みんなの議会

むかわ町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月21日

むかわ学について

2022年9月21日、むかわ町議会の一般質問で、奥野恵美子議員が「むかわ学について」質問し、教育長 長谷川孝雄、町長 竹中喜之、総務企画課参事 梅津晶、副町長 成田忠則が答弁しました。

質問者
奥野恵美子 議員
答弁者
教育長 長谷川孝雄、町長 竹中喜之、総務企画課参事 梅津晶、副町長 成田忠則

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 奥野恵美子

次の質問に移ります。次は、むかわ学についてお伺いしたいと思います。むかわ学は、令和2年度から町内の全ての小中学校、高等学校で実践されるとされております。今、むかわ学はYouTubeなどで配信して、ふるさとのよさなどを伝えているところでありますが、私も実際拝見しまして、とても楽しく見させていただいているんですが、当然、町のPRも兼ねているかと思いますので、その辺、伺いたいので、①にPRも兼ねていると思うが、その効果はということでお伺いしたいと思います。2番目に、中高生のむかわ学としての取組に町への提言があるというふうに伺っております。実際、先ほど1番議員が質問したときに、教育長のほうから、高校でも高校独自のそういう発表会があるというお話もされておりましたが、町としてはそれをどのように捉えているのか。せっかくいい提言をされて、そのまま聞き流してしまっているのか、すばらしいというので終わっているのか、ちょっとその辺を伺いたいと思います。それと、3つ目として、そのすばらしい提言は、まちづくり計画が掲げられているんですが、そういうところへ生かすべきではないかと思うんですが、どうでしょうか。中高生とはいえ立派な町民でありますので、そのすばらしい提言というのは、本当に使わない手はないかなというふうに私は思ってございますので、その辺どうお考えになっているのかお聞きしたい。それと、まちづくり計画の中には、次代を担う子どもや若者が子どもの頃からまちづくりに参加できる仕組みづくりの必要があるとしています。そういう次世代の提言を別なバージョンで活用するという考えはないのでしょうか。それ、今は学校の中でむかわ学という取組をしていますが、そこから出て、もう一つ違った意味で町がバックアップするということはできないのでしょうか、その辺をお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 長谷川孝雄

それでは、私のほうからただいまの質問について、1から4番まで一括してお答えいたします。質問項目の1番目ですが、YouTubeによるむかわ学動画配信につきましては、令和2年からの新型コロナウイルス感染症蔓延により、町内各学校での校外における体験活動や社会教育関連事業等が中止を余儀なくされたことから、町内の産業や歴史・文化など幅広い分野を取材し、動画配信を行うことによって、学校での教材としての活用や地域の方々の自主学習での活用など、児童生徒をはじめとする町民の皆様の生涯学習活動を補完することを目的に取り組んでまいりました。教育だけではなく、産業分野も含め、本町の様々な魅力を発信する内容ともなっており、多くの方々に御覧いただいていることから、対外的なPR効果も一定程度あったものと考えております。質問項目の2点目です。中高生のまちづくり提言につきましては、若者らしい豊かな発想や新しい視点など、これからのまちづくりにとって計り知れない可能性に満ちているものと考えております。また、まちづくりの視点で、地域の課題発見や解決策を考えられる人づくりがこれからさらに重要となることから、人材育成の観点からも有意義な取組であると考えております。質問項目3番目、生徒の皆さんからの提言につきましては、既に地元食材を活用した特産品の開発であるむかわキンパやにぎわいを創出するためのe-スポーツ企画など取組を進めているものもありますが、今後も様々な形で地方創生の取組に生かしていきたいと考えております。質問項目の4番目、次世代提言の別バージョンでの活用につきましては、令和3年2月に締結をしました鵡川高校及び穂別高校との包括連携協定には、相互協力事項としてむかわ学の充実・発展に関する事項を掲げております。その具体的推進に向けて、今年度からむかわ学コーディネーターとして地域おこし協力隊員を教育委員会に1名配置しております。中高生の提言発表までのサポートと併せて、提言内容の整理や発信を行い、町民の皆様をはじめ、行政やまちづくりに関わる様々な団体に周知・活用いただけるように取組を進めてまいります。以上です。

