みんなの議会

むかわ町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月17日

がん対策について

2015年9月17日、むかわ町議会の一般質問で、大松紀美子議員が「がん対策について」質問し、副町長 渋谷昌彦、国民健康保険穂別診療所事務長 石垣政志が答弁しました。

質問者
大松紀美子 議員
答弁者
副町長 渋谷昌彦、国民健康保険穂別診療所事務長 石垣政志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 大松紀美子

次に、3つ目にがん対策について伺います。日本人ががんになる最も大きな要因は細菌やウイルス感染と言われています。胃がんの98%はピロリ菌の感染が原因と見られています。ピロリ菌の早期発見のために中学生、高校生の感染検査と除菌治療を公費で行う考えはないかお伺いします。

答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)

私のほうからお答えをさせていただきます。ピロリ菌につきましては、子どものころに経口感染をしまして胃にすみつく細菌であり、胃がん発症と関連する病原因子とされております。近年、ピロリ菌除菌による胃がん患者の減少の対策に着目をして、道内では数カ所の自治体で北海道大学のがん予防内科と連携をして、中学・高校生を対象とした抗体検査や除菌対策が取り組まれているところであります。実施している町の結果では、ピロリ菌の感染率は3から13%、平均で8.3%の方が保有し、除菌の成功率は60から100%との報告があります。症例はまだ少ない状況でございます。除菌の効果は、胃の萎縮が進んでいない若いうちほど大きく、胃潰瘍や胃がんの発症リスクを抑制できるところでありますが、除菌薬内服の副作用といたしまして、下痢や味覚障害の症状が出ることがございます。胃がん対策としての若年者のピロリ菌検査、除菌につきましては、まだ普及途上でありまして、厚生労働省や北海道、そういった動向を見ながら検討を進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 4番 大松紀美子

様子を見たいと、ほかの町の、ということなんですが、ちなみに、感染の検査は幾らぐらいかかるのか。それから、もしそれが、ピロリ菌がいたということでお薬を飲むと、大体治した方もいらっしゃるようですから、何日間飲めばいいとかあると思うんですけれども、その辺ちょっと教えてください。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 石垣政志(国民健康保険穂別診療所事務長は2016年6月まで)

ちなみに、診療所についてお答えいたしますけれども、ただ、診療所でこれまでにピロリ菌に関しての健康診断というのは行ってございませんので、うちで仮にやった場合の金額になりますけれども、まず、尿で検査が今できるので、多分、中学生、高校生は恐らく痛くないという部分では尿が一番適切なんだろうなというふうに考えた場合は、検査料といたしまして700円なんですけれども、診断料、文書料等々を含めちゃいますと、5,500円前後にまでなります。また、仮に感染していたという部分でも、この年齢ですと保険適用にならないものですから、予防的除菌という形になりまして、7日間の抗生剤を飲むんですけれども、1回につきまして1万2,000円程度かかります。仮に1回で成功したとしましても、それから飲んで2カ月ぐらいたったときにもう一度除菌できたかどうかという検査をしますけれども、そのときにまた検査料として700円、または診察料等もかかるというふうになります。よろしいでしょうか。

質問 4番 大松紀美子

むかわ町の中高生が何人いるかと、ちょっとお聞きしておいたんですが、465人なんですよ。どれぐらい発見されるかというのは、さっき8.3%と言っていましたけれども、それを掛けて、じゃ、この金額が後々の医療費なんかのことと比べて高いか安いかということは、やっぱりぜひ判断していただきたいというふうに考えます。北海道内でやっているところは確かに少ないんですけれども、このことを行うことで、子どもたちがどこへ行って生活するかもわからないですし、将来、むかわに残ってくれるかどうかということもわからないから、それはなかなかやりますというふうにはならないかもしれないですけれども、ぜひともその後々の医療費のことなんかも考えて、まだ来年度までには時間がございますので、検討していただきたいというふうに思っていますが、いかがですか。

答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)

費用面につきましては、全員が除菌するということでもないですから、10%以内程度かと思いますので、それほどひどくというか、大きくかかるというふうには考えてございませんけれども、副作用もあるということもございますし、まだまだ始まったばかりというふうなことでもございますので、ぜひまた今後に向けていきたいと思っておりますし、文献等を見ますと、40代で8割ぐらいの方がもうかかっているというふうにも言われております。30歳ぐらいまでに除菌をすることが非常に効果が高いというふうにも聞いておりますので、予防という観点からもぜひ町としてそういったことを広報なりで皆さんに周知をして、一般の方にもぜひ検査を受けてもらいたいというようなところに進めていきたいと思いますし、何よりやはり予防というものが大事でございますので、町の健康診断等の受診の向上に向けても、いろいろな意味で今後ともPRをしていきたいというふうに思っております。以上でございます。

質問 4番 大松紀美子

PRしていきたい、ぜひそうしていただきたいと思っています。それから、薬の副作用のことをおっしゃっていましたけれども、調べて、公費でやる、やらないは別にして、調べてピロリ菌がいたら、例えば、多少の副作用が、何があるって言ってましたっけ、あっても治療しなきゃどうしようもないんですから、それはちょっと違いますからね、副町長。いたら死んでもらわなきゃならないんですから、ピロリ菌に。多少のそういうものがあってもやっぱりやらなきゃならない。これは別の問題としてちょっと言わせていただきました。ぜひ啓蒙も含めて経口感染、口移しでちっちゃい子には感染するわけですから、ぜひそういうことも含めてやっていただきたいと思います。終わります。────────────────────────────────────────────

出典:むかわ町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月17日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる