みんなの議会

妹背牛町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日

田中町政について

2019年6月18日、妹背牛町議会の一般質問で、廣田毅議員が「田中町政について」質問し、町長 田中一典が答弁しました。

質問者
廣田毅 議員
答弁者
町長 田中一典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 広田毅

(登壇) まず冒頭に、皆さんのお手元に一般質問の通告書が渡っているかと思います。ここで私の要旨の明細ということで②に「課題については第9次総合振興計画の中で」と記載されておりますけれども、大変申しわけないのですけれども、私の打ち間違いでございまして、「中で」ではございませんで、「下」という漢字ですけれども、「下で」というような要旨になります。ご理解をいただきたいと思います。そこで、質問に入らさせていただきたいと思います。通告に従いまして質問をいたします。まず、田中町政についてお伺いをいたします。次の10年は妹背牛町の命運を決すると言っても過言ではないと思っております。第9次妹背牛町総合振興計画がただいま審議会で策定中であります。私たちは、ここに住む人が本当に望むまちづくりを町民と行政が協働で実現することを目指し、ここに住む私たちが輝き、ここに住むことで笑顔があふれるまち妹背牛をつくります、こんなことを掲げ、平成22年からスタートした第8次総合振興計画を指針としてまちづくりを進め、本年が最終年となります。この間表面化した諸課題を次の10年でどのように対処していくのか、また第9次総合振興計画のもとで町長としてのカラーをどのような形で発揮されるのかお尋ねしたいと思います。この「振興計画の下で」とは、策定された振興計画の支配力がある中でという意味でございますので、誤解がないようにお願いいたします。まず第1点、第8次総合振興計画終了に際し、いま少し時間はございますけれども、現時点での町長としての評価、課題についてどのようにお考えになっておられるのかお尋ねを申し上げます。2点目、課題について第9次総合振興計画のもとでどのように対処されていくのかをお伺いいたします。なお、この質問の趣旨は、冒頭申し上げましたとおり、現在審議されている振興計画の進捗状況、またその中身について伺うものではありませんので、所管である振興課長の答弁を求めるものではありません。したがいまして、町長からの答弁を求めたいと思います。再質問を留保して質問を終わります。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

私からは、議員ご質問の第1番目、第8次総合振興計画の終了に当たり、現時点での評価と課題についてからまずご答弁を申し上げたいと思います。まず、第8次総合振興計画の終了年度、あと1年ございますけれども、現時点での評価と課題についての質問でございますが、第8次で掲げております町民と行政の協働のまちづくり、この協働のまちづくりとは、日常生活あるいは身の回りで発生する問題は、まず自分やご家庭で解決を図り、それができない場合は地域、コミュニティーと広げ、それでもできない場合は行政が介入するということでございました。この10年間を振り返りますと、私は町長になってまだ1年6カ月ですけれども、その前は議員を8年間やらせていただきました。この8次のもとに私も活動してきた記憶がございます。町民が主体となった活動が生まれたものの1つとしては、NPO法人わかち愛・もせうしの活動がございます。これは社会福祉協議会の地域福祉実践計画からスタートし、その後わかち愛食堂、介護劇、夕暮れサロン、オレンジカフェ縁をはじめさまざまな事業を展開されており、今では本町にとってなくてはならない団体の活動でございます。また、冬のイベント、スノフェス、これは来られた方もいるかいないかわかりませんけれども、妹背牛町では初めて冬を盛り上げようと、1つの目標に向け農協青年部と、そして商工青年部がそれぞれの垣根を越えまして団結をし、冬の祭りを盛り上げようと。妹背牛の冬は寒いだけで終わることではなく、自分たちでこのまちを元気にしようという活動をされて3年目となっております。また、昨年秋には、数名の有志の方々が呼びかけられまして、現在会員が150名以上となっております日ハムファイターズの妹背牛後援会につきましても、札幌で催されましたよさこいソーランも含め、これはもせうしRIMUSEでございます。20周年という活動の歴史を持っております。私も20周年を記念して、本当は私、勘違いをしていたというか、思い込んでいたのが、ファッションが暴走族というか、ヤンキーの踊りなのかなと思って昔は関心がなかったのですけれども、妹背牛で見せていただくにつれて、これはかなり芸術性が高いし、おもしろい動きだなと思って、20周年を境に初めて行ってまいりました。12時間、後をついて活動を見せていただきましたけれども、北海道の中では激減してチームが消えていっている中で妹背牛は20年というすばらしい歴史を持って、私、なぜか涙してしまいました。この小さいチームが本当に楽しそうに大通をめぐって、4回、5回と連続で踊って、そして表彰も受けました。皆さんの前で。こういう活動も含めて、妹背牛はこの10年間、そして彼らにとっては20年間、大いなる歴史を形づくってこられたなと思いながら、8次の総合振興計画とも大きくつながりを持てたなと感じるわけでございます。また、その後、さまざまな方向から第8次の中で掲げた取り組み、町民と行政の協働のまちづくり、この中に突然のごとく国のほうから平成27年、皆さんご存じのように、まち・ひと・しごと総合戦略が入り込んできました。私、その入り込んできた議員のときに、名前を出してよろしいかな。工藤議員さんが、これは第8次のまちづくりと整合性はあるのか、国から押しつけられたような形で大丈夫なのかと行政のほうに問いかけました。その言葉が今でも記憶に残っております。行政のほうは、その中身を第8次とどういうふうに整合性を持たせてやるか、そして国はこのままやってくれるのか、それとも途中から引いてしまうのだろうかという危機感も感じながら、一生懸命8次と組み合わせながら今日まで向かってきたと私は高く評価しております。ただ、第8次の中で、最初の10年のときには査定に入れていなかった問題が浮上してきました。それが今回2番目にあります第9次総合振興計画のもとでどのように発見した課題について取り組んでいくかという問題に直結すると思いますので、ここでお話を少しさせていただきます。27年度に策定しましたまち・ひと・しごと総合戦略の流れの中で、そしてまた第8次の中に最初からは入っていなかったのですけれども、急激な人口減少、そして少子高齢化の波に洗われた妹背牛町は、途中から戦略を変えるわけにはいきません。それで、国から与えられた総合戦略に乗りながら次に向けた展開をしていこうということも考えながら、第9次まちづくりアンケートを昨年実施しております。第9次まちづくりアンケートは、第8次の反省にも立ったアンケートと私たちは捉えておりまして、その中で重点を置くべきまちの施策として最も多く寄せられた強化策の1つが移住定住対策でございました。移住定住対策は、第8次でははっきりとは射程に入っていませんでしたけれども、既に人口減少の波に洗われていたということは事実でございます。ですから、9次に向けてやることは移住定住対策の充実と言っても過言ではないと思っております。また、8次の中にありました地元企業との連携、それから地元企業の雇用と移住定住にもつながる施策、これが8次ではまだしっかりいじれなかった。そういうことも踏まえまして、9次ではここを諮問されましたいろんなテーマの中に組み合わせまして、人口増に向けて、その中で妹背牛町が元気に学びながら、そして自治のまちとして生きていくスタンスを私どもとっていきたいと考えております。まず、第1回目の答弁はここまでにさせていただきます。

