みんなの議会

むかわ町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日

本町の自然景観創造について

2022年6月16日、むかわ町議会の一般質問で、中島勲議員が「本町の自然景観創造について」質問し、町長 竹中喜之が答弁しました。

質問者
中島勲 議員
答弁者
町長 竹中喜之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 中島勲

通告に基づきまして、3項目について、今回は任期4年間の最初の年でもございますので、私の考えも交えながら質問をさせていただきます。まず、第1ですけれども、本町の自然景観創造についてというテーマでございますが、合併から15年を経過し、旧両町の調整、胆振東部地震、新型コロナウイルス発生拡大など、これまで経験したことのない難題を克服し、現在に至っております。このことについては、行政に対しましても敬意を表します。そして、今、復旧から復興への取組を進めている現在、5年から10年先を見据えた後世に残る新しい町の顔、これが重要な課題になると私は考えております。いろいろ課題はありますけれども、今回、次の3点について、町長はどのようにお考えになっているのかお伺いいたします。まず、1つは、農村の景観活用についてでありますが、これは小・中規模水力発電の実施であります。農業用水、上下水道など既存の水の流れを活用して、静かな田園風景の中にあっても力強い、農村特有の景観を創造することではないかと思います。そして、さらにここで、いわゆる1,000キロワット未満の小規模な発電を行うということ、この発電した電気は町内で利用する、地産地消という考えであります。このことは、地球規模での温暖化対策として世界的な取組にもなっておりますし、また我が国においても全国的にこれから展開されようとしているいわゆるゼロカーボンシティ、脱炭素社会の実現に大きく寄与するものと考えます。町長の施政方針の中でも、地元資源活用型の再生可能エネルギーの導入に取り組むとありますが、再度、これに対する考え方と実行方策についての説明をお願いいたします。次に、新たに町内に桜、それから梅の並木を鵡川地区と穂別地区の中間の辺りに造成をし……〔「ちょっと待ってください」と言う人あり〕

質問 7番 中島勲

いや、これ、この2つを1つのテーマにして事前に出したのですけれども。〔「ああ、ごめんなさい」と言う人あり〕

質問 7番 中島勲

よろしいですか。

質問 7番 中島勲

そういうことで……〔「スイッチ、マイク、中島さん」と言う人あり〕

質問 7番 中島勲

ちょっと重複しますけれども、次に、新たに桜、梅並木を鵡川地区と穂別地区の中間に造成をし、自然景観を観光事業に結びつけること。これによって、交流人口の増加につながると思います。この事案については、合併時の新町将来像として、「人と自然が輝く清流と健康のまち」というキャッチフレーズに連動するものであり、合併以来15年を経過した今、具現化する時期に来ていると思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 竹中喜之

議員の御質問にあります自然景観創造ということをテーマにした、再生エネルギーの関係の御質問でございます。本町にあります地域資源というんでしょうか、一級河川の鵡川でつながる町として、東西で37キロメートル、南北51キロメートルの711平方キロメートルの、川上から川中、川下といったところにある様々な地域資源というのを活用した小・中規模水力発電というんですか、これにつきましては、我が町の再生可能エネルギーの一つとして、有用な手段と受け止めているところでございます。自治体において、既に多くの事例というのはあるところでございますが、発電規模が様々あって、先行事例は先行事例として、今、参考とさせていただいているところでもございます。今後、庁内におきまして、設置場所あるいは費用対効果、こういったところも調査研究を進めているところでもございます。また、日本では、御案内のとおり、2020年10月に、そして2050年カーボンニュートラルを目指すことを宣言しております。北海道におきましても、ゼロカーボン北海道の実現に向けて、脱炭素、経済の活性化、持続可能な地域づくりというのを同時に進めているところでもございます。このような社会情勢の流れを踏まえて、本町におきましても、施政方針に明記してありますように、年度内にゼロカーボンシティ宣言というのを行い、行政ではなくて町民の皆さん、事業者の皆さんが一体となって取り組むような機運づくりも含めて、事業化の推進に努めていきたいと考えているところでもございます。環境省のほうには、今現在、むかわ町としての今言った地域資源を活用した中での取組に向けてということで、そして住民の方々への合意形成といったところも併せた中での申請作業は、既に進めているところでもございます。続いて……〔「桜のこと」と言う人あり〕

答弁 町長 竹中喜之

はい。桜、農村の景観活用の関係でございます。これについては、旧鵡川町時代の平成17年度から、豊城の桜の丘整備事業、桜の関係でいえばですけれども、この事業に着手をしてきているところでもございます。当初は、鹿による食害の影響というのをかなり受けたところでもございますが、現在、この桜の丘につきましては、順調に生育しているところでもございます。これ、桜の関係の一例としてとどめておいてください。観光振興だとか交流人口増加に関わる施策につきましては、御提案のありました内容も含めて、第2次のむかわ町のまちづくり計画、まさにこれからの追い求めるところ、我が町の目指すところで、「人と自然が輝く清流のまち」と、こういったところを含めた中での理念というんでしょうか、の理念に基づくものとして、むかわ町観光振興方針にも基づきながら、今後具体的に、議員の貴重な御意見というのを参考にしながら努めていければなと考えているところでもございます。

質問 7番 中島勲

ありがとうございます。今言いましたけれども、実例としましては、私が調べた範囲ですけれども、札幌市の藻岩浄水場水力発電、それから富山県の黒部市の宇奈月谷小水力発電、富山県の砺波東部小学校の水力発電、これは小さなものです。このように、大体農業用水を利用したのが14件、農業用水以外を利用しているのが14件と、これは環境省の調べできちんとした資料に基づいていますけれども、るる説明書いてあります。ですから、こういうのも参考にしたらいかがでしょうか。それで、町長の答弁で安心といいますか、本当に同調するんですけれども、やはりこの脱炭素社会というのは、なかなかこれ、口では言うの簡単ですけれども、例えば1つの町で、あるいは1つの企業でやっても効果が上がらないわけですね。町全体でそういう炭素を減らしましょう、住みやすい町をつくりましょうという機運を盛り上げないと、これは絶対に成功しないと思うんです。これは、損した、もうけたの話でないわけですから。気持ちの問題じゃないけれども。そうするときに、今までの手法と違った手法で、町長、やっぱりこれは取り組むべきだと。幸いに基金をつくるということですから、それをベースにして、そういう町全体のムードをつくって、それを実行に移していくと。これをやったところでどうなるんだということは、いわゆるゼロカーボンシティの実現だということですけれども、それだけかというと、そうではないんですね。既に御承知かと思いますけれども、これは国も力入れていますから、こういうものに対しては上限55億の補助金を用意していると、こういうことでございますから、むかわが仮にそうなったときに、幾ら該当になるか分かりませんけれども、いずれにしても少しくらいの補助金は来るんじゃないのか、交付金は当てにできるんじゃないのかというところを頭に置いて、全町的にはこういうムードをつくっていくべきだと思います。もう少し申し上げますけれども、ゼロカーボンシティというと、ゼロというともう一切炭素は出さないよというのではなくて、私が研究した範囲では、それは出るんです、必ず、生活。それを、これはCO2ですから、炭酸ガスなんですね。これは、森林、木ですよね、樹木、これが二酸化炭素を吸収するんですよ。これ、森林を大切にしなきゃならんと。こういうことを考えたときに、むかわの場合、まず、概数ですけれども、森林面積が5万6,000ヘクタール、概算ですよ。総面積、町の、7万1,100ヘクタール。そうすると、森林面積が78%なんですね。ほとんど森林なんですよ。ですから、そういうところから考えると、脱炭素の社会をつくるというには、非常に条件的にむかわはそろっていると、私はそういうふうに考えています。そういうことも一つ参考にしていただきたいと思います。また、発電ですけれども、これも私なりにちょっと研究してみたんですけれども、太陽光発電とそれから水力発電ありますね。太陽光は太陽が出なきゃ、これは発電できないんですけれども、水力になりますと24時間、水が流れている限り発電できますから、これは3年ほど前の価格ですけれども、太陽光はキロ単価21円、小水力は34円なんですね。今、少し下がっていると思いますけれども、いずれにしても、倍ぐらいの値段で売電できるわけです。売電しなくても、町内で消費してもいいわけです。そういう一石二鳥の問題も解決できるというふうに考えておりますので、この辺も参考にしていったらいかがでしょうか。私はそういうことで考えていますけれども、これについて、町長の御意見ありましたら、あるいはコメントありましたらお願いします。

答弁 町長 竹中喜之

一例として森林の関係がお話があったかと思うんですけれども、議員おっしゃるとおり、今の現在の数値を押さえているところでは、むかわ町の森林吸収量というんです、炭素の吸収量というのは、胆振管内では最も多い吸収量を誇っているところです。かなりの多さです。北海道内においても、比較的高い吸収量を持つ森林となっております。しかし、これは期間がたつとどうなのかといったところもございますんで、環境林の扱い方だとか経済林とのバランスだとか、それから今、木材資源を使っての再生エネルギー、どういうふうな形で具体的に事業化していくのかなといったところを絡めて、冒頭で申し上げましたけれども、今現在、町として環境省のほうに再生エネルギーを活用するに当たってのという手続を、前提作業でございますけれども、申請をしているところでもございます。これには、スピード感を持った町としての取組と同時に、冒頭でも、あるいは中島議員も先ほど触れましたが、しっかりとした町内での合意形成というのも必要なんだよといった、ある面、スピード感と合意形成という相反するものもございますが、ここはしっかりと、取るべきシステムを取りながら、町全体として、そして町全体プラスアルファ、先ほど議員からも御提案あったような中での、組み合わせた中での関係機関、団体というんでしょうか、地元の関係機関、団体等も含めながら、そしていろんな知見というのも併せて育んでいければなと考えているところでもございます。町としても調査研究、さらに前向きに取り組んで、一日も早い、そして未来につなぐ持続可能なまちづくりにつなげていければと思っております。

質問 7番 中島勲

確認しますけれども。

質問 7番 中島勲

環境省には書類は上げてあるということですか。はい、分かりました。

出典:むかわ町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる