妹背牛町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月6日
妹背牛町内の生活移動手段に関する考えと北空知圏公共交通について
2024年3月6日、妹背牛町議会の一般質問で、渡辺倫代議員が「妹背牛町内の生活移動手段に関する考えと北空知圏公共交通について」質問し、企画振興課長 鎌田秀章、町長 田中一典が答弁しました。
- 質問者
- 渡辺倫代 議員
- 答弁者
- 企画振興課長 鎌田秀章、町長 田中一典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 渡辺倫代
(登壇) 通告に従い、質問いたします。地域交通について、妹背牛町内の生活移動手段に関する考えと北空知圏公共交通についてお伺いいたします。まず、1番目です。バス路線の廃止や減便の話題が相次いでいますが、今年3月には空知バスの深川北竜線が廃止となります。朝の通学、また通院に少なからず影響が出ると考えられますが、町独自での町民の足の確保に向けての対策をお考えなのか、また北竜町とこの件に関しての対策を協議されたのかお伺いいたします。2つ目、2年前に福祉の面から交通弱者の移動手段確保について質問しましたときに広域での対策をお聞きいたしました。その折には、地域公共交通計画の策定に向けて専門のコンサルタント会社に業務を委託しています。広域で進めるべきなのか、予算がどうなのかが分かってくる、何を選ぶかはこれからの作業になると答弁されました。明らかになった現状と課題を基にどのような協議をされたのか、北空知圏域での住民の移動に何か選択されたのか、具体的にどう動いているのかお伺いいたします。3番目です。様々な自治体で予約して乗り合うバスやタクシーといったデマンド交通が広がりつつありますが、昨年12月、岸田首相はデジタル行財政会議で全国各地で深刻になっている地域交通の課題を踏まえ、新たな運送サービスを2024年4月から開始すると表明いたしました。このライドシェアをめぐる制度改正が今年4月に行われ、日本版ライドシェアが要件つきで解禁となります。また、北海道の鈴木知事はライドシェアを過疎地で検討する考えを示していますし、中頓別や天塩町では2010年代の後半からライドシェアを活用し、公共交通を補完する動きが進んでいます。町としてライドシェアに関する考え方と北空知圏域としてのお考えはどうなのかお伺いいたします。再質問を留保し、終わります。
答弁 企画振興課長 鎌田秀章
私からは、議員ご質問の地域交通についてご答弁申し上げます。まず、1点目の町独自で町民の足の確保の対策についてですが、本町における交通環境につきましては、第9次総合振興計画の中でも記載してあるとおりJRと空知中央バスが地域の主要公共交通として重要な役割を担っているところです。そのほかには三共ハイヤーがございます。人口減少などにより乗降客数が減少傾向にあります。また、総合振興計画策定時の町民アンケート調査では自家用車利用割合が83.5%で、外出時の移動に困っていない割合も69.2%となっておりましたが、年々高齢者率が上昇している状況の中、交通弱者の切実な悩みも多く、買物や通院などの交通対策の検討が急務であったことから、令和2年度より健康福祉課による高齢者等交通費助成制度を始めたところであります。人口減少やコロナの影響、物価高騰による燃油価格の上昇でバス事業者等の経営が悪化し、さらに乗務員不足等により3月末で空知中央バスの北竜線が廃止となり、深滝線の減便などが予定されているところです。本町といたしましても通学、通院等に影響が出ると考えており、住民の足、生活交通を確保することが第一と考えております。通学者につきましてはスクールバスの混乗を考えており、通院者につきましては福祉で行っております高齢者等交通費助成を引き続き利用していただきたいと考えております。また、町内の買物などにつきましては商工会で平成26年度から実施しているお買い物おもてなし事業、タクシー利用助成を利用していただきたいと考えてございます。北竜町で運行する予定の自家用有償旅客運送バスに乗車できるよう現在北竜町と協議しているところでもございます。2番目のご質問の地域公共交通計画についてご答弁申し上げます。北海道運輸局、市町、公共交通事業者、道路管理者、警察、民間団体、社会福祉協議会、商工会が構成員となり北空知4町地域公共交通活性化協議会を令和3年度に発足をし、協議会にて現状と課題を認識したところでございます。現状と課題でございますが、本町には通学や通院などを中心とした生活交通としてJR函館本線、空知中央バスの深川滝川線、3月末で廃線となる北竜線が運行されてございます。公共交通利用者は通学目的の利用が最も多く、通院や買物など移動も一定数あり、各町から深川市や滝川市への移動手段として利用されておりますが、人口減少による公共交通の利用者の減少、また自家用車による公共交通の利用の減少や乗務員不足により地域住民の移動の足の確保が難しくなってきております。加えて、新型コロナウイルス感染症の影響により通学者をはじめとする利用者の多くが移動自粛を余儀なくされておりました。さらに、燃油高騰による経費の増加で交通事業者の経営状況は一層厳しい状況でございます。通院、通学などの交通弱者の足の確保が必要となり、スクールバスや福祉輸送、民間事業者の送迎サービスなど地域の多様な輸送資源も最大限活用し、持続可能な移動手段の確保が必要と考えてございます。また、デジタル化や環境への対応も課題としてございます。地域公共交通につきましては、次世代につながる最適な公共交通の構築を将来像とし、2つの基本方針、4つの目標、10の施策を取り組むこととしてございます。その中で本町として重要な施策といたしましては、利用実態や移動ニーズに即した路線の維持及び最適化、路線バスの維持について最重要課題と考えており、バス事業者への沿線自治体で赤字全額補填をし、今あるバス路線を維持することが重要と考えてございます。3番目のご質問のライドシェアの考えと圏域としてのデマンド交通についてご答弁申し上げます。妹背牛町としてのライドシェアの考えでございますが、まずライドシェアとは一般ドライバーが運転する自家用車に利用者が相乗りをすることですが、米国をはじめ海外では普及してございますが、日本国内においては法規制などもあり広がっておりませんが、4月よりタクシー会社が事業の一環として普通二種免許を持たない一般ドライバーに自家用車に有料で客を乗せて走るライドシェアについてタクシー運転手が不足している都市部や観光地域、時間帯を限定する条件で解禁となる予定でございます。先日の北海道新聞の記事にもありましたが、政府は4月に一部解禁された実績を踏まえ、6月までにタクシー会社以外にも参入を含む全面解禁について結論を出すと報道されております。今後ライドシェアが地域、時間帯の限定が解除された場合、本町といたしましてもライドシェアを調査研究し、検討していかなければならないと考えてございます。続きまして、デマンド交通についてでございますが、先日の北海道新聞の記事で名寄市のAIデマンドタクシーの記事が掲載されておりました。このAIデマンドタクシーですが、昨年11月から運行を開始し、運行エリアにつきましては名寄市内のバス停留所や公共施設など107か所を平均300メートル間隔で設定し、運行しており、利用者が電話やスマホで乗車時間、出発地、目的地を予約するとAIが効率的な運行経路を算出して配車し、乗合方式のワゴン車で迎えに行く仕組みとなってございます。そのほかの町でも同様なAIデマンドタクシーが実施されており、南幌町や網走市が実用化してございます。北空知圏振興協議会の総務部会でも北空知圏域の公共交通とMaaS、公共交通を含めた自動車以外の全ての交通手段による移動を一つのサービスと捉え、シームレスにつなぐ移動の概念のことですが、について検討してございます。現段階での部会での検討状況といたしましては、現在ある生活交通の維持確保を最優先に進めるべきであり、圏域、または各自治体の抱えている課題を併せた先進事例の研究についても進めていかなければならない時期が来ているという結果となり、次年度以降につきましても継続協議する予定となってございます。ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 8番 渡辺倫代
まず、1番目に対してですが、あまり住民の方からのニーズがないという答弁になりそうな予感がしておりましたが、先ほどの答弁をお聞きしますと今回はスクールバスの混乗を考えていたり、福祉の対策を使ってほしいということでした。この深川北竜線の廃止は、当町の影響を考えますと9区、8区、6区、その辺りの停留所に止まるバスがなくなるということでございます。それで、北竜町は令和4年3月に滝川北竜線が廃止になっています。そして、今年3月には、2年過ぎましたら今度は深川北竜線が廃止という廃止、廃止できているのですが、なので令和6年、今年です。北竜町地域公共交通計画を改定しまして、早急にパブリックコメント、8日までパブリックコメントを求めています。それで、その中に北竜町は町営バスの北竜妹背牛線に運行を改定するということでございます。ということは、妹背牛線ルートに変更します。妹背牛の十字街、それから妹背牛のJR、そこまで町営バスが走るということです。停留所は、基本は北竜町のみなのです。それで、妹背牛まで走ってきましてJRの妹背牛駅と十字街に止まります。ここから通学の方は乗り換えて滝川から来たバスに乗っていく、深川に行かれる方はそれに乗っていく。滝川に行かれる方は、JRで滝川に乗り換えるというその計画を立てておられました。今までは代替を碧水から追分までしていたのですが、それを廃止して妹背牛に出てくる。この件に関して今これから共同で協議しているということでしたが、もうバスの廃止は今年の3月なのです。4月からは新たにもうなくなるということです。だから、それに関しての共同の話はそれまでなかったのかなと思います。妹背牛町の中に停留所の話はなかったのでしょうか。例えば小さいバスですから、8区、9区、6区の方が必要なときに乗れるとは限りませんが、予約で定期にその時間に走るというようになっております。それから、買物などをなさる方は不定期の時間ですが、1日3往復で、これは2月になるのですが、2月に北竜の議長さんとお話ししたときに、この路線の中で妹背牛さんも9区、小藤というのですか、から乗る人もいるのではないか、協力する方法はないかなと。それはリップサービスだったかもしれませんが、話しておられたのです。ですから、やっぱり早急に、現在はまだ滝川深川線が残っておりますから、北竜からお見えになった方はここで乗れますし、妹背牛の人も乗れるのですが、この滝川深川線も、路線もいつまで現在の運行回数で存続するのか不透明です。先ほど課長がちょっと減便とかというお話をなさっておりましたが、ですので幾ら妹背牛がお金を助成しますから走らせてくださいと言っても、この北竜線と北竜深川線はお金は幾ら積まれてももう廃止ですという、強行でしたので、なかなかそのお金を助成するだけでは維持できないのではないかと思います。それで、そのときになってはやっぱり遅いわけですから、今北空知の4町で地域公共交通活性化協議会というのができていますし、そこで早急に話合いを持って備える必要があると考えます。これは2番目の質問にも関係すると思いますが、北空知圏域で考えるなら計画の中にあるように円滑な乗り継ぎを各町で早急に協議すべきだと思います。この圏域の取組というのは次のライドシェアにも関係すると思いますが、2月、渡辺総務副大臣が北空知で4年ぶりに講演とかお話をなさいました。そこには市長をはじめ町長、農協関係者の方、それから議員の関係者の方、1市4町の方が集まっておられましたが、そこでやはりライドシェアを一つの方法として考えたらどうかという話もなさっておりました。これは一つのまちでそれぞれがやるのではなくて、北空知圏域で考えたらどうだろうかという話をされておりました。そういうことも含めて先ほどライドシェアのことも質問させていただきました。それで、思いますのに町一人で考えていても対策は考えられませんので、やはり圏域での話を早急にしていただきたいなというのが一つでございます。それから、ライドシェアに関してでございますが、先ほどライドシェアについても説明をなさっておられましたが、2016年に改正国家戦略特区法が成立したときに、いわゆるライドシェアの導入は認めないという附帯決議が衆議院で採択されたのです。それで、その後この数年間はライドシェアはタブー視されて、ここ数年は公然と口にするのもはばかられる扱いに甘んじてきました。私も今回ライドシェアの質問しようと思うのですよねとお話、町民の方にしたりしたら、ライドシェア、どっちかというと白タクのことでしょうとか、それから配車されて知らない人が迎えに来て、その車に乗るのも怖いよねというような認識なわけです。しかしながら、この半年で劇的に空気は変わったと思います。日本版ライドシェアが条件つきで利用できるようにこれからなるということですが、僅か半年です。それで、昨年12月26日に北海道の鈴木知事がライドシェアについて179市町村対象に導入の意向のアンケート調査を行うとしました。これは年明けには実施されると書いてございましたので、妹背牛町はこの道からの調査にどのように回答されたのかお伺いいたします。令和6年の年が明けますと北海道新聞、昨年の11月、4か月ぐらい前はまだどっちかというと後ろ向きな記事が多かったのです。反対が60%であるとか、犯罪や運転の質に不安があるとか、民間調査にはそういうのが出ているというのが、もう4か月ぐらい前はなかなか後ろ向きな記事が多かったのですが、ここ年が明けまして日経はもうライドシェアのことが書いていない日がないぐらい出ております。それは政府の動きがあるからだと思うのですが、ですので前向きの記事があってどんどん前に動いている。そして、それを対策を考えて前に進んでいるという印象があります。私どものような過疎地の特例として過疎地向けには別制度の要件を緩和した類似サービスを広げるということになっています。高齢者が買物の移動に困る交通弱者になることを防ぐ、公共交通機関の乏しい地域なので、例外的に自家用有償旅客運送、その制度を使いやすくして、その制度をめぐって反対が残ったり、結論がまとまらないときには自治体の首長が判断して取り組むことができる仕組みも設けるとあります。それらライドシェアをめぐる法、制度改正で安全確保のため、タクシー会社が自家用車の運行管理となっていますので、これから始まるライドシェアのことでございますから、充分協議、検討される必要があるかと考えます。先ほどの道からの意向調査と併せて答弁お願いいたします。以上です。
答弁 企画振興課長 鎌田秀章
再質問に対しましてご答弁申し上げます。まず、1点目の地域公共交通でございますが、北竜町との協議をなされているのかということなのですけれども、町としては高齢者のおもてなし、お買い物おもてなし事業とか、スクールバスの混乗を考えてございましたので、当初は北竜町とは協議はさせていただいてはございませんでしたが、最近やはり帰りの高校生がスクールバスに乗れないということが分かりましたので、北竜町と協議をさせていただいてございます。4月にすぐに乗車できるかどうかというのはちょっと難しいところでございますが、現在北竜町と協議をさせていただきながら、停留所につきましては現在ある停留所を利用した中で6月中の乗車をさせていただけるような協議をさせていただいているところでございます。続きまして、深滝線の廃止の件でございますが、もともと協定書が平成27年頃に町が沿線自治体で協定を結びながら補助を出すという当初の協定でございました。その中でもともとは金額が全額補填という形ではない協定でございましたので、今年度中に沿線自治体と空知中央バスにおきまして再度協定を結び直しまして、その中で廃止をしないような項目を設けながら協定を進めていきたいと考えてございます。続きまして、北空知圏域でのライドシェアなのでございますが、先ほども申し上げましたが、北空知圏の振興協議会の中で、総務部会の中で地域公共交通ということでMaaSを考えてございましたが、その中で、協議している中で、まずやはり今ある生活公共交通の維持確保を優先的に進めるべきであり、圏域または各自治体の抱えている課題を併せて先進の事例の研究についても進めていかなければならないというような結果になりまして、次年度以降につきましても公共交通の地域でのMaaSを検討していくというような形となってございます。それと、ライドシェアの道からの調査の回答なのですが、こちらにつきましてはやはり妹背牛町にもタクシー事業者がございますので、妹背牛町では現段階では考えていないというような回答をさせていただいてございます。自家用有償旅客運送、天塩町でやられていると思うのですけれども、こちらにつきましては相乗りのマッチングサービス、nottecというアプリと連携いたしまして、稚内まで住民同士による相乗り実証プロジェクトを実施してございます。こちらにつきましては、運転手がドライブ予定をnottecというアプリ上に掲載し、乗車したい方が予約をする形でマッチングするようなサービスとなってございます。燃料費の実費分だけを支払うこととなっており、こちらについては道路運送法上のいわゆる白タクに該当されないということなのですが、このようなことを町で行いますと民業圧迫につながりますので、町内にあるタクシー会社がある限りは町では行えないと考えてございます。ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 8番 渡辺倫代
先ほど6月をめどに北竜町と協議するとおっしゃいましたが、これ見ますと町営バスの北竜の運行は朝が1便なのですが、帰りは2便ということなのです。ですから、学校が終わるのに合わせて計画立てていられるのだと思います。これ北竜町の町営バスに乗せてもらうという形ではなくて、共同で運行するというか、乗せてもらうという形ではなく、そういう形で北竜町の今回のこの計画に妹背牛も乗せてはもらうのですが、一緒に考えて、お金のことも出てくると思いますので、そこら辺を6月中と言わず早急に決めていただきたいなとは思います。それで、先ほど妹背牛にはタクシー会社がありますから、それを圧迫することはできないとおっしゃいましたが、今回の日本型ライドシェアというのはタクシー会社さんが管理するという形でスタートします。ですので、それを協力していただいて管理していただくという形を町が投げかけて、それに話し合って、そこのタクシー会社さんの車だけではなく、そこに登録される方の車も使えるということですので、そこら辺の話はライドシェアを妹背牛はやりませんではなく、考えていかなければならないのではないかと思います。いろんなアンケートがございました。例えば活力ある地方を創る首長の会というのがございます。そのアンケートは、もう八十何%の首長さんが賛成でございます。それはいろいろ条件つきだと思います。いろいろ政府がやり方を考えて出してこられますので、そういうこのアンケートはどんどんパーセントは上がっていると思います。それで、北空知4町の地域交通計画を、これを見ますと去年の令和5年に策定されています。令和5年の3月にできました。そして、令和4年度から令和8年度までのその1市4町の、1市は入っていないです。MaaSは深川も入っていられますけれども、あとのその対策は4町でやりましょうというのができているのですが、これ見ていますともう半分なのです。令和6年でもう真ん中なのです。令和4年から令和8年ですから、令和6年はもう真ん中なのです。そこでこれから協議するとか、そうおっしゃっていますと令和8年にはもう、あと3年したらこの計画はまた終わってしまうことになってしまうのです。ですから、せっかく委託をして方向が見えますという前回は答弁でしたので、やはり方向を出していかなければ何のために委託して大きなお金をかけてつくったのかということになってしまいますので、そこら辺はもう少し住民のことを考えてやっていただきたいなと思います。ここにも、先ほど課長おっしゃいましたが、最後のところに先進技術を取り入れた移動の質の向上ということもきちっと書いてございますが、質の向上をするためには基本になるもとがなければその質をどうする、こうするということにならないと思うのです。ですから、先進技術の活用に向けた検討、協議の実施はこれから継続審議でなさいますけれども、先ほども言いましたようにこの計画は令和8年までですから、その間に何かしらの形となって表れるのをやはり期待しています。いずれにしましても、過疎地の地域交通は今後は様々な実証実験が行われているのを参考にして、ぜひ北空知圏域でも取組を探っていく必要がもう本当に急務だと思います。ここら辺の考えを町長にお聞きしたいと思います。AIによるMaaSの取組とか、それから同時刻に同じ方向に向かう乗客をAIが、人工知能がマッチングをして乗り合いの公共交通とか、もう全国では100以上の地域で広がっています。それをまたライドシェアにも活用しようということだと思いますが、この100以上の地域で広がっているということは、それだけ地方交通の厳しい現実があるということだと思います。今デマンド交通が、先ほど課長言われましたが、地域交通の補完というのは一定の条件を満たせば費用から収益を除いた額の半額を国が補助するということで、北海道運輸局によると補助対象は道内でもう10年で2倍以上になっているそうです。それだけ地域交通の交通対策を自治体が行っているということにはなると思います。ライドシェアに関しましてもAIを使った実証実験が行われておりますし、今後ライドシェアに関しては、政府の規制改革推進会議はこのように言っています。タクシー会社以外でも参入できる法制度の検討も求めると。中間答申も岸田首相に提出していますし、今回の解禁も移動難民、交通弱者を持続的に救うには遠い、ライドシェアと呼ぶのははばかられるガラパゴス的な段階と指摘されておりますので、今後難航しながらも調整は続いて、さらなる動きも予想されると思います。ライドシェアに関しましては、今回4月は日本型ライドシェアも解禁ですが、やはり先ほど言いました過疎地向けの自家用有償旅客運送制度を使いながら、そういうサービスを使いながら、妹背牛には合いません、やりませんではなくて、この町に何が合うか、この北空知圏域に何が合うかと注視しながらまた検討もしてみることも大事かと思いますが、町長はどうお考えでしょうか。それで、選択が増えたことになりますので、今後北空知圏域の公共交通対策協議に取り組まれる際には先行自治体の知見も生かしながら、また利便性と安全確保を考慮しながら住民本位の制度設計を急いでいただきたいと思います。急がないと持続可能な地域交通網づくりで取り残されることになってしまうと思います。昨日の町長の令和6年度の町政執行方針には、持続可能な地域の交通網づくりの具体的な記述はございませんでしたので、妹背牛町のさらなる北空知圏の取組、妹背牛町の取組に対して町長のお考えを聞き、そしてまたライドシェアに関して今後どのようなお考えであるのかお伺いして私の質問を終わります。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
それでは、ただいまのご質問に対して答弁をしたいと思います。まず、身近な北竜と深川との廃止ということで、特に9区、8区のほうからの流れの中で不便を生じないように今までの制度設計ではできなかったところに踏み込んで北竜町と協議をしてきたところでございます。行きは、朝は例えばスクールバス混乗で対応できたとしても、問題は学校終わった後の部活とか、遅れたときの時間帯がどうも北竜町が計画している時間帯とはどうしてもそぐわない形なので、そこは私たちのそのスクールバス混乗では対応できないということで協議をさせてもらっているところと聞いております。先ほど後半におっしゃいましたように、共同運行のようなお話をされましたけれども、これ交通事故、それから安全に関しましてどこが主体となって運行しているのかというところをあまり共同という形で持ってきますと責任主体がぼけたりしますので、まずはそこの運行に関してどこが主体として責任を持つのかというところでは、北竜町さんが一定の責任を持つ。その中に私たちももちろん支払い義務も生じますし、それの運行に協力するという形でどれぐらいの人数が乗るのかという案分の中で、ただ運行の責任は運行の主体として北竜町さんが持ってもらうという形の中でスタートするのがいいのかなと担当と今詰めているところでございます。それから、先ほど議員おっしゃいましたようにMaaSという考え方でこの北空知圏域で確かに動いてきました。問題は取り残される、あるいはいろんな動きの中で妹背牛町に何が合っているのかということを考えますと、実はその圏域全体で動くという、総務副大臣の渡辺さんがおっしゃっていた、あの方は全体から見ますから、総務省として。この地域はやはり圏域としてバスも、それからJRも弱いと。ここは協力してやったらどうかという全体として見る見方を示してくれますけれども、現実には市、あるいは町は自分のところのタクシー会社とか抱えているわけです。ですから、先ほど答弁の形の中で不充分だったかもしれませんけれども、民業圧迫という言葉はちょっと古くなってきた感覚もあります。というのは、白タク行為という違法行為ではなくて、現実にそれをしなかったら地域間交通はもうこれ以上公共交通として支えることができないという国の本音も出てきています。ですから、例えば妹背牛のタクシー会社さんにこの話を振って、こういう活動を妹背牛町が仲立して検討していただきたいという、妹背牛町の中の現場として提案していくという形が私はいいのかなと思っております。ですから、MaaSという形で北空知圏域の中に話をどんと持っていっても、はっきり言うと簡単に進まないのです。というのは、それぞれの町が同じその熱量を持って例えば自分のタクシー会社と向き合う、あるいは市民、町民の足を守ろうというところにやはり現実的に温度差がございます。ですから、考えとしましては、北空知圏域のところに大きな問題として投げかける以前に妹背牛町として何ができるのか、どの方向に進む検討をまずすべきなのか、そこを具体化してから私たちはこういうふうに進みたいという一つのグランドデザインつくっていきたいという考えを自治体とタクシー会社、それから地域の人とある程度練り上げて、それをうちとしてはこういうふうに持っていきたいのだという一つの具体例としてそのMaaSの話のところに持っていったほうが動きは早いかなと思っております。上からかぶせてくるのは制度としてお金を助けますよとか、制度を改革して緩めますよと大きな流れが今できてきておりますので、うちとしてはその中で民業圧迫という言葉から一歩進んで現実的な課題として町民の足を守ると。その方向でこれから検討を進めて、それを北空知圏域につなげていけたらと思っております。以上で答弁とさせていただきます。