みんなの議会

むかわ町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日

中学校の地域クラブ活動移行についての考え方について

2023年12月12日、むかわ町議会の一般質問で、大松紀美子議員が「中学校の地域クラブ活動移行についての考え方について」質問し、生涯学習課主幹 松本洋、教育長 長谷川孝雄、生涯学習課主幹 澤田健が答弁しました。

質問者
大松紀美子 議員
答弁者
生涯学習課主幹 松本洋、教育長 長谷川孝雄、生涯学習課主幹 澤田健

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 大松紀美子

次に、2つ目に、中学校の地域クラブ活動移行についての考え方について伺います。国は、教職員の皆さんの過重労働が社会問題となっていることから、中学校の土日の運動部活動を地域移行することを目指しています。苫小牧市、それから安平町や白老町が、この間、地域移行への動きを見せているとの報道を見ました。むかわ町についてはどのような考えをお持ちなのか伺います。

答弁 生涯学習課主幹 松本洋(生涯学習課主幹は2025年3月まで)

お答えさせていただきます。むかわ町としても、国や北海道の方向性を踏まえ、部活動の地域移行に向けて、総合型地域スポーツクラブ、NPO法人むーブを中核団体とした体制づくりを進めております。競技スポーツだけではなく、多様なスポーツ体験や文化活動なども含めた、包括的な、中学生の放課後の居場所づくりを目指して取り組んでまいりますので、御理解願います。

質問 8番 大松紀美子

国の方向性としては土日の運動、部活動ということなんですが、むかわ町はそれを広げていくということなんですけれども、計画というのかな、何年度を目指していくとか、そういう具体的な協議、協議会のようなものの設立というのは考えていないのか。それから、対象となる、私は文化のほうまでって考えていませんでしたので、運動部として、先日、授業で空手のことが報道されていました。地域の人たちが支援をして、指導しているというのを拝見しましたけれども、対象となる部としては、運動の種類です。どのぐらいあるのかお聞きします。それから、ちょっとたくさん聞きますけれども、むかわの野球連盟というのがあるの御存じだと思うんですけれども、社会人の方がチームをつくっているんですが、その方々から、地域移行した場合の指導体制をつくらなきゃならないですよね。ぜひ協力をしたいというようなこともおっしゃっていましたけれども、むーブを中心ということですけれども、その他、そういう運動に関わる方々、たくさんいらっしゃると思うんですけれども、その方々にもぜひ協力をしていただくような取組も必要だと思うんですけれども、これら幾つかについて伺います。

答弁 生涯学習課主幹 松本洋(生涯学習課主幹は2025年3月まで)

お答えをさせていただきたいと思います。まず、部活動地域移行を実現していくために、今後、そういった、いろんな方向性等を議論していくような体制づくりは必要かと思っております。現在、町として考えておりますのは、総合型地域スポーツクラブ、NPO法人むーブを中核団体として、スポーツ文化協会及び各単位団体と連携をしながら、競技スポーツ及び文化活動、芸術活動の受皿となり得る体制整備を進めまして、まずは、令和7年度末までに休日の部活動の地域移行を目指しております。イメージといたしましては、中核団体中心に、その中に各種目ごとのクラブの立ち上げ、そして、中核団体に登録された人材が担うような、ちょっと、方式など、いろいろな方式を今検討をしているところでございます。また、健康維持のための運動機会の確保ですとか、先ほど申し上げたような包括的な中学生の居場所づくりという観点から、むーブにおいて多様なスポーツや文化活動、放課後において定期的にそういうことを行えるような仕組みづくりというのを現在進めているところでございます。そして、種目の種類についてということですが、どれぐらいの指導者を確保できるかということにもよるかと思いますが、基本的には、既存の部活動をまず優先して確保していきたいなというふうに考えております。今現在、既存の団体等とも協議を進めながら、どういう体制でやれるかということも検討を進めているところでございます。それと、先ほど野球連盟ということもありましたが、既存団体の方たちからの御協力は当然必要というふうに考えております。やはり、今回、部活動地域移行を進めていく中で、指導者等の人材確保というのは、特にこういった小さな町においては、非常に重要な課題というふうに考えております。既存団体の連携協力、あと教職員等の兼業の活用、そして町内事業所職員等の人材の掘り起こしなどもありますし、広域連携による相互の人材の補完等、様々な方法により、人材確保について調査研究を進めてまいりたいと思っておりますので、御理解を願います。

質問 8番 大松紀美子

令和7年度末ということなんですよね。あと2年間、ざっと2年間余りということなんですけれども、ほかのことでちょっと感じることなんですが、目標は、目標というのかな、求めるものがあまりに多過ぎると、結局、やってみてうまくいかなくってということがなきにしもあらずかなというふうに、この間、ちょっといろいろと、この次の質問にも関わってくるんですけれども、ですから、今、本当に、たまたま最初の質問で野球部のことを申し上げましたけれども、今既存の部活動の中でできるものから進めていくということが大事だと思うんですよね。非常に壮大な目標を掲げてやっていらっしゃるというふうに今お聞きしたんです。そうでもないんですか。松本さん、違うって言っていますけれども、そういう印象を受けましたので、確かに大きな目標を立てるのは大事ですけれども、やはり、今本当に取り組まなきゃならないことからきちんとやっていくということ。それから、もう一つは地域移行ということ。本当に今おっしゃっていましたけれども、地域の中にどれだけ関わってくださる方がいるのかどうかって、発掘するという、アンテナをいっぱい張って、そういう協力を仰いでいくという、そのことにやっぱりもうちょっと力を入れていかなければ、これは続いていくことじゃないと思いますので、7年度末っておっしゃっていましたけれども、一年でもやっぱり早く、できることから手をつけていくということでできるわけですから、その辺は、あと2年も検討するというのではなくて、早い時期にというふうに私は考えますけれども、いかがですか。

答弁 生涯学習課主幹 松本洋(生涯学習課主幹は2025年3月まで)

お答えいたします。議員おっしゃるとおりだと思っております。できることから始めていきたいと思っておりますので、御理解願います。

質問 8番 大松紀美子

特に、少年野球というのはすごい長い歴史があるんですね。もう本当に50年以上にわたって、そういう、子どもたちを、野球を通じて、文武両道、育てていくという歴史があるというふうに思っていますし、社会人チームも5チームぐらいあるんですね。非常に、子どもたちのそういう健全な育成、スポーツを通してということで、考えていらっしゃる方が多いなというふうに、この間、いろいろ御相談を受けながら感じましたので、ぜひそういう方々のお力を借りながら、むかわの町の子どもたちを育成していくという立場に立ってやっていただきたいというふうに思っています。それから、次に、3つ目に、夢叶輪公営塾の現状と課題についてということで質問をいたします。公営塾が開講して2年目を迎えています。これまでの取組の成果と課題について伺います。また、今後の中心的に目指す方向性についても伺います。

答弁 教育長 長谷川孝雄

ただいまの質問につきましては、私のほうからお答えさせていただきます。令和3年11月1日に開講しました夢叶輪公営塾につきまして、これまでの取組成果と課題を御説明いたします。生徒の利用実績につきましては、令和3年度は、中高生合わせまして延べ755人、令和4年度は延べ1,406人、令和5年度につきましても、11月末までに延べ857人が放課後学習の場として利用しております。公営塾では、中高校生に対する進路指導のサポートを行い、高校生については、国公立大学等への合格者を毎年送り出す結果となっております。また、公営塾講師が高校及び中学校に出向き、定期的に授業のサポートも行っており、日常の学習効果の向上と教員の負担軽減も取組成果として考えております。課題としましては、利用者の定着とさらなる利用者拡大を図るとともに、安定的に講師人材を確保していくことが必要だと考えております。今後につきましても、子どもたちが夢をかなえるために学ぶ塾として、これからの社会で活躍できる人材の育成を目指し、学校のみならず地域とも連携した運営に努めてまいりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いします。以上です。

質問 8番 大松紀美子

私も、事前に資料を頂いておりますので、読ませていただきました。これ、人数は延べ人数ということなんですけれども、公営塾を利用する場合は入塾届というのを出すことになっておりますよね。実質的に何人のこの申込みがあってこの数になっていますか。

答弁 生涯学習課主幹 澤田健(生涯学習課主幹は2023年9月まで)

ただいま御質問のありましたことにお答えをしたいと思います。実人数の状況でございますが、令和4年度の実績、実人数で御報告をいたします。高校生につきましては、40名の利用がございました。また、鵡川中学生は39名、穂別中学生は12名ということで、それぞれ、全校生徒に対する利用割合としましては、約3割程度の利用という状況でございます。以上です。

質問 8番 大松紀美子

では、令和5年度の実質人数もちょっといただいていたんですけれども、これ、9月末までですけれども、ちょっと減っていると。先ほどの質問の中で申し上げましたけれども、非常に、目標、目的も含めて、それから、今後取り組みたい内容というものもいただいていますけれども、本当に広いなと思いました、目標としていることが。それはそれで悪いことではありませんけれども、私が考える、夢叶輪公営塾ができるときに、言ってみれば、例えば受験をする、それから、するためにもっと学びたいから、受験対策で塾へ行きたいと、こういう子どもたちがいてもむかわ町内には、ないことはないけれども、やはりお金もかかりますし、また、苫小牧へ行くというんでも大変だということで、やっぱり日常的に学習を、この設置要綱にあるんですよ、これ。日常的に学習を受けられる環境の提供、それから保護者の負担軽減が一番の目的と私は考えるんです。ですから、そういう目的に沿った、一番の目的に沿った活動というかな、その運営が一番、何というのかな、すっきりするし、また、受ける子どもたちも、ここは行ったら、例えばお隣町の厚真町では、これは、厚真に住む退職した教職員の方が担当しているんですけれども、数学と英語の2教科、これは非常に子どもたちも厄介な科目だと思うんですけれども、その2教科が対象で、週1回2時間、数学1時間、英語1時間ということでやっているそうです。その教員の方々が学校でのワークブックの復習をしながら、また模擬試験も、これは有料で、1月5,000円でやっているので、その受講料の中から模擬テストを買ってやっていると。もちろん夏休み、冬休みも開講しているということで、本当に、何というんだろう、本当に強化したい科目、数学と英語に絞って集中的にやるって、こうやっているんですよね。夢叶輪公営塾の取り組みたい内容とか見ましたら、高校の、何でしたっけ、ソーシアム、ちょっとごめんなさいね。コンソーシアムというをやっていますよね、高校魅力化の。これもすごい、もう何ていうんだろう、ものすごい目標がいっぱいあって、むかわ学がもちろんこの中に入っているし、鵡川高校の2間口維持のために、非常に苦労しながらやっていらっしゃるということ、よく分かるんですけれども、やっぱりそことも関わりのあるような、ありますよね、書いているものを見ると。それはそれで分かるんですけれども、やはり公営塾というのは、苦手な科目、受験のために必要な科目の学習をしていくという、そういうものに絞り込んでいったほうが、目標がはっきりしていていいのではないかって私は思うんです。それが、毎年毎年、たくさんの子どもたちが来るとか来ないとか、その数字を気にするんじゃなくって、本当にその子どもたちが何をこの公営塾の中で学びたいと思っているのかというところをきちんとつかんで、そして、そこに集中していくと、そういうようなやり方をしていかないと、目標ばかりたくさんあって、これ、見させてもらいましたけれども、季節の行事の開催とかそんなことが、言ってみれば学習塾なところで必要なんだろうかみたいなことも、私はですよ。思うんですけれども、その絞ってやっていくということについてはいかがですか。

答弁 生涯学習課主幹 澤田健(生涯学習課主幹は2023年9月まで)

まず、公営塾の指導の方法について御説明をしたいと思います。公営塾での指導につきましては、一斉の授業方式といいますか、通常行っている、進学塾といったような方式ではなくて、生徒一人一人の自主学習のサポートということで運営をしております。また、入塾届を出していただく際には、それぞれ、進路希望ですとか、どういった指導を公営塾に望むのかといったような意向も記入をしていただいた上で通っていただいているという状況でございます。あと、先ほど教科を絞ってというお話もございましたが、それぞれ、生徒一人一人、希望する進路ですとか学力の状況というのもございます。そこに合わせた指導をするために、公営塾のほうでは、個別指導希望書というものを出していただきまして、その生徒がどういった科目を、苦手な部分を例えば取り組みたいといったような意向も確認しておりまして、それに基づいて指導も行っているところでございます。ですので、今後とも、やはり生徒中心ということで、生徒それぞれ希望する進路を実現できるよう、公営塾としてもサポートしていきたいという考え方でございます。以上です。

質問 8番 大松紀美子

今、私が知る範囲、資料にもよるんですけれども、地域おこし協力隊の方が関わっている、携わってくださっているということなんですけれども、現在の方は何人で、その方の例えば資格等、教職員の資格があるのかどうかとか、その辺も含めて、ちょっとお伺いします。

答弁 生涯学習課主幹 澤田健(生涯学習課主幹は2023年9月まで)

現在、公営塾につきましては、議員おっしゃるとおり、地域おこし協力隊の運営によって賄っているものでございます。現在、2名おりまして、そのうちの1名につきましては、教員の免許を持っている方でございます。また、もう一名につきましては、教員免許の取得に向けて、通信で大学に通いながら、教員免許の今、勉強をしているというような状況でございます。また、得意なところにつきましては、2人とも海外に留学と海外で勤務した経験もございまして、英語が得意分野といったような状況になってございます。

質問 8番 大松紀美子

国の予算も、地域おこし協力隊員の方というのはそうですね。国の予算も使いながらということなんですけれども、先ほど厚真の方式のことをお話ししましたけれども、やはりこういった場面にも退職教職員の方々とか、地域の中にはたくさんのそういう力を持った方々がいらっしゃると思うんですよね。やっぱりそういう方々にも力を貸していただくなりするということも考えてもいいのかなというふうに思っているんですよね。これをあくまでも、やり取りの中でも、やはり公営塾というのは、この目的の、要綱の中にあるような、5つぐらいあるんです、その他も含めて。でも、これが何か、私にすると欲張り過ぎだなと、すごく。これが始まったばかりといえば始まったばかりですけれども、このことが果たしてうまくいっているのかどうかというのは、私の中ではちょっと疑問があったり、これは、子どもたち中心というよりも、町の大人たちの思いのほうが強いんじゃないかなみたいな気がするものですから、このような質問になったんですが、その辺で、いかがなんでしょうね。そんなふうはない、そんなことはないですかね。

答弁 教育長 長谷川孝雄

ただいまの質問にお答えします。公営塾が始まる前は、子どもたちが放課後学習する場所が本当になかったです。私も今、教育長に就任して8年目を迎えておりますが、そういった課題をどう解決するかということに私もずっと悩んできましたが、やはり子どもたちの居場所づくり、放課後学習の場でもあるし、夜、自宅に帰ると、結局、テレビがあったりテレビゲームがあったり、誘惑するのがすごく多いので、それは鵡川高校生徒寮の三氣塾も同じです。そういった部分では、今、そういった、本当に国公立を目指す子どもたち、あと共通センター試験を受ける子どもたちが、今、夜8時まで来て、勉強、実はしております。ですから、そういった観点でいけば、やはり、こういった夢叶輪公営塾のような形で設置したことは、私はよかったなと思っております。あと、今、幅広く中学校まで指導しておりますので、今月12月は、高校の願書受付がもう始まります。今、鵡川高校に進学する子どもたちのプレゼンテーション資料の作成の補助ですとか、あと作文の試験があるようなので、作文に向けた添削をしてあげるとかそういったことで、公営塾の講師の方々が出向いていって、中学校でやっております。あと、高校についても、週2回出向いていって、サポート授業のほうをしております。ですから、習熟度学習だとかそういった部分では、公営塾にいるだけではなくて、公営塾の外にも出向いていって、子どもたちと関わりながら、子どもたちの基礎基本、学力の定着に向けて頑張っておりますので、理解をお願いします。以上です。

質問 8番 大松紀美子

私は、悪いって言っているのではなくて、ぜひ子どもたちの希望に添った公営塾になっていただきたいという思いで質問しておりますので、御理解くださいね。分かりました。

出典:むかわ町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる