妹背牛町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日
結婚相談員制度の復活に向けた対応の考え方について
2024年9月10日、妹背牛町議会の一般質問で、小林一晃議員が「結婚相談員制度の復活に向けた対応の考え方について」質問し、副町長 滝本昇司、町長 田中一典が答弁しました。
- 質問者
- 小林一晃 議員
- 答弁者
- 副町長 滝本昇司、町長 田中一典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 小林一晃
(登壇) 通告に従いまして、一般質問を行います。結婚相談員制度の復活に向けた対応の考え方についてお伺いをいたします。結婚適齢期を迎えた男女が近年結婚をする確率が非常に低いことが今日的な日本の人口減少の問題の大きな要因であることが指摘をされているところであり、また結婚の適齢期を迎えている若者からは、日常の生活習慣の中で周囲の人たちが結婚について関心を示してくれない、出会いの場が少ない、特に最近はコロナの感染症等の状況もあり、若者同士の出会いの機会の場が少ない等などが要因で若者の結婚が進まないようでありますが、何といっても若い男女が結婚をして子供を産み育てていかないと町の人口も増えないところであり、本町には過去に農業後継者への結婚対策として結婚相談員制度があり、それなりに成果を上げてきたところと考えますが、全町的な対応の中での若者への結婚に向けた相談窓口となるような制度を立ち上げ、本町の人口減少に向けて少しでも歯止めがかかるような対策、対応が町の今後の行政として必要でないかと考えますが、町としての考え方をお伺い、再々質問を留保し、私の一般質問といたします。
答弁 副町長 滝本昇司
結婚相談員制度に関する考え方についてご答弁させていただきます。ご質問の結婚相談員制度でありますが、記録の残る中では本町においては昭和49年4月からスタートしたようで、当初は結婚対策協議会の事業として実施、その後平成4年4月からは町と農協で組織する農業担い手育成推進協議会による事業として農業者を対象に結婚相談を実施してございました。しかしながら、相談者がほとんどないことに加え、相談員の成り手不足、そして成果が見られないという点のほか、個人情報の問題や結婚相談所及びインターネットの普及など、利用者ニーズの多様化から平成20年にはこの制度を廃止した経過にございます。いま一度農業者に限らず全町的な対応に変更したとしても、今後これらの状況は以前と同様と思いますので、結婚相談員制度の復活といいますか、改めて相談員制度を創設するという考えはございません。以上、答弁とさせていただきます。
質問 6番 小林一晃
ただいま答弁として過去には結婚相談員制度があっていろいろ試行錯誤して進めてきたけれども、なかなかその成果が得られなくて、やむなくやまったと、こういうことでございますが、最近本町の人口もこれから25年後には900名を割り込むのでないかと、こういったような予想も立っている中で人口が1,000名を割ると一自治体としての運営がなかなか非常に厳しいと。そういう状況の中で今後妹背牛の町が生き残れる、そういう状況の中ではやはり何としても移住定住問題も大変大事ですけれども、若い者が結婚を促して少しでも町に定着してもらい、そしていくことが町がこれから生き残れる大きな道筋でないかと思いますので、このことについて今ほどなかなか難しい、過去にあまり例がなかったというわけですが、お伺いしますが、全然その成果というのは上がらなかったのか、その点について再度お伺いいたします。
答弁 副町長 滝本昇司
再質問についてご答弁申し上げます。結婚相談員の実績についてでございますが、平成以前の状況につきましては資料もなく、実績などは不明となっております。少なくとも、平成以降は結婚相談員によって結婚に至るなどの実績はございません。一方で、今年の7月、こども家庭庁は若い世代のライフデザインや出会いについて考えるワーキンググループの会合を開き、政府として婚活を支援するという方針を打ち出しております。現時点では具体的な内容は示されておりませんが、今後どのような政策に結びつくのか、町としても注視してまいりたいと考えてございます。以上、簡単ですが、答弁とさせていただきます。
質問 6番 小林一晃
この問題については、妹背牛の将来がかかる非常に大きな問題にも多少つながってくるのではないか、そんなふうな考え方を持つわけですが、この妹背牛を今後やはり妹背牛の名を地域に残していくという意味合いからも妹背牛の人口を今後どう維持していくか、あるいは少しでも移住定住問題と併せて増やしていくかというようなことも鑑みながら、町長としてこの問題について今後本町としてどう取り組むべきか、あるいはほかの道があるって思われるのか、その点について町長の考え方をお伺いして私の再々質問に代えたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
小林議員さんの結婚相談員制度の復活についての再々質問にご答弁をさせていただきます。この制度がなくなって以降、5年前、農家の若い方が結婚の届出に参りました。どうやって出会ったのって聞いたら、近所の農家のおばさんたちが旭川のLLの大きな服を買いに行くところの売り子のお嬢さんが非常に感じがいいということで、あなたをそこに連れていってあげるということで、そこで出会って結婚したそうでございます。こういうことも含めまして、近隣の人にいわゆる制度という形で、硬い形で窓口を設けましても、役所というところに自分の夫婦となるような人を探してくるような風潮というものが今あるとはどうも思えない感じでございます。こども家庭庁というところが、今国が何か頑張ると言っておりますけれども、基本的には個人が出会うところを支援するという、近隣との関係の中で穏やかに進んでいくのかなと思っております。このことと人口減少問題を露骨に結びつけるということは、今非常に難しいことだと思います。個人の生き方の自由ということで、独身がなぜ悪いのだということも含めまして人の生き方の多様性の中に今私たちの時代は入り込んでおりまして、結婚観に関しましても例えば人口を増やすという観点から行政が旗を振るというのは、ちょっと時代錯誤かなという感じがいたします。もちろん夫婦が出会って、男女が愛し合ってお子さんができるということは非常に喜ばしいことでございますけれども、そこは政策と少しずれが生じるのかなというふうに感じながら、人口減少の問題に関しては様々なほかの方策等を含めてこれを注視してまいりたいと思います。以上をもちまして、小林議員さんへの再々質問のご答弁とさせていただきます。