妹背牛町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日
排水機場の機能維持等について
2016年12月15日、妹背牛町議会の一般質問で、石井喜久男議員が「排水機場の機能維持等について」質問し、建設課長 丸岡隆博、総務課長 廣瀬長留次が答弁しました。
- 質問者
- 石井喜久男 議員
- 答弁者
- 建設課長 丸岡隆博、総務課長 廣瀬長留次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 石井喜久男
(登壇) 通告によりまして、質問をさせていただきます。今年は、各地で予想ができない災害が発生しました。均衡では納内地区が冠水し、農業にも多大な被害がありました。被害に遭われた方々の早い復旧を願うところでございます。それでは1番目に、排水機場について、排水機場の機能維持等についてお伺いいたします。1つ目は、近年集中豪雨による災害が各地で起きております。本町におきましては、幸い大きな災害は起きておりませんが、排水機場が最大限に効果を発揮するための調整池等の土砂の堆積状況及び堆積土が障害にならないのかをお聞きいたします。2つ目に、排水機場設備の更新が今計画されておりますが、近年温暖化による豪雨を予想した更新になるのかをお伺いいたします。3番目に、石狩川西中島樋門上流は、豪雨のたびに冠水いたします。排水機場が必要と思いますが、計画等があるのか、今後の対策をお伺いいたします。2番目に、災害計画についてですが、計画の見直しについてお伺いします。1番目に、各地で予想外の災害が起きております。本町における防災計画の見直し等が必要と思いますが、防災計画の見直し等についてお伺いいたします。3番目には、大鳳川、雨竜川について、堆積土、雑木についてお伺いいたします。本町は、大鳳川、雨竜川の下流に位置し、改修工事完了からほぼ15年が経過し、堆積土及び柳等雑木が多くなり、充分な効果が達成されないおそれがあることから、札幌開発建設部と協議し、計画的な改修が必要だと思いますが、お伺いいたします。再質問を留保し、終わります。
答弁 建設課長 丸岡隆博(建設課長は2017年12月まで)
私のほうから排水機場について答弁申し上げます。排水機場も平成12年度に石狩川雨竜区域農用地保全事業で完成し、16年が経過いたしました。各排水機場の施設規模に見合った調整池がそれぞれあるわけですが、排水ポンプ運転では土砂堆積等が支障となるようなことは報告を受けておりません。しかし、経過年数から考えますと土砂堆積は多少なりともあるのではないかと考えてはおります。次に、排水機場は今年度水利施設整備事業で機能保全計画を作成しておりまして、来年度より4年間で機能保全計画に基づき総合的な予防保全対策を実施し、施設の長寿命化を図りたいと考えております。平成27年の第4回定例会の一般質問でも答弁させていただいたわけでありますが、計画の基準雨量、2日間連続雨量で158ミリ、確率雨量10年で排水機場3カ所、集水路9条が建設されております。したがいまして、予防保全対策の予定でありますので、規模、能力の変更等は難しいと考えております。次に、西中島樋門でありますが、西中島樋門は昭和54年度道営かんがい排水事業宇佐美地区として採択され、昭和60年度に竣工いたしました宇佐美排水路延長3,655メーターでありますが、この排水路の石狩川への樋門となっております。この地区は、集水面積で449.3ヘクタール、その9割以上が深川市の行政区域となります。近年石狩川上流域の時間雨量強度が強い雨量により樋門を閉めることが多くなっておりますが、今後の様子を見ていきたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 総務課長 廣瀬長留次(総務課長は2017年12月まで)
私のほうからは、防災計画の見直しについてご答弁させていただきます。議員ご指摘の本町地域防災計画の見直しについてでありますが、過去においては災害対策基本法や水防法などの関係法律の改正や国の各種ガイドラインの作成、北海道防災計画の見直しに伴い、そして本町の実態に即した形でその都度見直しをしてきたところでございます。直近でいいますと、平成21年度にはハザードマップの作成などをはじめ全体的な見直しを行い、昨年には要援護者避難支援や特別警報の運用などにより、これまた全般にわたる見直しを行ったところでございます。予想外といいますか、想定外という言葉が使われる災害は、ここ数年全国各地で発生し、多くのとうとい命が奪われるとともに、その復旧、復興には多くの労力と長い時間が必要となっており、もはや想定外を想定した中での防災対策が必要な時代になってきたものと認識をしているところでございます。このような中、先般10月31日、北海道開発局は雨竜川流域における1,000年に1度、100年に1度の想定雨量による浸水想定区域図を公表したところであり、これを見る限り水深はさまざまでありますが、本町のほぼ全域が浸水し、流域の一部では5メートルを超える水深箇所も発生するものとなっております。これら想定に基づいては、これまでの避難勧告や指示のあり方、さらには避難行動、避難場所の指定など1つ例を挙げますと自宅待避による避難、これ浸水した場合、2階以上の安全な場所への避難、それは2階の床までが3メーター弱ですので、先ほど言った5メートルということになりますとこの避難は困難となります。また、避難所についても指定避難所となっている農村地区の各コミュニティーセンターや老人福祉センターをはじめ、平屋の指定避難所の安全性等々も検証した中で見直すべきところは見直していかなければならないと考えております。ただ、本公表については、年明け2月もしくは3月に今度は石狩川流域における1,000年に1度の浸水想定区域が公表予定となっており、この結果をあわせ持っていかなければならないものと考えております。いずれにいたしましても、何の計画でもそうでありますが、それがただの冊子となってはいけないことは言うまでもありませんが、特に防災計画は各種の災害から生命、身体及び財産を守る、いわば本町防災の万全を期すことを目的としたものであり、前段申し上げましたが、今後は想定外を想定といったことも念頭に置いた計画づくりに努めてまいりたく、特段のご理解をいただきたいと思います。以上、答弁といたします。
答弁 建設課長 丸岡隆博(建設課長は2017年12月まで)
私のほうから3番目、大鳳川、雨竜川についてご答弁申し上げます。札幌開発建設部では、大鳳川、雨竜川の河川パトロールを週に1回実施しております。パトロールの中で特に構造物、樋門周辺に異常が見られる場合については報告し、随時対処していると聞いてはおります。そういう中で、札幌開発建設部に堆積土の調査や立木伐採の調査を実施するように要望していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。以上であります。
再質問 4番 石井喜久男
それでは、再質問をさせていただきます。1番目の排水機場でございますが、1つ目の今調整池等には土砂がある可能性があるというお答えでございました。そうすると、あそこにためれる、もしか例を挙げると新千代の排水機場で、あの調整池で泥があるとある程度の量もためれないと思うのです。それで、土砂の調査をやってある程度こういう維持等をしていかなければならないと思うので、その辺を調査をして、やるものはやるということをお聞きしたいと思います。それと、2番目の防災計画についてなのですが、今課長のほうからご説明ありましたとおり、揺れマップだとか、地域危険度マップ、洪水ハザードマップ等を作成されております。それで、一時避難所6カ所、避難所12カ所ということで、このマップは全部同じところが指定されております。今課長のご答弁で、やはり地震は耐震の施設だろうと。ただ、大規模洪水については、本町は平たん地が多いわけでありまして、このハザードマップ等を見ても2階建て、3階建てなんていうところはないわけでありまして、それで避難場所、やはり本町特異の平野部が多いということで、なかなか難しいのでないかと、洪水時は。それで、やはり近隣の市や町との高台の施設も考慮した災害連携をしたらどのようなものかと。妹背牛町で3階建て、4階建てになると、5メーターということはちょっと想定外にもなっていますけれども、やはりそういう避難場所が妹背牛町で確保が難しいということがあると思うのです。それで、それもやっぱりここ1市4町なりの連携でその災害を、このマップもそうなのですが、このマップはある程度見ると沼田から始まって秩父別、妹背牛、北竜町と、そういうことは1市4町、深川市も含めた中の連携的な避難場所、そういうのもご検討なされたらよろしいかと思うのですが、その辺をお答え願いたいと思います。以上です。
答弁 建設課長 丸岡隆博(建設課長は2017年12月まで)
私のほうから再質問について答弁をさせていただきます。土砂の堆積状況が影響しないか、維持管理や運転管理の中で勘案していきたいと思いますし、その中で必要があれば堆積の調査を実施するということも考えていきたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 総務課長 廣瀬長留次(総務課長は2017年12月まで)
避難所の関連の再質問でございますが、先ほど1,000年に1度の雨竜川の想定ということで、総降雨量361ミリという想定の中での浸水ということになっております。それで、記憶にもまだあろうかと思いますが、昭和63年の雨竜川の洪水、このときが本町の総降雨量が232ミリですから、今回361ミリはその約1.6倍ということで、昭和63年のときはこれが90世帯354名の町民の方が公民館、老福センター、小学校に避難をして一夜を明かしたということであります。それで、それの361ミリは1.6倍ですので、当然今議員ご指摘の平家の避難所等々への避難はちょっと疑問かなということで、1つは指定避難所に小中学校あります、3階建ての。ここには、想定で小学校は1,000人近くでしたか、中学校で何百人というような形で、まず最初には学校への避難というようなことになろうかと思います、その361ミリということを想定した中では。ただ、この間の道新さんの12月10日ですか、空知版に想定区域で本町のほぼ90%が、約88%が浸水すると。ただ、市街地が50センチ未満、それが10センチなのか20センチなのかということなのですけれども、市街地はほとんど50センチ未満ということで、それによって平家、これも可能な部分も出てこようかと思っております。それで、議員ご指摘の1市4町広域でということですけれども、先ほど私申し上げたとおり年明けの2月、3月、今度は石狩川の1,000年に1度、100年に1度の想定が公表されるという中では、深川がどうなるのか。石狩川がふえれば雨竜川も詰まって、また雨竜川も上がる。また今の想定よりもひどくなる可能性があります。そんな公表も見た中で、1市4町が可能かどうか、またそこまで避難する時間的な部分もありませんので、再度検証していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。