紋別市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日
市長の行政責任について
2024年3月12日、紋別市議会の一般質問で、保村幸二議員が「市長の行政責任について」質問し、市長 宮川良一が答弁しました。
- 質問者
- 保村幸二 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 保村幸二
私は、市民の声の一員として、さきの質問通告に従い、以下、質問いたします。市長の行政責任についてお聞きいたします。これまで避暑地化構想に関わる市の部長職及び紋別観光振興公社の幹部職員の逮捕については、これまで、過去の一般質問でも様々な議論がなされ、また、新聞やテレビなど、様々なメディアに取り上げられ、そして、報道されてきました。一部マスコミでは連載記事で報道されてもおりました。また、私も昨年の第1回定例会、第3回定例会でも質問させていただきました。そこで、空港対策費についてでありますが、オホーツク紋別空港利用促進協議会関連の使途不明金が3億円以上に上り、いまだ説明責任が果たされておりません。この補助金は市民の税金により支援を行っているものであり、3億円以上もの使途不明金が明らかにされないことから、令和4年度の決算審査特別委員会での不認定に至ったものであります。どう考えても市長の責任の位置づけが曖昧であり、市制始まって以来の汚点と言わざるを得ません。陳謝といった形では済まされない事案であると思っております。そういった意味から考えますと、市政の最高責任者である市長の政治責任や予算執行上の責任は極めて重いものと言わざるを得ません。宮川市長からは、遺憾の意の表明、自らの報酬減額など、避暑地化構想のプロポーザルについての一定の責任表明はされておりますが、空港対策費、つまりオホーツク紋別空港利用促進協議会についての説明責任や反省の色が見られなく、市民に対して誠実でありません。補佐役である前副市長は、調査委員会の結論を待たずに責任を取り、辞任するに至りました。このまま説明責任を果たせないとするならば、補助金の金額の返還を求めるべきものと思いますが、市長の明確な答弁を求めます。私は、昨年、道北支部議長会議員研修会が旭川で開催され、スクープに見る危機管理という題材で講演をお聞きしたことを思い出しました。そこで学んだことをここで言わせていただきます。不祥事などでやってはいけないこと三つの柱として、一つ、逃げる、一つ、隠す、一つ、嘘をつくがあり、この三つのことを防ぐための五つの改善方法として、一つ目、最優先で守るものを見定める、二つ目、ネガティブな情報ほど早く上げさせる、三つ目、常に最悪を想定する、四つ目、情報開示は一刻も早く、五つ目、トップの首は組織を守るためにある、以上の五つの改善項目が示されておりました。まさにそのとおりであると思います。血税を拠出して行政が執行されていることと多額の使い道が明確でないオホーツク紋別空港利用促進協議会については、当然、市民は納得するものではなく、航空路線が守れたからよいのではないかという感覚では、我々、市民はもとより、議会として理解できるものではありません。組織とは何か、トップとは何か、責任をどう取るべきなのか、宮川市長の責任の所在を含め、明確な答えをお聞かせください。企業とは、組織とはどういったものか、私が思う信念は組織と戦うということです。私が思う組織とは、正しいことを正しいと言えること、世間の常識と組織の常識が一致していること、ひたむきで誠実に働いている者がきちんとした評価を得られているかどうか、非常にシンプルに聞こえますが、この当たり前のことができていないのが実情です。では、なぜなのか。自分のためだけに仕事をしているからなのです。我々市議もそうですが、誰のために仕事をするのか、それは、市民のため、ひいては、世の中のためにするものです。自分のためにした仕事は内向きで卑屈で醜くゆがんでいる、だから、最初に戦うのは自分自身であるということなのです。組織が腐れば、世の中も腐っていく。では、この自治体はいかがお考えですか。正しいことを正しいと言う部下がおりますか。また、市長に進言や意見を言う部下がおりますか。二つ目の世間の常識と組織の常識が一致していることについても、役所内では通ることであっても、一般的に3億円以上の不明額が信用した人間に裏切られたから仕方ないでは、世間一般には通用しません。また、航空路線が守れたから結果オーライではないかということを小耳でお聞きしましたが、コロナの関係で路線の減便はあっても、なくなった路線が全国のどこかにあるのでしょうか。ひたむきで誠実に働いている者がきちんと評価を得られているかどうかについても、輝かしい未来や希望を閉ざされ、市役所の一兵卒で骨を埋める覚悟で働いてきた職員も、悔しい思いをして退職した者も少なくないのではありませんか。大きな変化の時代を迎える中、官民を問わず、リーダーは変化の足音をしっかり伝え、目指すべき将来像に向けて、強い意思を持って政策を実現していく姿勢を示すことが重要であります。どのように振る舞っているか、常に省みつつ、変化の流れを明日は今日よりよくなることを信じられる時代を実現することを明確に誓い、有言実行を貫いていく姿勢を示し、信頼を得ることが重要であります。周囲が忖度して見て見ぬふりをする、それがやましい沈黙を生み、黒い空気をつくる要因となります。悪いことと知りつつ、なぜやましい沈黙を保つのか、理由は善悪の判断よりも損得計算に従ってしまうからだと言われております。行政のトップは、自律の原理、論理的な価値判断が必要とされます。トップが損得計算の次元を脱しない限り、変化は起きません。大きな変化が必要なときは、しがらみがなく、ゼロベースで考えられる人材が求められております。したがって、将来の知見ではなく、新しい視点を組織の在り方として考えるトップが求められております。単刀直入にお伺いいたします。市長の職を辞する考えはありませんか。お答え願います。以上で私の質問を終わります。再質問は留保いたします。(降壇)
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、保村議員のご質問にお答えいたします。本事案についての責任の所在は、これまでも市政の最高責任者である私にあると申し上げてまいりました。本定例会の初日に報告させていただいた再発防止策を着実に実行していくとともに、現在山積する行政課題を職員、そして市民の皆様とともに遅滞なく進めていくことが私の最大の責務であり、それにより信頼回復がなされるものと考え、市長の職を辞することは考えておりません。以上で答弁を終わらせていただきます。(降壇)
再質問 3番 保村幸二
それでは、再質問をさせていただきます。4点ほどございますので、ぜひ、宮川市長にお答えをお願いいたします。5期20年の市長の行政執行を全て否定するものではありませんが、非常に多くの問題が提起されております。このような中、緊急の政策課題として、広域紋別病院の在り方、夜間病院などの診療や救急体制、市内病院の医療体制の充実政策、高齢者福祉施設の早期充実など、医師や医療従事者の人材確保など、将来も安心して住むことができる紋別のまちづくりを優先した取組が求められております。ふるさと納税に頼り切った財政支出、総合計画がない中で思いつきの政策により多額の税金を支出されており、近い将来、人口減により税収が減少したとき、我が紋別市は、まさに箱物の維持管理費の上昇によって、夕張市の二の舞になるものと私は推察しております。今後、建て替えが検討されている庁舎の在り方についても、人口推計などを考慮した必要最低限の庁舎にすべきものと思います。過去には、航空路線用の燃料タンクにおいても設計費など税の無駄遣いが見て取れます。全国の自治体では、不透明な財政支出がなされた場合、無駄な拠出について、議会が行政執行に対して強い調査権を発動する特別委員会を設置し、協議がなされております。私は、あえて提案いたします。第三セクターの在り方、実行委員会方式が取られている政策、これに対して、特別委員会の必要性と、市議会として紋別市民に対する説明責任を果たすべきものと考えております。令和4年度の決算の不認定、交流センターの指定管理の否決など、令和6年度の予算案についても関連予算の認定は到底厳しいものと私は思っております。まずは、第1の質問として宮川市長のお考えをお聞かせください。
再質問 3番 保村幸二
大変失礼いたしました。先ほどの再質問につきましては明確ではございませんでしたので、取消しをさせていただきます。議会の皆様には大変お時間を取らせて申し訳ございませんでした。
再質問 3番 保村幸二
失礼いたしました。それでは、質問の内容を変えます。市長にお尋ねいたします。今回のプロポーザルに関わる入札、エージェント対策関連の関係者、全幅の信頼を得ていた中島氏に対して宮川市長はどう思っているのか、心境をお聞かせいただきたいのですが、お答え願えますか。
再質問 3番 保村幸二
すみません、質問の内容を変えます。最後の質問です。プロポーザル入札に関わる件、そして、エージェント対策費に関連する全ての発端は宮川市長が自分から始まったのだとお認めになりますか、なりませんか。それについてだけお答え願います。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
事件の発端ということの意味というのは難しいのですけれども、この事業を進めてきた最高責任者としては当初答弁したように責任を感じております。
再質問 3番 保村幸二
もうこれ以上聞いても恐らく答えがもう出てこないので、私の一般質問はこれで終わります。ただ、昨日から思っていましたけれども、本当に紋別に住んでいる者として恥ずかしいな、紋別市民であることが本当に恥ずかしいなと思っています。使途不明金がこれだけあって、引っ込みがつかなくなりました。やはり、これは強制的な調査権を必要とする委員会が必要だとの思いが改めて私の中で固まってきたと思っています。やはり、高い倫理観を持って行政に携わっていただきたい。市議として、一市民として高い志でいなければならないということを思いながら日々邁進していかなければならないということを一人の政治家として思っています。私の一般質問はこれで終わらせていただきますけれども、再度、皆さんに申し上げます。質問の意図といいますか、明確にできず、皆さんを混乱させてしまい、大変申し訳なく思っているということを申し上げ、終わります。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
私も職員も高い意識を持っていないということではなく、本当に高い意識を持って、紋別をよくしようということで常に業務を進めております。特に、職員の皆さんは本当に毎日頑張っておりますし、幹部職員も含めて頑張っております。私も、そのトップとして、職員の皆さんとともにさらに頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。