妹背牛町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月10日
深川地区消防組合の財務会計システムの導入について
2017年3月10日、妹背牛町議会の一般質問で、田中一典議員が「深川地区消防組合の財務会計システムの導入について」質問し、総務課長 廣瀬長留次が答弁しました。
- 質問者
- 田中一典 議員
- 答弁者
- 総務課長 廣瀬長留次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 田中一典
(登壇) 通告に従い、一般質問をさせていただきます。まず、深川地区消防組合の財務会計システムの導入について伺います。要旨といたしましては、導入の経緯についてのお伺いになります。まず、平成24年4月16日の会計検査によりまして、1市5町の組合で構成される深川地区消防組合の中で、納入されるそれぞれの負担金に平成23年3月31日当時3,310万円の未収金があることが発覚。監査委員から指摘を受けた事実は皆様の記憶にも新しいと思います。それを受けまして、るるあった後に、平成25年7月12日、1市5町をバックアップしまして旭川地方裁判所に民事訴訟が起こされ、9月13日に判決が出ております。深川地区消防組合の会計不正経理問題の裁判結果、そしてこれを受けまして今後の対応についてそれぞれ町民の説明、それから組合からの説明の中に、再発防止策として5つほど出されている中に、会計システム導入、つまり電算化導入の検討ということも含まれております。私は、今回1市5町でこの会計システムが導入されるといううわさを聞いたときに、この不正経理の問題が最初にあって会計処理システムを入れるという話になったのかどうかということを伺いたいということと、それから私の聞いた情報によりますと、最初ヒューマンエラーで起こされた不正に対して会計システムを導入するとは何事かと、そういうものにはお金を払う筋合いはないという反対を受けたということを聞いております。その後新しく会計処理システムを取り入れて、組合の事務処理の効率化、国が要請する統一的な基準による地方公会計システムに移行するため、これを取り入れたいということで準備が整い、スタートしているとお伺いしております。これらのことを聞いた上で、組合としてはこれらの反省の上に立って新しい財務会計システムを導入するのではなく、不正問題とは別個に財務会計システム自体の新しい導入が必要だったということを聞いております。ただ、問題は、事務の効率化のために入れた後に、そこで実地運用における問題についてさらに伺わなければならないと思います。私が得た情報によりますと、深川消防の本署から各支署のコンピューターに向かって縦覧が可能だということでございます。つまり中央から支署を管理するというシステムの流れがあるそうでございます。これはもちろん必要なことだと思います。問題は、各支署がそれぞれ組合費として払って共同運営しているそのシステムの中に、各支署から逆に双方向性として本署の財務会計システムを見ることができないという話を耳にすることがありました。私は、5年前に起こりました不正会計の問題に対してどうして反省がないのだろうと、そこの双方向性を手に入れることが一番重大なシステムの近代化の中で持っていていい部分ではないかということを感じまして、今回質問をさせていただきます。これらについてご答弁をお願いいたします。
答弁 総務課長 廣瀬長留次(総務課長は2017年12月まで)
それでは、私のほうから深川地区消防組合の財務会計システムの導入についてご答弁申し上げます。今ほど議員からご指摘ございましたので、まず導入の経緯からお話ししたいと思います。本システム導入の経緯でございますが、平成24年4月に深川地区消防組合負担金に係る不適切経理による未収金が発覚し、これは先ほど日にちまで詳細に指摘いただきましたが、その後平成25年度に本部より会計処理作業の効率化と正確性を図るためという理由で、ここの正確性が先ほどの不正に係るということでした。その理由で各構成町にシステム導入の打診がありました。構成5町の全てがその段階では不正経理の全容解明と責任の所在がはっきりしていない中で、またシステムの運用は人が行うというようなものですので、それらの理由で導入には反対とし、見送られた経緯がございます。今回の導入については、一連の不正経理問題とは全く別でありまして、これも先ほど議員からありましたが、現在国からは平成29年度までに全ての自治体で、本町もそうですが、新公会計制度の整備促進を求めており、消防組合においても公会計対応、そして固定資産管理システムを導入することとなり、本システムに正確かつ円滑に予算執行や決算のデータ、これの連携を行うとともに、予算編成、執行管理、決算処理を含む経理業務量全体の削減を図るため、財務会計システムをあわせて導入し、運用を行うためであることから、今回の導入につきましては構成全ての町において異論なく同意したところでございます。なお、不正経理問題の再発防止策、これ先ほど5項目、深川市の中で、再発防止策については不正経理等調査特別委員会の提言に基づき、市職員との人事交流、消防と市役所との人事交流、経理事務担当者の定期的な異動がされておりますし、公金に対する意識向上の研修会を実施していると聞いているところでございます。本システム導入が再発防止策のものでないことにご理解をいただきたいというふうに思います。また、議員ご指摘のシステムの運用における双方向、どちらからも見えるという透明性の体制については、これはセキュリティー等のさまざまな面を考慮した中で、現段階では本部と支署間の双方向でのチェック体制とはなっていないものであります。これは、サーバーの中で構成の町、5町ありますが、そこで例えば妹背牛の支署の職員がほかの秩父別支署の伝票やら予算やらが見えてしまうというようなことで、現在4月から運用の段階においては双方にはならないということであります。今後4月から本格運用していく中で、現場職員や他の構成町の意見も聞きながら改善すべき事項等があるならば事務次長会議等で協議をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 3番 田中一典
お伺いした内容に対して再質問させていただきます。管理者への提言、それから不正防止についてるる述べられました。5つございました。この中の再発防止策の中の消防本部職員と構成市町職員の人事交流及び2番目、経理事務担当者は定期的に人事異動する。市、消防職員の公金に対する意識を高めるために研修を行う。最後に、内部通報制度の有効性を検討し、必要と認められる場合は内部通報制度を導入する。これらの重々しい言葉をいろいろ並べていますが、これ簡単に言いますと双方向性を行えばこれら全てを一切する必要はなく、通常の業務を正確に行うということが行われるのではないかと思います。ですから、例えば構成町の町を横に横断してみるということは除いて、本部が実は今回問題を起こして、本部においてまた監査で発見されたという、この事実をもうちょっと重く受けとめていただきまして、会計監査が消防の組合においてありましたのは深川市と秩父別町だけでした。この2つの1市1町はお金を不正に使われてはおりませんでした。残りの4町が行われていたということです。つまりこれは本部と、それから各支署間のある種の中央集権化というものの中で行われたと言われてもやっぱりしようがないと思います。ですから、システムを運用するときに、別にこれお金がかかるわけでもありませんし、この問題に対して事務の効率化ということを国のシステムの上でつくるようにと言われた段階で、これはもう当然入ってこなくてはいけない問題だと私は存じております。ですから、この問題は忘れ去ることなく、重きを持って会議に臨んで、これは私は提案されることを望みますが、どう考えますか。
答弁 総務課長 廣瀬長留次(総務課長は2017年12月まで)
田中議員の再質問にご答弁をさせていただきます。今ほど田中議員ご指摘ございました不正経理等調査特別委員会調査報告書、中の再発防止策5項目を言われたと思いますが、これについては平成25年の2月に出されたものでございまして、先ほどの答弁で申し上げましたとおりその段階でこれにのっとりまして財務会計システムを入れたいという打診があった中では、まだ解明されていないという部分で構成町全ては反対をしたというところでございます。それと、サーバーの中で構成町を見るのではなく、本部と例えば妹背牛支署の間だけでの透明性という部分では、今後先ほども答弁した中で4月から運用の中で、恐らくそれは権限を与えればそのようなことにはなるというふうに思いますが、4月スタート段階、これまでいろいろ本部と私ども事務次長会議の中で、これで問題なしということで4月からスタートをするわけです。ですから、先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、今後運用の中で不都合ですとか、今言われた双方性の確保での透明性の確保ということになれば事務次長会議、そしてまたその上に消防議会もございます。消防議会の中でまたご判断を仰いでいかなければならないというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。