むかわ町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月20日
穂別の地区も今後この町の中について
2019年6月20日、むかわ町議会の一般質問で、東千吉議員が「穂別の地区も今後この町の中について」質問し、町長 竹中喜之、産業振興課参事 太田剛雄、産業振興課主幹 松本洋、産業振興課主幹 東和博が答弁しました。
- 質問者
- 東千吉 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之、産業振興課参事 太田剛雄、産業振興課主幹 松本洋、産業振興課主幹 東和博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 東千吉
1番、東 千吉でございます。何点かお伺いをしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。昨年の9月6日発災以来、ライフラインを優先として応急作業、また、現状への復旧作業が進められてきております。これまでの進捗状況について、これからまたどういう形で進んで行っていく予定なのかをまずお伺いをしたいということがあります。そしてまた復興の計画でございますけれども、今月各関係機関において意見の交換、あるいはパブリックコメント等の作業を進められているということで、来月、議会特別委員会のほうにもその旨示されるということになっております予定でございますけれども、この復興計画、9カ月発災からたっておりますから、町民はそろそろ心の落ちつきを取り戻して、今後、自分たちのところがどういうふうになっていくかということで、非常に不安を覚えながらいるという状況でございますから、まずは一刻も早くこの復興計画を、多くの町民にぜひとも知らしていっていただきたいというふうに思っているところでございます。この計画、あるいは方針、プランというものがなければ当然予算もつけられないということになりますので、これらをしっかりと組み立てていくということは当然大事なことだというふうに思っておりますし、計画を考えるに当たって、当然どうしようかということの考えは非常に大切でございますけれども、町民の有事の後ですから、いろんな町民がいろんなことを考えていると思いますので、そういう多くの町民の声をしっかりと聞いていただいて、復興プランに生かしていく、そのことがバックボーンとなってしっかりと実行、効果につながるものというふうに思っておりますので、ぜひよろしくお願いをしたいというふうに思っております。まず、質問の趣旨の第1点でございますけれども、まちなかの関係でございます。さきの議員さんも同じような質問をされておりますので、このまちなかの関係については、商工会穂別地区の商工会館が被害を受けて解体となりました。穂別の地区も今後この町の中について、どういうふうに復興していくのかということについて、どういうふうに考えておられるのか、また地域の町民の方との中で、どういうふうに話を進めていっておられるのかをお伺いしたいというのが第1点でございます。それから第2点、農業関係でございますけれども、復旧・復興を起点にということでございませんけれども、本町の基幹産業であります、この農業の復興について、いつもお話しさせてもらっている部分ですが、将来的に本町1本として、むかわ町として、どういうふうに農業振興を図っていくか、その計画についてどういうふうに将来像含めて考えているのか、お伺いしたいというのが2点目でございます。それから、3点目については林業関係でございます。さきのいろんな会議体の中で、胆振東部森林再生林業復興連絡会議の復興に対するいろんな協議がされているというふうに伺っておりますので、その進捗状況、それから町行政としてどういうふうに進めていこうと思っているのか伺いたいというふうに思っているところでおります。この林業関係の私の質問の趣旨というのは、非常にこの大きな被害がございまして、僕は農業やっているんで、1年先を見るのは農作物を植えるんですが、10年以上先を見るのは山をということになってございますから、長いスパンでこの計画をしっかりと取り組んでいかないと、非常に後々大変になってくるというふうな強い思いがございますので、ぜひその辺を踏まえてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 竹中喜之
質問要旨に基づいてお答えをさせていただきたいと思います。まず、復興計画の原案につきましては6月中を目途に作成することとして、現在、重点的に取り組むそれぞれの分野の施策について協議をして、取り組みを進めているところでございます。基本的な考え方のみ質問の要旨に沿いながらお答えをさせていただければなと考えております。まず、1つ目のまちなかの再建についてでございます。地域経済の復興はもとより、住民生活の利便性の向上、地域が一体となったコミュニティを促進するという観点から、町そして商工会が中心となって地域を再生していくことが必要であると認識しているところでございます。こういったところも復興計画にも位置づけていく考えでございます。2つ目の農業の振興に向けての御質問につきましては、まず、これまでの応急から復旧、そして復旧対策としての通常の営農の再開というのをまず最優先にし、その対応を図りつつ、農業振興計画の目指す姿でございます、持続的に発展するむかわ農業の実現に向けた施策を復興計画にも位置づけをしているところでもございます。3つ目の林業関係につきましては、既に御案内のとおり森林被害を早急に復旧して、地域林業の復興を図るための胆振東部森林再生林業復興連絡会議が昨年10月に設置されております。4月には被災森林の再生に向けた対応方針というのが策定されたところでもございます。それぞれの森林、林業に関係する関係者が相互に連携して取り組むこととしているところでございます。対応方針の取り組み工程につきましては、この後担当のほうよりお答えをさせていただきますが、町としましては、これからも被災箇所の早急な復興を目指し、国や道への事業進捗を促進し要望、提案するとともに、本格的な森林の再生については、かなりの期間を要することから、国・道森林組合及び森林所有者と連携し対応方針に基づき着実に取り組んでいく考えでございます。いずれにしましても、作成後速やかに議会にお示しをしたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
答弁 産業振興課参事 太田剛雄
先ほど町長から話のあった、被災森林の再生に向けた対応方針の中の取り組み工程及び町内における普及の進捗状況について、私のほうからお答えさせていただきます。対応方針の全体としての取り組み工程では、今年度については災害関連緊急治山事業などの治山事業や、林道災害復旧事業などの林道や作業道の整備のほか、今後の効率的な森林の再生や緑化に向けた、試験研究機関による現地調査や植林の実証試験等も行うこととしております。次に、むかわ町内における復旧状況ですが、治山事業は今年度は3箇所において事業を実施、ほかに被災を確認している9箇所を来年度事業として道に要望中です。林道事業については、災害復旧事業の対象10路線のうち、法面の完了が令和3年となる春日旭岡線以外は全て今年度中に完成の予定。町単独復旧事業については対象21路線のうち16路線を復旧済みで、予定している残り全てについても今年度中に完了予定です。また、新たに特定森林再生事業により、今年度、町が事業主体となり、有明地区と穂別稲里地区において被災した森林作業道の整備を予定しており、森林所有者による事業の促進を図り、復旧の進捗を目指してまいります。
質問 1番 東千吉
まず、①のまちなかの関係について、今のところどういうふうに考えておられるのか、お伺いしたいと思っておりました。具体的な部分が出ないのかどうかちょっと、できれば具体的なところを教えていただきたいという部分は、さきの議員さんの質問と同じでございますが、そこもう1回お伺いしたいというふうに思います。それから農業関係、何度も聞いていることで非常に恐縮でございますけれども、私はやっぱりこういろいろ考えながらでも、どうしてもこの本町、むかわ町としてどういうふうな農業振興、それから農業者に対しての支援、施策、これらをしていくかということは非常に気になっておりまして、そして、このことは合併平成18年でございますから、もう既に令和の時代に入りました。非常に長い間かかっておりますけれども、それぞれの地区による振興計画というふうになっておりますけれども、これは本当にそのままずっとやっていくのかということについて、いま一度確認をさせていただきたいというふうに思います。それから、今の林業関係でございますけれども、先ほど本年3箇所、来年9箇所というお話ございました。面積的にどれぐらいなんでしょうという部分も含めながら、むかわ町の森林の全体のどれぐらいがそういう形で施行しながら、将来的に、もちろん私有林でもありますので非常に難しい部分はあると思いますが、この山の再生、あるいは山の整備というのが最終的には洪水だとか、あるいは水産業等に非常に大きな影響を及ぼすだろうというふうに私は想像しておりますので、それらを踏まえた中でどういうふうにお考えか、いま一度お伺いをしたいと思います。
答弁 産業振興課主幹 松本洋(産業振興課主幹は2020年3月まで)
それでは、まちなか再生関係についてお答えをさせていただきたいと思います。北海道胆振東部地震により、鵡川、穂別、両地区ともに中心市街地において大きな被害がありました。全壊や半壊などの被害により、取り壊しをせざるを得ない店舗等が多数あったことから、中心市街地の空洞化が顕著となっております。産業経済の再生と発展として、まちなか再生や商工業の支援は大きな課題と認識しております。現在、地元商工会を中心とした有志により、むかわ商業懇話会が立ち上がり、地元商工業者が事業継続していくための今後の商工業のあり方や、まちなか再生について議論や研究を進めていくことになっております。また、穂別地区においても有志による中心市街地の活性化や、まちなか再生を考えるグループが立ち上がっております。町としてもその懇話会等に参画をしていくこととなっております。また、町主催で中心市街地の活性化や再生をテーマとした地域づくりセミナーを開催する予定であり、商工業者の皆さんはもとより、町民の皆さんと議論を深めていきたいと考えております。まちなか再生や商工業支援の取り組みの具体的な内容につきましては、これらの議論を十分に踏まえたものとしたいと考えております。以上です。
答弁 産業振興課主幹 東和博(産業振興課主幹は2020年3月まで)
農業関係につきましてお答えしたいと思います。農業振興計画につきましては、昨年の4月にむかわ町農業振興対策協議会で策定をしてきたところでございます。この間の10年計画というところでの評価、見直しということで、昨年、向こう10年の計画ということで進めてきたところでございますが、計画の初年度に震災があったということもございます。この間の課題につきましては、人口減少、農業者の人口が減ってきているというのと同時に、高齢化の進行も進んできているところでございます。また、労働力不足や担い手の確保、それから農地問題等々のまだまだ課題が山積しているものというふうに思っておりますけれども、それぞれの地区の作柄につきましても、議員御存じのように違うわけでありますけれども、やはり目指すところは一つかなというふうに思っております。この辺も踏まえて、今後の農業振興対策協議会等を通じながら、しっかりと議論を進めていきたいというふうに思いますので御理解願います。
答弁 産業振興課参事 太田剛雄
治山事業による3箇所及び9箇所の面積ちょっと把握しておりませんので、それと後段の被害面積、あわせて後ほど示させていただく形でよろしいでしょうか。〔「はい、わかりました」と言う人あり〕
質問 1番 東千吉
先ほど治山の関係ですけれども、それが施工して有効な手段として多くの実行がなされることを切に希望してございます。それから、復興の計画でございますけれども、計画は状況によって当然変わっていかなければいけない部分が多くあろうというふうに思っております。いわゆる走りながら考えて計画を変えていかざるを得ない状況が時々出てくるんだろうというふうに思っておりますけれども、この変えるときというのが非常にこの決断、あるいはまた実行について非常に難しいものがあるというふうに思っておりますけれども、先ほども言いましたように一番のバックボーンとなるのは、機関あるいは関係団体の意見交換等だけに限らず、多くの人の小さな声をしっかりと聞いて、それを反映していただくこと、それがバックボーンになって実践するときに、後ろの盾となって力強いものになっていくのではないか、決してそういう人たちは裏切らないというふうに私は思っておりますから、しっかりとその人たちの声を聞いて、実行を求めていきたいというふうに思っております。ものによってはなかなか回覧の前で足踏みする状況、あるいはまた石橋も叩いてもなかなか渡れないという状況が多くあるのかなというふうに思いますけれども、私なんかは性格上、対岸に目標があれば腐った橋でも渡ってしまうという性格しておりますけれども、職員はそういうわけにはいきません。しかしながら、そういうところも考えながらしっかりと実効ある行動で、町民あるいは町のためによろしくお願いしたいというのが私の願いです。