質問 4番 奥野恵美子

先ほど教育長のお答えの中に、その提言はいろんな団体のほうに見せますよというお話をいただきました。まず、ありがとうございますと言いたいですが、私はちょっと教育委員会のほうで、むかわ学の提言書のまとめたものはないのかということでお伺いしたことがありました。PDFとか使われてまとまった書類はないということで、本当に簡単なタイトルのもの、印刷されたものを渡されたんですが、それ見るだけでも、農業のことだとか、ししゃものことだとか、とてもやっぱり地域に関わる問題を取り上げて、実際に農家の方だとか漁協のほうに出向いてそういうのをお話を聞いて、自分なりに提言としてまとめて発表されたんではないかなというふうに思っております。そんなとってもいいことがそこだけしか知られないというのは、とても本当にもったいなと常日頃思っていたんですけれども、資料がないということで、本当にもっと詳しく知りたいなというふうに思いました。前に四季の館で発表されたんだと思うんですが、たまたま私はそのときには行かれなかったですし、このコロナ禍でちょっとそういう提言もなかなか学校外でやっていないのかなというふうにも思います。今年は中学校のほうでも提言発表があったというふうに聞きました、学校の中で。その大変もったいない提言、多くの人が知らないこともあると思うんですね。提言したお子さんというか生徒さんのほうから、自分たちが一生懸命調べてまとめたよと、実際、あの提言どうなるんだろう、まちづくりの提言だったんだけれども、どうなるんだろうと疑問が湧いたらしくて、親御さんのほうにどうにかならないのかという話でちょっとお話が来たんですけれども、確かに自分たちのこの案は、実際、一生懸命調べて、ただ学校の中で自分たちが何か発表して自己満足で終わっちゃっているのかなと。だけれども、そう思わない生徒さんもたくさんいらっしゃるということだと思うんです。この間、法城寺さんで鵡川高校の生徒さんと大学生の皆さんがコスプレのイベントをやられました。それも生徒さんのそういうことをやってみたいという提言から、法城寺さんがその意見を生徒さんと聞いて、それはいいことだから、ぜひうちのお寺でやってみないだろうか、やってみなさいということで、場所を提供してくれた。結局、子どもというのは、学校がやりなさいと言わないとできない、子どもたちだけではその場所も確保できない、お金もないということになるのであれば、やっぱり大人が関わらなければならないと私は思うんですよね。そうであれば、町も高校の魅力化応援で一生懸命御努力されて一生懸命協力してはいるんでしょうけれども、そこを拾って何かできないのかなというふうに私はちょっと思ったりします。これ、私、ちょっとテレビで見てすごいなと思ったところがありまして、山形県遊佐町というところに少年議会というのがあるんですね。皆さん、御存じの人もいるかなと思うんですけれども、やっぱりそこも人口問題だとか少子高齢化だとか、まちづくりがすごく重要だよということを、行政の中でもこれは大変だということで、若者を減らさないように、若者が生き生き暮らせるような取組をしなければならないということで、若者自身が地域社会の一員である、そんな自覚を持ってもらうことと、その若者たちは地域社会でちゃんと居場所があるんだよということを学ばせる場を行政がつくってあげているんですね。そこは教育委員会だけではなくて、例えば議会事務局だとか、例えばうちで言うと政策グループというのかな、まちづくりとか担当している課のようなところが共同でプログラム会議を立ち上げて、学校外でそれを体験させるんですね。こういう議事堂の中で本当に町長、議長もその子どもたちの中で、選挙で決めて取り組んでいるところがあるんです。その子どもたちのインタビューがあったんですけれども、とても難しいかなと思ったけれども、自分たちの提言が、例えば通学路、部活帰りにとても暗くて危険だよ、あそこに街灯をつけてほしいという提言を行政に出したんですね。それで受け入れてもらって、電灯がついたと。そうなったときに、その生徒さんは、自分たちの思いが伝わった、自分たちも町のために何かできたということで、とてもよかったというふうに言っていたんですね。やっぱり生徒さんの中でもそういう自覚が芽生えてきた。平成24年ぐらいから取り組まれている事業というか、少年議会というのがあるはずなんです。今でもやっていますけれども、すごく町に対して思いを持つ子どもたちが増えたということで、すばらしい取組だというふうに思いました。それは中高生が議員になって、その中からここみたいに議長、副議長というふうに選挙で決めていくみたいなんですが、そこまではできなくても、それに近いことをやってみてはいかがかな。子どもたちがやってみたいということを大人が助けてあげる仕組みづくり、それは地域の人も大事ですけれども、そういうせっかくの提言、むかわ学というものをやっているんですから、行政でもそういう声を拾って、何か子どもたちの提言を一つでもまちづくりの中に反映させる仕組みづくりをしてあげてはいかがかなというふうに思います。先ほど1番議員が質問しました穂別高校もそうなんですけれども、この高校の魅力化で応援されていますけれども、町長は廃校、どうなるかは分からないけれども、それまではもう全力で応援するよというお話がありました。もしそうなったとしても、そういう取組をしたときに、やっぱり子どもたちは、むかわ町のために自分は何かできたんだという少しでもそういう思いが残れば、もしかしたらその存続というものの解決にもつながる一つになるのかなと私はちょっとさっき聞いていたんですけれども、そういう子どもたちの居場所づくりを応援してみてもらうことはできないでしょうか。