質問 5番 広田毅

今町長からるるご答弁いただきました。今言われたように、第8次総合振興計画の進行中にまち・ひと・しごと総合戦略というような国の大きなプロジェクトが始まりました。その中でどうやって8次の総合振興計画と整合性を図りながらやっていくかということが非常に難しかったというようなお話だったと思います。また、8次に課題として上がってきた移住定住対策、これが次のメインだというような大きな趣旨だったと思います。答弁だったと思います。また、その中で地元企業との連携を図りながら、地元企業に勤められている方の移住定住に努めていきたいというようなご答弁だったと思います。そんなことも含めて、移住定住については地元企業を活用した民間賃貸住宅の施策もスタートしようとしておりますけれども、そのほか第8次の期間で課題として私の考えることもございますから、そのことについて個別にお尋ねしていこうと思っております。まず、第1点目についてですが、妹背牛商業高校の跡地についてでございます。この問題については幾度か一般質問しておりますし、また理事者側からもご答弁いただいております。内容については私も充分把握しているつもりでありますけれども、現在鋭意道と交渉中ということであろうかと思いますけれども、何せ無償譲渡が前提ということでの交渉だと私も理解しておりますけれども、田中町政を今後執行していくに当たってこの跡地の利活用について、田中町政下にあってはどのような重要性、重要度があるのか。また、活用方法を考えておられるのであれば、具体的に申し上げるのは今9次の振興計画の策定中ですから、それに影響を余り与えてはいけませんから、答えづらいのであればそこら辺答弁はお任せしますけれども、とにかくこの跡地の有効利用について田中町政下ではどのような重要度があるのかお聞きしたいと思います。2点目、先ほど町長の答弁にありましたけれども、移住定住対策、また地元企業との連携をしっかりとって人口減少対策の解決に結びつけていきたいというお話でありましたけれども、そのほか本町では現在人口減少対策としてさまざまな事業展開をしております。このことを次の10年間に向けて、さらに費用対効果を高めるためにも今後個々の事業の見直しを含めてどのような事業展開をそのほかに考えておられるのか、お考えがあればお聞きしたいと思います。3点目については、小中学校の問題もお聞きしたかったのですけれども、先ほど同僚議員からこれに関する質問がございまして、教育長からの統合に関するような、詳しい中身ではありませんでしたけれども、答弁がございましたので、割愛をさせていただきたいと思います。4点目については、高齢者による悲惨な交通事案が連日多発しております。高齢者の運転免許証の返納、これは去年でしたか、総務厚生常任委員会でも閉会中の議案として勉強した場面もございますけれども、返納といっても強制力があるわけではありませんから、個々の意思に任せるしかありません。また、現在では国のほうで自動車運転免許の制度改正も取り沙汰されております。各自治体ではこのことに関して、町民、市民、住民が返納を少しでも安心してできるように、また誘導策として需要応答型交通、予約運行型交通、いわゆる乗車定員が11名以上のデマンドバス、デマンドというのは需要という意味でありますけれども、また乗車定員10名以下の乗合タクシー、本町ではタクシーを使ったケースを模索しているというお話を伺っております。ただ、バスの営業路線も絡んで現在調整中というようなお話も伺っておりますけれども、足の確保、この両輪がなければ、地域の公共交通の取り組みがきちっとできていないと、返納にも結びつかないということにもなろうかと思います。そういった意味でもこの対策については急務と考えておりますけれども、このことについては、先ほど申し上げましたけれども、バスの営業路線の関係、またおもてなし事業ですか、その絡みもありますけれども、今後どういうふうにされていくのかお伺いします。最後、4点目になりますけれども、総務省はふるさと納税制度の厳格化を打ち出しております。それについて各自治体ではいろいろ対策に追われております。本町でも返礼品は3割、そしてまた経費は50%以下とするルールを遵守しながら、貴重な財源確保に努めていかなければならないと考えます。そのためにも知恵を絞る必要があろうかと思います。ふるさと納税制度については、平成30年9月の定例会で一般質問をさせていただきました。田中町長、そのときのことは覚えていらっしゃいますか。本町では米をメインにした返礼品として現在も進んでいるところでありますけれども、ほかの自治体ではふるさととのつながりに着目した返礼品を取り入れている自治体もありますよというご紹介をさせていただきました。覚えていますか。再度申し上げますけれども、岩見沢、そして士別市などでは、ふるさとから都会に離れていった方への返礼品として、お墓の清掃サービス、それから空き地の草刈り、それから高齢な父親、母親の安否確認、そういったことを返礼品に取り入れているところもあるのです。このようなことも紹介をさせていただきました。また、クラウドファンディング型のふるさと納税について、これは美瑛町の青い池のトイレの設置についてご紹介申し上げました。そのときに特に町長が興味を示されたのは、クラウドファンディング型のふるさと納税に興味を示されていたのかなと思っておりますけれども、そのときの答弁で私の記憶では、今後充分検討していきたいというようなご答弁だったと思います。そんなことも含めて町長は、去年でいいますと本町の納税額は1億8,000万ですか、こういった貴重な財源を、今後ふるさと納税制度を有効に利活用していく上で返礼品も含めてほかの自治体と差別化を図るためにどのような取り組みが必要とお考えなのか、できれば具体的にお伺いしたいと思います。以上、再々質問を留保して質問を終わります。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

議員の再質問に対して答弁をさせていただきます。まず最初、8次の積み残し、あるいは8次からの流れということで、まず最初に妹背高跡地の再利用、利活用のイメージ、あるいは町長にとってどれだけの重要度があるのかというご質問でございます。これは、私がカラーを出すとかという以前に、これが問題に既になっているということで、カラーを出す以前にこの問題の所在が大きく動こうとしています。それは、3番目におっしゃった小中高の統合の見解の問題は答弁しなくてもよいとおっしゃられたのですけれども、こことの関係で、第9次の中で諮問されてきたテーマ、恐らく令和6年から令和9年の間に小中学校の統合の問題、それから建物、町民会館の建てかえの時期が訪れるとざっくり推定しております。この場所をどこにするかということは私の一存で決めれるわけではありません。もちろん。そことの絡みの中で、諮問が高校跡地のほうに動くという可能性もございます。ですから、今私が高校の跡地を単独で利活用したいというイメージを語れる段階ではないのを前提にしてお聞きしていただけるのなら私も答えられます。これは広田議員さんともお話しした記憶があると思うのですけれども、ヘリコプターによって除草剤をまいたりいろんなことをしています。そういうヘリは組織に頼むのではなく、自分のお宅で、1戸の農家が非常に安い値段で、そして免許も取りやすく、ただ滞空時間が短いので、バッテリーを持ちながら必要なときにだけまきたいというような、そういう高度な農業の展開が始まっております。将来的には若い各農業者が、それを扱える人は自分でおやりになる時代が来るのではないかなと。私も知り合いに免許を持っている人がいまして、どこで免許を取ったのですかというと、旭川のクボタのところに行って取りましたと。それを運転する場所というのは限られてきて、そこに免許を出す人が常駐しているのですかといったら、そこまで多くないので派遣されていると。ですから、3ヘクタールの広大な土地を全部とは言いませんけれども、一部網を張って防音設備をつくって、ドローンの免許を取ったり研究をしたりする機関を呼び寄せるというようなことは、これは私の発想ではなくて議員さんがおっしゃったことと最近つながった話なのですけれども、こういう企業あるいは組織を誘致するという可能性もなきにしもあらずだなと。さっきの前提の上でですけれども、今思っておることもございます。それから、2番目の移住定住対策ですけれども、さまざまな施策を行って、近隣がやって成功しているものをある意味では少し踏襲したりしてやっているので、議員さんの目から見たら雑多なイメージをお持ちなのではないかなと思っております。ですから、いろんな意味で精査して、今の時代、次の時代に合ったものを半歩先で取り入れていくという検証の仕方がきっと求められているし、そのことで答弁を求められたのだと思います。私たちも、私はまだ1年半ですけれども、今までやってきた中でやめたものもございます。もちろんそれに対しては批判もございました。でも、これからどうしていくかということを日進月歩で動きながらやっていかなければいけないということは充分理解しております。ですから、移住定住対策の中で議員さん何人もから提案ございました。3人以上だと思います。住まれる方のハードの部分に支援するだけではなくてソフトの部分、つまり給料の中にちゃんと入るようにして生活支援をするべきだと。そうしたら長く住んでもらえるし、それに対しては商品券ではなく現金ではないかというご意見もいただいております。そういうことの中で私たち、別に頭がかたくなっているわけではないので、住む場所がないと呼べないということだけはご理解をはっきりさせていただきたいと思いますので、すてきな建物をつくりながらそれを回していきたいという考えで、柔軟に発想をしていきたいと思っております。ですから、個々の事業展開で何か独創的なものはあるかとおっしゃられると、私は本当は独創的なものが好きなタイプの人間なのですけれども、現実はほかがうまくいっているものを上手にひねって変換させるほうが有利なのです。というのは、ほかがやらない独創的なものはやってもうまくいかないというのがだんだんわかってきまして、私はそんなに独創的なタイプではないのでご安心ください。普通の人間なので。そういうふうに展開を少しずつやっていきたいと思います。それから次に、高齢者の事故報道が多いということで、免許返納も加えたデマンドバスというお話でした。これは、実は既に佐田議員さんがご質問の中で展開される予定になっておりますので、ここは申しわけありませんけれども、そちらのほうでお聞きになっていただきたいと思います。次は、ふるさと納税が確かに厳格化されました。これをルールを守りながら有効に使っていくということは、行政、議会、町民みんなの共通の認識だと思っております。先ほど言われましたお墓の草刈りには私も非常に共鳴して、いいですねと言ったのは覚えています。はっきり覚えています。ただ、個別のテーマにいく前に、厳格化のルールに対して持っていく形をとるので精いっぱいのところに今おりまして、まずはしっかり流れをつくっていきながら、そこに入っていく余裕を持っていきたいと思っています。これは全然、答弁をしたことによってやるとかやらないとかでなくて、求めていきたい方向だと思っております。お米がやはり強いのです。うちの97.5%ぐらいはお米なのです。徐々に伸びていっています。隣まちの秩父別町さんは昔お米が百選に選ばれたとかなんとかというのをキャッチコピーで利用して上手に持っていっていますけれども、昔は宣伝が下手だなと思っていたのですけれども、うちのまちは奥ゆかしいのです。奥ゆかしいというのは、実際に食べたらわかるでしょうというスタンスで1億8,000万まで伸ばしてきたのです。これを限度ぎりぎりまで、2億4,000万ぐらいまで徐々に伸ばしていきたいというのが今行政の視野に入っているものです。それはお米だけで終わるのではなくて、それこそユニークというのはいい意味で、中央、都会に住んでいらっしゃる人は地方まで行けないと。そこをお手伝いするという意味で本当に必然性のあるものを一方で探していくという努力を続けていきたいと思っております。ですから、あの質問は忘れてございません。そういうことで8次の積み残し、あるいは8次から流れてくるものに対しての再答弁といたします。

質問 5番 広田毅

先ほど言いましたように、9次の振興計画が今策定中でありますから、答弁の中身についてもかなり気を使った答弁にならざるを得ないということは充分理解できます。そんな中で4点について今ご答弁いただきました。1点目の商業高校については、原則無償譲渡、場合によっては、3ヘクタール全部ではありませんけれども、有償も含めて検討したいというような理事者側の考えを以前に伺っております。今町長がお話しされたように、ある意味前提があってのお話ですというお話だったので、私も理解しております。私も、以前町長が言われたように、あそこを農業関係の、それこそ寺崎前町長がやられていた、北大の野口教授が進めている農業のロボット化、今でいえばトラクターなどの無人化になりますけれども、私も農業委員会にいたときに見学に行かせていただきました。うちも手を挙げたら研究室は来ていただけるのですかというようなお話を野口教授にしたことがあります。そのときに動いていたのが北のほうの士別でしたけれども、とにかく妹背牛町としてはその時点で後塵を拝していたというような野口教授のお答えのイメージでした。行政含めて動いてくれるのであれば検討してもいいよというようなソフトなお答えもいただいておりましたけれども、果たして実現するかどうか、その時点ではわかりませんでしたけれども、そういった意味で私もあそこの利活用についてご提案申し上げたことがございます。そういったことを覚えていてもらって、今町長に答弁いただいたと思いますけれども、やるやらない、どのように活用していくかというのはもちろん答えづらいと思いますけれども、決して塩漬けにすることは絶対にしないでほしいなと思っております。これだけは私、この一般質問の場で町長に対して進言しておきたいと思います。2点目については、人口減少対策として独特な発想のもとで事業展開を考えていないのか、今の事業を見直してというような質問に対してお答えをいただきましたけれども、今町長お答えいただいたように、他町村でやっている人口減少対策ですか、いいところをまねて、本町に合うようにアレンジして、ぜひ理事者側も変なプライドを捨てていただいて、いいところはどんどんまねていただいて、本町に合うような施策を打っていただきたいなと思っております。3点目の運転免許の返納についてですが、この後同僚議員の佐田議員が質問されるということで、町長先ほど言われたとおり、この件について再々質問はいたしません。最後、ふるさと納税なのですけれども、お米はわかるのですけれども、近くを見ただけでもバリエーションがすごく多いのです。残念なことに地域資源というのは妹背牛町、余りないというのが現実です。そんな中、返礼品の調達費は3割以下にしなさいよとか経費は5割以下にしなさいよという縛りがあっても少し頭をひねって、先ほど言ったように、ものではなくてソフトな事業でもいいではないですか。そういったことも、ふるさと納税制度というのは全国的にやられていることですから、いいところを勉強しながらうちに合ったような、先ほど言った2番目の人口減少対策と同じになりますけれども、ぜひふるさと納税の返礼品の中にバリエーションの1つとして、2つとして取り入れていただきたいなと思っております。田中町長は、妹背牛町議員の時代から、議員をやりながら自分として妹背牛町、こんなまちづくりをしたいという強い志を持って、今その席に座られていると思います。釈迦に説法だと思いますけれども、妹背牛の存亡がかかっている10年だと私は思っています。30年後ですか、推計によりますと人口が1,000人を切ると。妹背牛町でとった統計でしたか、たしか900人台だったと思いますけれども、そんなまちになってもぜひ、小さくても人に優しいまち、また安心して高齢者が最後まで暮らし続けていけるようなまちづくりを次の10年の基礎とするように頑張っていただきたいなと思っております。そんなことで再々質問を終わります。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

議員の再々質問に対してご答弁差し上げます。妹背高の跡地は、ちょっと説明しますと、平成27年に校舎を含む全ての取り壊しが終わったのはご存じだと思います。その後道教育庁施設課と打ち合わせを行っておりまして、施設課からは町が譲渡を受けない場合は競売すると。一般に。無償譲渡は公共利用に限り可能であるが、現在無償譲渡後に売買することは難しく、原則10年は用途が指定されますよと、そういうことで動いております。ですから、第9次で私たちがあそこの利用を公的に行いたいという方針が出るまでの間は一般競売に付されているということで了解をとっている状態です。ですから、どこか企業がここを欲しいと言ったらお金で済む話になりますし、もちろん騒音があるとか危ないものだとかということになると町との相談になりますけれども、今、競売に付されている要件の中に入っております。ここを塩漬けしないように頼むとおっしゃられたのですけれども、私が塩漬けにしているわけではなくて、これは私個人の考えではなくて、すばらしい3ヘクタールの場所、あそこが妹背牛にとって将来どんな価値あるものに変わっていくかというのは、私たちの現在では想像できないものがあると思います。そういう意味では、ただとっておくとか誰も来ないでくれというのではなくて、積極的な計画が立てられる場合は展開していくし、それができない場合は逆に言うと企業誘致があり得る可能性もそのときには出てくると思います。そういう意味では柔軟に考えておりますし、塩漬けという言葉は知っておりましたけれども、発想は全くございません。それから、移住定住対策、近隣が行っている一坪1円ですか、ああいう価格破壊のようなことでうちのまちの地価を下げるのではないかとか、いろんな理事者側の答弁もありました。現実はその流れに入っていくかどうかというよりも、現状どういうふうにアレンジしたらこのまちに合うのかというところの知恵は、出しても出しても尽くせないぐらいの知恵の必要があると思います。それは、議員さん含め、町民の皆さんからも日々知恵をいただきながら、ずっとフル回転しながら考えていかなければいけない中身だと思っております。それから、ふるさと納税、私は別にお米を持ち上げて97.5%だとか騒いでいるわけではなくて、お米は本当に人気があるのです。私はお米が好きなのですけれども、そんなにお米、みんな食べたいのだな、やはり日本人なのかなと思いながら感じていますけれども、お米をつくっている人は海産物が気になると思うのです。自分の娘や息子は海のほうの人と結婚してほしいななんて思っている人もいますし、実際そういうところでやりとりしているところもございます。でも、うちの資源としてお米が重要だということは変わりませんし、その中でも頭を使ってほしいということが今日もはっきり伝わりましたので、総務省から言われている厳格化をきっちりクリアしながら私たちが知恵を使っていく場所だと確信しておりますので、それについてはこれからもご指導、ご鞭撻いただきながらやっていきたいと思います。それから、今後の10年のことをおっしゃいましたけれども、私もこれからの30年を見越したときのこの10年、あるいはスタートの5年が勝負になるだろう、それははっきり実感しております。令和元年になる夜中、これから令和はどんな年になるのかなと考えましたら、30年後はここにいる私たちも含めていなくなる可能性が高い時代になると思います。そのときに相手に何を渡していくか。ものなのか、スタイルなのか、あるいは考え方なのか、そういうことも含めて今の行政が取り組んでいく時代の責務というものを感じておりますし、今日また議員さんからご指摘あったとおり、そこは本当に襟を正して職員一同頑張っていきたいと思っております。こういうことで答弁をさせていただきました。

出典:妹背牛町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる