妹背牛町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月17日
災害備蓄庫建設事業について
2021年6月17日、妹背牛町議会の一般質問で、渡辺倫代議員が「災害備蓄庫建設事業について」質問し、総務課長 滝本昇司、教育課長 山下英俊、教育長 石井美雪、町長 田中一典が答弁しました。
- 質問者
- 渡辺倫代 議員
- 答弁者
- 総務課長 滝本昇司、教育課長 山下英俊、教育長 石井美雪、町長 田中一典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 渡辺倫代
(登壇) 通告書に従い、質問いたします。災害備蓄庫建設事業についてお伺いいたします。昨年11月、第9次総合振興計画の第2期実施計画(令和3年度から令和5年度)の資料を頂き、当初計画からの8事業の修正点が記載された中に新規で災害時備蓄庫建設事業も令和3年度(建設工事)とありましたが、後日建設は次年度、今年度は設計となり、総務厚生常任委員会にてその事業概要は実施計画が令和3年6月より、建設工期が令和4年度5月契約日からとなっておりました。その概要の説明を受けましたが、地震、集中豪雨等による水害被害、加えて災害時における新型コロナウイルス感染症対策への配慮した設備、備品等の保管など、当町における現在の保管場所は老人福祉センターの旧浴室スペースを利用したものであり、それら備蓄品保管スペースは既に限界の状態であることは確かであります。施設の整備は、急務であることは承知のとおりでありますが、建設場所などはまだ確定ではないと認識しております。この事業計画の現在の状況と建物についてのみならず、事業全体の内容をお伺いいたします。次に、小中学校整備事業についてお伺いいたします。この第9次総合振興計画においては、令和6年度に基本設計、7年に実施設計となっておりますが、妹背牛の小学校、中学校も児童生徒数が減少した中、教育環境の在り方はどのようにするのが望ましいのか、また令和3年の今、現在までに教育委員会会議等で決まっていることをお伺いいたします。今の時点での小学校、中学校別々に建設なのか、それから統合学校にするのか、義務教育学校とするのかというような学校の形態の議論、協議は今後どのように進めていかれるのかお伺いするとともに、今後の具体的なスケジュールもお願いいたしたいと思います。再質問を留保し、終わります。
答弁 総務課長 滝本昇司(総務課長は2021年12月まで)
私のほうからは、1点目の災害時備蓄倉庫の建設事業についてご答弁申し上げます。最初に、当該施設の建設に係るスケジュールでございますが、第9次総合振興計画にもあるとおり本年度は実施設計業務ということで今月23日にその入札を控えておりまして、この実施設計に基づき来年度建設工事に着工、秋頃には竣工を予定してございます。また、本年4月に開催の総務厚生常任委員会では、建築面積など未確定ながらも施設の建設についてその概要を説明させていただきましたが、委員の皆様からは建設場所をはじめ、空間の有効利用や玄関の位置、あるいはスロープの設置など様々なご意見をいただいたところでございます。その後再度協議を行い、最終的には実施設計の策定業務の中で建設に当たっての基本方針や施設の概要、建設場所の選定などに関する基本計画を策定し、まずは設計業者と町との間で常任委員会でいただいたご意見も踏まえながら具体的な検討を進めることとしてございます。なお、この基本計画の策定により方向性が確定次第改めて議員の皆様へ説明をさせていただく予定ですので、ご理解いただきますようお願いを申し上げ、答弁とさせていただきます。
答弁 教育課長 山下英俊(教育課長は2023年3月まで)
それでは、小中学校建て替え事業につきましてご答弁申し上げます。小中学校建て替えに向けて現在教育委員会としてどのような動きをしているのかということでございますが、昨年の7月に教育委員協議会の中で小中学校の校舎建て替えについて説明をしてございます。小中学校とも校舎の老朽化により建て替えが必要であり、児童生徒数が減少傾向で推移していることから、小学校、中学校を一つに統合した校舎の建設が望ましいという内容でございます。建設予定候補地につきましては、現在の小中学校敷地及び妹背牛商業高校跡地の3案を示し、それぞれ建設に当たっての問題点や建設費、校舎の解体費について説明をし、また校舎を統合校舎とすることから、学校の形態について、1つ目としては小中学校が同じ建物になることから単なる統合校、2つ目としては既にある小中学校を組み合わせての一貫教育を行う小中一貫校、3つ目としましては小学校から中学校までの9年間の義務教育を一貫して行う義務教育学校、この3つについて説明をしてございます。また、義務教育学校の視察も予定しておりましたが、コロナのために見合わせたというところでございます。今のところ校舎の建て替えにより考えられる学校の形態と建設予定候補地の説明を終えた段階であり、これから教育委員会としての案を作成していくということになります。教育委員会の案を決定した後、令和3年度中に学校運営検討委員会、仮の名前でございますが、こちらを立ち上げ、その中で教育委員会の案をたたき台として協議し、令和5年度できれば早い時期に最終案を決定したいと考えてございます。単なる統合校とするのか、小中一貫校または義務教育学校のいずれとするのか判断が求められますが、小中一貫教育を導入するとする場合は子供たちにとってどのような意義を持つのか充分検討し、保護者や地域住民の方との話合いを通して理解を求め、校長、教職員に対しても取組への充分な説明、協議が必要と言われております。そのためには、学校運営検討委員会のメンバーに小中学校校長、PTA会長、町内会長、学識経験者の方などに入っていただき、協議の場としていきたいと考えてございます。また、先進地視察なども取り入れ、様々な取組事例を検証してまいりたいと考えてございます。保護者や地域全体の声を丁寧に聞き、共に新しい学校づくりを行うという視点を基に進めてまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 2番 渡辺倫代
まず、災害時備蓄庫についてですが、総務課長から先ほど説明がありましたように実施設計の中で基本設計も策定して改めてその決まったところを説明していただけるということがございました。当町の今後建設される備蓄庫というのは、おおむね災害が起こった場合は避難直後から生命確保期と言われる数日程度までの備蓄品が入ると認識しております。いわゆる避難後に救援物資が届き始めるまでのこの2つの時期への対応が町でできる対策かと考えるところです。長期化した場合は、国から様々なものを送ってくるシステムになっているらしく、妹背牛町の備蓄状況も国のシステムに入っていると総務厚生での説明でございました。それで、先ほど課長もお答えいただいたのですが、総務厚生委員会であったり、それから予算審査特別委員会でも備蓄庫の建設場所は役場庁舎表側、今の老朽化が進む車庫の場所がいいのではないかという意見が皆さんの意見でありました。それも充分に考慮していただきたいなというのがあります。避難場所の今小学校、それから老人福祉センター、体育館へ物品を運ぶのも裏側より最適ではないかと考えております。毎年予算を上げているが、通っていないとお聞きしています車庫の建て替えを順次予算がついたものから、今のあずまや、これは撤去されるそうですが、その空き地に移動して自転車小屋は残す形でもその辺りで検討していただきたいと思います。将来的に役場庁舎の前側に防災関係の建物を集約できたらいいなと考えております。現在備蓄庫ではありませんが、防災用の大型発電機の機材関係は建設業協会にお願いして保管と点検を併せて行ってもらっていると聞いております。また、水防倉庫も庁舎から離れた場所にあり、視察に行きましたが、なかなか出し入れがしづらく、狭く、天井も低いということであります。もちろんこれから新築する備蓄庫も含めて防災対策施設は稼働しないことが、活動の拠点にならないことが本来であれば平和であって喜ばしいことではあるのですが、もしものためのやはり備えというのは大事であります。町民の方々に隠れた庁舎裏側に建設される備蓄庫よりも、目に触れて何かあったときにはここには私たちにとって数日間の水や食料があるから安心という意識は大事なのではないかと思います。よく安心安全とまるで四文字熟語のように国のトップは使っておられますが、安全は根拠に基づくものに対して安心は気分的なものであります。目に触れる場所に防災施設があると安心というのは、自然と付随してくるものだと考えます。ですので、これらのことに関してより町としての希望といいますか、それを基本設計の中の策定の中にも入れていただきたいと思いますが、その辺はいかがでしょうか。次に、名称が仮に学校運営検討委員会とお聞きいたしました。その設立までに何が必要なのか、テーブルに着いていただくためのたたき台、そのようなやはり教育委員会としての指導とリーダーシップが求められる時期となると思います。次の3点ほど、お考えがあるのかどうか、提案も含めてお伺いしたいと思います。まず、1つ目は、ホームページをつくりましょう。必要になると考えます。本来なら現在も必要なのですが、これは町部局と話し合われてリンクを貼らせてもらうとか、そういう形でもいいと思います。今回コロナでどこへも行けない、先進地の視察もなかなかままならないところがございました。教育委員会のみならず、議会でも視察ができたらいいねと2019年には話ししていましたが、それもかなっておりません。2つ目に、教育委員会に人員の増員を町部局に要求いたしましょう。単にこれからの事業は建物のみの建設ではありません。130年続いてきた教育の形態の変革となります。これは、容易なことではないと思います。どのような特徴を持った学校にするのか、やはり今の人員でもなかなか大変だと思います。この事業を遂行するに当たり、町部局にそういうことは要求していってもいいのではないかなと、私の提案でございます。また、どこへも行けない中、準備の予算要求も非常に大切になってくると思います。石狩厚田小中学校は、義務教育学校になっておりますが、設立までの石狩教育委員会のホームページは見事なものです。ちょうど議会でも7月の研修会の後そこに寄りたいねということを経済文教の委員長さんがおっしゃっておられたこともありましたが、どこへも行けませんので、ホームページを眺めていましてもちょうど2020年の開校までに残り4年のときに具体的なことを話し合う設立準備委員会の立ち上げがありました。ですから、今先ほど課長がお答えになられたように準備して、それから令和5年でしたか、令和3年のうちに立ち上げて令和5年度には最終案をしたいと、そのような教育委員会のお話でありましたけれども、やはりそれまでには保護者、地域説明会を終えて要望とか意見を集約しなければなりません。やはり骨格が決まってからの学校運営検討委員会、それにするためには教育委員会としては大きなリーダーシップが要ると思います。それで、ここの厚田も14名のメンバーで、例えば小中学校のPTA会長さん5名、保護者代表が5名いらっしゃいます。学校関係者、校長先生たちが4名、それから学校支援推進員さんが3名、残り2人が地域代表と書いてあったのですが、この地域代表のお一人が札幌大学名誉教授で出身は北海道教育大学で専門が教育経営なのです。もう一人は、現役の北海道教育大学の准教授で教育方法学という地域代表の方のほぼ専門家で構成されていたという、ですから子供アンケートとか様々なことを取られても多分教育委員会としての一つのリーダーというか、説得力がある協議会ではなかったのかなと想像するところであります。それで、先ほどホームページの検討いかがですかというお話ししましたが、平成28年に始まった準備委員会の会議から令和2年まで15回の会議全てPDFでレジュメの資料であるとか、それからどういうことが話し合われたか、もちろん委員長さんたちは委員長さん名なのですが、参加された方が例えばAさん、Bさんであまり誰が何を発言されたかというのは特定されないようになっているのです。それから、会議の後には必ず便りを出しておられました。そういうことも検討していただくためにやはり人員が必要なのと、それからホームページが非常に必要になってくると思います。学校だよりは、広げるとA3、1枚ぐらいなのですが、非常に分かりやすい、住民の人にもすごく伝えやすいものでありました。やはりそういうことも準備の段階でするのが大事なのかなと思います。それから、先ほど課長が準備をするというときに1つだけ、もう一つお考えがあるかどうかなのですが、普通何か物事が起こったら第三者の方に提言であったり、されると思うのですが、ここは発足の1年前に専門的かつ第三者的な立場で具体的な考察をもらうために外部の有識者3名にお願いしているのです。だから、こういうことは非常に予算も必要になることですが、外部の有識者、北海道大学と北海道教育大学と藤女子大学の教授に意見書の作成を委嘱しているのです。その現地視察実施の後1か月ぐらいで意見書をまとめておられて、三者三様の意見で、それが合体されて教育委員会の意見の後押しになるのではないかというような非常に力強い意見書の提言でしたので、予算をつけてそういう準備もされると非常に後押ししてくれるのではないかと思いましたので、そういうとこら辺もちょっと考えていただきたいなと思います。いかがでしょうか、教育長。
答弁 総務課長 滝本昇司(総務課長は2021年12月まで)
災害時備蓄倉庫の建設に関しまして再質問にご答弁申し上げます。建設場所などの関係でございますが、面積について再度確認をしましたところ、役場正面、現在車庫のある部分につきましては約2,400平方メートル、これに対しまして役場裏側、旧ゲートボール場の部分につきましてはその2倍の約5,900平米という面積がございます。このような状況の中、建設場所につきましてはただいまの議員のご意見やさきの常任委員会でもご意見をいただいておりますが、そのご意見とともに除排雪の関係や将来的な車庫の移設なども充分考慮しながら、利便性と効率的な運用ということに視点を置きまして検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 石井美雪(教育長は2022年9月まで)
大変参考になるご意見をいただきまして、ありがとうございます。まず、私から答弁できることをお話しさせていただきます。まず、ホームページ、あと地域説明会、それの何があったということの報告書というのですか、そういうのは今の教育委員会の人数の中では大変厳しいです。そして、今後の小中一貫校を取り入れていく中でどれぐらいの事務量があるのか全く分かりません。それで、今ある町から資料を送付していただいて、どういう流れになるのかこれから勉強をしていきたいと考えております。あと、外部有識者なのですが、これも大学教授になるのか、その辺はまだ確定はしませんけれども、外部の方はこの中に入っていただくようにしていきたいと考えております。あと、人事の件、人事は私人事権持っておりませんので、町長部局とお話ししながら進めてまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
質問 2番 渡辺倫代
防災事業と避難所になる学校は、非常に密接な関係がありまして、あまりかけ離れた問題ではございません。確かに備蓄庫のみ考えると防災のほうになるのですが、話させていただきますが、学校施設等整備に係る防災対策に関する国庫補助金事業等一覧表では防災対策に新増築のみに地方債充当90%、交付税措置66.7%という数字の一覧表がございまして、それは小学校を新しく建てたときの備蓄庫の整備も含まれているということなのです。ですから、ある程度の備蓄品を救済物資が届くまでには必要ということで、学校にもそこに備えるという方法もあるというものであります。それで、令和2年に整備されたのですが、避難所となる学校施設の防災機能に関する事例集という180ページにもなるのが文科省から出ています。それで、例えば文科省から避難所となる学校施設の防災機能に関する事例集が出されましたけれども、防災機能整備の基本的な考え方からいえば、地方公共団体の取組などのそういう事例集の活用が求められております。今後町としては、まずは新しい学校建設に当たっても防災対応に必要な機能を備えるとともに、検討しながら町として全体として進めることも肝要かと思います。非常に大きな、先ほど申し上げましたけれども、形態としては学校が130年、小学校ができてから130年続いてきた形態の変革は本当に容易ではないと思います。なので、これは単なる教育委員会のみが進めていい問題でもありませんし、情報の公開と発信がきちっとできていない場合は私たち議員が読んでいる本があるのですが、これは皆さん買っている雑誌なのですが、これが2019年に新しい時代の小学校、中学校の在り方について議員の私たちも、もちろん主になって、リーダーになってくれるのは教育委員会であるけれども、それを核としたまちづくりを私たちも考えなければいけないという今時代に来ておりますので、この辺町長から、検討しながら進めることも大変肝要かと思いますので、ご意見をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
突然の質問ありがとうございました。確かに防災というのは、防災を担当する部局だけのものという考えは今では通用しないと私も思っております。ですから、新しい施設を建てる場合、そのタイミングが来たときにはそこが防災としてどういうふうに機能できるかという考え方もその中に取り入れるのは今では常識となっていると私も思っております。ですから、今回議員ご質問になられた小中学校の建て替えと、それから防災についての考え方というのは多少ともリンクしていくのが当たり前だと思っておりますし、そのためにいろんな準備を早めから進めるということは大切なことと思っております。ただ、今中にありました情報発信していく形を取るにしても、これから何をするかという骨格の部分がありますから、そこを全員でいじってしまうと骨格をつくる人がいなくなってしまうので、そこはやはり教育委員会のほうにまずは骨格を定めるという流れの中でいろんな発信をさせてもらいながら、人事の件に関してもどれぐらいの労働量が必要なのかということで検討させていただきたいと思っております。以上です。
答弁 教育長 石井美雪(教育長は2022年9月まで)
私から今の思いを皆さんに伝えたいと思います。まず、少子化に伴って学校の小規模化は避けては通れないというふうに考えております。令和8年度児童生徒数の推移は104名という状況になっております。魅力ある学校づくりを進める上で子供たちにとって何がいいのか、何ができるのか、現状と課題の把握を行い、検証をしてまいります。また、先進地への視察を含め、教育委員会が核となり、素案を作成し、教育関係者、そして議員の皆様、そして地域住民のお知恵を拝借しながら進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。