答弁 教育長 長谷川孝雄

ただいまの奥野議員の質問といいますか意見に答えたいと思います。このむかわ学は、先ほど栗原議員にも説明しましたが、ちょうど私が教育長に就任した年に鵡川高校の校長先生から提案を受けました。その校長先生はやはり先を見越していて、この後の高校がこう変わっていくだろうというときに、探求型学習、自ら課題を見つけ、その課題を解決していく能力を身につけることが必要とされる社会が来るよということで、このむかわ学を提案していました。そしてその背景にあったのが、実は鵡川高校、今、苫小牧から来ている生徒が50名ぐらいいます。結局、スクールバスや当時JRで来ていた生徒もいるかと思います。結局、むかわ町を何も知らないで3年間過ごして去っていくと。それを見たときに、その校長先生ははたと気がついたそうです。せっかくむかわ町、鵡川高校に来ているのに、むかわ町を何も知らないで卒業してしまう。これは地元として損失だと。やはりせっかく来てくれた高校生に対して、むかわ町を知ってもらう機会をつくりたいと。それで総合学習の中でこういった展開をしてきたわけです。ちょうど今、5年たちました。5年目を迎えています。ですので、これほどまで積極的に中学生、高校生が課題を見いだして、そして成果発表するようなレベルまで来たということは、本当に私もうれしいし喜んでいます。今後の展開なんですが、今、奥野議員が提唱してくれた少年議会しかり、子ども議会しかり、古くからいろんな手法があります。私も昨年、ちょうど札幌大学と今、鵡川高校、連携協定結んでいるんですが、札大生がやはり課題探究をしていて、それを8大学、6大学かな、大学生同士でオンラインで発表会やっていたんですよ。それにちゃんとコメンテーターがついていて、その発表に対してきちんとコメンテーターが結構厳しい意見も言いながら、もっとこうしたらプレゼンよくなるよとか、こういう課題の解決策はこういう点があるよとか、あれを見ながら、私は、もっとむかわ町としても教育委員会としてもできることがあるなということは気がつきました。それで今、穂別高校さん、鵡川高校さん、鵡川中学校さん、それぞれ発表しているので、これを一斉に集めて発表会をしていくのがいいのか、それとも個別に審査委員として私とか町長が出向いていって審査してあげて何か賞を与えるのがいいのかも含めて、今後の課題としてそこは今、教育委員会も考えていかざるを得ないかなということを考えております。この後、どう検討していくか含めて検討させていただきたいと思います。以上です。

質問 4番 奥野恵美子

ありがとうございます。とてもいいむかわ学の授業だと思いますので、ステップアップをよろしくお願いしたいと思います。期待しておりますので、よろしくお願いいたします。それでは、最後の質問になります。町長、お願いします。

答弁 町長 竹中喜之

答弁の機会をいただき、ありがとうございます。今の関係で、むかわ学の関係について、その延長は教育長のほうからお話があったかと思いますけれども、前段で出ておりました今現在進められようとしているまちなか再生、このまちなか再生の理念というのが、次世代につなげるぞと、この視点からぜひこの機会に子どもたちあるいは若者というんでしょうか、自らも受け継ぐんだ、そして体得の機会として、ソフト面も含めた中で子どもたちあるいは若者たちが参加できるような、例えばですけれども、今あるまちなかにぎわい創出実行委員会、こういったところと若者たちが意見交換するだとか、そういった奥野さんが言う別バージョンの、今まさに旬の機会として仕組みづくり、今後、教育委員会とも連携しながら検討していきたいなと考えているところでございます。

質問 4番 奥野恵美子

ありがとうございます。本当にみんな同じく1つずつ年を取るわけで、振り返ったときに誰もいないという町では困りますので、子どもたちの明るい未来を私たちが今、つくってあげなきゃいけないかなというふうに感じておりますので、よろしくお願いいたします。それでは、最後の質問に入らせていただきます。最後の質問は防災についてお伺いいたします。震災から4年、振り返れば早いかなというふうに思いますが、様々な苦労も、行政の皆さんも苦労されたと思いますが、町民の方々も本当に大変な中、この4年間頑張ってこられたのかなというふうに思います。この春にハザードマップが発行されました。洪水ハザードマップと津波のハザードマップが発行されております。このハザードマップを生かした今後の防災への取組はどういうふうに考えておられるのかをまず1つ。そして、千島海溝沿いの巨大地震による津波を想定した津波ハザードマップにより、むかわ市街地区の避難経路が示されておりますが、危険箇所の検証も含めてどのように経路の選定をされたのかお伺いしたい。3つ目に、避難弱者への対応はということで、災害が起きたときは地域の防災力として自助・共助と言われております。私の住む二宮自治会では、1人が2人の避難弱者を助ける自主防災の体制づくりがなされております。しかしながら、高齢者が多い地域においては、共助の体制づくりが難しいところもあると伺っております。そういうところはどのように町として対応しようというお考えがあるのか。特に慶寿苑は津波を想定したとき、ハザードマップでは5メートル以上の水位が44分で到達すると予測されております。入所者を避難させることはかなり難しいことではないでしょうか。安全なところへの移設を考えた防災計画というのは持っておられないのか。4つ目に、災害時において、ボランティアセンターを大きく担った社会教育委員会の事務所のことであります。事務所はふだんでも狭く、四季の館の中にあるということで、大変ざわついて、職員の方々の仕事も環境的にはあまりよくないなというふうに思いました。まして震災のとき避難所になったということで、大変社協のみなさん、御苦労されたんではないかなと思います。その社協の事務所、そこも有事の際、直ちに機能を発揮できるように移転等を図ってはと思うのですが、防災計画としてはどのように考えておられるか、この4つの点でお伺いしたいと思います。

答弁 総務企画課参事 梅津晶(総務企画課参事は2023年3月まで)

