妹背牛町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月17日
町内会及び行政区の再編について
2019年12月17日、妹背牛町議会の一般質問で、鈴木正彦議員が「町内会及び行政区の再編について」質問し、企画振興課長 廣澤勉、副町長 廣瀬長留次、町長 田中一典が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木正彦 議員
- 答弁者
- 企画振興課長 廣澤勉、副町長 廣瀬長留次、町長 田中一典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 鈴木正彦
(登壇) 通告に従いまして一般質問いたします。町内会及び行政区の再編についてということで質問させていただきます。本町は、少子高齢化により人口減少がどんどん進んでいる現状です。今後もそれを解消するのは難しいのかなという考えをしないければならないのではないかなと考えております。それで、平成25年に妹背牛町の町内会及び行政区の再編について市街地区と農村地区に各委員会を設置し、それぞれの委員会を通して住民の意見、意向を参考に慎重に審議がなされ、その結果次の3点を柱として具申をされました。1つ目には市街地区町内会の再編について、2つ目に行政区、農家地区の再編成について、3つ目に附帯意をつけられ、これらの内容を踏まえて答申されたわけですけれども、当時の第8次総合振興計画の中ではどのように検討されたのか。また、第9次総合振興計画にどのように取り込まれたのかをお伺いいたします。再質問を留保し、終わります。
答弁 企画振興課長 廣澤勉(企画振興課長は2022年9月まで)
私のほうから、議員ご質問の町内会及び行政区の再編について答弁申し上げます。この具申の1点目ですか、市街地区町内会の再編成につきましては、今ほどおっしゃられたとおり、平成25年3月に妹背牛町行政区域再編成審議会から具申書の提出をいただき、それを受けまして第8次の中でも検討いたしたところでございますが、自主的に協議が調った町内会の合併等については、協議調整が必要な場合行政が介入することとしておりました。この後も、現在に至るまでなのですが、町政懇談会や区長副区長合同会議等の場面でもこの状況の確認をいたしたところなのですが、市街地の町内会の中ではそのような動き、要望は特にございませんでした。2点目の行政区の再編成につきましても、農事組合が再編された後、同じく町政懇談会や区長会等において、その中で一部将来的な合併の必要性についてという部分は何度かご意見としていただいたところでございますが、現在のところ、将来的ということもございますし、実際具体的な動きという部分ではございませんので、町としましてもそのような把握をして、それに対応した動きは特に行ってございません。議員おっしゃられるとおり、近年人口減少や少子高齢化によりまして行政区、町内会の会員も減少しまして、活動にも支障を来している状況となっているのは当然私どもも把握しているところでございます。町としましても、この行政自体は当然のことながら地域の皆さんの活動などを通して支えられているということは充分わかってございます。このたび策定されます第9次総合振興計画においても、地域活動が困難となり、ほかの地域との統合が必要となった場合には行政が介入し、相談や話し合いの場を設けるなどして合併に向けた調整を図っていくというような施策は載せてございます。今後に向けてはそのような形で考えてございますので、ご理解のほどお願いいたします。それから、3点目の附帯意見という部分ですが、これは住居表示の部分だと思うのですが、住居表示に向けて実施に取り組むようにという形でその具申の中で要望がございました。その具申の後、担当課においてそのために必要な作業工程、費用等の算出、検討を行った結果、費用対効果の関係でその実施を見送ることとしてございます。現在も、住居表示ではないのですが、行政区での表示を行ってございますが、そのことに関しまして町内、町民の方々にとっても行政区の表示で特に支障がないものというふうに考えてございますし、逆に住居表示を実施するということになれば、町民の方々もしくは会社等の事業所がそれに伴ってさまざまな変更手続をしなくてはならない場面も出てきますし、当然それに係る経費等、負担をおかけすることにもなります。さらには、役場にございます各種システム、そちらに住所データが入ってございますので、そこら辺の変更も余儀なくされるということになります。これらのことを総合的に勘案した結果、現在においても検討自体は行ってございませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 3番 鈴木正彦
答弁ありがとうございました。それで、まず具申書の中身についてなのですけれども、例えば町内会の格差、人口の格差、それから先般正副区長会議のときにも農家地区の方からお話があったように、居住者の格差という部分が多く話されておりました。今後という形をとられておったのですが、ただしその最後に検討はどんどん進めていかなければならないですよねという話があったように、このことについてはいずれ、例えば1区であれば3年、5年と町内会長を続けてやられている方があったり、あとは数名の方で町内会長を回されていたりという現状が物すごく見受けられます。そんな中で、近い将来、10年後の期待予想人口が二千三百何がしという数字も出されておりましたが、現在より500人程度少なくなる話です。それが本当に進んだときに、しかも少子高齢化という、毎年毎年住民の方1歳ずつ年齢を重ねられていくという現状を踏まえて、現在でも少人数で町内会の会長さんとか役員さんとか維持されているところが5年たったらどうなるのだろう、10年たったらどうなるだろうということで、これ間違いなく何らかの手を打っていかないと町内会活動恐らく破綻していくところがふえてくるのではないのかな。9次の振興計画の中にもありますように、町内会の役割というのは結構期待されている大きい部分があります。防災なんかも考えますと、本当に町内会活動を大事にしていかないと、まず共助の部分で成り立たなくなっていくのではないのかなと。公助で幾らすばらしい計画を立てられても、その手前で破綻を来すようであれば、今後の行政運営についてもかなりの心配しなければならない部分がある。そうであれば、その検討を再度する必要があるのではないのか。住民の意見、まだまだきずなという部分があって、言葉には出したくない部分もあるのかもしれません。よその町内会と合併するというのは、自分たちの今までつくり上げた住環境を一度フリーにするというか、解体しなければならないという不安もあるかもしれない。でも、それを満足させてあげられるような計画をどうにか組んでいくことは不可能なのか。例えば4分割します。でも、現在の町内会を有効に利用しながらというような方法もとれていくのではないのか。例えば1区の話をしますと、1区連合会を大とすると、今の町内会は小の集まりである。だけれども、その中に中くらいの例えば4分割したような、そんな方法もとっていけるのではないのかなというような気もしております。その検討については、本当に進めていかないと間に合わない。本当の5年後、10年後に間に合わなくなることが予想されるので、早目に手を打っていくべきではないのかなという思いもしております。3番目の附帯意見の中で住居表示もあったのですけれども、定住促進をこれだけうたう。よそから来た人の話を聞くと、妹背牛って住所表示本当にわからないよねと。こういう意見が出るということは、ひょっとしたらこの表示では住みづらい町なのでないという理解をしたくはないのだけれども、そういうのも頭の中に入れておかなければならないのではないのか。定住促進するためにも、その部分についても再度検討していく必要があるのではないのか。確かに費用はかなりかかるようになる。企業もいろいろな登記の問題だとかいろいろ出てくるかもしれない。だけれども、それは地域で将来のために向かっていくのなら協力をお願いする。妹背牛全体でもうちょっと定住進めよう、もうちょっといい町にしよう。そんな思いも必要になってくるのではないのかなと。そんなことを提起しながら、町の考えをお伺いいたします。
答弁 副町長 廣瀬長留次(副町長は2021年12月まで)
それでは、鈴木議員の再質問についてご答弁申し上げます。今ほど議員申し上げていただきましたは、先般の正副区長会議の中での農家地区からの区長さんのお話だったかと思いますけれども、平成25年ですか、こちらにある具申書、その時点では、今ほど議員おっしゃられました町内会、町の中においてはきずなというものが大切だというような中で、今合併という時期ではないというような連合結論だったかと思います。それで、その後、町としても当時青写真を提供してという考えは持っておりませんでした。というのは、行政主導で再編をするというようなことではなく、先ほど課長答弁申し上げたとおり、町民の皆さんが自主的にということの中で、今後もどこどこの町内会、どこどこの町内会で合併しましょうということであれば、いつでも相談してくださいというようなことでずっと続いております。あれから6年、7年、当然人口も減少しておりますが、現状としていまだその当時、町内会名挙げてもいいのですけれども、本当に1桁の会員さんの町内会もございます。ただ、それこそ3年も4年も、それとずっと名誉町内会長さんをやられているという町内会もあります。ただ、結果としていまだにそういう合併のご相談はないというような中で、この間の正副区長で申し上げましたことは、町として町が自主的に積極的にというよりも、やはり町民の皆さん方がという中ではなかなかそれも言いづらいということで、そのきっかけづくりです。町がそれをもってということで、この間町政懇談会、1月末からありますけれども、その中で項目立てはしない中にあっても、どうですかというふうに行政側から各地区の皆さんに投げかけをしていきたいというような考えは持っております。そんな中で、実は合併したかったのだというのも聞こえてくるだろうし、その辺を重視していきたいというふうに考えております。それと、附帯意見の中の住居表示ですか、確かに町外から来られた方、1区何町内はどこと、電話帳でここですよということもなかなかできませんし、旭川なんか行ったら家の壁に何条何丁目ってあれば、私どももああ、ここなのだなというのがわかります。ですから、町外から来られた方にはすごく必要なのかなという必要性を感じますが、ただ先ほど言った、お金のことばかり言ってもあれなのですが、3,000万円ほどもかかりますよう、また個人負担、皆さんにも負担がかかりますよというような中では、果たして本当にそれが今必要なのかということも、検討と言ったらまた怒られますけれども、これは検討していきたいなと。費用対効果と言うまでもないとは思いますけれども、そこまで本当に必要なのかということも真剣に考えて今後いきたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
質問 3番 鈴木正彦
今の答弁の中で、検討はされていくという、何らかの仕掛けをするよというようなお答えでよかったのか。(何事か言う者あり)
質問 3番 鈴木正彦
合併のほうはそれで、何らかの投げかけはしていただけるということで、例えば町内会のことを言うと、うんと小さい町内は10戸、11戸、12戸だとかというところがあったり、自分のところも7年前にはもうちょっとそのきずなで頑張らせてくれよって言った町内会の一つなのですけれども、ただ毎年毎年少しずつきずなは強くなるのですけれども、そのかわりに人が減っていくという現状は間違いなく起こっています。そんな中で、再度考えて検討してという投げかけは必ず必要になると思います。なぜ10戸だとか11戸だとかという話をしたかというと、例えば2つ合併したところで20戸なのですよ。30戸に満たない。30戸に満たないところで、例えばうちの町内会のことを言うと、多分20年前には30数戸あったと思う。間違いなく5年、10年後には少なくなっていく。30戸にしたところで、その先にもう一度また手を加えなければならないという可能性もあるのかなと。そうであれば、もっともっとマッチング、来たら来たでマッチングしますよではなくて、青写真も本当に出していただいたほうがいいのではないのかというような検討してもらったほうが、そういう投げかけをしていただいたほうがいい時期なのではないのかなというのも含めながら、今後とも検討していっていただきたい。最後に、現在新しく町営住宅をつくられているもとの北21町内のところ、あそこでも町内会が正直言うとつくれない状態。もともとあった町内会が一回なくなって、それは当然建てかえ等々あるので、仕方のないことかもしれないけれども、町内会として成り立たない可能性があるというのは建てるほうにしたら大した関係のないことかもしれないけれども、町内会を何とかしなければならないという町民の、最初に現在のところに建って2年たったのですよね、あの10戸つくってから。それで前に進んでいけない。正直それは行政のほうでもうちょっと手を打っていただかないと、マッチング程度の考えでやってもらったらそこのところはいつまでたっても町内会できない。どこの町内会にも入られない。自分たちでまとまってつくるのもかなり厳しい状態が起こってくるのではないのか。将来的に完成すると四十数戸になり得るところだと思うのですけれども、四十数戸になればどうなのかな。ただ、入られる方の年齢等々を考えていくと、戸数はふえたとしても、先ほど来計画の中にもあったように、多くの人間と多くの年齢層の協力がなければ成り立たないですよね。町内会は成り立たないですよね。だとしたら、そんなことも考えながら町内会の再編について積極的関与が必要なのではないのかなということを町の今後の方針を伺いたいと思います。以上です。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
鈴木議員の一般質問、再々質問に対して答弁をさせていただきます。今るる述べられた町内会の特に中の問題、現実は今おっしゃったとおりだと思っております。ただ、具申書の中でありましたように、第8次の中では最初に自主的に協議が始まった行政区の間には調整役として行政が入るという消極的なスタートでありましたし、第9次の中では地域活動が困難になったと、ばったしましたよというところが手を挙げた場合には行政が介入すると、それがマッチングという言葉なのかどうかわかりませんけれども、そこを救うために何らかの手だてを振るうというふうに方針が少し高まりました。ただ、今おっしゃいましたように、行政がどういうふうに主導をとっていくのかという青写真の書き方はやはり第8次のスタートの時点でもまだ躊躇がありました。今は、確かにおっしゃるとおり時間がだんだん過ぎて、ばったするところがもうあらわれてくるのではないかという予想も少しずつ立っております。行政主導という言葉は言葉なので、行政が主導ということにはならないと思いますけれども、地区の姿を見ながら、協議会をそこに立ち上げていくような検討の仕方をそれこそ検討していく時期が来たと思っておりますので、今のご質問に対しましてご答弁とさせていただきます。