むかわ町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日
JR地方路線の存続をめぐる問題について
2017年6月20日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「JR地方路線の存続をめぐる問題について」質問し、町長 竹中喜之、町民生活課長 萬純二郎、副町長 渋谷昌彦、町民生活課主幹 飯田洋明が答弁しました。
- 質問者
- 北村修 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之、町民生活課長 萬純二郎、副町長 渋谷昌彦、町民生活課主幹 飯田洋明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 北村修
通告に従いながら、質問させていただきます。第1点目は、JR地方路線の存続をめぐる問題についてであります。既に御承知のように、日高線の早期復旧を初めとして、道内13地方路線存続のためのそれぞれの取り組みが行われているところであります。町としても、この間、町長が1市4町初め、日高管内等々と努力をされておるようでございます。それらの取り組みについてまず伺うものであります。2点目には、存続を求める取り組みが全道民的な運動になりつつあることは御存じだというふうに思いますが、その中で、JR北海道のあり方というのが、道民が願うものとはかなり矛盾してきているんではないかという事態も広がってきているなというふうに思っているところであります。それで、これらを根本的にやっていくために、きょうの新聞でもそうでありますけれども、やはりこれらのところでは、この国鉄の分割民営化の当時の問題からやっぱり検証していかなければならないという事態が出ておりますが、そうした点についてどのようにお考えになっておられるかということであります。基本的には、国を挙げての取り組みなしには、この道内の鉄路維持というのは非常に難しい問題ではないかというふうに私は考えておりますけれども、しかしながら、現在のJR北海道のこの状況から見れば、極めて企業的な立場といいますか、そういうふうな中にあって、この道民の願いとはかなり距離があるんではないかというふうに思っているわけで、そこら辺のところについての見解を伺うものであります。3つ目に、町としても取り組む問題は、るるあろうかというふうに思っております。そのためには、この本町がかかわっております鵡川苫小牧間の存続、これらを本当に将来的にも存続していく、日高線全体存続を私たちは求めるわけでありますけれども、本町直接的にいえば、この問題があろうかと思います。そういう点では、やっぱり利用率を高めていく、そういうことが求められているように思っているんですが、そこら辺で、この検討はどのようになっておられるかという問題であります。3に関連しましてですが、4つ目に、この利用の点で言えば、この間もやられておりますが、この鵡川高校へ通学してくる子どもたちの利用の問題であります。これまでも、鵡川高校生が苫小牧方面から通学されている、それらが部活等で遅くなる、その支援というものを行っているわけでありますけれども、これらをさらに高めることによって、また地元高校への入学というものも膨らませていく。そういうことともかかわっていく必要があるんじゃないかというふうに思っているわけでありますが、そこら辺について、まずお伺いをするものであります。
答弁 町長 竹中喜之
昨年11月にJR北海道から独自に維持存続が困難な路線、発表された以降の取り組みでございます。第1回定例会で、行政報告で申し上げたとおりでございますが、その後の具体的な取り組み状況から御説明を申し上げたいと思います。3月24日、東胆振の首長懇談会が開催され、北海道鉄道ネットワーキングチームの報告内容について、北海道からの説明及び意見交換を行い、4月中に1市4町の方向性をまとめることといたしました。一方で、2月、今年明けてからですけれども、2月18日にJR北海道から現在運休しております鵡川様似間において、バス等への転換というのを正式に提示された。このことを受けてJR日高沿線自治体協議会、3月25日に、今後ともJR日高線の復旧を断念することなく、復旧に向けて取り組むことを確認し、新たにJR日高線鵡川様似間沿線地域の公共交通に関する調査検討協議会を設立することを決議し、現在、休会となっているところでもございます。