みんなの議会

むかわ町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月10日

愛誠会への町行政支援の方向について

2020年9月10日、むかわ町議会の一般質問で、東千吉議員が「愛誠会への町行政支援の方向について」質問し、町長 竹中喜之が答弁しました。

質問者
東千吉 議員
答弁者
町長 竹中喜之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 東千吉

令和2年第3回むかわ町議会定例会において一般質問をさせていただきたいと思いますので、何とぞよろしくお願いをいたします。通告に従いまして、順次質問をさせていただきます。まず、1番目、愛誠会への町行政支援の方向についてお伺いをいたします。この法人については、単に社会福祉法人としての位置づけにとどまらず、穂別地区の経済に大きな影響を与えていると言わざるを得ず、鵡川地区における慶寿会との大きな違いがあり、一くくりとして捉えていることに違和感があります。新たな見地から、いわゆる穂別地区の経済産業としての視点から検討していく必要があるのではないか伺います。

答弁 町長 竹中喜之

御質問の愛誠会への行政支援の方向性についてでございますが、社会福祉法人愛誠会につきましては、これまでも議会での何度となくやり取りの中でも御報告しておりますが、地域の介護サービス並びに生涯福祉サービス等を含めて、町内の福祉事業を担う大変重要な法人であり、加えて雇用の創出、商工業とのつながりなど、地域への貢献は多大であると認識しているところでございます。町としましては、保険者の立場から法人の安定的な経営の確保、施設の存続というのを図りつつ、町民の皆さんが安心して地域に住み続くことができる切れ目のない介護サービスの確立が最優先であると認識しているところでございます。支援の方向性につきましては、引き続き課題の共有、そして行政と法人、それぞれがお互いの役割というのを認識しながら、今後においても十分に協議を重ねて対応してまいりたいと考えておりますので、御理解を願います。

質問 1番 東千吉

ただいまの町長の答弁承りました。私の前回、出前議会で愛誠会の理事者方のお話、説明をお伺いをいたしました。その中の一番冒頭、理事者がおっしゃっていたことは、地域での貢献度等をお話ししていたし、資料にもそれが前面に出ていたと思います。今の愛誠会、11事業における定員は350名程度ということで、現時点では270名程度というふうになっているという介護等の実態ありますけれども、雇用の創出等につきましては、町内在住の約138名の職員から4億強の給与の支払いがされているということでございます。この穂別地区においては、非常に産業というものの位置づけの少ない地区であることは御承知のとおりと思いますけれども、本町の基幹産業であります第1次産業の農業、これの約5年間平均していきますとですけれども、農畜産物の総生産額は政策補助金を除いて約13億程度というふうに把握をしております。これが税務署で言うみなし所得率30%でございますけれども、これを掛けますと、4億ちょっとぐらいということでございますから、愛誠会が職員を持って、そして給与として支払いをしている額に同じぐらいの形ということでございますから、第1次産業、経済産業としては農業とほぼ同金額等のいわゆる地域経済に影響を及ぼす額というふうに捉えてよろしいのではないかというふうに思っております。実際に職員、町内在住140名程度、町外も何人かいるようですけれども、その人たちがこの施設、事業体で生活をしっかりとしていく、地域に根差して穂別地区に住んでいただく町民としての位置づけは、これは行政としてしっかりと支援をしながら継続をしていく必要があるのではないか、そういう観点から新たな介護関係の施設だけにとどまらず、地域の経済産業としての位置づけをしながら、町の総合計画等を考えていく必要があるのではないかというふうに思っておりましたので、その点について、ちょっとさらにお伺いしたいと思います。

答弁 町長 竹中喜之

愛誠会のこれまでの位置づけということにつきましては、先ほど7番の野田議員の中でも触れさせていただきましたが、平成30年2月に愛誠会と慶寿会が共同で、これからの社会福祉施設の在り方についての陳情書が出されたときに、時はたっていますけれども、今、東議員が触れられた関係で、昭和の時代からの位置づけとしてはまちづくり、例えば一つの特徴的なのは、地域福祉の要とともに、まちづくりにおいては福祉部門と福祉産業と、こういった中核だという位置づけの確認も、その段階でも自分自身でもしてきているところでもございます。あえて申しますけれども、愛誠会に限らず、慶寿会も含めて、町内での一定量の施設介護というのは、これまでも申し上げていますように、生活関連の社会資本として必需であるということは重ねて申し上げておきたいかと思います。役割の認識、これについては、私は変わっておりません。町を取り巻く状況というのは、東議員分かっているように、変わっているかと思います。生き残りをかけての合併から14年、これまでに約2,800人、かなりかなり速いテンポでの人口減少、人口減少は言わずもがな、経済の縮小にもつながるものでもございます。とりわけこの間、一昨年の震災では、震災の発生から500人が減少する、そして現在の新たな困難とされるコロナ禍、重ねて申し上げますけれども、むかわ町もこれまで経験したことのない事態に直面しているといったような時代背景というのも押さえてほしい。それと、改めて設立の背景、歴史的な経過、これはそれぞれに果たしてきている役割というのは大きいものがあると思います。両地区の社会福祉法人の位置づけを今の段階で、私は区分化することは適当でないと判断しております。この間も、先ほど申し上げましたように、2つの法人から共同で社会福祉施設整備費の支援に関する要請というのが来ていることは事実でございます。1つの法人から、先ほども申し上げましたように、愛誠会でございますけれども、6月末にこれからに向けての事業の概要というのが出されたところでもございます。今後、必要な地域としてのサービス量等の精査すべき事項についてしっかりと意見交換を図りながら、具体的な支援について協議を進めていきたいと考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。

質問 1番 東千吉

町長の答弁は、ここ何回か、福祉施設については私の質問だけにとどまらず、答えをいただいているところでございます。先般の出前議会において、愛誠会並びに慶寿会の事業等についての説明をお受けいたしました。その中で、両法人の違いが私は見えたというふうに思っております。この違いをそれぞれの理事者が説明いたしておりましたけれども、その理事者、いわゆる運営する側がその理念、方針、そして実施等の計画について違いがあるというふうに思いました。基本的なところの違いも見えました。その中で、愛誠会はこういう気持ちで、こういう方向性で事業を展開するんだという理事長、あるいはまた理事、監事来ておりましたけれども、その役員の中の一致した考え方に見えました。そういう部分では、その地域で地域における地域の経済産業としての位置づけも担っていって、頑張って継続をしてやっていきたいという、こういう思いを愛誠会の意見交換で受けたというふうに理解をしております。そういった中で、先ほどからお話ありますように、介護、町長は介護サービスの部分を重点的に考えて、今後の町行政との兼ね合い、支援も含めてですけれども、進めてまいりたいという答弁でございましたけれども、この穂別地区において、先ほど言った数字を見てみますと、産業として、あるいはまた愛誠会が事業を継続する、あるいはしないということで、大きく経済の環境が穂別地区においては変わるだろうというふうに言わざるを得ない、そういう状況にあることも私は事実と思っております。そういう観点も含めながら今問題も、それぞれの法人から課題もいただきましたけれども、その課題の解決に向けて、あるいは地区経済の産業としての位置づけから、いろんな国、あるいは関係団体の支援を得ることも町行政の負担を軽減する、そういう部分では、方法としてはあるのではないかというふうな、僕分かりませんけれども、思いました。そういった部分で、そういう位置づけを計画の中に盛り込みながら、最後の実施計画まで持っていくという形がどうなんでしょうという伺いについては、答弁はどのような感じになるでしょうか。〔「ちょっと入り過ぎていない」と言う人あり〕

答弁 町長 竹中喜之

先ほどもお話しさせていただいたかと思うんですけれども、愛誠会そのものの果たす役割、福祉関係プラス雇用の創出、地域経済の活性というのは否定するものではないということは何度も申し上げています。これからの事業化というんでしょうか、具体的な支援の在り方というのも、これも何度も申し上げていますが、6月末に愛誠会のほうから今後に向けての概要書というのが上がってきて、検討素材が出されたものでございますので、しっかりとそれに向き合って、そして先ほど申し上げました時代的推移、時代的置かれている状況というのも見定めながら、今後に向けての対応について検討をさせていただきたいと思いますので、御理解をお願いいたします。

質問 1番 東千吉

ちょっと入り過ぎたようで申し訳ございません。穂別地区の住民の思いとしては、地区の経済に何とか歯止めが、うまく回ることの歯止めのかからないような形をぜひともよろしくお願いしたいという思いの質問でございました。よろしくお願いをしたいと思います。

出典:むかわ町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月10日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる