妹背牛町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月10日
妹背牛振興公社の経営状況について
2020年9月10日、妹背牛町議会の一般質問で、石井喜久男議員が「妹背牛振興公社の経営状況について」質問し、企画振興課長 廣澤勉、副町長 廣瀬長留次、町長 田中一典が答弁しました。
- 質問者
- 石井喜久男 議員
- 答弁者
- 企画振興課長 廣澤勉、副町長 廣瀬長留次、町長 田中一典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 4番 石井喜久男
(登壇) 通告に従い質問いたします。初めに、妹背牛振興公社について、経営状況についてお伺いいたします。今年度はコロナ禍による温泉の経営の悪化が予想されます。また、昨年度は町から助成金として約3,450万円、設備改修費等で約1,090万円が歳出されております。助成金等が町の一般財源から歳出され続けますと、財政の悪化が懸念されます。公社の上半期経営状況につきましては、8月26日の行財政特別委員会でご報告がありました。その中で、4月から8月の前年度比総売上高約58%、特に宴会料理につきましては約21%と極めて悪い経営になっております。また、このコロナ、今徐々に落ち着いてきておりまして、他町村の温泉施設では秋の食事のパンフレットだとか、いろいろ皆さんも見ていると思いますが、努力なされていることと思います。そこで、今後の見込みをお伺いいたします。次に、今まで公社の改善計画等の説明は何度もありましたが、改善した結果、また経営計画を達成するための対策等をお考えになられているのかお伺いいたします。次に、町長の町政執行について、選挙公約等についてお伺いいたします。早いもので町長の任期も約1年2か月余りとなりました。町政のかじ取り役として3年目となり、令和2年度町政執行方針でも、残る任期についても初心を忘れることなく、町のための町政執行を遂行していく決意でありますとおっしゃっております。町長の選挙公約は13項目で、何件かは訂正なされましたが、これから令和3年度の予算要求の準備が始まります。その中で町長は、公約実行のために予算化する項目はあるのか、また町民のための新たな事業等を行う考えがあるのかお伺いいたします。再質問を留保し、質問を終わります。
答弁 企画振興課長 廣澤勉(企画振興課長は2022年9月まで)
私のほうからは議員1つ目のご質問のうち妹背牛振興公社の上半期の経営状況についてご答弁申し上げます。本年度におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、緊急事態宣言の発令により、ペペルにおきましても4月27日から5月22日までの時間短縮営業を行い、またゴールデンウイークの期間は町外からのお客様で混み合うことが想定されるため、感染防止の観点から全館休館といたしました。このため、4月、5月の数字を見ますと、入館者数では前年度より4割近く減少しており、入館料につきましてもおおよそ4割から5割減少してございます。また、先ほど石井議員のお話にもございましたとおり、レストランの売上げも5割程度減少しており、宴会につきましてもキャンセルが相次ぎ、大幅に売上げが減少しており、中でも5月の利用につきましてはゼロ件でございました。緊急事態宣言解除後6月からは、徐々にではございますが、客足が戻ってきておりますが、7月末頃から感染者数が増え出しまして、北海道でいいます第3波が起こったため、また外出自粛ムードが高まり、例年かなり混み合ってございます8月におきましても、お盆時期の帰省が控えられているですとか夏休みが短縮になったこと、これらの影響によりまして大幅に減収となっております。新型コロナウイルス感染症に関しましては、残念ながらすぐに収束する見通しはございませんので、今後振興公社の経営におきましては感染症の拡大防止にしっかりと取り組みながら創意工夫をもって集客に努め、減収幅の抑制を図ってまいりたいと考えてございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
答弁 副町長 廣瀬長留次(副町長は2021年12月まで)
それでは、私のほうから温泉の経営状況ということの2つ目でございます経営改善による効果と改善計画達成のための今の対策、そして今後の対策というようなことでのご答弁をさせていただきたいと思います。本件につきましては、昨年の12月の定例会において議員より新年度の運営ということで関連の質問がございました。以後、経営改善につきましては、改善事項を洗い出し、日常の運営において今すぐ即実施できる、すべき事項、そしてまた令和5年1月に迎える開設30周年に向けスピード感を持って改善していかなければならない事項といった中で、支配人、総料理長などが職員、スタッフを牽引し、現在も取り組んでいるところでございます。主な改善項目でありますが、細かくなりますが、まず仕入単価の見積りなどによる原価率の抑制、SNSを活用したPR、職員体制の見直し、レストランメニューの見直し、こちらのほうはご承知のとおり、今、週替わりランチということで力を入れているところでございます。また、光熱水費や消耗品などの経常経費の抑制等々、これまでの定例会議、12月のご答弁のときにも月に1回現場と町との会議を行うといったその会議の中で、また事あるごとの打合せの中で協議をし、徐々にではありますが、これが公社職員に浸透し、その成果は確実に現れてくるものと考えております。改善計画を達成するための考えとのご質問でありますが、こちらについては個々職員の経営に対する意識改革、体質改善、これをしなければ抜本的な改善につながってはいかないと考えております。職員の仕事に対するモチベーションをいかに上げるかということで、4月には全職員より業務改善に対する意見や考え方、これを文章により提出いただき、6月には全職員に個々面談をした中で仕事に対する自身の気づきを促し、そして7月1日付にて幹部職員のさらなるスキルアップと職場環境の改善を図るべく一部職員の配置転換、人事異動でございますが、を行ったところでございます。年中無休で運営する温泉において慢性的な課題となっているのは人手不足であります。現行においては学生も含めたパート職員でやっとつないでいるところであり、改善計画にある営業活動をはじめ、物理的といいますか、戦略的な部分での改革には体制的に至っていないものもありますが、今後も人員の確保をはじめ、体制強化と健全経営に向けた改善計画の実施に向け、現場職員と充分に協議検討を重ねながら進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
ただいま石井議員からいただきました町長の町政執行について、選挙公約について伺うということに対してご答弁を申し上げます。私の選挙公約についてのご質問でございますが、大きな流れで申しますと、令和2年からスタートいたしました第9次妹背牛町総合振興計画という骨格に沿った過程の中で実情に沿ったものとして実現することになると考えてございます。また、現状、令和元年末中国武漢市から発生いたしましたと言われております新型コロナウイルス感染症の世界的規模の流行の波の中に日本という国も生きていかざるを得ない状況でございます。こういった大きな文脈の中でこの時期に予算化可能な施策を考えますと、国からの交付税算入が見込まれるかまだ定かではございませんが、議員ご存じのように、財政的に非常に厳しい状況の下で限られたものしか現在ではご答弁できません。かいつまんで申し上げますと、私の選挙公約12番目が当てはまると考えております。12番目といいますのは、町内での宴会、クラス会などで町の中の企業を利用されましたときに商工会商品券などで助成を検討する、そういう内容になっております。以上でございます。
質問 4番 石井喜久男
振興公社、ペペルのお話ですが、年計画、売上げ、一般管理費、経費、今副町長がおっしゃったように、改善計画は全部文章です。いろんな形でこれは。年間の売上げから利益まで、売上げでいうと1億5,000万、一般管理費、一般的に言う経費です。これが1億2,600万、これが当初の計画です。売上げ的には先ほどお話ししたように50%減ということで、コロナという難題はありますけれども、数字的な計画を見直さない限り、何ぼになるのか、そういうことを基本的に言葉ではなくて数字的に表して結果を出していく、その辺が経営者としての考え方でないかと。町長はよく、私は経営者ですとおっしゃいます。その中で経営者として数字を示していかない限り、それはできないと思います。もう一つお聞きしたいのは、去年も人手不足です。去年も人手不足で、レストラン、宴会を調整しました。去年より増して今年は、若干コロナもありますけれども、悪くなっているわけです。これからもう少しして12月になると忘年会、新年会、コロナも大体、完全とは言いませんが、国のほうも観客を今度は5,000人からもっと増やそうかといろいろ検討もしているような状態でございます。いつまでもコロナ、コロナと言っていてもどうしようもないと思うので、根本的な予算化の中の数字的なものを精査していかない限り、このまま続けると何ぼになるのか、どうなるのかというものが見えないと思います。それで、収支についてどのようにお考えなのか。計画を見直して、一般管理費なら一般管理費、経費はこれぐらいに抑えるとか、いろいろ方法はあると思います。その辺は検討するのかお聞きします。それと、町長の先ほど言った13番目の、コロナばかりの話になってしまいますが、せっかくこれから予算化するわけで、いろいろ検討もなされると思いますが、1つにはお酒を造った。これは町長の新しいものをつくりたいという1つの成果だと思います。ただ、お酒についても継続性がない。去年は造った。今年は造っていない。そういうものを今後どのようにお考えなのか。継続できるものかできないものか、単体で終わらすのか。町政というのは継続も必要ですし、お金だけでなくて将来に向かったビジョンといいますか、そういうものが大事だと思います。もう一回聞きます。町長についてはこれから1年2か月、3年目となり、15%ずつ達成していくということでお話があり、大体75%ぐらいかなと。来年に向かっては100%という目標に向かっていらっしゃると思いますが、1つにお酒、もう一つに13項目の中の1つ、それは達成、やるということでよろしいのかお聞きしたいと思います。再々質問を留保して質問を終わります。
答弁 副町長 廣瀬長留次(副町長は2021年12月まで)
私のほうから石井議員の再質問についてご答弁を申し上げます。まず最初、改善計画は言葉ではなくてというようなご指摘だったかと思います。先ほどの私の今の改善計画、そして今後の対策という中で、コロナという言葉はあえて一切答弁させていただきませんでした。というのは、コロナは改善とは関係ないという考え方から、あえてコロナは使わさせていただきませんでした。ただ、先ほども言ったとおり、職員の意識改革、これをまずやらなければ経営改善というのは始まらないといった中で、細かい数字的な部分といいますか、先ほど言った中でもお昼のランチメニュー等々、これは去年と比較して1.5倍、2倍まで伸びているというような細かい数字はございます。ということでご理解をいただきたいのとともに、先ほど言った年度当初の事業計画、確かに先ほど議員ご指摘された数字1億4,000万というのがあります。ただ、こちらのほうはさすがにコロナ禍においては、先ほど課長が答弁した中で3月からずっと6月、7月、8月、去年と比較して何%の落ち込みという、これは事実であります。28%、58%、これは事実として私どもも受け止めながら、今後年度半分ありますが、コロナがどういう動きになっていくか分かりませんけれども、少しでも収入増につなげるために、先ほど言った現場と私どもとの協議、打合せ、これは常にやっていかなければならない大事なことだというふうに認識しておりますので、その辺はご理解をいただきたいと思います。それと、今後の決算見込みですけれども、今9月です。年度末になってきますと見えてくる、数字がはっきりしてくることもありますので、その中でご報告をさせていただきたい、そしてまた議会の皆さんにご理解をいただきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
石井議員の一般質問に対し再答弁をさせていただきます。選挙公約全般について伺っていたとお話から考えましたので、13項目のうち先ほど申しましたのは12番目でございます。私がコロナ禍という言葉を使いましたのは、全体的に国が収束の方向に向かっているというふうに私は考えておりません。収束する方向に国が向かわせていきたいという意向があるというだけでありまして、現状の中でお客さんは簡単には戻ってきておりません。その中で妹背牛町の飲食店の経済を下支えするという使命がございますので、そこと私の12番目の選挙公約は一致すると考えますので、ここはやりたいということでございます。それから、公約の中で高齢者のお出かけサポート、これは免許返納にも対応した、商工会おもてなし事業を拡充したということは議員もご存じのことと思います。また、新規町営アパートの建設によって、これから外からの人を呼び込むという移住定住政策にも突き進んでまいっております。このこともご理解いただきたいと思います。お酒のことに関しましては、単年度で終わりにするつもりはもちろんございません。1年の販売の後の影響、そして講評をいただきまして、それから次の年に向かっていくということで、毎年毎年いくためには一度ストップして全体を見直すという時間も必要になっておりますので、これは継続をする意思がございます。以上でございます。
質問 4番 石井喜久男
温泉について今副町長からお話あったように努力なさっているのは分かるのですが、こういう時代だから、なお一層の努力をしていただきたいと。私として懸念しているのは、これからも一般財源から3,000万、5,000万と出ていくと、町の財政が大変になると思うのです。温泉のあり方自体、ただ利益を上げるのではなくて、利益が上がればいいのですけれども、そうはならないと私は考えております。温泉自体、振興公社自体の体制も大事なのですけれども、あり方もこれから議論の対象にしたらどうなのかなと思います。そして、町長の公約については、いろんなことをお考えになって町民のために頑張ってやっていただきたいと思います。今後も町民のためにいい町になるようにみんなで頑張りたいと思いますので、これは意見だけで質問でございませんので、以上をもって一般質問を終わります。