妹背牛町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日
温泉の家族割引券導入のお考えについて
2016年3月8日、妹背牛町議会の一般質問で、田中一典議員が「温泉の家族割引券導入のお考えについて」質問し、副町長 中山高明、総務課長 廣瀬長留次、町長 寺崎一郎が答弁しました。
- 質問者
- 田中一典 議員
- 答弁者
- 副町長 中山高明、総務課長 廣瀬長留次、町長 寺崎一郎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 田中一典
(登壇) おはようございます。通告に従い、一般質問をさせていただきます。1つ、温泉の家族割引券導入のお考えについてお伺いいたします。昨今妹背牛町の半年券一本化、それから値上げに伴ういろんな反響を耳にしております。近隣市町村におきましては、北竜町がちょっと突出して安い料金を設定しております。例えば北竜町の場合は、半年券1人1万9,000円でございます。妹背牛町の場合は、値上げ後半年券は3万円に変更されております。なお、北竜町の場合は、年間家族券というものが発行されておりまして、2名で年間6万円、妹背牛町の場合は年間券及び家族券の設定はなされておりません。これは、単純にこの北竜町と妹背牛町を比べることはできないのですが、恐らく6年前、北竜町は新エネルギーの導入をしまして、ヒートポンプ方式を導入され、電気代が約1,000万浮いているはずでございます。ただ、ここは宿泊施設を伴いまして、私の推定によりますと年間6,000万から7,000万円の間のこれは赤字と言ってよろしいのでしょうか、黒字にはなっていないお金が続いておるようでございます。ですから、この1,000万円安くなったと申しましても、そこの地方財政においてはやはり苦しいのですが、これは妹背牛町の泉質のよさ、それから秩父別町のリニューアルという一つの攻めの温泉経営に対して北竜町は安さで対抗しようとしているのかなという印象を受けております。私といたしましては、3万円に値上げせざるを得なかったという妹背牛町の方針に対して理解しながら、ただ1家族の中で経費的に2名の方が温泉を利用したいという流れがあるときには、そこにおいて家族設定の割引という考えもこれから必要になるのではないかと。それから、町外からもお越しいただけるに当たっては、これは町内のみにかかわらず、外部に対しても家族割引券の設定を持ちながら、これは値下げという方向ではなく、集客という効果も含めて検討せざるを得ない時期が来ているのではないかと思いますが、どうお考えでしょうか。2番、高齢者の運転免許自主返納についてでございます。高齢者の危険運転抑止に向けた取り組みについての最終段階についてどうお考えになるか。どのまちでも高齢者の運転、高齢化によって多くなってきております。それから、高齢者だけが危ない運転をするということではなく、高齢者の危険な運転をどのように取り締まる前に防止するか、そういうことが我々町村に求められているのではないかと、考えとして必要が出てきているのではないかと私は考えます。現在自主返納者に対しては、深川警察署管内におきまして1,000円をもちまして身分証明書を発行する警察署の制度がございます。これは、今私たちは免許証にブルーの色がついている人と、それからゴールドがついている人、2つに分かれておりますが、このブルー、ゴールドのかわりにシルバーの色を配付しまして、ほとんど免許証と同じ写真つきのものを発行しているようでございます。これによって高齢者が身分証明をするものが先ほどからありますマイナンバーのほかにこの運転免許返納によって確保されるという道もつけられておるようでございます。さらに、北竜町におきましては、今年度4月より自主免許返納に伴い5万円のタクシーチケット補助券というのを発行しておるようでございます。尋ねましたら、それは4件ぐらい年間発生するのではないかということで住民課所管で進めておるようでございますが、現時点2月の末で14件成立したということでございます。もちろんその年度に限ってでございまして、その以降の補助はございません。ですけれども、こういう一つの流れをつくるインセンティブといいますか、ハイヤー利用、それから安全な運転をして、あるいは危険運転により交通事故、大切なお子さん、それから人に被害を加えるということを、今法律では強制的に免許を取り上げるということはできません。ここら辺に町村の役割があるのではないかと考えるところでございます。この1,000円の警察署の制度、自主返納に際してのこの1,000円に対する負担、あるいは将来的にタクシーにお願いして、地域の交通の足にしてもらうという流れをつくっていく一つの方法として検討するのもいかがかと思い、質問をさせていただきます。第3、防犯カメラの設置について。この防犯カメラ、私としては管理社会にどんどんなり過ぎていくということは、個人的には好みではございません。しかしながら、現時点においてペペル温泉内外、つまり内部においては脱衣所における盗難、犯罪につきましてはこれはつけることがプライバシー上できません。しかしながら、玄関の長靴のお取りかえ詐欺、こういうことがあるのだということをお聞きしまして、葬儀の場所だけではないのだなと。すてきな長靴がとられて、貧弱な長靴が残っているという事件が多発しているようでございます。それから、皆さんご承知のように駐車場におきましては施錠を壊して、あるいは解錠されたままのもの、それから窓ガラスを壊した盗犯、盗みの犯罪が多発しております。私深川市のまあぶというところを訪れまして、盗犯の現状、一番多かった場所ですので、この温泉場を訪ねてみました。その折に去年の2月から今年の2月末にかけて盗犯ゼロということが達成されておるようでございます。どういう経緯かと申しますと、あそこは駐車場が縦にだんだんに下に下がっていきまして、防犯上見通せない場所が非常に多いということで盗犯件数が多かったということと、深川の盗犯の中で群を抜いて温泉場が多かったということから、あそこの防犯カメラの導入に至ったようでございます。値段は290万円で、ランニングコストはなしということで、町内の電器店が請け負ってつけておりましたが、私の見たところによりますと6カ所だったと思いますが、調べた方によりますと8カ所だったかなということもありまして、館内に半分、それから駐車場側に半分つけて防犯抑止に取り組んでおるようでございます。妹背牛町も数は深川まあぶほど多かったのではないのですけれども、いまだに盗犯の専門の部隊が管内を駆け抜けますと、やっぱりここも狙われる多発地帯として要注意と。それから、この間1月の下旬から2月にかけて、妹背牛町では昼間音江から温泉に来られた方が盗犯に遭ってございます。これは鍵をかけておりましたが、中に荷物を置いていったようでございまして、中のキャッシュカードに暗証番号を忘れるといけないので、高齢の方は書いておいてしまうということで、そのお昼のうちに全部おろされていたようでございます。そういうことで、私たちはうっかりも含めまして公共の防犯に頼らなければいけないような場所として温泉、それから温泉の横なのですけれども、総合体育館が大きな大会ございますとまあぶの駐車場のほうにも攻めてきまして、これは私どういうふうになっているかわからないのですけれども、やはり盗難の危険に遭う状況は同じでございます。ここら辺に防犯カメラ、そんなに高くなく、必要であるというふうに私は感じておるのですけれども、町長のお考えをお伺いして、質問をさせていただきます。よろしくお願いします。
答弁 副町長 中山高明(副町長は2017年9月まで)
私のほうから1点目の温泉の家族割引券の導入についてご答弁を申し上げたいと思います。この温泉の半年券見直しにつきましては、これまでもご説明申し上げてきたところでございますが、平成29年4月からの消費税改正を控えている現状から、総体的に価格改定を検討せざるを得ない状況というふうに考えてございます。現在の半年券利用者の状況を若干ご報告申し上げますと、夫婦で利用されている方が48組、回数券の利用者の夫婦は30組と聞いてございますので、多くの方が利用されている状況かというふうに理解しておるところでございます。1月開催の振興公社の経営会議の中でも検討いたしましたが、結論が出ず、保留となっている状況でございます。経営する立場から申し上げれば、安価なサービス提供にも限度があるということが議論としてありまして、経営に対する影響が考えられることから、慎重な対応が必要ではないかというふうに考えてございます。今後の経営の見通しや、あるいは議会の判断も仰ぎながら、ご提案の家族割引券による集客対策につきましては、9月定例議会までに結論を出していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願い申し上げたいと思います。
答弁 総務課長 廣瀬長留次(総務課長は2017年12月まで)
それでは、私のほうからご質問の2番目、3番目についてご答弁を申し上げます。まず最初に、高齢者の運転免許証自主返納に係るハイヤー利用の支援事業の導入についてご答弁をさせていただきます。65歳以上を対象とした高齢者の運転免許証の返納につきましては、道交法の改正により平成10年4月から制度として導入され、平成14年4月からは返納された免許証にかわる公的な身分証明書として、先ほど議員からもございました運転経歴証明書が申請により、これもありました1,000円、有料で交付されるというところでございます。さらに、平成24年からこの運転経歴証明書の有効期限が以前は6カ月でしたが、これが無期限に変更されたという経緯がございます。免許保有高齢者にとっての車は、近距離における買い物、通院、訪問など日常生活の足であり、運転できるということが自立の象徴となっております。家族から、あるいは周囲の者から、じいちゃん、もうそろそろ年だからですとか、危ないから運転はやめたほうがいいと言うことは、お年寄りをばかにしているといいますか、自己の尊厳を傷つける、メンツを潰すことにつながるおそれもあるなど、それは慎重に対応していかなければならないということを介護現場のほうからも聞いたことがございます。しかしながら、交通事故が全国的に減少している昨今において、高齢者が起因となって発生する交通事故は逆に増加をしております。身体的機能や判断能力の低下はもとより、認知症によると思われる、よくニュースで聞きますが、アクセルとブレーキ、逆走、線路上走行等々の事故を耳にいたします。高齢者の交通事故防止にさまざまな特典付与や助成を実施した中で自主返納を促している自治体は、道内では余りまだ多くはないと思っております。道東地域を中心に浸透してきているところでございますが、先ほど議員からもございましたとおり、管内では隣町の北竜町がハイヤーチケット5万円を交付しているところでございます。これら特典付与や助成が自主返納へのインセンティブ、いわゆる動機づけ、刺激策として有効であることは、先進地の実績からして紛れもない事実であると考えておりますし、高齢者の交通事故防止への一つの方策として重要であるものと考えております。議員ご指摘の自主返納による高齢者をハイヤー利用へと促すというインセンティブは、生活の足の確保はもとより本町内唯一のハイヤー会社をはじめ、地域振興策にもつながることでの議員ご提案であるものと思います。ただ、このインセンティブを町行政が先駆けて実施するべきものかというところにいささかの疑問と抵抗を感じているところであります。高齢者の事故は、道が、警察行政が北海道として施策を明らかにした中で推進されなければならず、もっと平たく言えば道の公安委員会が発行する自主返納者申請の先ほどの運転経歴証明書、この交付手数料、これが存在すること自体がどうなのか、また先ほどの自治体の中で申し上げましたが、なぜ自治体がそれを助成していかなければならないのか。ですから、この1,000円の手数料がバリアとなって本証明書の交付の申請をしないといったことは果たしてないのだろうかということを考えております。やはり北海道警察、自治体、そして地域の事業者等が連携をした中で、高齢者の交通事故防止を推進していかなければならないものと考えております。いずれにいたしましても、疑問を感じつつも自主返納につきましては、議員ご提案のハイヤー利用を含めまして、インセンティブの実施を他自治体の先進事例を参考に研究しつつ、免許証を持たない高齢者との公平感、そして財政負担も考慮した中で慎重に検討していかなければならないものと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。次に、3番目の温泉、総合体育館前駐車場における車上荒らし等防止のための防犯カメラの設置についてご答弁を申し上げます。まずは、議員が例として挙げられましたアグリ工房まあぶ、これは議員も行かれたそうですが、その情報を聞きまして、私もその後か前かわかりませんけれども、ちょっと伺いまして副支配人にお話を聞く機会がございました。防犯カメラ6台の設置とモニターを見せていただいたところであります。設置箇所は、先ほどの議員と異なりますが、私が把握した中では館内に4台、正面玄関と正面右側駐車場を監視するものがそれぞれ1台ずつでございました。設置の背景は、議員からもありましたが、車上荒らしというよりも館内での置き引き等の盗難が多かったことからだそうで、昨年3月設置以来は、鍵つきコインロッカーにしたこともあり、これら盗難は一件も今までに発生していないという効果をもたらしているそうであります。さて、本町では先月立て続けに車上荒らしと車への毀損といいますか、いたずらが発生したわけですが、ここで議員ご指摘のペペル温泉、総合体育館前の駐車場における車上荒らしの実態をこの機会にひとつ報告をさせていただきます。被害届け出は、平成22年から27年までの6年間の件数でありますが、22年、ゼロ、23年、1件、24年、1件、25年はゼロ、26年、2件、27年ゼロの計4件でございました。年平均しますと0.67件、これが車上荒らしでございます。物色のみの被害なしも含めておりますので、数字的にはそれほど多いといったものではございませんが、数字云々というよりも経験上からいいますと被害に遭った方にとっては経済的、精神的ショックは大きいものがあり、その気分と気持ちの悪さ、腹立たしさはしばらく続くものと思われます。車上荒らしから被害を防ぐには、これは自己防衛しかないと言われます。外から見えるところにバッグや財布を置かない、たとえ見えないところであったとしても金品や貴重品を入れておかないことがイロハのイであり、一般の駐車場のほとんどがそうであると思いますが、駐車場は場所を提供するだけで、車を預かっているわけではなく、被害に遭ってもその責任の所在を訴える相手方がどこにもなく、やはりみずからの責任においても防衛するしかないものと考えております。とはいえ、これら犯罪の抑止力や録画での証拠能力としては、議員ご指摘の防犯カメラの設置は、まあぶさんに見るようにその効果は充分あると思います。ただ、まあぶさんもそうでしたが、前述の本町駐車場での実態からも車上荒らしに重きを置いたカメラの設置というよりも、今館内に設置されている1台の防犯カメラがその機能をもって効果が充分に発揮されているのか検証する中にあっては、今現在もこれも先ほど議員ご指摘あったとおり売店では毎月少額ではあるようですが、盗品されている。また、先ほどの下足場ではよりよいものと交換して履きかえて帰るという事例があるようです。いずれにいたしましても、設置には当然費用がかかることであります。まあぶさん6台のカメラとモニターを含め、先ほど290万円とご質問の中にあったかと思いますが、それをかなり値引きして200万円ちょっとでやれたという実績もあります。これは、費用対効果というよりもお客様に安心して利用いただける施設としてこの防犯カメラの設置が必要と判断されれば、設置箇所等々を公社、現場職員と協議し、また町の財政負担も考慮した中で、その設置時期も検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 3番 田中一典
1番の温泉の家族割引券導入につきましては、答弁にありましたように、9月までに検討の答えをいただくということで了解をいたしました。2番の高齢者の運転免許自主返納についてですが、今ご答弁いただきましたとおり、なぜ1,000円を取ってさらに身分証明書を発行するというようなことを警察側がするのかということも私は薄々感じていましたので、ご指摘のとおり、そここそ道あるいは公安委員会のほうで無料にすべきではないかと、私もこの点に関しては思います。しかしながら、今年の法改正におきまして高齢者の事故、運転事故に関しましてもし運転が怪しいような印象を受けた場合には警察官がその場で指導できて、医療機関において受診を促すことができるというふうに法改正がこれから行われる予定でございます。しかしながら、そこにおきましても医療機関で1、2、3という数字をつけまして、運転不適性の順番をつけるというだけで、それもまだ運転免許を取り上げるというような法的手段をとることはできないようでございます。先ほど答弁にありましたけれども、自治体が先駆けとなって運転免許証を持っている人、持っていない人の差別化を図りながら、その運転の不安になった人たちの勇気というか、生活支援ではなく、交通安全のために勇気を持って危なくなったら捨ててくれというような導きをする必然性が自治体にあるのかどうかという答弁がありましたけれども、私は法がまだそこまでいかないときに自治体がそこの部分の一番かゆいところ、もうちょっと運転させてあげたいのだけれども、やはり交通安全との絡みでもう危険が近いと。このせめぎ合う生活の利便性と、それから交通安全の抑止ということの中で、免許を捨てるという決断、これはかなり勇気の要ることだと思います。私は、それのせめぎ合うところに手を差し伸べるという意味で、別に5万円という数字にこだわっているわけではございません。やっぱり地元自治体が安全、安心なまちづくりと言ってしまっている以上そこに手を差し伸べる考えを持つべきではないかと思い、町長のお考えを再度お聞きいたします。以上です。
答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)
高齢者運転免許証自主返納ということで、きのうの新聞ですが、管内雨竜町も3万円という新聞記事が載っていました。空知管内では2町がそれぞれ助成といいますか、しているのが実態だと思います。余りくどくど言ってもあれなのですけれども、やはり安心、安全な、そして高齢者を中心とした協働の福祉のまちづくりをうたっている兼ね合いもありまして、いずれにいたしましても疑問を感じつつも自主返納につきましては議員ご指摘のハイヤー利用を含めて動機づけの実施を他自治体の先進事例を参考に研究しつつ、免許証を持っていない高齢者との公平感、そして財政負担も考慮した中で慎重に検討していかなければならないと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 3番 田中一典
ありません。