みんなの議会

むかわ町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日

IRの道内誘致について

2019年12月10日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「IRの道内誘致について」質問し、町長 竹中喜之、生涯学習課長 八木敏彦、教育長 長谷川孝雄が答弁しました。

質問者
北村修 議員
答弁者
町長 竹中喜之、生涯学習課長 八木敏彦、教育長 長谷川孝雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 北村修

3つ目は、IRの道内誘致についての問題であります。この問題については、既に御存じのように、北海道知事が大いなる決断をしたようでございます。その中にはいろいろなことがあったというふうに思いますが、いずれにしても北海道民の多くの方々がカジノ、ギャンブルを中心としたそういうものは要らない、この声がこの知事の背中を押したんだろうなと、そういう道民の皆さんの取り組みがこの実現になったなというふうに私は思っているところでございます。しかし、同時に、知事は次なる機会があれば手を挙げたい、そういうことも言っていらっしゃいます。しかし、やはり道民の多くの声が今断念させたように、北海道にはギャンブルがなくても、やはりこの豊かな自然、そして、我が町を中心とするこの農産物、海産物、こうした自然豊かなものがたくさんあります。そういうことを発展させることこそが大事だというふうに私は思っておりますが、その立場でこれらの問題についてどのような見解を持っているか、改めて伺っておきたいというふうに思います。

答弁 町長 竹中喜之

統合型リゾート、いわゆるIRの道内誘致につきましては、要旨説明の中でも議員触れられておりますように、11月29日、道議会の本会議の中で、鈴木北海道知事は、優先候補地周辺に希少動物が生息する可能性があり、申請期限までに環境影響評価が間に合わないとして、2021年の7月までの国への申請というのを見送ることとしております。むかわ町としましては、これまでも何度か議員とはやりとりは入り口の部分でしているかと思いますが、これまでと同様に懸念されている治安の悪化だとか、さらには青少年の健全育成、そしてギャンブル依存症の増加、さらに環境保全等の社会的影響とこういった課題対策というのがまず前提解決というのが捉えているところでございます。

質問 11番 北村修

この問題では、10年後になるんでしょうか。またという話もございますけれども、こうしたものは恐らく道民は選ばないだろうというふうに思いますし、私たちもそういう方向は要らないということをはっきりとこう申し上げていく必要があるなというふうに思っておりますし、その立場で御努力をお願いしたいということを申し上げて、次へ進みたいと思いますが、4つ目に、教職員の変形労働の導入の問題でございます。この問題については、公立学校の教職員の給与等特別措置法というのがつい先日の国会の中で、全国津々浦々の教育関係者、教員を初めとする皆さんの、こんなことでは教員のなり手もいなくなるし、教員にかかっている長時間労働、こうしたものはなくならないどころか、さらに過労死を生むようなそういう事態をつくるものだという大きな声がありながら、国会の中では通りました。しかし、この法案の採決までの過程の中に、非常にこれまでの法案には見られない特徴がございます。例えば、多くの教員がこういうものに同意しない場合にはどうするのだというやりとりの中で、文科大臣は、学校のみんなが嫌だというものを条例ができたからといって動かすものではない。何か決めておきながら、もうこの内容はだめだということをみずから認める。そういう発言をしながら、この法案が通されるという全くふざけた内容です。しかし、いずれにしても、このことがやがては、うちの町独自で条例をつくる必要はありませんが、北海道が多分条例をつくり、それを押しつけてくるという可能性もございます。しかし、これらの問題が本当にこういう形で学校現場の実態に合っているのか。そういうものを見た中でのものなのか。そして、このことが子どもたちの健やかな成長にどんな影響を与えるのか。非常に懸念されるところでございます。こうしたものは本当に許されないという立場を貫かなきゃならないというふうに私は思っておりますが、そこら辺について改めて見解を伺っておきたいというふうに思うところであります。

答弁 生涯学習課長 八木敏彦(生涯学習課長は2020年6月まで)

教職員の変形労働時間制についてお答えをしたいと思います。1年単位の変形労働時間制を可能といたします公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の改正案が先日12月4日参議院本会議で可決し、成立したところでございます。変形労働時間制は、学期中の勤務時間を長くし、長期休業中の勤務時間を短くするなど柔軟にし、休みを取りやすくすることが狙いの一つでもあります。今回の改正は、あくまでも導入を可能にするものでございまして、導入するかどうかにつきましては自治体の判断によることとなってございます。教育委員会といたしましても、働き方改革アクションプランを策定し、学校閉庁日を年11日以上と設定するなど教職員の働き方改革を進めている状況でございます。今回の法改正により1年単位の変形労働時間制は令和3年度から適用となりますが、導入に当たってはこれまで以上に教職員の勤務実態等の把握に努め、働き方改革を進めるという総合的な見地から慎重に判断してまいりたいというふうに考えているところでございます。

質問 11番 北村修

慎重に判断ということありましたけれども、若干伺っておきたいと思うんですけれども、まず、教員の勤務実態なんていうのは、多分つかまれていないと思っているんですが、そこら辺のところどんなふうに。そのことを今調べるということになっているんですが、どのように見ておられるかというのが1つです。それから、この中でいう変形労働制は、簡単に言うと夏休みの時間の分をほかの残業に振り分けるという形です。これが本当に実態と合うかどうかという点で、むかわの現場としてどのように見ておられるかというのが2つ目。それから、3つ目に、この変形労働制というのは、厚生労働省が言っている他の部門での変形労働制の定義から見て、これ当てはまると思いますか。その辺どのように考えているか伺っておきたい。

答弁 教育長 長谷川孝雄

ただいまの質問に対して答弁いたします。勤務実態調査につきましては、現在進めているところでございます。週何時間以上労働しているかについては、今、文科省、そして道教委のほうから調査を進めるように伝えられておりますので、現在調査中であります。それと、先生方の1年間通して繁忙時期と、それと、夏休みと冬休みにその繁忙期に働いた時間を夏休み、冬休み休めるということなんですが、実はその繁忙期が実際、例えば入学、卒業のときなのか、運動会とか学芸会のときなのか、そういった部分ではまだまだ現場の実態を私たちはつかんでおりませんので、現場の先生方の声を聞きながら、実際どういう形が理想なのか含めて、それと、今これ決まったばかりの法律でありますので、これから多分道教委ではいろいろなケース・バイ・ケースでモデルプランが出てくると思います。そういった部分を調査研究しながら、先ほど課長答弁したとおり、慎重に判断していきたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。

質問 11番 北村修

夏休みは暇だろうから、その分の時間を別なところに充てて変形労働制にするんだという、簡単に言えばそういうことなんですけれども、それを学校の先生に聞くと、夏休みにはその次の学芸会の準備の脚本から何かだとか、そういうものを含めていろいろな準備をして、夏休みにもまた残業が重なっているというような実態だというふうに伺っております。そういうような中で、こういう変形労働制なんていうのは、さらに教員の時間を増やすものだし、もっと言えば、答えがありませんでしたけれども、厚生労働省が変形時間労働制を導入する際の定義と言っているのは、正確な労働時間の把握も変形労働制の導入の前提になるというふうにして、もうそういうことが明らかにいっぱいあってということはちゃんとなされていないとだめだということであるし、もっと言えば、教員にこういうのは無理なんですよ。教員には給与等の改正というふうに言っているのは、教員には時間外手当がないんですね。給与の4%上乗せになっていて、その分で頑張ってもらうということになっているんです。そういう状況を全く無視して、これを自治体がやるという、絶対に許されない。幸いにして、これの法律では、都道府県及び政令都市で自治体条例をつくるとなっています。町がつくるわけではありません。ですから、道のほうにこういうことは現場としては相入れないというふうに言っていく必要があるんではないか。それから、子どもへの影響ということを質問に出しましたけれども、答えていただいていません。私はこれは子どもへの影響も多分にあると思っています。現在ですら学校の先生に聞きますと、今度、高学年に英語の時間帯を入れなきゃならない。そのために時間をどうするのか。そうしたら何をするか。ほかの時間を削らなきゃならないんだ。例えば、運動会で今まで10時間使っていたら、それを5時間なり7時間に削って、その分を英語に充てるというようなことをしないと学校をやっていけないんだというような、今、現場の実態です。こういうものを放置しておいて、こんな変形労働制なんていうのは絶対に許すべきではありません。私はそれよりも、今一番大事なのは役場職員の皆さんの働きにも通じるかもしれないけれども、教職員の数を増やすことです。これなしには学校現場の当たり前の教育時間が設けられません。先生方の長時間労働が解決しません。それから、2つ目には、先生方への雑用を減らすことです。こうしたことのない限り、この時間の問題は解決しない。なのに、今度は変形制。絶対許されないというふうに思っています。それらを含めて、改めて今申し上げたことに対する御意見あったら伺っておきたい。

答弁 教育長 長谷川孝雄

北海道の町村教委連、また、北海道都市教委連も含めて、文科省のほうには道教委含めて、先生の加配の問題、それと、教科担任制も含めて、今、要請活動を行っているところであります。議員おっしゃるとおり、やはり人を手当しないとこの問題は解決しないという部分では私も同じ認識であります。そういった部分では、そういった要請活動をしながら進めていきたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。

質問 11番 北村修

本町議会で我々議員の中からも、これまで何年にもわたって教員の長時間労働制の解消の問題、子どもたちの30人学級とあわせて、意見書を毎年のように出してきました。その結果が今回、国のやることはこれなんですよね。そして、前段御紹介しましたけれども、文科省の萩生田大臣は、みんながそれはできないというものは、法律が決まったとしても押しつけるもんではない。非常にいいかげんなことを言って、いいかげんというか、責任を持たないようなことも言われている。こんな中で、こんな大事なことを、子どもたちの未来にかかわる問題も含まれているのに、こういう法律の中で決められるということ自体許されないというふうに思っています。ぜひ先ほど答弁された内容で御努力されることをお願いして、質問を終わります。ありがとうございました。

出典:むかわ町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(64ページ) 間違いを知らせる