この調査検討協議会でございますが、日高町村会が中心となって、4月12日に設立第1回の協議会というのが開催され、日高線を苫小牧様似間の線区ではなくて、一路線としての存続を目指す、東胆振1市4町を代表しまして、むかわ町がオブザーバー参加したところでございます。協議会では、乗り合いバス、DMV、BRTなど、広く公共交通ネットワーク全体を調査研究することが目的とされており、年内には、調査結果がまとめられる予定となっているところでございます。4月28日には、第4回の東胆振首長懇談会で一定の方向というのが確認され、生活密着型の利用者が多い日高線、室蘭線の両線区につきましては、あくまでも維持存続を基本との意思統一を確認し合い、各自治体による利用促進策の推進、情報の交換を図ることとされたところでございます。1市4町を代表しまして、日高線の関係についてはむかわ町、室蘭線は安平町が代表しながら、当面、日高管内または空知管内と情報交換並びに連携を図ることとなっているところでございます。また、5月30日には、東胆振1市4町の市町等がJR本社を訪れ、要望書を提出したところでございまして、要望書では、東胆振定住自立圏の中心市と近隣町を結ぶ通学や通院などの暮らしを支え、人口流出を食いとめる重要な役割を担っていることを強調し、公共交通機関としての将来の事業展開というのを講じること。2点目には、日高線を存続し、不通区間の早期復旧への努力。3点目には、室蘭線は貨物輸送の重要な役割からの維持存続をすることの3点を要望してきているところでもございます。次に、国鉄分割民営化時の関係でございますが、これは評価が分かれるところではありますが、この間の金利情勢の変化から基金運用益の減少というのは認識せざるを得ず、この間のJR北海道の経営方法が取り沙汰されることもありますが、現状として経営継続というのは困難であることは理解しているところでございます。また、鉄路の重要性から、維持存続を願わない市町村はないと思われますが、沿線市町村だけでこの維持存続が解決できる線区の経営状況でないことは、これも明らかであると考えております。したがいまして、JR北海道の自助努力というのは、これは今後も求めていきますが、国の支援がなければ到底解決できるものではないと考えるところであり、苫小牧地方総合開発期成会の今回も最重要要望事項として、国、北海道に対して要望活動を継続しているところでございます。今後におきましては、地方はできることを探求しつつ、国や道の考え方とすり合せながら、並行して取り組むことが肝要であると考えております。実態調査から、鵡川駅を利用する平日の乗降者数は約125人程度であり、輸送密度は589人とされていることから、利用者を高める検討は重要な案件とされております。身近なところからで申し上げますと、職員の出張時のJR利用の促進というのも現在検討中ではありますが、運行本数や乗り継ぎなどから効率性というのが悪く、なかなか難しいところもございます。しかしながら、さきの恐竜化石骨格、むかわ竜の一般公開の中におきまして、JRを利用して見学に来られた化石ファンの方々の声と、こういったところを聞きますと、観光面からの利用活用策、今後も調査研究していく必要性というのを感じたところでもございます。さきに申し上げました東胆振首長懇談会での確認事項からも、公益的な利用策としての協力検討とあわせて取り組んでいかなければならないと考えているところでございます。鵡川高等学校の存続維持と連携対応の御指摘をいただきました。現行の列車の接続によるJR運行ダイヤの変更の困難さ、さらに道立高等学校の始業時間の関係から、現在の苫小牧方面からの送迎バスを運行した経緯というのもございまして、JR利用への転換というのは容易ではありませんが、一つの検討課題として研究をしていきたいと考えております。また、現在も実施しております長期休業期間や部活動利用にJR利用の促進と交通費支援につきましては、高等学校とも今後も協議の上、充実してまいりたいと考えております。
質問 11番 北村修
るる説明をいただきました。深く追及するつもりはないんですが、この間、きょうの、これは毎日新聞でありますが、道内の沿線自治体にアンケートを配ったというようなことが載せられております。多分本町もこの中には入っているんだろうというふうに思いますが、これについてどのように回答されたか。今の町長のお話のような状況だろうというふうに思っているんですが、例えば、中で、今、国鉄分割民営化の問題についても、やはりここを検討していくというお話もございました。そういう立場で答えているのかというのが一つでありますし、負担というものを、仮に今の流れの中で言えば、JRが言っているような状況であれば、この負担という問題もある。その中には、いろんな市町村の捉え方があるようでございますけれども、そこのところはどのようなアンケートへの回答ということになっておられるのか、これ、改めてちょっと伺っておきたい。
答弁 町長 竹中喜之
アンケート調査は複数ありますので、どのアンケートでどう答えたのかということは、今この段階では不用意な発言を避けさせていただきますが、先ほども答弁で申し上げましたように、国の支援等について、そしてJRの関係でございますが、JRの自助努力というのは、これはもとより国、自治体などの関係者が連携しながら取り組みを進めていくことが必要と考えているということと、あくまでも国の支援なくしては今後の維持存続というのはなし得ないという形で一線を持っているところでございます。
質問 11番 北村修
ありがとうございます。時間の関係で2点目に入ります。国保事業の問題について伺うわけであります。1つ目は、都道府県化が18年度から計画をされているわけでありますが、それに向けて、納付金の状況等々がほぼ明らかになってきたのではないかというふうに思っておりますが、仮算定など、町のモデル世帯などではどのようになっておられるか伺うものであります。なお、モデル世帯のところでは、町は夫婦2人200万というのをモデルにしているのかなというふうに思っておりますが、でき得れば、おおむね使われます2人世帯であっても、子どもさんが2人ほどいるとか、そういうふうなモデル世帯というのはやっていないのかどうか、それになるとどうなのかということを含めてお伺いしたい。2つ目に、町の国保税にかかわってですが、引き下げということを再三要望してきたわけでありますけれども、なかなかそこには行かれないという状況でございました。しかし、後で答弁でも出るかと思うんですけれども、本町の納付金は仮算定の段階では上回ることはないようでありますけれども、それはやはり道内平均とってみても、非常に保険税が高いということを、逆に言えば示しているわけでございまして、やはりここら辺のところは今から負担軽減を図っていく必要があると、改めて求めるものであります。そして、いわゆるこの間の15年から始まった支援金の活用というふうなことも、当然していく必要があるだろうというふうに思っておりますが、あわせて再度お伺いするものであります。3つ目には、資産割、均等割の見直しを図る状況はないかという問題でお伺いいたします。4つ目には、いわゆる減免制度の問題で、法の中では76条あるいは44条という中で、減免が打ち出されております。本町としても、基本的には減免の内容を病気以外は用いるというような状況になっておりますけれども、どのような状況になっておられるか、改めて伺うつもりであります。5つ目に、国保税の滞納への問題で、対応と処分についての内容と基本的な考え方について伺うものであります。以上であります。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
それでは、国民健康保険事業に関する御質問についてお答えいたします。まず、①の平成30年度の都道府県化での納付金算定についてですが、現段階では5月に示されている第2.5回仮算定で、道が想定している算定方式や係数、医療費見込みで、医療分、後期分、介護分保険料収納必要額をそれぞれの加入者で割って合算したむかわ町の1人当たり金額は17万1,174円となっております。平成27年度の1人当たり収納必要額17万7,780円に比べて6,606円、3.8%の減となり、また、道で示されているモデル世帯とされている夫婦2人で基礎控除後の所得200万円、大体給与でいうと360万円程度になるかと思うんですけれども、では37万8,100円で、平成27年度収納必要額40万7,300円に比べると2万9,200円、7.2%の減とされていますが、次、7月に示される予定の第3回仮算定では設定や条件が変わります。その変わることから示される金額も変わる可能性があると思っているところでございます。北海道の運営方針案として、将来の保険料の統一、6年間の激変緩和の財政支援措置等が出されておりますが、激変緩和支援を受けられる対応を検討し、今後、税率等が変わっていっても被保険者の皆様の負担が急激に変化しないような仕組みを検討することが課題と捉えております。②の国保税の引き下げについてですが、本町の国保会計については、保険者支援制度等の交付分を見込んだ上で、例年基金を取り崩し、収支のバランスをとっている状況であり、現段階では、保険料を引き下げる状況にはなっていないのではと考えているところでございます。③の資産割、均等割の見直しにつきましては、先ほどもお話ししました都道府県化に伴う算定方式や賦課割合について見直しをすることになるかと思うんですが、その見直しの中で検討が必要になると考えているところでございます。4点目の法第76条等の減免制度の活用状況と町独自の減免の新設、維持などについての御質問にお答えいたします。国民健康保険税の減免につきましては、地方税法第703条の5の規定に基づきまして、むかわ町国民健康保険税条例に具体的な要件、手続方法等を定め運用を行っております。病気や災害など、特別な事情により一時的に納付が困難になった場合、減免の対象となり、平成28年度は1件の減免を行っているところでございます。今後も現行の減免制度を継続して運用していくこととしております。5点目の国保税の滞納への対応と処分についての基本的な姿勢と現状についてお答えいたします。国民健康保険税に限らず、税料の徴収に当たりましては、公平公正の原則に立ち対応を行っております。納期限が過ぎ、納付が確認できない場合、督促状を送付し、状況をお知らせするとともに、事情がある場合には御相談いただき、分納等の対応を行っております。納付相談がない方、また分納計画どおりに納付されない方につきましては、滞納処分を行う場合がございます。この場合、滞納処分を行うことによって生活を著しく窮迫させるおそれがある場合には、滞納処分の執行を停止させるなどの対応を行っております。国民健康保険へ加入される方につきましては、自営業の方などが対象となりますことから、被用者保険へ加入されている方に比べ収入が不安定な方が多い状況にあります。納税相談等により生活状況等を的確に把握し、適切な対応を努めてまいりたいと思いますので、御理解くださいますようよろしくお願いいたします。
質問 11番 北村修
幾つか具体的に伺いたいというふうに思いますが、1つは、第2回目の仮算定の結果で言えば、6,600円ほど、27年度の保険料の収納必要額から見れば下がるぞということで、今発言されたというふうに思うんですけれども、それで確認していいのかどうかということを、もう一度最初にお伺いしておきたいと思います。いいですか、それで、オーケーですか。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
5月に示されました2.5回目での仮算定ではそのような結果になっております。
質問 11番 北村修
あわせて、その場合、本町としての医療費水準だとか、標準保険料というのはどのように示されてきたんでしょうか。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
2.5回の部分につきましては、29年度予算推計だったり、27年度決算の数字を使っております。まず、一番最初に出ました第1回の仮算定というのが、新聞紙上等にも出たんですけれども、それにつきましては28年度予算推計の数字を使っているということで、そのときと数字が1回目と第2回、第2.5回というのは年度ベースがずれているという部分がありますので、数字が変わっているところとなります。また、いわゆる賦課割合等につきましては、これは道の示している第3方式、資産税の入っていない第3方式での計算という形となっております。
質問 11番 北村修
モデル世帯で、第2.5回のやつでいえば37万8,000円程度にモデル世帯ではなるぞというふうに言いました。でき得れば、これ夫婦2人なんですけれども、夫婦2人というのはいろいろ幅があって、高齢者だとこの水準で十分なことに、十分というか、まあまあそこになるんだけれども、これが例えばお子さんのいる夫婦2人と子ども2人となれば、全然違ってくるんだよね。ここら辺のところでは試算しているのかどうか。お子さんがいた場合にこのモデル世帯、例えばこれに子どもさん2人をつけるとその状況はどうなるかというと、もっとこれは負担が増えてきます。そうなると、当然生活そのものに脅かすような負担割合になっていくというふうに思うんですね。その辺のところをどういうふうに考えておりますか。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
今回の第2.5回も第1回もそうなんですけれども、このモデル世帯につきましては、完全にこの均等割で、この平等割でというところが、完全にうちらのほうでも分析できない部分がございます。いわゆる道のほうから、いきなりこの数字が出てきている部分になっております。私たちとしましては、これから第3回が7月に仮算定が出て、本算定等が12月等になっていくんですけれども、その中では、議会等、委員会等で御説明をさせていただいたり、国保審議会等にかけさせていただきたいと思うんですけれども、その中で、夫婦2人のモデルケースや夫婦や子どもがいる場合のモデルケース等を示しながら、協議を進めていきたいと考えているところでございます。
質問 11番 北村修
ちょっといろんな関係で先に進みますが、当然、次のところでは、今度は逆転して高くなるだろうというお話でございました。それには先ほど、最近道が出した激変緩和対策をもって何とかならないかということでありました。しかし、激変緩和といっても、これは5年間の期限つきであって、その後ぐんと来るんじゃないかと思うんですが、そうするとまたこれは負担ということになると思うんですが、その辺の見解を伺っておきたいというのが1つ。それから、あわせてですが、この国保税の引き下げをしてほしいというふうな問題で、この間の2015年からのいわゆる国の都道府県化に向けた中での支援、これまでもいろいろ議論したように、行政側へのいわゆる国保運営者への支援だということで、町はそういう活用になっているんですが、例えばこの中で幾つか聞きますけれども、例えば、大きく分けて低所得者対策と保険者支援というのが2つになっていますね。この低所得者対策というほうではどういうふうになっているのか。例えばその中の子どもの被保険者が多いという形ではどうなっておるのか。財政安定化基金の醸成という点ではどうなっておるのか、その辺のところ、どういう取り組みにして現状のようなことになっておるのか、改めてちょっと伺っておきたい。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
まず激変緩和の部分でお答えさせていただきますけれども、第3回になって必ず高くなるとは思ってはおりません。できれば、このような形で同じぐらいになっていればと思っているんですけれども、ただ、追加公費等々、いろんな条件が2.5回と3回では変わるという部分がございますので、また、どこの部分が変わるのかは完全にまだ見え切れていないところがありますので、まず出て、そして、それに対してどう対応するかということを考えております。もちろんその中では、今1つだけ激変緩和について出ているのは、一般会計からの繰り入れがあると激変緩和は適用できないというような言い方を今聞いております。私どもとしましては、もしそのような状況になっても激変緩和が受けられるようなやり方というのを考えないと、皆様の負担が大きくなるというふうに思いますので、少しでも有利な形で対応できるように考えていきたいと考えております。また、引き下げの部分につきましては、低所得者対策等と安定化等、いろいろと部分にはあるとは思うんですけれども、まず、この安定化の部分につきましては、今運営している国保事業に対してまず算入している部分でありますので、まずはこれも全て含めた形で、次のこの都道府県化に向かって進んでいく中で、また検討を進めていきたいと考えているところでございます。
質問 11番 北村修
都道府県化に向かうに当たっても、やっぱり、いずれにしても国保税が重い負担だということは変わらないわけです。時間の関係がありますからちょっとだけ言いますと、例えば、同じこういう医療保険という形でやっていても、いわゆるこの保険料を収入で割ってそれの比較を見ると、いろんな保険ありますけれども、例えば国保は9.7%なんですよ。それから協会健保、一般のサラリーマンの方々で言えば収入に対して8.4%なんです。皆様方のような組合健保で言えば5.3%の負担なんです、これだけ違うんです。だから、その重さというのはあるんですけれども、そこは考えてほしいんですが、そこで税を引き下げられないかという問題ですが、今の行われている支援金、国で出している1,700ずつのこの支援の問題。例えばこの中で、子どもの被保険者が多い自治体にというのがあります。これは自治体というふうに言っていますけれども、いわゆる今の子育て支援とあわせて、子育てを支援するという立場で被保険者の負担を減らそう、こういうようなことが行われているんだと思うんですよ。こういう点でどう考えておるのかというのが1つ。それから、あわせて3つ目にお伺いしておりました、この資産割、均等割の見直しの問題で、資産割という問題についてどう考えているか、改めて伺っておきたいと思います。資産割というのは、今度の、今の仮算定では除外されておるというふうになっておるという答弁ありました。当然だと思うんですね。固定資産の二重取りになっているわけですからね、この資産割というのは。固定資産税を払っている、その上に国保でまたこの資産割で国保料を取るという形ですから、これは当然本町としてもなくすべきだというふうに思うんですが、その点についてこの2つ、伺っておきたい。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
まず、保険者支援制度の中での子育ての部分という部分につきましては、いろいろとそれを受けるための中では、もちろんそういう部分に対して、努力しているところに対してという部分がありますので、うちもそういう部分については努力している部分で適用を受けたいというふうにもちろん考えているところであります。それと、資産割については、基本的には過去いろいろな税の賦課割合がありまして、農業所得が多いところだと、年度間での所得の増減が高いときに、資産割があるとある程度安定するという形でとられてきた経過はあるかと思っております。ただ、今回都道府県化になる中では、北海道どこにいても同じような所得、同じような状態であれば金額は同じような形になるというのが、まず一つの方向として出ているところでございます。その中で、うちが資産割を継続するかどうかというところについては、今後の部分で検討しないといけないと思います。なぜそのようなことを言うかというと、まず、大きな保険料の変更をできるだけ避けたい、できるのであればなだらかな、いきなり上がったり下がったりがないような形で、最終的な形のほうに持っていくというのが一つの方法かと考えているところでございます。以上です。
答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)
若干補足させていただきますけれども、先ほど言っていた保険者支援制度、全国で1,700億円でしたか、予算づけされているということだと思うんですけれども、そういった中で、高齢者が多い、低所得者が多い、さらにはそういったお子さんの世帯数が多いというようなところに多く配分されるというようなことでなっているかというふうに思っています。それは、そういった低所得者等の多い脆弱な保険者であるというようなことから、保険者支援制度ということで町のほうに出てきているというようなことで、そういった保険の会計上の補塡としていただいていると、交付されているというふうに理解をしているところでございます。低所得者につきましては、御案内のように7割、5割、2割でしたか、の軽減措置もございますので、そういったものが継続されているというふうに考えているところでございます。それから、資産割につきましては、北海道についてはなくす方向で今考えているようでございますけれども、本町にはまだその制度がございますので、これを一気に変えていくということは、相当保険料の変更が伴うことになろうというふうに思ってございます。そういった中では、段階的にその辺の割合を変えていくというようなことも必要だというふうに思ってございますし、一定資産を持っている方はそれなりの所得水準にあるだろうというようなことも含めて考えているもともとの考え方もあろうかと思いますので、そういったところを今後すり合せながら、できるだけ大きな変更にならないような形での保険料率のあり方について、検討してまいりたいというふうに考えております。
質問 11番 北村修
国保税が重い負担だということは、ここに私、今、平成27年の決算審査のときの説明、そちらが出された説明資料なんですけれども、未納者の57%分というのは応益割部分なんですよというふうに説明があるんですよ。つまり、未納になっているというのは、収入がなくて所得が低いということが、本町の場合こんなに大きいということが明らかにされているんですよ。だから、そのことをやっぱり考えていかなくてはならないんじゃないかというふうに私は思っているんです。そういう意味で、引き下げと同時に、この4番目に質問しておりました減免制度の問題ですね。本町として例えば、今多くのところでやられてきているのは、ひとり親世帯だとか子育て世帯、あるいは障害者のいる世帯、こういうところについても状況によって減免の対象にするという、そういうふうなことというのは考えてはいませんか。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
現状のところでは、この減免の部分については今ある法の部分、そして地方税法の703条の5の規定の、今回1件減免を行っていますけれども、それの適用を比としていくというところを考えていました。まだ新設等、独自の部分については、今の現状ではまだ考えていないところでございます。
質問 11番 北村修
我が町の要項によりますと、自然災害等々となっているんですね。だけれども、いろんな形で道に出している報告書によりますと、むかわ町の減免対象事由の中に、災害はもちろんですけれども、収入や失業や収入減、その他の要項というのもあるというふうになっているんですけれども、その辺は認識されておるのか。あるいはそういう取り組みの経過はあるのかとか、伺っておきたい。
答弁 町民生活課主幹 飯田洋明(町民生活課主幹は2018年12月まで)
国民健康保険税の減免につきましては、先ほど課長のほうから答弁ありましたとおり、国民健康保険税条例のほうで規定しておりまして減免しているところでございます。その中で、災害ですとか失業等によります収入の大幅な減少によって、ちょっと納めることが一時的にできない方につきましても、対象としているところでございます。
質問 11番 北村修
この問題でもう一つ伺っておきたいと思うんですけれども、先ほど課長の答弁の中に、この滞納処分の問題で生活保護、いわゆる滞納処分をかけることによって生活が著しく落とし込むような状況は避けると、そのようなときにはしないという条件ありました。それは当然のことだというふうに思いますが、あわせてそこで伺っておきたいんですが、例えば、我が町として滞納については、給与だとかそういうふうな、いわゆる公的給付なんかでも差し押さえのことはやっておるようですが、何々やっておるのかということとあわせて、児童手当などはどのように考えておられるか、改めてちょっと。
答弁 町民生活課主幹 飯田洋明(町民生活課主幹は2018年12月まで)
差し押さえにつきましては、給与、預金、国税等の還付金等が一応多い項目でございます。児童手当につきましては、直接差し押さえ等は行っておりません。
質問 11番 北村修
行うという、そういうものはありませんね、そういう考え方は。いわゆる児童手当等については、確認しておきたいと思います。
答弁 町民生活課主幹 飯田洋明(町民生活課主幹は2018年12月まで)
児童手当を差し押さえるということはしておりません。
質問 11番 北村修
ありがとうございました。なぜこれを聞いたかというと、学校給食の給食費の問題で児童手当からという話がございましたから、これはちょっと類似するなと思って改めて伺っておいたところであります。時間が長くなりましたので……
質問 11番 北村修
国保問題、時間の関係で省きますが、一つは繰り入れの問題、激変緩和との関係で繰り入れの問題、課長が答弁されました。繰り入れはできると、これは、道がこの間の会議の中で明らかにしました。それは市町村自治体の固有の判断でよろしいということが出されておりますので、これはぜひ町としても使って頑張ってもらいたいというのが1つであります。それから2つ目には、なかなか重たい国保税が、非常に負担が大変だという問題で、私は滞納者が増える、26年度、27年度でいえば、本町のいわゆる滞納者に対する処分でいえば、120万余りの差し押さえがなされているという状況があります。中身を聞きますと、預貯金、給与とかですから、まあまあという感じはしますけれども、大事なことは、やっぱりこういう方々に対しては減免制度の活用だとか福祉制度に乗せるということが大事だということを指摘して、次に移りたいというふうに思います。最後の問題ですが、カジノの問題、いわゆるIR問題であります。この間、苫小牧市への誘致の動きが非常に大きな問題として出されてきております。この隣町として本当に放置できない問題だというふうに思います。こうした事態が依存症を初め、さまざまな多くの人々を新たな生活苦に陥れるということは、各地の経験でも明らかになっているところであります。本町としてもこれらはやはりうまくないと言うべきでないかというふうに私は思います。苫小牧圏広域という形の中でいろいろな御事情もあると思いますけれども、これらの問題については、やはりきちっとした態度を本町としてもとる必要があるのではないかというふうに思うわけでありますが、見解を伺っておくものであります。
答弁 町長 竹中喜之
質問事項につきましては、カジノという頭出しでございますけれども、統合型リゾート、IRにつきましては、昨年12月の特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律、いわゆるIR推進法が施行され、全国各地で誘致活動が行われているかと思います。北海道におきましては、IRが観光振興、地域経済の活性化、雇用の創出などの効果が期待できる反面、治安悪化、ギャンブル依存症など社会的影響というのも懸念されることから、道民の理解を深めるために、苫小牧市を初め道内各地でセミナーを開催、本年3月には知事が直接国に出向いて、カジノを中心とする統合型リゾートの道内誘致への支援を要請してきているかと思います。現在、道内におきましては、苫小牧市、釧路市、留寿都村が誘致を表明しております。3地域合同の北海道IR推進連携協議会というのが本年1月に発足されております。苫小牧市におきましては、4年前から誘致に名乗りを上げ、本年度から専門部署国際リゾート戦略室というのを庁内に設置し、これまで海外事業者の動向調査、市民向けセミナーの実施など、実現に向けた準備を本格化させてきているかと捉えております。しかし、こうした誘致活動が加速化する一方で、カジノを含む統合型リゾート開発には御指摘のとおり、犯罪の増加だとか治安の悪化、青少年の健全育成の影響、ギャンブル依存症の増加等々の社会的影響が懸念されているかと思います。これらの課題対策というのを前提とすべき点は当然と考えるところであります。本町としましては、カジノの運営方法、そして入場規制を盛り込んだ実施法案というのが秋口にまとめられることを踏まえまして、制度設計や申請主体、候補地の選定、社会的影響、こういった対策などの動向をしっかりと注視するとともに、苫小牧市を初めとする道内3地域の状況の把握、情報の収集に努めてまいりたいと考えております。
質問 11番 北村修
IR、いわゆるカジノ法案について今るる、もたらす悪影響等々指摘をされたわけでありますが、全くそのとおりであります。そこで、情報を収集しながらということなんですけれども、本町は苫小牧広域圏ということで広域的な取り組みをするという状況になっております。しかし、この問題については、住民の中でも、私は多く反対しているだろうなというふうに思っておりますが、やっぱり受け入れられないという人たちも多いんだというふうに思っておりますが、これらについてはその広域圏という、そういうものと事業としては一線を外すということが、本町としてはとるスタンスではないかというふうに思っておりますが、それらを含めてどのように考えておられるかということを伺っておきたいというふうに思います。そして2点目には、もしそういう方向で進むとすれば、本町への影響というのはどのように考えておられるか。私は経済的には余りないんじゃないかというふうに思いますし、人々がいわゆる依存症を初め、そういうことへの不安のほうが非常に大きいんではないかというふうに思っておりますが、その辺、改めて伺っておきたいと思います。
答弁 町長 竹中喜之
今、具体的に出されました、苫小牧の総合開発期成会のことを言っているのかと思いますし、定住自立圏のこともお話を含めて確認をということでございますけれども、IR、カジノも含めてですけれども、の関係においては、前回苫小牧総合開発期成会、さらには定住自立圏の総会等々の場においても一切触れられた経緯はございません。ご相談も受けておりません。その中で、今後に向けてということは、市独自としては私どもタッチできませんので、そこは外しておきますけれども、先ほど答弁で申し上げましたとおり、実施法というのが1年以内ですか、昨年の、今推進法ですから、これに向けて策定準備が進められているかと思いますけれども、重ねて申し上げますけれども、この中においての国民の理解を得られる詳細な制度設計、先ほどの社会的影響も含めてですけれども、ここをしっかりと行うべきであるということが基本姿勢でございます。
質問 11番 北村修
ぜひその方向で頑張っていただきたいというふうに思いますが、やはり今言われたように定住自立圏等々で、我が地は苫小牧圏という中でいろんな取り組みをせざるを得ないという状況もあります。しかし、こういう問題については、やはりそういう中にあっても本町としては一線をきちっと守るという立場が私は必要だというふうに思います。私は、このカジノを含むこういうものについては、やはりこの地域には要らないという立場を鮮明にしていただければというふうに思いながら、そのことをお願いをして一般質問を終わるものです。以上であります。────────────────────────────────────────────