みんなの議会

中札内村議会 平成28年3月定例会 2016年3月11日

今後の取組みと絵画作品の活用と所蔵作品の保管について

2016年3月11日、中札内村議会の一般質問で、中西千尋議員が「今後の取組みと絵画作品の活用と所蔵作品の保管について」質問し、教育長 上松丈夫、教育次長 高桑浩、村長 田村光義が答弁しました。

質問者
中西千尋 議員
答弁者
教育長 上松丈夫、教育次長 高桑浩、村長 田村光義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 中西千尋

それでは、質問させていただきます。まず、全国絵画公募展終了後のアートの村として、今後の取組みと絵画作品の活用と所蔵作品の保管について、お伺いいたしたいと思います。花と緑とアートの村のキャッチフレーズのもと、中札内村北の大地ビエンナーレも第10回を終了し、20年余りにわたった本村の全国への発信と認知につきましては、9月の定例議会において、村長並びに教育長から報告がございました。その中で、少し時間をもらい、新たな事業を検討するとのことでしたが、28年度で何らかの取組みは考えておられるのか、お聞きをいたしたいと思います。併せて、大賞をはじめ、優秀賞、買い上げ賞について、また、その他の作品の今後の活用と管理、保管場所について、お伺いしたいと思います。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

全国絵画公募展終了後のアートの村として今後の取組みと絵画作品の活用と所蔵作品の保管についてですが、北の大地ビエンナーレとして20余年もの長きにわたりご協力をいただいた実行委員の皆さま、審査委員の先生、六花亭をはじめ、共催、協賛、後援をいただいた団体等、そして全国から応募してくださった多くの作家の皆様のおかげで、アートの村、文化の薫り高い村として全国にその名を広めることができました。この文化事業により、対外的な発信力が高まり、イメージアップにより、村に住みたいという気持ちを持たれた方もいらっしゃり、村のブランドイメージ向上に大きく貢献したものと考えております。これまでつくり上げてきたイメージを持続していくためにも、この魅力を発信する事業を継続することとしたところであります。具体的な事業については、これまでの手法にとらわれず、一旦リセットして、一から検討することとしますが、これまでの絵画の公募展方式も含めて、内容や方法について平成28年度に調査検討を行う考えであり、教育費の予算の中に調査等に必要な旅費を計上しており、具体的には新年度に入ってからの動き出しになります。所蔵作品についてですが、第10回までの買い上げ作品59点は、文化創造センターギャラリーに展示していくことは、これまでと変わりません。常設展示以外の活用は、村民や団体の方々のご協力もいただきながら、多くの人に鑑賞してもらうため、「回顧展」の開催や、受賞作家との貴重なご縁を生かして、ご協力をいただけるのであれば、受賞作家の作品を集めた展覧会などが企画できればと考えています。また、関連事業として川越市呼友館のご協力で故坂口國男氏、吉崎道治氏、栗原一郎氏、木田詩子氏の展覧会が開催されましたが、このほど作家の皆さまからの過分なるご厚意により、素晴らしい作品が村に寄贈されることになりました。寄贈される作品の展覧会を、5月下旬から 7 月上旬ごろにかけて開催を計画していますし、展覧会後は文化創造センターギャラリーに常設展示することとしていますので、これらの作品の展示により文化創造センターギャラリーの魅力は大きく向上しますし、活用についても考えていきたいと思います。管理については、作品は貴重な財産ですので、現状の施設と体制により適切な管理を行っていきます。展示する作品以外の保管場所については、現状の文化創造センター内以外に適当な施設がないため、ベストではありませんがこれまでどおりの管理を続ける考えであります。さらに、今後の事業で作品が増えた場合は、2階の物品庫で一定数の作品の保管は可能であると考えています。

質問 4番 中西千尋

ただいま、教育長から縷々説明をいただきました。今後の取組みということで、次年度、予算が計上されておることでありますけれども、詳細予算、東京での先生方二人、今後、関係をしていただく方との打ち合わせ等々の旅費ということではありますけれども、28年度、わかりました。その以降については何かお考えがあるか、再度お聞きいたします。29年度、例えば、最短でいきますと、28年度に調査をし、縮小されるなり何なり、形が変わるにして、29年度から動きがなければ、何か続いてのことにはならないかと思いますけど、何かお考えがあれば。

答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)

先ほど、教育長の答弁にもありましたように、28年度に調査検討を行って、早ければ29年度に、例えば、公募展方式を選択するのであれば、公募・募集の期間になるのかなと思いまして、従来方式で考えると、スケジュール的には、28年度に調査検討、29年度に募集、30年度に審査・展覧会というような流れが最短の流れというふうに考えておりまして。ただ、何をやるかによっては、少し時間が必要なものもあるかもしれませんでしょうし、ビエンナーレなのか、あるいはトリエンナーレなのか、あるいは毎年開催なのかというところもありますので、それも本年度、調査検討した上で、方向性を決めていきたいと考えております。

質問 4番 中西千尋

それでは、今お聞きいたしましたことに関しましては、縷々という形で、最短でということでお進めいただければと思いますけども。次に、もう1点、今までビエンナーレが買い上げをしました作品59点が村の財産としてあるかと思います。大賞をはじめ、優秀賞、それから、その年によっては村長賞という賞を買い上げておりますけれども、その他、村内作家の作品も含めて59点、54点に、当初、雑誌の美術の学生たちが来られて、村内を書いた作品が5点ありますので、合せて59点かと思いますけども、それらの展示は縷々文化創造センター、また、道の駅等々でなされておりますけれども、それらの保管場所、回答いただきましたけれども、もう一考なされることが可能かどうか、お聞きいたしたいと思います。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

もう一考というのはいろんな考え方があると思うのですけども、中西議員、具体的に、こんなことというのは現時点であるのでしょうかね。いろんな方法ありますから。一考というのは。ちょっともしお考え方があれば、具体的なものが出れば、それについてということでお答えできるかと思いますが。

質問 4番 中西千尋

的を得ませんで申しわけございません。その作品の保管の件ということで、今現在は文化創造センターのホワイエ、それから、コンサート会場に入るところに1カ所。それから、早くは、ずっと向こう側のトイレの横側にも1回納まっていたことがあるかとは思いますけれども、非常に狭い場所でもあります。この59点全部は、展示もしておりますので、全部がそこに入っていることではないのですけれども、非常に環境的に湿気の多い、今残ったものが納まっている場所は湿気の多いところかとは思いますので、そこらの、ほかの場所が、先ほど教育長が言われたように、管内にあるのであれば、そちらへのお考えが早急に考えられるのかどうか、お聞きいたしたいと思います。

答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)

確かに今ご質問にありましたように、空調あるいは温度管理、それから広さの面で、常設展以外に、企画展などがあった場合、あるいは、文化祭などがあった場合に、一度作品を下げなければならないといったときに、保管するには確かに狭いと思っております。ご質問の通りだと思います。ただ、既存の公共施設の中で、絵を保管するのにふさわしいスペースの確保と、それに適した環境の場所が、現段階では見当たらないということで、既存のように、文化創造センター内で何とか、臨時的には適正でない場所に保管せざるを得ない時期もあるかもしれませんけれども、新たな建てるということにも、財政的な問題も含めてならないと思いますので、文化創造センター内での、できる限りの適切な管理に努めるということしかないのかなと考えております。

質問 4番 中西千尋

それでは、もう1点。先ほど、ご答弁の中でございました、今後、いろんな形の回顧展、それから、事象作家との事業展開等をお聞かせをいただきました。ここに答弁なされましたように、数多くの作家の方々から、金額にすると非常に高額な作品でもございます。ご承知のように、1点1点につきましては非常に、村の財産としてはお金に換算するのが非常に難しい作品ではありますけれども、1点数百万円以上ものが数多くあるわけでありますけれども、今後も含めて、もしそういう中でのいろんな交流ができました折、この村のアートの村としての全国発信に共鳴した作家の方々が、もし、作品を当村に寄贈したいということがあれば、それらも引き受けていただけるのかどうか。管理の状況もございます。非常に管理場所がということでご答弁いただいましたが。そこらをお聞かせいただければと思いますが、いかがでしょう。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

この先どうなるかちょっと見通しができないのですけども、今のこの管理する施設の中で、村民にとっては鑑賞機会増えますから、いっぱい来ることが望ましいのでしょうけども、その絵はやっぱり今後の作品を、寄贈なりしてくれる人たちの考え方よく相談しながら進めていかなければ。今の時点では想像つかないですし。対応はしていかなければならないとは思いますけども、いろんなことの観点から鑑みて、適切かどうか。村の理事者等とも相談しながら進めていかなければならないことではないかなというふうには思っています。

質問 4番 中西千尋

今、教育長からのご答弁ございました。村理事者としてのお考えがありましたら、村長お聞かせいただきたいと思います。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

大変ここまでは、ビエンナーレをやっていたことで非常に交流も深まりましたし、もともと震災でおられた方からの寄贈もいただきましたし、ここに書いてあるようなことで、実行委員長さん前にしてあれですけども、そういった活動が広がって、大変大きな財産として、ご寄付の申し出がございました。もとを言いますと、やっぱりビエンナーレの活動から広がって、直接ビエンナーレの審査会ということではなくて、非常に広がりを見せていることは、活動として大変喜ばしい点あります。ただ、一つ、先ほど、前段のやり取りの中で、いわゆる作品の保管というこういったことを考えると、より、今展示していること自体も、私はちょっと専門的にわかりませんが、時間がかかることとどうなのかという、劣化というのでしょうか。そういうことも心配ですし、いわゆる今ご質問にありましたように、盗難等も、決して安全な場所に展示をしているというふうには思われないものですから。そんなことをいろいろ考えると、今のビエンナーレの関連については、この後、5月に寄贈、今書いてある方から寄贈されて、一応の区切りをつけたことなものですから、1回そういったことは、お付き合いとして止めるという言い方おかしいのですけど、一つの区切りと、そちらもさせていただいて、今、教育委員会の方から答弁しましたように、次のまた、展開の中で、そことまたあるかもしれませんし、どういう選択するかは今決まっておりませんので。ただ、ここまで築いてきたものを大事にしながらということはもう原則ですので、その時点で、やはり展開を見たいなというのが正直で、寄贈のことがどんどん広がるとすると、村の責任として、教育委員会も含めて、その作品に対する失礼があってもならないなというこんなことが頭巡っておりますので。前後しますけど、一度区切りを付けることが良いのではないかというふうに私も考えております。

出典:中札内村議会 平成28年3月定例会 2016年3月11日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる