みんなの議会

むかわ町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日

本町としてはこれらについて

2019年12月10日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「本町としてはこれらについて」質問し、町長 竹中喜之が答弁しました。

質問者
北村修 議員
答弁者
町長 竹中喜之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 北村修

2つ目には、JR日高線の存続にかかわっての問題であります。1点目は、JR日高線の問題が苫小牧から様似間で見れば、一つの動きがございました。そういう中で、鵡川から様似間というのはバス路線の転換というふうな報道もされておるようであります。それはそれで、その間の沿線の代表者の皆さんがいろいろ御議論されたんだろうというふうに思っておりますが、そこで、本町としてはこれらについてどのように見ておられるのか、あるいは対応されておられるのかという問題でございます。特に本町は、鵡川苫小牧間というのは日高線としては残されているわけでございまして、次にそこのところへの影響というものは大丈夫なのかということが多くの町民の皆さんの心配事にもなっているわけでございますが、それらを含めて対応と見解を伺えればというふうに思います。2つ目には、これらと期を同じくして、日高方面からの高速バスについて、この高速バス部分を廃止していくという方向が出されました。これらについて、本町への当然報告といいますか、等々もあったのではないかというふうに思っておりますが、それらを含めて、また、町民の皆さんへのこの影響も含めてどのように捉えておられるか伺っておきたいというふうに思います。3つ目には、こうした形でJR北海道が地方路線の廃止という方向にかじを進めてきて、何となくこれが全体として進められるというような状況になっています。私はここで伺いたいのは、こういうふうに鉄路をなくしてバスに転換するという形が本当に道民や住民の足を、将来の安心を含めて守るということになるのかどうかということが懸念されるわけでございます。私は、バスへの転換では絶対これはもう将来的に住民の足を守るというようにはならないなというふうに思っているところです。少し言わせていただければ、本町は既に富内線が廃止されて、それにかわる代替バスも進めてまいりました。しかし、これもなかなかやっぱり大変なものがあって、自治体が請け負わざるを得ないという状況もあり、しかし、それも大変になって、何とか民間の努力で今続けられているというような実態があります。こういう中で、かなりの課題もあるようです、運転手等々の。そういう経験をしている町として、これらJRのあり方について、日高線の問題含めて、これらのあり方にどのように見ておられるのか、改めて見解を伺っておきたいというふうに思います。

答弁 町長 竹中喜之

1点目のJR日高線の鵡川様似間の関係につきましては、11月12日に開催されました日高管内の臨時町長会議におきまして、バス転換に向け、それぞれの町がJR北海道と個別協議に入ることが決定されているところでございます。むかわ町としましては、この区間、様似から鵡川間には汐見駅というのがありますことから、日高管内町の協議の動向というんでしょうか。流れというのもこれからも注視しながら、むかわ町の地域交通の維持、そして充実、こういったものをしっかり向き合いながら、交通事業者等との連携も強化してまいりたいと考えているところでございます。次に、日高方面からの高速バスの廃止についてでございます。日高ターミナル、これは山日高という表現が適切なのかどうかわかりませんけれども、と札幌駅前を結ぶ高速ひだか号と日高ターミナル、山日高と苫小牧駅前を結ぶ特急ひだか号、この2つの路線について、12月のダイヤ改正をもって廃止をしたいという旨、10月に文書で受けて、直接の交渉を一度もその段階ではしていません。道南バス会社から通知があったところでございます。この通知、関連町としては4町、日高、平取、むかわ、厚真、あるわけですけれども、それぞれの町、直接の交渉なしにこういった形になってきているところで、当時かなり困惑していったところでもございます。路線を存続するよう道南バス会社に要望書を、この文書が来た段階でもう既に要望書を提出したところでございます。道南バス会社のほうからの回答につきましては、日高ターミナルと苫小牧駅前を結ぶ特急ひだか号につきましては運行を継続すると。日高ターミナルと札幌駅前を結ぶ高速ひだか号については、運行に必要な乗務員が確保できないという状況が続いているとの理由から、廃止をするという内容でございました。これを受けまして12月5日に、先ほど申し上げた関係する4町合同で道南バス株式会社の本社に出向きまして、社長及び幹部の方々に対し、改めてこの路線の維持確保について要望をしていきている状況でございます。3点目の少子高齢化、そして過疎化というのが進行している我が町にとりまして、JRの路線廃止がされるということは、生活に必要な移動手段の選択肢が制限され、生活そのものに影響を及ぼす可能性があります。これまでも触れられてきているとおりでございます。鉄道につきましては、定時性だとか利便性、そして快適性にすぐれた乗り物であり、むかわ町にとりましても、通学、さらには通院等で利用される方が多い状況から、北海道全体で持続的な、これもこれまで申し上げてきているとおりでございます。交通網の確立に向け、引き続きJR北海道の自助努力というのを前提としつつ、国の実効性のある支援、さらにはそれぞれの沿線関係町、関係自治体における利用促進に向けた運動の展開というものを進めてまいりたいと考えております。

質問 11番 北村修

バス問題、要請をしたということなんですが、そういう中で、その後の見通し的なもの等々というのは、道南バスのほうも運転手がいないということが最大の理由、今おっしゃったように最大の理由だというふうに私も伺っておりますが、やはりこういうことであれば、やがてこういう事態が続いていくのかなというふうに思ったりもするんですが、そこら辺のところの印象どのようにお持ちなのかということをちょっと伺っておきたい。それと、1番目の問題で、鵡川苫小牧間への将来的な影響、ここのところは難しい話だというふうに思いますが、これらについてはJR側から何らかのアクションがあったり、あるいは、それは相当守りますとか、いろいろな形があろうかと思うんですけれども、そういう協議等々はないのか、あるいは、そういうことについて懸念するというような状況はないのか、改めて伺っておきたい。2つお願いします。

答弁 町長 竹中喜之

道南バスの関係、まず最初に、特急ひだか号についての運行の継続をということで、議員御存じのとおり、道南バスについてはそれぞれの各町の地域公共交通活性化協議会という中に入って、これまでの地域の実情に見合った交通の確保等々で向き合った関係もあるということから、それぞれの町として廃止を前提とするんではなくて、今後に向けて、例えば路線のあり方だとか、それと、接続プランというんでしょうか。こういったところも含めながら、関係整理を図って、地域公共交通のあり方というのをさらに、より丁寧な協議というのを進めていくべきではないのかということで、この間来ているところでもございます。そこで、この交渉というんでしょうか、向き合いを受けて、道南バスとしては高速ひだか号については廃止の旨、その時点ではあったわけでございますけれども、当初廃止提案、しかし、今後に向けて地域公共交通の確保と利用促進などを含めながら、継続的な協議を図っていこうということで、しかし、先ほどの乗務員の関係もございますんで、一時運休というんでしょうか。廃止から運休という表現で、今後に向けた協議を継続していこうということになっているところでもございます。それと、JR日高線の苫小牧鵡川間につきましては、これも御存じのとおり、鵡川様似間については余り使いたくないですけれども、レッドライン。鵡川苫小牧についてはイエローラインというんでしょうか。この黄色の部分のラインについては、維持困難は維持困難線区ではございますけれども、今現在、北海道としっかりと協力体制をひいて、できることからの利用促進策の予算化もしているところでもございます。こういったところをベースにしながら、あくまでもこれは国の支援策というんでしょうか。実効性のある支援についての要請のまだ下準備ともされておりますので、そういった中で、JR北海道から直接的に鵡川様似間の問題を通してのその以降のお話というのは来ていないのが現状でございます。

質問 11番 北村修

バス転換というのは、申し上げたようにこれから人口減少が続き高齢化が進むという中で、運転手の確保を初めとして難しい問題があろうと思っています。さらに、近年のバス路線の状況を見ると、どうしても民間のバス会社は利益のある、利潤が出せる路線に移行していくというのが、これは資本の原理として当たり前かもしれませんが、そういう状況です。それをとめるとなると、自治体が相当な負担を持って頑張らなきゃならないという事態になっています。ですから、鉄路を廃止してバスで代替をすればいいんだというこの発想をやっぱりやめさせる。そういう取り組みを私たちはこれからも慎重に行っていかなきゃならないと思っています。ぜひその立場で御努力をお願いしたいということを申し上げて、次に移りたいと思います。

出典:むかわ町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる