その辺いかがでしょうか。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
非常に、なかなかちょっと答えるの難しいご質問ではありましたけども、先ほど、中井議員の方から、日本で最も美しい村連合に加盟した後の取り組み等のご質問をいただきました。実は、日本で最も美しい村連合というのは、本当に中井議員からもご指摘いただいたとおり、実は、中札内村、十勝で唯一加盟しているこの取り組みであります。これは本当に中札内村のまちづくりを進めていく上での背骨、本当に確固たる背骨だというふうに考えておりまして、そういった面で、職員一丸で、これ、日本で最も美しい村連合の取り組みは、所管している担当課の総務課の仕事ではないのだと。これは、中札内村役場組織全部で取り組む仕事なのだという、そういったことを何度も何度も実は私機会あるたびに話させていただいております。そこにぶら下がる形で、健康長寿の七色献立プロジェクトであったり、中札内音まちプロジェクト、芸術文化の村づくりであったり、そういったものが日本で最も美しい村にぶら下がるそういった事業だというふうに認識して、とにかく、役場組織が担当課の仕事だから関係ない、自分の仕事だけすればいいのだということではないのだということで、非常にそういった面では、役場の中の意識がかなり高まってきているなというふうに実感しております。いろいろな仕事の中で、長くなって申し訳ありません。いろいろな仕事の中で、日本で最も美しい村に貢献するためにはどんな仕事すべきかというような話が職員の中から自ら出てきております。そういった面では、本当にまだ私就任してから1年ほどしか経っておりませんけれども、職員の中で、本当に組織一体となってこの中札内村どうしていくか、どう盛り上げていくかということの意識はすごく浸透してきている。こういったことを繰り返すことで、村民の方々とももっともっと距離が縮まって、本当に真の意味での住民との協働というのを実現できるというふうに考えておりますので、これからもしっかり努力してまいりたいというふうに考えております。
質問 1番 北嶋信昭
十分意気込み分かりましたし、この間の地震のときも、個人的に二日間顔出してみましたけども、職員が一生懸命頑張っておりました。女性職員でしたけども、5時に行ったときにおって、また夕方の5時に行ったときにまだ仕事をしていたと。こういう状況もよく見ていますし、確かに職員は、一部ですけども、そういう形の中で見させていただきました。それで、やっぱり今後、森田村政、今意気込みは分かりましたけども、新しい森田カラーというのを何か少し少ないような気がするのですけども、村づくりの中において。更別の村、西山村長は熱中小学校をつくったと。そういうことの中に、森田カラーというのをもう一つ何かあれば、もっともっといいのかなという気がいたします。その中で、この文書を信じて、そして頑張っていただくことを期待して、質問を終わりたいと思いますけど、何か森田カラーに対して、何かあるとしたら、少しでもいいから出していただきたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
なかなかその森田カラーというのは難しい面もあるのですけれども、本当に繰り返しになるのですけど、日本で最も美しい村連合、これは実は前村政から受け継いだものですけれども、私はこれは非常に素晴らしい取り組みだというふうに考えておりますし、森田カラー、これをしっかり引き継いで育てていくことが私の仕事だなというふうに思っております。そういった面では、森田カラーと見えづらい面はあるのかもしれませんけど、私はモットーとしておりますのは、やはり住民のところ、現場主義ということを大切にして、本当に自分が率先して行動する。そして、その姿を見てもらうということで、この現場に飛び込んでいくという空気をしっかり醸成していくというのがまず第一。それと私、村長になる前はメディアにいたものですから、そういった面では情報発信という意味では、ちょっと手前味噌ではありますけれども、かなり情報発信の面では、十勝管内でも進んでいるのではないかなというふうに思っております。先日の震災のときにも、職員がこまめに防災無線で情報提供をしたのは皆さんもご存じかと思いますけれども、あれはもう私の指示ではないです。職員が自ら判断して、こまめに、住民が何を望んでいるのか。そういったものを判断しながら対応してくれました。そういった面では、私の行動がというとちょっとあまりにもちょっと偉そうに聞こえますけれども、そういったことで、住民のために何をすべきか。役場がしたい仕事ではなくて、住民が求めている仕事は何か、住民のために何をなすべきかということを大前提として仕事をしていくということを、この役場組織にしっかり浸透して、全体として森田カラーということではなくて、中札内村役場のしっかりとしたカラーを打ち出していきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。