私のほうから1点目と2点目の御質問につきましてお答え申し上げます。現在、本町では津波、洪水、土砂災害におけるハザードマップを作成、公表しております。津波と洪水のハザードマップでは、浸水想定区域と浸水の深さ、指定緊急避難場所と指定避難所を公表しており、土砂災害ハザードマップでは、土砂災害警戒区域ごとに土砂の流路、流れでございます、避難路と避難所の位置を公表しております。また、津波ハザードマップでは、鵡川地区市街地における津波警報が発表された場合の車での基本的な避難経路も公表しており、各地域の住民の皆様が分散して移動することで円滑に避難できるよう、各町内会と調整の上、避難経路に関する説明も随時行っているところでございます。毎年度実施しております防災訓練とも通じ、今後も防災への取組を進めてまいりますので、御理解をお願いいたします。なお、避難経路の選定につきましては、胆振東部地震の際、海から遠いほう、要は厚真町側に車で避難する方が大変多かったです。実際に津波被害が想定される場合には、市街地のほぼ全員が高規格道路より北側に避難をしなければいけません。こういった際に、皆様が避難されるときに選択する道路が1か所に集中してしまいますと、車が渋滞して避難が円滑に進まないおそれがあると、そういったことも胆振東部地震の中から学んだところでございますので、そういった観点も踏まえ、どこの町内会がどの道路を選定して高規格道路より北側に避難するのが比較的有効なのかといったような観点から、ハザードマップにあります6つの道路を選定しておりますので、御理解をお願いいたします。

答弁 町長 竹中喜之

3点目の御質問について、私のほうから答弁をさせていただきます。これにつきましては、災害対策基本法の規定に基づきながら、災害時に自ら避難することが困難な高齢者の方、さらには障害を持つ方等の避難行動の要支援名簿というのを現在、作成しているところでもございます。また、この同法により努力義務とされております避難行動要支援者の方の個別避難計画の作成にも今年度、取組を始めているところでもございます。慶寿苑の関係でございますが、津波ハザードマップでも浸水区域となっております。現在、施設側としても移転に向けた協議というのを進めているほか、施設で作成しております緊急対応マニュアル、これにつきましても情報更新と見直しを行っているところでもございます。日本海溝、そして千島海溝周辺海溝型地震による津波では、避難行動要支援者の方々の対応のほか、数多くの課題というのが検討しなければならない状況ともされております。災害の発生時に、少しでも迅速に、かつ着実に応急対応だとか復興を進めるため、あらかじめの課題を想定、そして事前に取り組めるものは取り組み、復興の方向性だとか進め方をあらかじめ定める、これも執行方針には記しておりますが、事前復興計画の策定につきまして、現在、準備作業を進めているところでもございますので、御理解をお願いしたいと思います。

答弁 副町長 成田忠則

私からは4点目についてお答えをします。胆振東部地震の際に社会福祉協議会で立ち上げました災害ボランティアセンターにつきましては、被災者に寄り添い、被災者の生活維持や再建に向けた活動を支援する重要な役割を果たしていただいたところでございます。御質問の事務所移転についてでございますけれども、本年度から実施をしています居宅介護支援事務所の開設に当たりまして、スタッフの増員で事務所が狭隘になるということから、昨年度、スペース確保の要望を受けまして、四季の館の一部改修を行いまして、これまでの事務所に新たに1室、1つの部屋を追加をし、居宅介護事業を展開しているところでございます。今後につきましても、年々増加をしております福祉事業の課題整理に向けて社会福祉協議会と協議を行ってまいりますので、御理解をお願いをいたします。

質問 4番 奥野恵美子

ありがとうございます。まず、ハザードマップの避難経路のことでお話をいただきました。今回は津波もなく、さほど避難経路も、ところどころは電柱倒れたりはしましたけれども、車で通れば通れるというぐらいの地震だったかなというふうに思います。ただし、これから想定される大きな地震、胆振東部のときの地震よりもっと大きな地震が来たとき、避難経路が塞がってしまうという危険性もあると思うんです。となれば、周りの一時避難所をもっと増やすとか、避難できる場所をもっと増やすとか、そういった考えとかはありませんか。

答弁 総務企画課参事 梅津晶(総務企画課参事は2023年3月まで)

ただいまの質問についてでございますが、町長のほうからも答弁がございましたが、これからむかわ町としては、災害時にあらかじめ起こり得ることを想定をしながら、事前に取り組めるものは取り組み、もし起こってしまった場合にどのように復旧・復興を進めてまいるのかという事前復興計画の策定の取組につきまして準備を始めているところでございます。日本海溝、千島海溝、海溝型地震での津波発生あるいは地震自体の被害として、様々なことを今後想定していかなければならないと考えてございます。例えば避難所につきましても、避難所自体が浸水あるいは倒壊をすることが考えられます。あるいは議員から御指摘のありましたとおり、町道などの損壊、瓦礫の処理、こういったものはどうしていくのかと。道路が閉塞して避難が困難あるいは火災が起きる、そういったことを考えていかないとならないと思っています。こういったものも事前復興計画策定の取組の中で一つ一つ検証して、発災する前に、あらかじめこういうことが起こった場合どうしていくのかといったようなことを、今後検討を進めてまいる予定でございますので、御理解をお願いいたします。

質問 4番 奥野恵美子

ありがとうございます。それと、慶寿苑と社会福祉協議会の事務所の移転のことについては、ちょっとよかったなというふうに思ってございます。社会福祉協議会においては、私も評議員をしておりまして、居宅サービスが始まる事業の説明の中で、事務所が大変不便だと、もっと職員が働きやすい環境づくりをせよということでお話がございましたので、ちょっと質問させていただきました。いずれにしましても、まだまだいろんな課題があると思うんです。いつ起こるか分からない災害でございますので、町長のおっしゃる防災対策先導のまちということで、可及的速やかに取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。今回の質問は、震災から4年、まちづくり計画策定から1年半となり、ありたい町の実現に期待する多くの町民の皆さんの声を代弁して代わりに質問させていただいたつもりでございます。しっかりと受け止めていただきまして、施策実行に当たっていただきたいと思います。私の質問は以上で終わります。

答弁 町長 竹中喜之

大事なところでございますので、避難弱者の関係で1点触れさせていただきたいかと思います。これも議員の皆さん御存じかと思うんですが、見守り支援センターというのがございまして、先ほど冒頭で申し上げましたように、高齢者支援等の対策というのを日常から重ねていこうというところを、震災当時、福祉避難所というのをいち早く設置させていただいたところでもございます。これも日常の共助の視点というんでしょうか、こういったところから立ち上がった、全国的にもあの当時、先進事例の一つともされていたのかなと受け止めているところでございますが、繰り返しますが、日常の高齢者等の見守り支援の取組からの成果ともされ、平時においての引き続きの実践が必要と考えているところでございます。もう一点、社会福祉協議会の関係でございますが、これにつきましては、実務者間においての課題対応に向け、随時情報交換をさせていただいているところでもございます。今後においては、これも執行方針に記させていただいておりますが、全世代型の地域福祉活動などの地域福祉業務というのが拡充をしているところでもございます。これからにおきましても、社会福祉協議会の意向、思いですね、意向というのも合わせながら、場所あるいは適切な環境、規模形態、こういった整備ビジョンなどについて整理が必要と考えているところでもございます。これも、重ねますけれども、第2次まちづくり計画の重点プロジェクトに掲げられておりますまちなか再生プロジェクトの検討の方向性にも記されているところでもございます。地域福祉の充実の観点から、関係団体との連携、協働と、こういったところをしっかりと向き合いながら、安全・安心のまちなか形成と動線的なつながりというんでしょうか、これらも含めた考慮をしていかなければならないのかなと考えておりますので、お含みおきを願いたいと思います。〔「終わります」と言う人あり〕────────────────────────────────────────────

出典:むかわ町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月21日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる