みんなの議会

むかわ町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月19日

農産物鳥獣被害対策について

2024年9月19日、むかわ町議会の一般質問で、東千吉議員が「農産物鳥獣被害対策について」質問し、農林水産課長 東和博、農林水産課主幹 飛岡雅幸、経済建設課参事 佐藤琢、町長 竹中喜之が答弁しました。

質問者
東千吉 議員
答弁者
農林水産課長 東和博、農林水産課主幹 飛岡雅幸、経済建設課参事 佐藤琢、町長 竹中喜之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 東千吉

5番、東 千吉でございます。通告に基づいて、質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。まず、最初に、農産物鳥獣被害対策についてでございます。昨年、穂別キウス地区における金網フェンス撤去の事件がございましたけれども、それがあってから、対岸の電牧を設置してある農地の農産物に多大な影響がございました。行政としても和解をしながら損失保塡をしたと思いますけれども、そのほかにも米、カボチャ、麦に大きな影響がございました。それを見るに、鹿の被害対策においての金網フェンスのいわゆる重要性、再設置というのは非常に大事なものになっているのではないか。以前にも一般質問をさせていただきましたけれども、現行継続しております鹿の駆除対策、補正を組みながら、随分何年も鹿を駆除してきておりますけれども、抜本的な改革になってございません。作物をつくるものによっては、例えばてん菜、大豆等栽培期間の長いものについては、ほかの作物がなくなればなくなるほど鹿の集中度合いが広がって大きな被害になっているというのは事実であります。作物の栽培所、輪作体系、いわゆるローテーションが非常に大事でございますけれども、そのローテーションに豆類とかそのほかの重要な作物を入れることが難しいという現状でございます。この点について、鹿フェンスを必要だというふうに私思っているんですけれども、ここ最近の資材の高騰関係で鹿フェンスを設置するに当たっては、あまりにも自腹、いわゆる個人負担軽減が難しい状況になっている。そのために国・道の支援を得るそういうことが必要でありますし、個人負担を軽減する補助の率、補助額等によりますけれども、何かしら町行政もそこに入って個人負担も含めて支援をしていかなければ、国・道からの補助率の高い支援が受けられないのではないかという思いがありますので、この際の質問でその件について伺いをしたいというふうに思うのが1点でございます。次に、最近、去年おととし辺りからですけれども、本田の畑地化が、特に穂別地区では促進されている状況でございます。いわゆる奨励金に依存しない作物栽培というのが今後非常に重要になってくるというふうに思いますし、特に、自給率の低い国で自給率が低いと言っている小麦、大豆の作付をはじめ、野菜類の作付のために踏み込んだ鹿対策もどうしても必要になってくるだろう。町単独での支援についての今後の方針についても、伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 農林水産課長 東和博

現在の鹿侵入防止柵につきましては、平成22年度から25年度の4年にわたり町内の農地を囲うような形で整備を行ってきております。その後、一時期農作物被害が減少いたしましたが、近年は鹿の生息域の変化等によりまして、被害が増え始め、地域農業者から新たな鹿柵の設置についての要望がございました。令和5年度に農業者の要望を取りまとめ、令和6年度の国の鳥獣被害防止総合対策交付金事業の申請を行い、今年の6月に採択を受けているところであります。採択の内訳につきましては、鵡川地区で5地区、穂別地区で2つの地区の合計7地区で、金網フェンスの延長距離は今回は2万9,600メートルであります。なお、令和7年度、次年度の要望につきましては、来月の10月に実施をすることで、現在、準備を進めているところでございます。2点目の質問で、町単独での支援につきましては、これまで両地区の猟友会への支援、あるいは電気牧柵設置への支援、さらにハンターの高齢化による担い手不足の解消に向けた猟銃免許取得費の助成などを行ってきております。鹿による農作物被害の防止につきましては、農地への侵入防止と、それと、有害鳥獣の捕獲・駆除、この2本柱で進めていくことが重要だと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

質問 5番 東千吉

ただいま行政のほうのコウトウ支援についてお伺いいたしました。先ほど話しましたように、補助額、補助率等については、どういうふうになっているのか、お伺いしたいのが1点です。それから、その金網フェンスをするということの周知徹底、アンケート調査もしたようでございますけれども、農業者さんに対しての周知徹底がどういうふうにされているのか。春先に自腹で鹿フェンスされた方も穂別地区におりますけれども、今のお話ですと、令和6年の分ということに該当しないのではないかというふうに思うんで、もう半年待てば補助金とか補助率の高い状態で設置ができるということであれば、間に合わなくて作物つくるために自腹で何百万もかけたということになると思いますけれども、いわゆる資材費、鹿フェンスをつくる資材費に作物の価格転嫁ができないという状況になっているというのが実情でございます。そういう部分では、周知徹底していて、果たしてそういう人がもうちょっと待てたのか、あるいは、あと半年待てばこういうふうになるのかということが分かっていて、それでもやらざるを得なかったのか、その辺については情報ありますか。

答弁 農林水産課主幹 飛岡雅幸

私のほうから今の質問にお答えしたいと思います。まず、補助率なんですけれども、今回の補助金、交付金につきましては、資材費の補助ということになります。したがって、設置については、地元の農業者の方でお願いするというような形の補助でございます。要望額につきましては、8,700万円ほどの要望をしたところでございますが、実際に国のほうから内示があった額につきましては7,300万程度、実際には84%ほどの補助率として内示をされたところでございます。なお、取りまとめの方法でございますけれども、昨年の取りまとめにつきましては、全戸の農家のファクスで秋口に周知をいたしまして、その中で要件がそれぞれございますので、例えばその地区で3戸以上の受益者が必要ですとか、現に鹿の被害があって金網を張ることによっての費用対効果が見いだせる場所というところで若干いろいろな条件がございますので、それに沿うような場所について今回7地区に採択をされたというところでございます。以上です。

答弁 農林水産課長 東和博

まず、周知の徹底というところでございますが、今、担当主幹が申し上げたように昨年全戸ファクスで周知をしてございます。この点につきましても、各圃場全てが同じ条件とは限らないというふうに思っております。山間部の地域、それから、平地の地域、いろんな条件等々がございますので、そういった部分では生産者も分からない部分が多々あるのかなと思っておりますので、今回、来月周知いたしますけれども、まずは窓口のほうにご相談をいただきたいなというふうに思っておりますし、もし東議員のほうに鹿の被害等々の相談が多数寄せられていると思いますけれども、ぜひともこういった今、取組しているんですよということで、東議員のほうからも周知のほうをしていただけると大変私どもも助かりますので、よろしくお願い申し上げます。

質問 5番 東千吉

その辺ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。どうしても穂別地域は300ヘクタール以上のカボチャを作付していて、どうしても作物に偏りがあってなかなかローテーションあるいは生産物の安定収量の確保ということが難しくなっております。ローテーションして輪作をきちっと着実に回すことで安定収量の確保が臨めますので、その辺については農業者十分知っている。だけれども、なかなか難しいという現状でございました。ぜひそこを解決する形をよろしくお願いしたいというふうに思います。それと一緒に平成22年、25年の農地の鹿金網フェンス囲い、これはもう非常に有効でした。当時、あまりお金かかりすぎるので、どういう設置距離で大きな効果を出せるかということで、効率的なものの考え方をしたときに、なるべく円に近い設置をすることで耕地面積のいわゆる鹿対策の耕地面積確保ができたという現状がありました。あまりにも大きくしましたので、当時画期的でございましたけれども、最初のうちはこういうふうになったんだなと地域あるいは地域外の、例えば山菜取りに来た人、キノコ採りに来た人、あるいはまたそういう人たちをある程度ちゃんと出入りするときには閉めたり開けたりというふうにありましたけれども、だんだん慣れっこになってきて、1時間ぐらいならいいか2時間ぐらいならいいかとかということで、開けている間に鹿の侵入があるということが最近というか特に時間がたつにつれてなってまいりました。その徹底も一つ大事なことだというふうに一つありますし、それから、農地、いわゆるくくった鹿フェンスを囲った中の鹿が長期にわたってそこに滞在できる状況、このことの解決、ここへ入ったけれども早く出なきゃならないなという鹿が思えるような対策もこれはやっていかなきゃならないんだろうなという。そこに食べ物があり、安心して寝られる寝床があったらフェンスの中でずっといるわけですから、間違いなく被害は出てくるということも含めて、地域内の協議会の中でそういうことも含めながら検討していってもらえればというふうに思います。それから、先ほど飛岡主幹のほうから話ありました84%。これはどういうことでしょう。申請に対して84%ですけれども、100%申請認可ならなかったということなんですが、その原因等についてもちょっとお伺いしておきたいと思います。

答弁 農林水産課主幹 飛岡雅幸

先ほどの補助率といいますか配分の率ということでございます。当初要望したのが8,700万程度でございましたけれども、そのうち、これ胆振管内の分しか中身は分かりませんが、全道的な予算の規模といいますか要望額が多かったということで、100%ではなく84%の配分になったということでございます。

質問 5番 東千吉

農家の人はあれですか、8,700万ぐらいかかるんだけれども、84%の七千何百万になったらその差額のところは我慢するという農家の意向ですか、それでもやるという意向なのか。その辺も含めてですけれども、限りなく生産者の要望に近いということになれば、限りない要望に充足できるような、例えばですけれども単独の町行政支援とかそういうのはどういうふうになるのでしょうか。

答弁 農林水産課長 東和博

今回採択を受けまして、各7地区の皆さんに集まっていただき、今回の採択の決定を受けて協議をさせていただきました。その後、実際に申請はしたものの、やはりこの残りの部分の手出しという部分でいきますと、なかなか厳しいというところもございますし、あと、場所によっては簡易な門扉、この門扉一つをつけるだけでも相当な費用がかかります。そういったこの間の申請の段階で、そういう要望も取りまとめてきたんですけれども、そういった地域地域の中で工夫をしていただき、地区によっては一旦は配分は受けておりますけれども、再度調整をして、ほぼほぼ100%に近いような形で設置ができている地区もございます。また、単独で足りない部分を単独でということにつきましては、先ほどの1回目の答弁で申し上げたとおり、現時点ではこれまでも対策を組んできておりますので、現時点ではこれだということは申し上げることはできませんけれども、やはり今、鹿の流れというのは10年前と比べると相当変わってきているのは事実であります。地域の実情といったものにしっかりと向き合いながら地域の声を聞き、そのためにも今回7月の下旬に行いました農業振興対策協議会におきまして、今までと思考を変えてこの鳥獣被害防止対策に向けて各地域各委員から様々な意見を取りまとめいたしましたし、また、今後に向けてという前向きな意見も含めて協議をしてきているところでございます。そういったことをしっかりと反映できるように国、あるいは北海道も含めてですけれども、その場面場面によってしっかり行政等の活動等も行いながら進めてまいりたいというふうに考えております。

質問 5番 東千吉

ぜひよろしくお願いしたいと思います。今まで毎年補正を組んで鹿の駆除、猟友会にもお願いを行ってきました。決してこれが効果が全くなかったということではございません。そういう効果もあって今の状況になっているということでございますから、猟友会の活動、そういう有害駆除等についての協力等についても真摯に感謝をしながら、そして、前向きな費用対効果も含めながら、前向きな対策としてこの鹿対策については、今後本当にホンサクで、本当にと言ったら今まで本気じゃなかったのかと言われるとちょっと語弊があるんですけれども、ホンサクでやらなきゃならない状況になってきます。和牛の繁殖農業者、むかわ町に多くございますけれども、この繁殖業者の繁殖素牛、肥育素牛については、今は生産業を割るような状況での取引が続いております。これがいつもで続くかということは分かりませんけれども、このまま行くと年配の方は離農せざるを得ない、繁殖農家が減るだろう、頭数も減るかもしれないという状況になってございますから、そのときに、しっかりといわゆる経営として食いつないでいけるようなほかの作物にシフトするということが、今年春辺りから非常に鵡川地区も含めて顕著になってきております。それに対しての支援ということの大事な部分でございますから、この鹿対策については、よろしくお願いをしたいと思います。次、2番目の町内の水道水におけるフッ素化合物汚染でございます。人体に蓄積し、毒性があり環境汚染物質となっているPFAS、水道水への混入状況を伺いたいというふうに思います。それから、水質検査のみになっていて約150万円程度の補正を今回組みましたけれども、それよりも原因究明が必要でないかというふうに思っている部分もございます。今後に向けての検討をお伺いしたいと思います。

答弁 経済建設課参事 佐藤琢

私のほうから今の質問についてお答えさせていただきます。1点目の混入状況でございますが、国の暫定目標値が50ナノグラムパーリットルとなっています。それに対しまして、仁和・栄水源が3回水質検査を実施しておりまして、42、44、47ナノグラムパーリットルとなってございます。中島水源が2回実施しておりまして、8、9ナノグラムとなっております。国の暫定目標値を超えていない状況とはなっております。稲里浄水場と春日浄水場は検出されておりません。2点目についてですが、中島水源と仁和・栄水源は地下水となっており、水脈の流れが不明な点や周辺が農地であることから、原因究明が難しいところではございます。原因究明のために実施した鵡川や穂別川の水質検査では検出されませんでした。国内外で調査研究を進めており、今後はその内容を注視しながら、北海道と連携して原因の究明や調査研究を進めてまいります。以上です。

質問 5番 東千吉

ラピダスが工業用水として取水する安平川、ここでもPFAS関係が出ましたけれども、これはあくまでも工業用水ということで飲用水ではございませんでした。ところが、今回、むかわ町における水質検査、この水道水の水質検査でございますけれども、仁和、中島で濃度、国の基準というふうに言っておりますけれども、僕はもともとこの国の基準は一体どこにあるんだろうというのが本来でございます。いろんな過去のデータを見ながらこれぐらいは妥当であろう、適当であろうという範囲だというふうに実はちょっと自分で資料を調べながらそういうレベルのものなのかなというふうに思っているところが実際であります。このいわゆるフッ素化合物等については、有害でない化合物もございます。フェルフル、ホリフルの化合物については、非常に先ほども言ったように人体に蓄積し毒性が強くなる。今、ミネラルウォーターとか水を買って飲んでおりますけれども、水道水をそのまま利用している地域住民もまだまだ多くございます。特に年配の方は、熱処理をかけることによって、いわゆる沸かして飲むと殺菌とかそういうことでいいのではないかというふうに勘違いをされておりますけれども、いわゆるPFASという物質については熱処理をかけて濃度が薄まれば薄まるほど毒性濃度が強くなるという現象になる化合物でございます。そういう部分は、ちょっと片手落ちで変な言葉になってちょっと申し訳ありませんけれども、我々のようにもうあと20年くらいというふうな人間であれば若干蓄積していても肝機能とかいろんな内臓障害に行かない可能性あるけれども、これからの世代の未来の子どもたち、この子たちに人体への蓄積が残ってくると。これはなかなか自然界では溶けないということが問題だというふうに私思っているので、これからの子どもたちのためにこの原因究明は必要ではないかというふうに思っております。先ほど説明ございましたように、原因が分からない、鵡川の伏流水で水道水を確保している状況というふうになったら、安平の場合は、ひょっとしたら産廃施設が近くにあるよねみたいな話で言っておりましたけれども、原因究明はダークなままですというふうなお話でございましたけれども、うちらの場合は施設がない、そういうふうに3回にわたって、これはいつからいつまでの3回がちょっとお伺いしたいと思いますけれども、その水質検査の状況では50が国の基準だから基準に合致しているということでございますけれども、そういう問題では僕はないというふうに思っております。今、言うフッ素化合物については、実は農薬汚染が多いというふうに文献を見るとあります。農薬の中に、殺虫殺菌剤の中に、実は必ず表面張力を得るために界面活性剤を使っている。この界面活性剤に総称されるPFASを利用している農薬がございます。日本農薬工業会の中では、この界面活性剤の成分まで表示する必要性があるというふうに書いておりませんから、それぞれの農薬の裏のほうに取扱説明書がある、例えばラウンドアップだとグリホサート、そのほかに界面活性剤、その界面活性剤には化合物の名前は書いてございません。これを確認するということになれば、直接農薬をつくっている関係者に何の界面活性剤を使っているのですかというふうに確認をしなければ教えてくれない状態になっているというのが今の仕組みでございます。これは本当は、仁和が高いということは仁和で使われている殺菌剤の界面活性剤は何だろうというところもありますけれども、取りあえず有機フッ素化合物の成分について、ある程度の調査を必要とするのではないか、そして、前にも一度一般質問させてもらいましたネオチノイド系の除草剤ありますけれども、それ以外の除草剤も農業者は使うことができる、界面活性剤についても今言った有毒で人体に蓄積しないフッ素化合物もございますから、それらの情報提供をする必要がある。では、どこでその情報提供をするのかという部分になったときに、私はどうでしょう、行政のほうである程度の負担をしながらその辺の調査を必要でないかというふうに思っちゃうんですが、その辺はいかがでしょうか。

答弁 経済建設課参事 佐藤琢

私のほうから回答させていただきます。水質検査につきましては、7月17日に仁和・栄水源、中島水源、稲里浄水場の水質検査を行いました。7月22日に春日浄水場の検査を行っております。また、追加で8月2日に仁和・栄水源、中島水源を水質検査を実施し、8月29日、こちらのほうは雨降った後にどうなっているのかというところで、再度仁和・栄水源のところの水質検査をしておるところでございます。8月29日です。また、今、農薬等除草剤関係のお話をしていただきましたが、今、国の検討委員会のほうでもいろいろまだ研究を進めている段階、また、この物質のほうの検討がまだ始まったばかりというところでございますので、今の段階ではそこの検討内容の結果を周知しながら今後原因の究明を進めていきたいと考えておりますのでご理解をお願いいたします。以上です。

質問 5番 東千吉

水質検査以外の検討については。再度、ちょっとお願いします。

答弁 経済建設課参事 佐藤琢

私のほうから回答させていただきます。8月2日の採取の際に、穂別川と鵡川のほう、中島水源と仁和・栄水源に近い川の水質検査を行っておりまして、そちらのほうからはPFASは検出されてございません。以上です。

質問 5番 東千吉

この数字、物質の数字を見ますと、仁和が国の基準である50ナノグラムにほぼ近い数字が3回ともなってございます。これ、中島は1桁だからまだいいけれども、50に対して四十の後半というふうになりましたら、これはもう国の動きを待つまでもなく町行政としてある程度のアクションをしたほうがいいのではないか、それで原因がある程度分かるか、あるいは大まかこうだろうというふうな形になったら、例えばそれがもし間違って殺菌剤であったというふうなことになったときに、その殺菌剤に含まれる界面活性剤の毒性のない界面活性剤を使っていくような指導、そういう部分もする必要性があるのではないかというふうに思うので、その辺についての答弁をちょっといただきたい。

答弁 町長 竹中喜之

水質検査のみの関係でのご質問でございますが、先ほどから答弁者のほうも申し上げておりますように、PFASのリスク管理については、十分な知見というのが今、得られていない。この現状は理解いただきたい。そして、現在、農水省のほうでも、一例ですけれども、持続可能な農林水産業と、そして、フードテックというんですか、こういったところの振興に対しての農産物中のPFAS、この分析方法の確立、あるいは農地の土壌、そして、水素からPFASの移行特性の解明、こういったところを期間を定めて実施中でございます。これ議員ご存じかと思います。それと、PFASについては繰り返しますけれども、現在、国の専門会議においても国内外の最新の科学的知見、これの収集評価というのを行って、これまでの踏まえたエビデンス、科学的根拠、これに基づいての環境中への流出の防止だとかあるいはその徹底、そして、水質暫定目標値の取扱いの検討など、議論が進められているところでもございます、国として。町としましても、こういったところの情報の収集等々は、速やかに取り入れるように努めていくところでもございますが、最新の科学的知見というのをしっかりと集約しながら健康への影響、これを明確にすること、そして、土壌に関わるPFASの測定手法、こういったところを確立して、評価手法の設定などについての検討、さらには発生源特定の調査、汚染の場合の除去、こういったところの段階を経た具体的な方法というのを示すことを現在、簡易水道組合、私たちももう入っています、そこを通して全国町村会として国への要望を提出しているところでもございます。これはご理解願いたい。現在、繰り返しますけれども科学的な根拠に基づいた対策が取れないということが課題でありまして、国に対しての統一的な対策、これを望むがために今、簡易水道組合等々で具体的に国への要望というのを提出しているところでもございます。北海道との連携というのもしっかりと含めながら国民の皆さんの健康被害防止、これを最優先に引き続きの情報の収集、ともに適宜検査等の実施も併せ、適切に対応をしていきたいと思いますので、現段階ご理解を願いたいと思います。

質問 5番 東千吉

町長のお話分かりましたけれども、環境汚染についての実は各国の規制がございます。その各国の規制の中では、EU、ドイツ、オランダ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン等もありますけれども、日本が非常に後れておるようでございます。その中で、この残留している有機フッ素化合物の種類の特定も急がれるけれども、国で50ナノグラムと言っているところが、既に仁和は四十の後半、これはほとんど変わることはないというふうに言われています。条件が非常に極端な条件が出れば変わるんでしょうけれども、例えば伏流水の流量、あるいはこのひょっとしたら多めに水が流れたときの差なんていうのも、まだ分かりません、検査もしていないしあれですから分かりませんけれども、出てくるのかもしれませんけれども、少なくとも7月17日から約1か月半の間に水質検査をした数値はほぼほぼ変わっておりません。ということは、それだけ変な話、安定的な濃度になっているというふうな判断をしていいのではないか、しかも、国で言う50ナノグラムに対して四十数%という高い数値が検出されている。ここを、では、国も頑張って規制もきちっと評価する中でさらに調査研究をしてと言っている間に、どんどんこの毒性は飲み水に入ってくるという内容だというふうに僕は思っております。いわゆる規制の中には、アクションプランが実は6つほど施策項目として今、あるようでございますけれども、少なくとも飲料水、それから、地下水、除染については行政、道とか国の支援を含めてこの辺については、要望しながらやっていったらよろしいのではないかというふうに思うんですが、どうでしょうか。

答弁 経済建設課参事 佐藤琢

私のほうからお答えさせていただきます。確かに、1か月半で3回やって、安定したというか数字は大きく変わっているものではございませんが、国からの指導の中でも、継続的な、日本の場合四季がございますので、継続的な水質検査が必要ということも言われていますので、私どももこれから継続して水質検査、仁和・栄については継続して水源検査をしていきたいというふうに思っているところでございます。また、環境中の存在状況、今のPFASの存在状況でございますけれども、PFOSにつきましては2010年、PFOAにつきましては2021年に製造、輸入等を原則禁止としております。2009年度以降、国のほうで測定結果で経年動向を分析したところ、水質とか底質につきましては、減少傾向にあるというような国の資料で書かれているものもございます。以上です。

質問 5番 東千吉

僕もその資料は持ち合わせておりますけれども、いずれにしましても、この原因究明をしていくことで何かしらの対策ができないのかどうか、やっぱりその水道水を利用している住民の方々の不安をやっぱり払拭していく必要があるのではないかというふうに思うので、先ほど町長おっしゃいました、住民に対する情報提供も含めてこういう非常に近い数値濃度が出ているわけですから、その辺について不安を解消できるような対策をお願いしたいというふうに思います。

出典:むかわ町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月19日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる