みんなの議会

妹背牛町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日

本町の課題と今後の田中町政について

2017年12月14日、妹背牛町議会の一般質問で、廣田毅議員が「本町の課題と今後の田中町政について」質問し、町長 田中一典、健康福祉課長 河野和浩が答弁しました。

質問者
廣田毅 議員
答弁者
町長 田中一典、健康福祉課長 河野和浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 広田毅

(登壇) 通告に従いまして、質問をいたします。まず、冒頭に申し上げます。24年ぶりに行われました町長選挙の結果、田中新町長が誕生したことに祝意を表します。さて、今定例会では、本町の課題と今後の田中町政についてお伺いをいたします。本町においては、前寺崎町政8年間にさまざまな施策が実施をされております。近隣の町においても本町と同様に構造的問題を抱えており、それゆえ施策についても似たものになりがちであります。財政状況が違う中、本町が独自色を出していくのは難しいところでありますけれども、可能性については大いにあるものと考えております。本町にとって今何が必要なのか、中長期的なビジョンについてはどうあるべきなのか、町民は田中町長の手腕に期待と不安を抱きながら注視をしております。これらを踏まえて、主な案件について伺います。1点目、妹背牛商業高校跡地についてお伺いをいたします。このことにつきましては、私が平成28年第4回定例会で一般質問をしております。そのときの主な答弁としましては、現在道と無償譲渡交渉を行っている。また、道に町の利用構想を示すため現在作成中であるとのことでありました。そこで、現在の交渉の進捗状況についてお伺いをいたします。また、道に利用構想を提示するとのことでありましたけれども、現在において提示されているのか、いまだに提示されていないのか、示されたのであればその内容についてお伺いをいたします。2点目、町民会館、郷土資料館についてお伺いをいたします。町民会館、郷土資料館ともに老朽化が進み、耐震性にも問題があることは周知の事実であります。寺崎前町長は、新築移転に前向きな発言をされておりましたが、田中町長は今般行われました公開討論会におきましては、早期の新築移転には消極的な考え方であると私は感じました。このことについて改めてお考えを伺います。また、あわせて郷土資料館についてもお伺いをいたします。3点目、妹背牛診療所についてお伺いをいたします。妹背牛診療所の指定管理者、英晃会との指定管理期間が平成30年3月31日で満了を迎えるため、このことについてこの後議案審議の議案として提出をされておりますけれども、改めてお伺いをいたします。現在広域医療体制の充実が叫ばれる中、本町診療所の果たすべき役割と必要性についてどうお考えでしょうか。また、現在の指定管理料については、議論もあるところでありますけれども、適正な指定管理料についてはどうお考えでおられますか、お伺いをいたします。4点目、田中町政今後4年間の最重点施策とは何でしょうか。公開討論会では、役場の機構改革と役場に入りやすい環境をつくると言及をされておりますけれども、具体的な内容についてお伺いをいたします。再質問を留保して質問を終わります。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

広田議員の質問に対して答弁をさせていただきます。町長の執行方針というのは、この質問の中でるる述べていきますので、今大ざっぱにはお話しすることはいたしません。まず、1つ目の妹背牛商業高校跡地についてでございますが、先般行われました寺崎町長、それから私、田中候補との公開討論会の席上で出されましたお話ですが、私議員の時代に、約半年前ですか、聞いておりましたのは、妹背牛町の商業高校跡地に建設する町民会館、それから3世代構想とかいういろんなものがございました。ただ、それは予算措置、あるいは時間的な考慮というものはまだなされていず、絵が描かれようとしている状況でございました。ですから、あの場におきましては、私はまだ町民の議論、それから妹背牛町民会館の耐震化も含めまして、これはるる議論が必要だということで、あの場ではまだ消極的な態度を示させていただきました。それから、この跡地についてでございますが、後ほどの質問これからあると思いますけれども、私といたしましては南3条線、それから道道に向かう道路の建設が最優先課題だと今のところは考えております。それによって19町内のあそこにお住まいの人たちの前の利便性、それから除排雪の利便性が出てくる。それから、もう一つは、これから交渉をする道路用地を道から買い入れるということで交渉を始めるスタンスでおります。その交渉の過程におきまして、あそこの用地を妹背牛町が将来使うという先鞭をつける可能性も出てくると思いまして、私はまずそこのところから始めたいと思っております。2番目、町民会館、郷土資料館について答弁をさせていただきます。確かに町民会館は老朽化が激しくなっております。私もよく使わせてもらっておりますが、耐震に関する問題は、確かに耐震基準が変わりましたことによって厳しくなっております。しかし、現在耐震化の問題も含めまして、小学校、そして中学校、それから町民会館、この3つはほとんど耐用年数が同じ時期に来ております。ずれたとしても二、三年。ただ、小中に関しましては、国からの補助金によりまして耐震化がなされております。町民会館、それから郷土資料館の扱いについては、もう少し町民の皆さんと時間をかけて審議していきたいと思います。それから、郷土資料館についてですが、私は120年という妹背牛町の歴史の中におきまして、まだまだ私たちが過去を振り返るという時間の長さは非常に短く感じております。内地に行きますと、約2,000年からの歴史を持っております。私たちが早急に120年の歴史をどう保存するかということに対して、余り早急な結論を出すのはいかがなものかと私は感じております。ですから、保存だけでなく、これを将来の町民に向かって差し出していくための今の施策が問われていると思います。それから、コンサートなどで使われております現状の使い方を見ますと、まだまだこの町民会館の横にあります郷土資料館の使い方は勉強できるのではないか、そう思いまして、これからのいろんな魅力的な使い方を検討するものとして見ておりますので、ご了承いただきたいと思います。さて、3番目の妹背牛診療所についてでございますが、これは係のほうからお願いします。

答弁 健康福祉課長 河野和浩(健康福祉課長は2023年3月まで)

3番目の診療所の運営等について答弁させていただきます。現在妹背牛診療所は、札幌にあります医療法人英晃会が指定管理者の指定の中で平成26年4月1月より運営されており、議員ご質問のとおり、来年30年3月31日で4年間の指定が終了となりますが、法人側より新たに4年間の指定の中で運営を引き受けたいとの意思表示をいただきました。このたび指定更新の申請を受理しましたので、議員各位のご理解を賜りますようお願い申し上げます。さて、現在の運営状況につきましては、指定管理料として3,500万円、施設設備修理、備品購入費が必要となった場合は町の負担となっており、老人保健施設、デイサービス、生活支援ハウスすまい・ル併設における施設管理、光熱水費、除雪費等の老人保健施設りぶれからの実費請求分の面積割約20%を年度末に町の負担とさせていただいており、昨年28年度におきましては300万円の支出となっております。議員ご質問の適正な指定管理料につきましては、法人側との年度の決算報告書を踏まえた中で、これから法人側と折衝していきたいと考えております。診療所におきましては、死亡等による人口減少、高齢化の進行によって外来患者が減少するなど、診療所の運営収支は厳しいものがありますが、診療所が果たす役割は、医療が身近に存在することで地域住民に安心感を与えることであり、かかりつけ医として2次医療圏と連携しながら、住民の健康を維持していくことが必要とされています。現在深川市を中心とした1市4町で北空知地域医療介護確保推進協議会の中で在宅医療、介護の連携を進めておりますが、その中でも診療所の役割は大きいものでありますので、地域住民にもかかりつけ医としての理解を高齢者のみならず若い世代にも普及啓発していく必要性を認識してございます。同時にご質問にあります2階の活用におきましても以前から内部協議をしておりますが、老人保健施設と併設になっておりますので、施設側とも協議した中で保健所や北海道にもご指導いただき、有効活用を検討していきたいと考えてございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

4番目、今後4年間の最重点施策とありますけれども、私といたしましては建物建てる、あるいは大幅な行政改革、あるいは特殊なものを今のところは考えておりません。そうではなくて、加藤町政から引き継がれ、そして寺崎町政と引き継がれ、私田中町政と引き継がれてきましたこの流れの中で、今までのいろんな問題、クレームを一つ一つまずは潰していこうと考えております。そのために役場が町民、それから議員の皆さんが議論しやすいよい雰囲気をつくり出す、そういう意味の機構改革を少し考えております。その流れの中からいろんなものが見えてくると確信いたしておりますので、るる細かい答弁の中でそれを開陳していきたいと思っております。以上です。

質問 5番 広田毅

今それぞれ質問させていただいたことに町長、また所管の課長さんからご答弁いただきましたけれども、町長さんにつきましては就任間もないということで、これから施政方針についてはるる明らかにしていきたいというようなご答弁がございました。確かに就任間近ということでありますので、詳しい内容については今般この場では申し述べるのは難しい状況ではないかなと考えております。そこを踏まえまして、再質問をさせていただきます。まず、第1点目の妹背牛商業高校跡地についてでございますけれども、今私が1回目の質問でお尋ね申し上げました昨年のちょうど今、第4回の定例会で一般質問させていただいたときのことを申し上げましたけれども、そのときの答弁のことも申し添えましたが、そのときのことをご質問申し上げたつもりなのですけれども、答弁いただけなかったと思っております。再度お尋ねしますけれども、道との無償譲渡交渉の進捗状況、それからその際町が道に利用構想を示すというような答弁でありました。それ以降1年経過しておりますけれども、利用構想が道に提示されたのかどうか。提示されたのであれば、その内容について説明をいただきたいと思っております。それから、仮に無償譲渡が難しい場合の考え方につきましては、面積を縮減してでも購入していく考えがおありなのかどうか。あの敷地約3ヘクタールほどありますけれども、それ全部ではなくても、これは無償ではない場合ですけれども、町として購入する考えがあるのかどうか。仮に今、話が前後しますけれども、利用構想が提示されたのであれば、その利用構想というのは寺崎前町長さんがいたときの利用構想と我々理解しますけれども、それはあくまで田中町政になって、それを踏襲しながら利用構想計画を跡地について進めていくのかもお尋ねします。それから、2番目の町民会館、郷土資料館についてでありますけれども、特に郷土資料館については歴史的価値があることから、早急な判断するのもなかなか町長答弁のとおり難しいと思いますし、また熟議を重ねていった上での判断をしていかなければならないなと考えております。町長は、町民会館の建てかえについては、まず小中学校を統合し、その跡地に移設新築したいというようなことを言及されていたと思います。町の顔でもあります町民会館の移設、建てかえの時期と小中学校統合のタイミングは果たしてマッチするのかどうか。このお考えがそのとおりだとすれば、小中学校の統合が先で、町民会館は後ということになります。本町においては、比較的災害が少ない。地震の少ない地域ではありますけれども、平成15年の地質調査研究推進本部が公表した断層に沼田町から砂川市に至る断層が含まれておりまして、この全体の長さが約38キロとされております。この断層が一つとなって活動した場合には、マグニチュード7.5程度の地震が発生されると予測をされております。あくまでもこれは可能性ではありますけれども、私もいたずらに危険をあおるつもりはありませんけれども、災害による被害、また危険を除去していくのが住民に対する行政の責務とも考えますけれども、町長の所見をお伺いいたします。3番目に、診療所についてでありますけれども、過日北海道新聞、北空知新聞で北空知1市4町が総務省所管の定住自立圏構想を目指し、年度内にも深川市が中心市宣言をする見通しと報じられておりました。このことにより地域医療の確保に要する経費の財政措置、医療福祉、産業振興、公共交通などに有利な地方債が適用されるとのことです。町長は、公開討論会において診療所、りぶれ、すまい・ルがある医療福祉ゾーンに29床程度の小規模老健施設を建設したいと、将来的にはという話ですけれども、言及をされておりました。先ほど申し述べました定住自立圏構想の実現も視野に入れながら、このゾーンの増強整備を図り、妹背牛診療所などの施設の相乗効果を図るお考えがあるのかをお尋ね申し上げます。以上です。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

議員の再質問にお答えいたします。1番目の妹背牛商業高校跡地につきまして、先ほど答弁漏れがございました。申しわけございません。寺崎町長の時代に青写真を示されましたが、確認しましたところ青写真の段階で、まだ道のほうに提出するというところまではいっておらなかったようでございます。それで、この問題ですけれども、3ヘクタールの土地がございまして、有償の場合どこまで獲得するおつもりなのかということでご質問がございました。私は、先ほどの答弁で申し上げましたとおり、まずは町道の確保、それによって利便性、それから雪の排雪に関する利便性をとりたいと、その考えを最初に持っております。この場合は、道と交渉しまして、有償になるか、無償になるか、多分有償になると思いますけれども、そこの道路用地を確保する中で、まずそこに残った土地2ヘクタール少しの土地を妹背牛町のものとして使っていく構想を出す前に道路をつくると。構想に関しては、町の皆さん、それから議会の皆さん、職員と知恵を出し合って、新たにどうするかということを考えていきたいと思います。それから、先ほどの地質の断層についてでございますが、私も沼田、砂川に向かっていくこの断層を知っております。これの直下にあることもありまして、先ほどマグニチュード7.5とおっしゃいましたけれども、連動しますと恐らく5から6が来るのではないか、そういう覚悟はございます。ですから、町民会館の老朽化という問題をそこと直接結びつけますと、財政的に物すごく大きな問題が降りかかってまいります。お金の問題で命はかえませんけれども、この問題に関してはもう少し時間をいただいて、どういうふうにしていくかを役場の中でも議論し、それから議員の皆さんとも議論しまして、いい方向を目指したいと思います。ただ、1つ、小学校の耐用年数が平成30年に基本的には終わるところにいきます。町民会館は平成34年でございます。中学校は平成36年、比較的新しいので、中学校が一番最後まで生き残る可能性が高いということで、私が公開討論で示しましたときには、中学校の跡地に町民会館をと申しましたが、年限を調べますともしかすると小学校のほうが有望なのかなというふうに考えております。それから、議員ご指摘のどの順番にするのかということに関しましても、私は早急に町民会館の建てかえが必要だという認識にはまだ至っておりません。この議論も含めまして、どの順番でしていくかと。それは、行政の問題だけではなく、教育行政の中でもどのタイミングで小中統合、あるいは併設が必要なのかという議論が先行しなければ進みません話なので、これは両方案分しながら進んでいきたいと思っております。それから、2番目の郷土資料館については、先ほど申し述べましたので、割愛させていただきます。妹背牛診療所についてでございますが、これは単に診療所ということではございませんで、あの福祉ゾーン、あれ全体を拡張していくという構想が私の中にございます。というのは、一番端にございます生活支援ハウスすまい・ルの横に少し土地が広がっております。ただ、1つ民地がございまして、その次から農地が広がっております。この民地を譲り受ける可能性も視野に入れながら、そのゾーンの中にいろいろな多機能、小規模、あるいは生活支援ハウスのようなものを増強していくことによって、これからふえていきます高齢化に対して安心な社会をつくっていく。そういう意味で、あのゾーンをふやしたいという構想を持っております。これも皆さんと一緒にご協議しながら進めていく段階かと思います。もちろんこれら全てを一気にいくわけにはいきませんので、私の4年間でどれが順番の最先端にくるかということを所内の中で議論し、町民の皆さん、議会の皆さんとしっかりと考慮しながら、その順番をきっちりつけていくという作業をこれからしていきたいと思います。それから、ちょっと戻りますけれども、道に対しましての交渉に関しては、まず有償交渉の可能性もあるというところから入っていき、それから文教政策におきまして建物を建てるときには無償譲渡という条件はございましたけれども、私はそれを最初に持っていくかどうかも含めまして、皆さんともう一度ご議論をさせていただきたいと思います。ということで再答弁にかえさせていただきます。ありがとうございました。

質問 5番 広田毅

1点だけ確認をさせていただきたいと思います。町民会館、郷土資料館についてでありますけれども、今町長さんのお話によりますと、ご答弁によりますと、町民会館については町民と、また議会とも熟議をしながら進めていきたいと。小中学校に比べては必要性が少し後になるというようなお話だったと受け取りましたけれども、小中学校については先ほど来お話が出ておりますように耐震化が既にされておりますし、耐用年数については確かに小学校ですか、来年度に迎えるというようなことで、耐用年数だけ見ますと序列がそういうふうになろうかと思いますけれども、この議論につきましては同時に議論すべき問題ではないかなと考えておりますし、今町長がおっしゃったような序列のつけ方では、耐用年数だけを考えてやるということは非常に危険を伴うというふうに私は感じました。繰り返しになりますけれども、小中学校については、耐用年数については町民会館から比べると短いということは理解できますけれども、耐震性の補強をされておりますから、その辺も充分ご理解された上で今後私どもと、また町民の皆さんとも熟議を深めていかれてはいかがかと思っておりますけれども、この点について最後ご質問をして、私の質問を終わります。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

再々質問についてお答えいたします。先ほど来耐用年数という言葉でお話ししました。小学校は30年、町民会館は34年、中学校は36年となっておりますが、議員おっしゃるとおり、耐震化が行われていますし、小破修理もきっちり行われております。ですから、私が町民会館でお話しした内容に関しては、基本的には教育委員会のほうと、教育の行政のほうときっちり話し合わないと、建物だけの問題で進めることにはまいりません。ですから、町民会館の耐震性という問題と、それから教育行政の問題と、それから財務の状態ということを三つどもえで考えていかなければいけませんので、これは非常に複雑ですけれども、しっかり取り組んでまいりたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。

出典:妹背牛町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる